『すてきなおみせの包装紙レターブック』の素晴らしさを語りたい。
イラストレーター杉浦さやかさんさんの最新刊をいただきました。
担当編集者特権、ということで。
淡交社さんの『すてきなおみせの包装紙レターブック』です。
これ、すごい本ですよ。
日本全国64店舗の可愛い包装紙をレターペーパーに仕立てた1冊なのです。
1枚ずつ切り離して使えます。
個人的には、九州のチロリアンや福砂屋が入っているのが嬉しい。
パラパラめくっていると本当に可愛いし、実用性もある。
このお店、どんなところだろうなあ。
このお菓子、食べたことある。
この紙をどう使おうかな。
見ているだけで、いろんなことを思います。
この本、何がすごいかと申しますと、全国64店舗の許諾を取る必要があるわけで、
担当編集者さんは、非常に大変だったと思います。
お店を紹介する掲載許可だって、なかなか大変です。
今回はレターブックということで、
どういうことか説明するだけでも大変だったのでは?
と思います。
私にはとても発想できない素晴らしい企画ですし、
私だったら仮に思いついても、
「大変すぎる」と自主的にボツにしていただろうなあ。
本当に形にした編集者さんはすごい。
もちろん、お店を選定したり、レターペーパーの使い方を書いたり、
オリジナルのイラストやレターペーパーを作成した杉浦さんも、
かなり大変だったと思います。
こういう本を作るエネルギーを思い出さなくちゃ。
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