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2009年7月 9日 (木)

4 仮説を立てるということ

前回の記事に「作者の肉声を聞きたい人が増える」
と書いたのは、私なりの予想を今年のはじめに考えたから。

当時は文庫編集部でしたが、今年、どういう文庫が読まれるか、
自分なりに予想を立てたわけです。

で、その中に「 リアルが求められる」と書いたわけで。
以下に、「2009年の予想」を貼っておきます。

この予想、言わば私なりの「仮説」。
正直、当たるかどうかはわかりませんが、
少なくともこういう仮説を持っていなくては、
本の企画が立てられないと思うのですよ。

●自分が主役

自分自身と、自分の周囲数メートルが興味のすべて、という人が増える。
その結果、
自分の主張を、ブログなどで発表したい、という欲求はますます大きくなる。
そんな人たちに、どうすれば本を手にしてもらえるのか?
「この本は、まさに私のことだ」と思ってもらえるテーマ。
「とにかく読まなくては」と有無を言わせず思わせる強烈なテーマ。
「読者参加型」、つまり読者自身が主役になるもの。
膨大なブログの中から、本にできるコンテンツをいかに探すか、も課題。

●ネットとの共存

書評ブログ、ネット書店、ネットでの宣伝など、
インターネットの存在がますます大きくなる。もう、後戻りはできない。
これらをいかに販売促進に活用するか、もっと考えたい。
新聞宣伝だけに頼っている時代ではない。では、どうするか。
「ネットで口コミを起こすための方法論」をもっと考える。
当然、自社サイトの今以上の活用が必要だし、
アマゾンのなか見!検索やオトバンクの活用は必須。
さらに、新しい媒体が出てきた時にすぐに手を出すフットワークの軽さが必要。
ネットでの広告について、もっと研究する必要がある。
ミクシィやブログは、宣伝媒体としてもっと活用すべきである。

●リアルが求められる

ネットの重要性が増すからこそ、リアルが重要になってくる。
著者のサイン会や手書きポップはますます有効になるだろう。
著者の肉体感をいかにして読者に伝えるか。
顔写真の効果的な使い方を考えるべきかも。
部分的に手書きの本はどうか?

●頼れるのは自分

「不景気」といわれる状態は当分続く。突然の解雇、ということも考えられる。
政治の混迷もしばらく続くだろう。
そのような状況で頼れるのは、最終的には自分だけ。
自分がスキルアップするための「勉強」と、
「健康」維持の本がますます読まれる。

● 日本への興味

アメリカ経済がおかしくなっている今、日本を見直す動きが出てくる。
その結果、日本史や日本美術、古典芸能を勉強したいと思う人が増える。
だから、そういったテーマの本を考えたい。

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