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2009年7月10日 (金)

5 二番煎じの問題

昨日、東京国際ブックフェアに行ってきました。
出版社さんや印刷会社のブースをあれこれ見て回り、
講演会2本を聞きました。
1本目が姜尚中氏。2本目が干場弓子氏(いわずと知れたディスカバートゥエンティワンの社長)。
それぞれ、非常に刺激的で、特に干場氏は、1時間の中によくこれだけの内容を詰めたなあ、
とびっくりしてしまった。

興味深かったのは、お二人が期せずして似たようなエピソードを語ったこと。

姜氏。
『悩む力』がそれなりに売れた後、7社から執筆依頼の手紙が来た。
そのすべてが「○○力」というもので、「やれやれ」という思いと同時に、
藁にもすがりたい編集者の思いを感じた。

干場氏。
勝間さんや小宮一慶さんの本がヒットした後、お二人に他社からも執筆依頼がたくさん来たが、
見せていただくと、その多くがディスカバーの二番煎じ。
この話をすると、他社の若い編集者から、
「干場さんは社長だからいい。自分が企画会議に何か出そうとすると、『その著者はどのくらい売れているのか』『類似本はどれだけ売れているのか』と必ず聞かれる。
だから、どうしても売れ筋の著者と企画になるんです」
と言われた。

(以上、お二人の発言は、メモと記憶を頼りに、私なりにまとめたものであり、
ご発言どおりの正確なものではありません)

聞いていて、「ふううむ」と思った。
おそらく、お二人のご指摘どおり、この業界、「二番煎じ」がはびこっているのだろう。

幸いなことに、小社の企画会議では、「二番煎じ」が嫌われる。
それはその著者の前作と変わらない。
その人に、今さらその切り口か。
こんな感じで罵倒されておしまい。
たぶん、これは社の伝統と言うか、文化なんだろうな。

だから、この点は非常にありがたいし、「強み」と思うべきなのだが、
二番煎じを嫌うあまり、売れている作家さんへのコンタクトそのものを、
とらない傾向があるような気がする。

干場社長のご発言の中に
「something new 学びはするけれど真似はしない」
というフレーズがあった。
このことをじっくり考えなくては。

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仕事のヒント」カテゴリの記事

コメント

梅太郎様、こんにちは。
ブログの左上に「プロフィール」というところがありますが、そこをクリックしてください。
メールアドレスを加筆しておきましたので。
よろしくお願いします。

お返事ありがとうございました。
実は、はぎはらさんにメールしたいのですが・・。どこへ送ればいいのでしょうか?
怪しげな儲け話を送るわけではありませんので・・・w。

おお、コメントありがとうございます。
始めたばかりのブログなので、
コメントがあると俄然やる気が出てきます。
ココログにしたのは、あまり深い意味ないんですが、会社によってそういう違いがあるんですね。興味深いです。

こんにちは。

ブックフェアのブログ検索でたどり着きました。

現役の方の興味深いお話で、RSS登録させていただきました。

それにしても、ブックフェアを見てもそうですけど、業界に不景気感が漂ってますよね。
この記述の二番煎じの話も、なんだかなあ・・・という気がしますね。

僕はアメブロで適当なブログを書いてますが、ホントアメブロって男性のブログで面白いのになかなかぶち当たりません。編集者さんのブログもココログですしね・・・

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