2025年2月17日 (月)

久しぶりに仕事で焦った話

あら。久しぶりの更新になりました。

先週13日(木)は午前中、歯科へ。

14日(金)は本郷和人先生のセミナー参加。

というわけで、午前中は二日連続でバタバタしてました。

土日は以前から更新してませんから、結果的に久しぶりの更新に。

土日も、更新したっていいんだよなあ。

 

ということはさておき。

 

書籍編集を30年以上やっていると、

焦るとか慌てる、ということはだいぶ減りました。

今朝の週刊ダイヤモンド編集部は慌ててると思いますが、

書籍編集の場合、最後の最後は「発売延期」という切り札がありますから。

 

昔は著者さんや著者さんのスタッフを怒らせて慌てる、

ということもありましたが、年を重ねると、

怒らせてしまっても「こうなってしまったかあ」と、

どこか俯瞰の視点で見てしまいます。

 

そんな中、昨日16日(日)は久しぶりに、かなり焦りました。

 

演芸下評論家の方とお仕事の打ち合わせをすることになり、

昨日の夕方からの落語会を観に行きます、とのことだったので、

その落語会の前に打ち合わせしましょうということになりました。

 

場所は、落語会会場の近くの、丸の内オアゾ内丸善の喫茶店。

あそこだと、そこそこ広いし、駅にも近いから、

と思っていたのですが。

 

喫茶店に少し早めに行って、別の仕事をやろう。

と思っていたのですが。オアゾの入り口に、衝撃の貼り紙が。

「本日、全館休館」

 

そ、そんなことがあるのか!

日曜なのに!

別の場所を探さなきゃ。

そしてそれを評論家の先生にお伝えしなくちゃ。

 

というわけで、かなり焦りながら周囲をうろつき、

新丸ビルにいくつか喫茶店があるらしいということで、そちらへ。

 

しかし、日曜の午後だからでしょう、

どこも人が多い。

 

ひええ、と思いながら、ようやく、5階の喫茶店に空席を発見。

そこに陣取り、先生にメールで連絡を入れました。

(お電話番号、メモってなかった…)

 

なんだかお洒落なカフェで、

隣のテーブルには初めてのデートらしい初々しい二人が座ってましたが、

そんなことはともかく。

 

昨日は焦りました。

想定もしてなかったことが起こると、焦るんですね。

 

歳を重ねるということは、いろんな事態に遭遇するということで、

想定もしてなかった事例がどんどん減る、ということです。

だから焦ることが減るのですが、

さすがに、「全館休館」は遭遇したことがなかったわあ。

 

なんとか、いい感じに打ち合わせができまして、

6月発売に向けて、具体的な話が進んだのでした。

めでたしめでたし。

2025年2月12日 (水)

歌舞伎見物。文七元結と阿古屋の夜

昨日2月11日は、歌舞伎座に行ってました。

コロナ禍以降、歌舞伎座の入りが今一つ、と聞いてます。

以前は連日満員だったのに、最近はそうでもない。

そんな中、1か月満席にできる数少ない役者の一人が坂東玉三郎丈らしいです。

 

今月の夜の部は、その玉三郎が演じる「阿古屋」

そして中村勘九郎・七之助兄弟が夫婦役を演じる「文七元結」

その七之助と尾上菊之助の「江島生島」

の3本です。

 

有名な落語を舞台化した「文七元結」目当てで見に行ったんですが、

「阿古屋」も凄かった。

玉三郎さんが琴、三味線、胡弓を実際に演奏する難役です。

見ることができてよかった。

 

というわけで、1月に続いて2月も歌舞伎見物。

ちょっと、いえ、かなり贅沢しております。

その分、今週は質素に暮らさなきゃ。

 

実際のところ、お金の出入りをきちんと考えないと、

いろいろまずいわけですよ。ボーナスもないわけだし。

4月で定年後まる2年となりますので、

このあたりで、退職金や貯金をチェックしなくては。

で、落語や映画に行く回数がいきなり激減したり。

そうならないためにも、チェックしなくちゃ。

2025年2月10日 (月)

月曜朝の2つの習慣

毎日出社したらこのブログを書くようにしてますが

(だから土日は書かないことが多い)

月曜の朝は、それに加えて、2つ、やってます。

 

先週の振り返りをノートに書き、

今週のTODOを手帳に書いてます。

祥伝社時代からの習慣で、どちらもたぶん10年以上続いてます。

 

今週やるべきことは、手帳に8個書くようにしてます。

以前使っていた手帳に8個書く欄がありまして、

ちょうどいい塩梅だったので、

定年後、手帳を変えた今も8本書きつけるようにしています。

仕事のこと、自宅でやること。

 

やれなかったことは、当然ですが翌週も書きだすことになります。

今年の最初から、ずっと書き続けている項目がひとつ、

これは仕事には直接関係ないことですが、ずっとできてない。

そして仕事関係では3週連続でできてないことがあります。

さすがに、気になります。いつ終わらせるんだ、私。

 

今週こそ、休日もあるし、やらなくては。

と思っております。

 

本当はこのノートと手帳の習慣、

日曜の夜にやりたいんですが、

それはなかなかできないなあ。

日曜の夜は、見たいテレビが多いのです。

2025年2月 9日 (日)

作っておいてよかったなあ、『落語家の本音』チラシ

昨日2月8日は、日本橋の三井ホールに行ってました。

COREDO落語会の会場です。

といっても、COREDO落語会を見るわけではないのです。

COREDO落語会で、『落語家の本音』チラシを配ってもらうため。

 

ちょっと経緯を書いておきます。

COREDO落語会、評論家の山本益博先生がプロデュースしてます。

(毎回、出演者が凄いです)

その山本先生が、先日、ネットのぴあニュースで、

『落語家の本音』について言及してくださいました。

 

その御礼をメールでお伝えしたところ、

COREDO落語会で配るパンフレットにも書いておきましたよ、

と嬉しいお言葉。

で、「それならば本のチラシも置いていただこう!」

という厚かましいアイデアが出てきまして、メールしましたら、

ご快諾いただきました。ただ、

「人手が足りないので来てもらえますか」

というお返事。

 

喜んでいきます! というわけで、開演前の三井ホールに行きまして、

スタッフの人たちとともに、プログラムにチラシを挟み込む、

という作業をしたのでした。

チラシは全部で3枚。そのうちのひとつが『落語家の本音』ということです。

 

何しろ700人参加という、大規模な落語会です。

しかも、さん喬太郎一之輔といった、『落語家の本音』に出てくる落語家さんがご出演。

パンフレットを見て、チラシを見て、高座を見て、

『落語家の本音』を買おうと思ってくださる人がいるに違いない。

と思って配りに行ったわけです。

 

予想通り、Amazonのランキングが上昇しました。

ありがたい!

 

今回つくづく思ったのは、「チラシ作っておいてよかったあ」ということ。

山本先生からパンフレットの話を聴いたときに、

「チラシ配れる!」と思って配りに行けたのは、

チラシを作っておいたから。

「あ、チラシ作らなくちゃ」では間に合わなかったでしょう。

 

事前の準備って、大事だわ。

落語の本、今年はさらに作る予定ですが、

チラシ作成はマストだなあ。

 

2025年2月 8日 (土)

続・嬉しい想定外

昨日7日は病院によってからの出社でした。

その後も会議の準備やらなにやらで、

結局ブログ更新する時間が取れませんでした。

 

それはさておき。

前回6日の記事で、重版したことで想定外の仕事が増えた、

ということを書きました。それはつまり5日のことだったんですが、

6日も、想定外の仕事が続きました。

 

今回は礼状。

『節約を楽しむ』。そしてその少し前に出した『落語家の本音』

どちらも、雑誌や新聞に紹介していただいてます。

それらが私の手元に届いたのが、6日。

 

というわけで、6日はその人たちに、お礼のハガキを書いていました。

 

お礼は電話でなくハガキで。と、なんとなく思っていまして、

今回も、お礼だからハガキだわ、と無意識に書いていました。

 

いまどき、メールが主体だと思うのですが、

そんな時代だからこそ、お礼がハガキで届いたら、

ちょっとびっくりしてくれるかな、覚えてもらえるかな、

という下心もあるのですが。

 

次回、落語の新しい本を作ったり、

林望先生の新刊を担当させていただいたときに、

その人達日本をお送りしたら、

ひょっとしたら、また紹介してくれるかもしれません。

もちろん、そんなことは全く関係ないかもしれませんが。

 

という効率のすごく悪いことをするのが、

編集の仕事かもしれない。

という気もするのです。

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