23 著者になる人、ならぬ人
7月の終盤、出張が続きました。
新潟と、大阪。
それぞれ、著者候補に会いに行くのが目的だったのですが、
結果的に、新潟はNG。大阪はGOとなりました。
新潟の著者候補は、新聞記事で知り、
「この人、面白いなあ」
という思いから、アポイントをとりました。
で、実際にお会いすると、地元のテレビ局からの出演依頼も結構あるようで、
それなりにマスコミに露出している。
一方、大阪の著者候補は、ご本人の本を読み、
「この部分をもっと書いてほしい。この部分、もっと知りたい」
という思いから、アポイントをとりました。
で、実際にお会いすると、地元のラジオ局にレギュラーの番組をお持ちで、
それなりに活躍している。
これだけで一般化するのは危険ですし、
そのつもりもありませんが、
テレビ向きの人より、ラジオ向きの人のほうが、
著者としての適性があるのかもしれません。
その人の「話」だけで番組を持たせなくちゃならないわけですから。
かつて編集した『日経1年生!』は、
ポッドキャスト(パソコンのラジオ)を活字化したものですし。
もうひとつ加えるならば、話を聞きだす側(つまり、編集者)が、
「この人の、この話をもっと聞きたい」
と思えなくちゃ、企画にはなかなかまとまらないようです。
単に、「面白そうだから会ってみたい」
じゃあ、ダメなんですね。
ま、それがわかっただけでも、新潟に行った甲斐がありました。
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