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2009年9月の28件の記事

2009年9月30日 (水)

68 テレビの力

紀伊國屋書店チェーンは、本以外に面白い物を売ってます。
自社チェーンの、本の売れ行きをデータ化して売っているのです。
(個人では買えないと思いますが)
例えば昨日1日で、あの本がどのくらい売れたのか、
紀伊国屋書店の支店別に詳細に見ることができます。
あるいは、自社本限定のベスト50とか、
男女別の売れ行き動向とか。
小社の販売部も、このデータを使って、あれこれ調べています。
情報が売れる、というのが面白いと思います。

で、このデータによりますと、
『巻くだけダイエット』が1日で1800冊も売れたんだそうです。
1日で1800冊
本によっては、1回の重版分に近い数字なのでは?

何故こんなに売れたのか、というと、
その前日に、TBS系「金スマ」でこの本が紹介されたから
なんだそうです。

テレビで紹介された本がすべて、こんなに売れるわけではないのですが、
読者層と視聴者層がピッタリ合致すると、
こんなことも起きるんですねえ。

実はこの話、知り合いの編集者さんから教えていただきました。
拙ブログを読んでくださっているそうで、
メールで教えてくださったこのネタ、早速使わせていただきました。
ありがとうございます。
本当は他にも貴重な情報をごろごろいただいたんですが、
差しさわりがありますので、書けません…。

「こんなネタ、あるよ」という方は、是非是非、お教えくださいませ。
メルアドは、プロフィール欄に書いてますので。たしか。

【本日のアマゾン】
・上記『巻くだけダイエット』が依然として1位。ネットでもリアルでも強い。
・『「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる』いきなり2位。この本、今朝読んだメルマガで紹介されていたが
(ビジネスブックマラソンではありません)その影響、ではないよな。
・『すっぽんぽんのすけ』という絵本がランクイン、なんだ、これ?
・『目立つ力』がランクイン。どこまで行くか、気になる。

2009年9月29日 (火)

67 企画の立て方について考える

編集者の大事な仕事として、
企画を考えるというのがあります。
大事というより、ここからすべてが始まる、というべきでしょうか。
企画が通らないことには、本作りがスタートしないわけですから。

で、この企画なんですが、
著者先行」と「タイトル先行」があるように思います。

他社さんの本や、テレビや新聞で、
「こんなに面白い人がいるんだ!」
と知り、この人にこういうテーマで書いていただいたら面白いだろうな、
と、まず著者候補から発想するのが「著者先行」。

これに対して、
こういう社会状況なんだからこんなテーマの本を読んでみたい。とか、
こういうタイトルの本があると面白いんじゃなかろうか、
と、本のテーマ・タイトルが先にあって、
そのテーマ・タイトルだったらどんな著者がいるんだろう
と考えるのが「タイトル先行」。

だと思うのです。かなりざっくりした書き方ですが。
で、
私の場合は、明らかに「著者先行」型です。
まず著者候補、が発想のスタートなんですね。

ところが、よくよく考えてみたら、
小社の企画会議では他の編集者も著者先行型ばかり。
これは、バランスとしてよくないと思うのです。

タイトルだけ出して、これにふさわしい著者いないかな、
と企画会議で皆で考える。そういうのもいいと思うんですよ、たまには。

ちなみに、
企画には「持ち込み」というのもありますが、
これはこれで、なかなか難しいものがあります。

個人的には高校まで住んでいた福岡に関する企画
タイトル先行で出したいんですが、
なかなかいいのが浮かびません…。

【本日のアマゾン】
・相変わらず『巻くだけダイエット』が強い。
・新顔(たぶん)の本も、上位に入っている。具体的には、
『ツキが貯まる一番簡単な方法教えます!』
『「まじアポ」を確実に!90秒テレアポ営業術』
『見えないものが見えてくる 数値力の磨き方』
なんだか、即効性が求められている感じ。

2009年9月28日 (月)

66 リアルとネットの違い?

ネット書店のアマゾンと、リアルのBook1stが共同で、
YOMIGORO」というキャンペーンをやっています。
先日の日経新聞に広告が載っていたそうですが、
私はその記事を見ていませんでした。
今日(28日)、メールマガジンや書評系のブログで知ったというわけで。
読みごろ、というのだから、てっきり読売新聞が絡んでいると思っていたんですが…。

アマゾン、ブックファースト、それぞれの「ビジネス・自己啓発系」部門の今年の上半期ベスト50
紹介しています。
それぞれをコピペしてここに乗せようと思っていたのですが、
私のパソコン技術ではどうしても出来そうにありません。
実際にサイトで確認していただくしかないのですが。

ただ、リンクを張るだけでは面白くないので、
ブックファーストのランキングには入っているけれどアマゾンにはない本
を書きだして見ようと思いました。
そこから何か見えてくるかも、というごくごく軽い気持ちだったのですが、
予想以上に大変な作業だということに、
作業を始めてから気づきました。
結局、25位までで挫折しました。
そのくらい、ブックファーストのランキングのみ、という本が多いのです。
25位までで書き出してみますと、

(ここから)
2位「脳にいいこと」だけをやりなさい
5位 今までで一番やさしい経済の教科書
10位 本当に頭がよくなる1分間勉強法
12位 「20円」で世界をつなぐ仕事
13位 20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!
14位 一瞬で相手を落とす!コールドリーディング入門
17位 「超具体化」コミュニケーション実践講座
18位 焼肉屋は食べ放題なのになぜ儲かるのか?
19位 金持ち父さん 貧乏父さん
20位 自分の答えのつくりかた
21位 榊原式スピード思考力
23位 「考え方」の考え方
24位 夢をかなえるゾウ
25位 本田式サバイバル・キャリア術
(ここまで)

あ、ひょっとして私の見落としがあるかもしれません…。
私の見落としでなければ、
上記はブックファーストのベスト25に入っているが、
アマゾンのベスト50には入っていないビジネス・自己啓発の本たち、
ということになります。
26位以降はさらにバラバラ、と言いましょうか、
両者でダブっている本はごく少数となります。

これをどう解釈するか、ですが、
アマゾンで売れているからと言ってリアルで売れるわけではない、
ということの一つの根拠、ということになるのかな。

もちろん、「人を動かす」のような古典は、
いかにもアマゾンらしいなあ、と思うのですが。
いわゆるアマゾンキャンペーンなるものの影響も、
あるのかもしれません。

それにしても。
疲れた。

【本日のアマゾン】
・『巻くだけダイエット』依然として強いなあ。
・『森ガール』がランクインしている。この言葉、アエラで知ったのだが、本が出たのか。

2009年9月27日 (日)

65 【本】『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』

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ノンフィクション専門の文庫編集に異動になったのが、
たしか9年前。
今回の人事異動で単行本の編集になったわけですが、
相変わらずノンフィクション専門。
というわけで、
この10年ほど、小説を読む時間がめっきり減りました。
昔は小説の文庫も担当していたので、
少しは読んでいたんですが。

で、久しぶりに「小説、読みたい」という気持ちになりました。
少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記
を読んだのだが理由です。

桜庭さんのお名前は知っていましたが、
『少女には向かない職業』も『私の男』も未読。
(つまり、そのくらい小説を読んでないのですよ)
たまたま図書館で借りた彼女の(あ、桜庭さんって、女性です。念のため
書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記
がむやみに面白くて、
この本の前作に当たる『少年になり、本を買うのだ』がタイミングよく文庫になったので、
先日購入。ほぼ一気に読了しました。

桜庭さん、小説を読むのがとにかく好きなんですね。
その思いがストレートに伝わってきます。
それから、自分をきわめて客観的に描写できる。
その描写具合が私好みと申しましょうか、
桜庭さんの日常を面白おかしく読みすすみながら、
桜庭さんお薦めの本がずらずらと出てくるものだから、
「小説読みたい!」
という気持ちになるのです。
特に桜庭さんは海外のミステリがお好きなようで、
私にとっては著者名すらわからない作品ばかりなのですが
それだけに読書欲が高まります。

本作では『私の男』執筆の凄絶な状態も出てきます。
連載なんですが、毎回、文字通り痩せながら書いていたそうで
作家って、やはり大変な仕事です。
それを再認識させてもらった点も、ありがたいです。

ただ、実際問題として、
小説を読む時間、どこから捻出するかなあ。
睡眠時間を削るか。
ぼーっとテレビを見ている時間が多いから、
そこを削るか

【本日のアマゾン】
・いつもとあまり変わらないなあ、と思っていたら、「八日目の蝉」と「のぼうの城」がランクインしている。
どちらもちょっと前の小説。どうしたんだろう? 新聞の書評かな。すごく気になる。
・「おとうと」がランクインしているのは朝日新聞百年読書会の影響だと思うのだが、百年読書会の本がランクインするなんて、これまであったのかなあ。それに、「おとうと」の回は今日が最終回なんだが。
・「ユダ」(上・下)がランクインしているのは、明らかにサンデージャポンのおかげ。が、どっちも在庫切れ。ここらへんのフォローが実に甘い。

2009年9月25日 (金)

64 アメリカでの電子書籍事情

昨日9月24日の東京新聞に、ちょっと気になる記事が載っていたので、
コピペしておきます。
完全に、私の備忘録なんですが…。

この記事によれば、
アメリカでも、電子書籍の市場は全書籍販売の1%
しかし、前年比68・4%の増
全書籍の売上は2・8%の減。
ということは、このままの状態が続けば、
いつかは電子書籍と紙の書籍の売上が、
五分五分になるのでは?
(何年後、とすぐに計算できないあたりが文系の限界です)

まあ、日本人は紙の書籍に対して絶対的な信頼感を持っているようなので、
逆転、ということには(日本では)ならないと思いますが。

ただ、電子書籍の場合、気になるのはIphoneでの読書
かなり読みやすいらしく、雑誌などでもちらちら話題になっているようです。
たぶん、紙での読書体験とは別種の体験、いわゆる読書とは別物、
だと思うのです。
私も体感してみたいのですが、ただ、私、auユーザーなので、
ソフトバンクには切り替えたくないんですよねえ。
…なんて、1年後には言ってられなくなるのかも。体験しないと、アイデアも出てきませんからね。

記事は下記の通りです。
(ここから)
本や新聞などをインターネット上でダウンロードし、携帯用の専用端末画面で読む「電子書籍」(Eブック)市場が、米国で活況を呈している。景気後退にも負けず、専用端末もソフトの売り上げもうなぎ上り。ネット配信が主流になりつつある音楽と同様、Eブックも使い勝手が向上すれば、「紙」に代わる新しい媒体として本格的な普及が期待される。

 現在、米国で市場を二分しているのは、米ネット小売り大手アマゾン・コムの「キンドル」とソニーの「リーダー」。いずれも片手で持ち運びできる大きさと重さで、専用のネット上のサイトから電子化された書籍を取得、画面で読む仕組みだ。

 両社は新製品開発でしのぎを削っており、紙のように下線を引いたり、メモができたりする。タッチパネル式や、上着の内ポケットに入るサイズもある。辞書も内蔵。通信機能を備え、パソコンに接続なしでダウンロード可能な機種もある。ただ防水でないので入浴中は使えない。

 米国出版社協会によると、電子書籍市場はまだ全書籍販売の1%ほどだが、二〇〇八年の全書籍売り上げは前年比2・8%減だったのに対し、Eブックは68・4%増。業界は「倍々ゲーム」と見ている。

 端末の価格は、日本円で二万~三万円程度。まだそれほど安いと言えないが、魅力はソフトの多さだ。

 実は電子書籍では、ソニーが米国より先に日本で〇四年に事業を始めたが、普及が進まず撤退した。米国での成功の背景には、音楽でのネット配信の成功を見た出版社や図書館が、本の電子化に積極的なことがある。新刊の約九割が電子化され、しかも製本された場合の半額程度で、販売されるケースもある。

 ソニーも年末商戦向けの新機種から、アマゾン同様、新聞などニュースメディアと提携、購読契約で配信を可能にする予定。新聞は「本より購読者層が広い」(ソニー)と有望視されている。当面、モノクロ受信となりそうだが、Eブックの広がり次第では、新聞不況の打開策となる可能性もある。

 ニューヨーク・阿部伸哉
(ここまで)

【本日のアマゾン】
・「自分をあきらめるにはまだ早い 」が10位以内に。不思議。
・「新根性論」も気になる。

2009年9月24日 (木)

63 連休中のお仕事

カレンダーどおりの出社なので、
今日からまた、会社でお仕事です。
(あ、今朝の電車がかなり空いていたのは、
まだお休み中の人たちがいる、ということなのか)

編集という仕事のメリットのひとつは、
会社でなくても仕事ができる、ということだと思ってます。
(もちろん、絶対に会社でなくては無理な業務もありますが)
土日は基本的に私が子守をしなくてはいけないので、
大変ありがたいのです。
この休日を利用して田舎(鹿児島)に戻っていたのですが
帰省中も仕事をしておりました。

田舎にもって帰ったのは、
某先生の取材インタビュー。
合計6時間ほどあるんですが、インタビューをテープ起こししたものを、
田舎で読んでました。
インタビュー前に、どういう質問をするか、かなり細かいところまで考えていたのですが、
実際にインタビューしてみたら、
キーワードになりそうな言葉が続々と出てきまして、
インタビュー前に想定していた目次を変更したほうがいいかも。
というわけで、
新しい目次に使えそうな単語を、
テープ起こしのテキストから見つけては線を引っ張ると
言う、
傍目には受験生のようなことをしてました。

この後は、新しい目次案を一気に作成し、
一緒に取材したライターさんにも見てもらって、
問題なければその新目次に沿って書いていただく、
ということになります。

この本、来年早々の出版を考えていますが、
年内に出す予定の別の本の作業もあるわけで、
明日も楽しくお仕事ができそうです。

【本日のアマゾン】
・相変わらず、ダイエット本が目につく。同じテーマだと思うのだが、著者は別人?
・「一流の部下力」ランクイン。気になる。
・白洲次郎関係の本が何冊かランクイン。テレビの影響だな。納得。
・「自分をあきらめるにはまだ早い」「くらべる図鑑」といった、新刊とはいえない本もランクイン。
これはなぜ? 気になる。

2009年9月23日 (水)

62 東京駅の書店さん

鹿児島から、新幹線を乗り継いで自宅に戻ってきました。
明日からまた、いつも通りのお仕事です。

昨日は書店さんを見る時間が取れず、
鹿児島大学近くのコンビニをチェックしました。
コミックがやたらたくさん置いてあったんですが、
あれは大学近く、という理由なんでしょうかね。

今日は東京駅と上野駅構内の書店さんをチェック。
東京駅では
川上徹也氏の「価格、品質、広告で勝負していたらお金がいくらあっても足りませんよ」が
かなり目立ってました。
この手の本が、この書店さんでは売れているのかな。
この本、重版しているようですが、ここのはまだ初刷でした。


【本日のアマゾン】
・というわけで、土曜以来のアマゾンチェック。正直、びっくりするような変化は感じられず。
・ダイエット本とタレント本が上位に並んでいる、という状態。
・「朝4時起き」いまだランクイン。強いなあ。この著者に、第2弾は何を書かせたらいいんだろう?

2009年9月21日 (月)

61 鹿児島の書店さん

鹿児島の書店さん
鹿児島2日めです。
実家近くの書店さんに行ってきました。
国道沿いの大きめの書店さんがいつの間にか潰れていたので
ちょっと心配でしたが、ちゃんとやっていました。
家族向けということなのでしょうか、
コミックやビジネス書、料理本が
狭めの店内にバランスよく置いてあります。
ビジネス書のラインナップは、
アマゾンの売れ行き良好本が、やたら目につきました。
狭いからなんでも置けるわけではない、ということなんでしょうね。

2009年9月20日 (日)

60 羽田の本屋さん

羽田の本屋さん
今日から水曜日まで、
鹿児島の実家にいます。
実家にはパソコンなんてものはありませんので、
ケータイから一方的に送信するだけとなります。
羽田空港では、
出発前の空き時間を使って
本屋さんをチェック。
3階にあるんですね。
売れ筋の本がそれほど広くない店内にびっしり並んでいて、
なかなかの迫力でした。

2009年9月19日 (土)

59 【本】「ビジネス書」のトリセツ

ビジネス書を編集している立場上、読んでおかなくては、
と思い『「ビジネス書」のトリセツ』(水野俊哉著)を読んでみました。

ビジネス書をいかに選び、どう読むか、というところから始まって、
ビジネス書をどう書くか、というレベルにまで話が展開していきます。
読み手にも、書き手にも参考になるという、親切な構成。
出版社名や著者名が具体的に出てくるので
イメージが湧きやすいです。

まえがきに力を入れる。
自分自身が読んで面白いと思う本を書いてほしい。
編集者が所属している会社の大小ばかり気にしていると失敗する。
…などなど、同感できる部分も多かったです。

その一方で、
ベストセラー作家の文体分析や目次のパターン化、
といったページもあるのですが、
この辺は本を書きたい人向けのようで、
実は、ビジネス書をより楽しく読むための参考資料、という気がしました。
この文体分析を参考に文章を書くのは、
危険だと思います。

それから、
たぶん、本書の読者の多くが感じると思うのですが、
作家名が実名で出てくるのはいいとして、
「この人のこと、こういう風に書いていいんですか」
と言いたくなるような、きつい表現
が結構出てきます。
典型的なのは、ことわる力を持っている女性経済評論家。
「プライベートでこんなに自慢ばかりする人がいたとしたらまず2度と口を利きたいとは思わないが…」という表現にびっくりしました。
彼女に関しては、後半、もっときつい表現が出てきますが、
仲間だと思われたら嫌なので、転記はやめておきます。

一方、小室淑恵さんのことは
「グラビアアイドルとしても通用しそうな美貌」

と書いていて、前者との違いが歴然としています。

まあ、それはともかく、
今のビジネス書業界(という業界があるのか?)が
水野氏の視点からではありますが、コンパクトにまとまっていて、
参考になります。

【本日のアマゾン】
・1位の「まくだけダイエット」はテレビの影響なんだろうな。ダイエット本は、何がヒットするのかわからない。
・ドラッカーの本が数冊ランクイン。
・池田さんの「朝4時起き」圏外になっていたが、今またランクインしている。強いなあ。


2009年9月18日 (金)

58 人形町の書店さん

人形町の書店さん
人形町(会社からの最寄り駅は水天宮前ですが)で打ち合わせ。
他者の編集の方とお昼ごはんを食べた後、
大正8年創業、という喫茶店で話をしました。

地下鉄水天宮前駅のすぐ近くに書店があり、
そこにも行ったのですが、
東野圭吾さんの新作『新参者』をドーンと平積みし、
大々的に販売していました。
この新作の舞台が人形町なんだそうで、
力を入れているようです。
ちなみに、冒頭の喫茶店も作品に出てくるそうです。

東野さんクラスだと、このくらい力も入るのでしょうが、
「自分の町が舞台になっている小説」を大々的に販売する、というのは、
リアル書店にしかできないことですね。
作家さんの出身地の書店さんも、同様のことができるかも。

【本日のアマゾン】
・なんだか上位陣が激しく変わっているような。
・数年前の本「あなたのために―いのちを支えるスープ 」がかなり上位に。今日、テレビに紹介されたのかな。

2009年9月17日 (木)

57 相槌力

ノンフィクションの作家さんの場合、
編集部でインタビュー取材をさせていただいて、
それを基にライターさんにお原稿を書いていただく、
というパタンがあります。

そんなときに痛感するのが、
「相槌」の重要性

相手から面白い話を引き出すには、
適切な相槌が必要で重要、と毎回痛感します。

中島孝志氏の『メモる技術』 に、
優秀なキャバクラ嬢は相槌の回数と種類が多い、
という記述があります。
今手元に本がないので正確な表現は自信がありませんが、
たしか30分の間に30回相槌を打ち、
しかもすべて表現が違っていた
とか。

先日、TOEIC講師・中村澄子先生にインタビュー取材を行ったので、
私がどんな相槌を使っているのか、
テープ起こしを見てみると、

「ああ」
「ああ、そうか」
「ああ、なるほどね」
「ええ」
「へえ」
「ほお」
「はあ」
「うわ~」
「ですよね」
「確かにね」
「すごいですね」
「なるほど、なるほど」
「それって面白いですね」
「それいいじゃないですか」
「そうそうそう。そうです」

といった感じでありました。
特に、「なるほど」を使いすぎ。
キャバクラに行って、勉強しなくては…。

【本日のアマゾン】
・『最短で一流のビジネスマンになる!ドラッカー思考~』ランクイン。ドラッカーの本はもう1冊入っている。
この時期、がっしりしたビジネス書を読みたいという欲求か。
・『仕事のあたりまえは、すべてルールにまとめなさい!』という本が登場。このあと、どうなるか。

2009年9月16日 (水)

56 お原稿の受け渡し今昔

今日は、わが子の授業参観に行くため、
会社はお休み(奥さんは仕事)。
仕事が、そんなにバタバタしていない時期で助かりました。

で、今日休むため、昨晩は作家さんにお原稿をメールで送ったのですが、
よくよく考えると、大変な時代であります。
私が今の会社に入社した20年くらい前は、
著者のお仕事場まで行ってお原稿を頂くのが当たり前で、
どうしても時間の調整ができないときはバイク便
それがフロッピーでいただいたり、ファクシミリで送っていただくようになり、
いつのまにかメールでいただくのが普通となり。

それでも、
再度書き直していただく場合は、
お原稿をすべてプリントアウトしてそこに手書きでメモを書いていました
それが今や、
ワードのお原稿にワード内でコメントを付けるようになり。
昨日は、メールのみで返却したわけです。
今後は、これが当たり前になっていくんでしょうね。
作家さんにしても、この方がパソコンだけで仕事が完結するから、
楽なのでしょう。

小説の作家さんの中には、
今も手書きのお原稿という方がいらっしゃいますから、
ノンフィクションの世界とはまた違うと思いますが。

たった20年の間に、だいぶ変わったなあ。

【本日のアマゾン】
・上位陣、だいぶ変わった感じ。その中の「英語は逆から学べ! ~英会話トレーニング編」
は、まあ想像の範囲内だけれど、
「Cath Kidston“THANK YOU!”BOX」
「絶対、大丈夫! しあわせを呼ぶBook」
は正直、よくわからないなあ。

2009年9月15日 (火)

55 アマゾン、送料無料中

ネット書店のアマゾンが、現在、送料無料キャンペーン中です。
11月4日まで、なんだそうです。
ご存知のとおり、アマゾンは1500円未満だと送料が発生するので、
1500円以上になるように数冊買ったりするわけですが、
そういうことを考えなくてもいいらしいのです。
これは、素晴らしい。
以前いた文庫編集部だったら、
この時期、ガンガン宣伝するだろうなあ、と思うのであります。
あ、スマップ中居の本が、異常に安いにもかかわらずランキング上位なのは、
これも一因なのか…。

今回の件は、楽天ブックスがすべて送料無料なので、
それに対抗しているんじゃないかなあ、
と思うのであります。

アマゾンって、こういう実験を常にやっているところらしいので、
ひょっとしてひょっとすると、
そのうちずーっと、全点送料無料になったりして。

【本日のアマゾン】
・上位の顔ぶれはおなじみ、という感じだが、その中に「思考の整理学」があるのが印象的。
・骨盤スクワットって、何?
・「チーズはどこに消えた」の第2弾はどこに消えた?

2009年9月14日 (月)

54 情報解禁(大袈裟だなあ…)

情報解禁
この記事、ケータイから投稿しています。
投稿が50を超えましたが、初めてです。
うまくいくといいのですが。

おお、投稿、うまくいった。
というわけで、ここからはパソコンで加筆しております。

タイトルの「情報解禁」について書いておきますと(かなり大袈裟ですが)、
これまでこのブログのこと、周囲の人たちにほとんど喋っていませんでした
ミクシィのプロフィール欄を見た人とか、
何かの話の流れでつい喋ってしまった人とか。数人だと思います。

だって、三日坊主になったら恥ずかしいじゃないですか。
それに、仕事がらみのことも書くことになるわけで、
そうなるといろいろ差しさわりが出てくるかな、と思ったわけです。

しかし、
上記の通り記事も50を超えたので、もう「三日坊主」は脱したと思われますし
私なりに仕事がらみのことの書き方もわかってきたように思うので、
周囲にもブログのこと、言うことにします。

具体的には、
会社メールの最後に、個人的ブログという注意書き付きで、
このブログのアドレスを1週間、のっけることにしました

まあ、これでどれだけの方が見に来てくださるかは、不明ですが。

このブログは、
仕事に関するあれこれとか、
仕事のヒントになりそうな情報とか、
仕事に使えそうな思い付きとか、
仕事に応用できそうな本の感想などを、
仕事に差しさわりのない範囲で書いていくつもりです。
そのうち、担当している本のことも具体的に書いていくことになると思いますが、
今のところ、そこまで具体的な名前は出せてません。
担当している本の出版まで、まだまだ日がある、という単純な理由なんですけどね。
今後もよろしくお願いします。

※写真は、会社直近の本屋さん。お世話になってます。

【本日のアマゾン】
・「世界一の美女になるダイエット」がかなりいい位置。朝日新聞の広告の影響か。
「プロジェクトファシリテーション」は朝日の読書欄に載っていた。
ということは、朝日新聞って、まだ神通力があるのかな。
・ナインティナインの本、トップ。これは私も読みたい。

2009年9月13日 (日)

53 この書店さんに行ってみたい

昨日のベストセラーブックTVを見ていたら、
北海道の書店が紹介されてました。
くすみ書房さんです。

数年前に倒産の危機に陥ったらしいのですが、
起死回生のアイデアで、乗り切ります。
それが、「なぜだ?! 売れない文庫フェア」。

新潮文庫とちくま文庫の売上下位1500冊を用意したら、
一ヶ月で売り切れたそうです。
その後もこのフェアは続けていますが、
他にも、集客できる企画をどんどん行っているとのこと。
たとえば、
朗読イベント、英会話教室、文章教室……。
非常に面白そうな書店さんです。
北海道なので、簡単にはいけないですが、
行ってみたいです。

この本屋さんに限らず、さまざまな工夫をしている書店さんが、
日本各地(もちろん東京にも)にあるはずです。
小社の販売部に、聞いてみますかね。

【本日のアマゾン】
・「読むだけですっきりわかる日本史」が上位に。これ、シリーズで何冊かあるようだが、すべてランクイン。たしかに、すっきりわかればうれしい。
・著者の立花胡桃さんがテレビ出演したので、小社の「ユダ」(上)がランクイン。が、在庫切れになっている。この辺のフォローがうまくないなあ。

2009年9月12日 (土)

52 編集部からのメール

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春先までいた文庫編集部では、
読者の方たちに、新刊に関する情報メールを発信しています。
そういうメールを送ってもいいよ、という方たち限定なので、
それほどの数ではないのですが、
情報発信はしないよりしたほうがいいだろう、と思うわけで。

で、
単行本編集部に異動したわけですから、こっちでもそういうのをつくってみたい。
と思い、先日、ゴリゴリと作ってみました。
まだ自分の担当の本が出ていないので、時間的に余裕もあったので、
わりにあっさりできました。
これからも新刊ができるたびに、送信するつもりです。
ご興味をお持ちの方は、ここから登録してみてください

ではでは、
ちょっと長くなってしまいますが、単行本の新刊情報メール、
その1回目を貼っておきます。

(ここから)
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
祥伝社ノンフィクション単行本 新刊のお知らせ
                     2009年9月9日 第1号
* * * * * * * * * * * * * * * * * *
こんにちは。祥伝社書籍編集部です。
平素より小社の刊行物をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
書籍最新刊(ノンフィクション4点 9月7日発売)の情報を中心に、
あれこれご案内いたします。
なお、今回の新刊の広告が、朝日新聞9月11日(金)に載ります。

小社の新刊は年8回ペースですので、このメールも、そのくらいの送信頻度にな
る予定です。お付き合いのほど、よろしくお願いします。
※このようなメールは今後不要、という方は、大変お手数ですが、
hagihara@shodensha.co.jp
まで、「配信不要」という件名でお送りください。(文面は不要です)

【今回の目次】
1 今月の新刊
2 担当編集者に聞く!
3 感想メール、いただきました
4 著者ニュース
5 今月の「のんた」クイズ
6 今月の名言
7 編集後記

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
1 今月の新刊
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

◆このメールで紹介した祥伝社の書籍は、祥伝社ホームページからもご購入いた
だけます。祥伝社ホームページ内BOOK SHOP PS http://www.bookshop-ps.com/

●談合文化論  宮崎学著 定価1680円

《かつての「談合システム」が持っていた「負の側面」を考え直すという理性が、
この国では今いちばん求められていることであり、「民衆の利益」を守り、この
国を再生させる唯一の道であると私は考えている。》
土建の現場を知り尽くした著者が今、世に問う。「談合は悪」――なのか?
http://www.amazon.co.jp/dp/4396613431

●大計なき国家・日本の末路  クライン孝子著 定価1680円

国際社会でますます存在感が希薄になる日本と、EUの実質的中心国のドイツ。
両国の明暗を分けた要素を、外交、防衛、戦後処理、諜報、教育、憲法など、そ
れぞれの分野ごとに検証。在独30年の著者ならではの視点と情報をフルに生かし、
日本ではまったく見られない切り口を提供します。
http://www.amazon.co.jp/dp/4396613423

●ソクラテスの人事  NHK「ソクラテスの人事」制作班著 定価1280円

この問題、あなたならどう答えますか?――「こだま」「ひかり」「のぞみ」に
次ぐ、次世代新幹線の名前を日本語で10案考えなさい。
ヤフー、グーグル、全日空……すごい企業の人事担当者はココを見ていた!
あなたの地頭を鍛えまくる36のクイズ。 
http://www.amazon.co.jp/dp/4396613415

●ひとり暮らしの季節ごよみ  河野真希著 定価1260円

ひな祭り、お花見、七夕、お月見、クリスマス、お正月、バレンタイン……
ひと工夫でラクラク取り入れる「プチ行事」。ひとり暮らしのお部屋に、
ほっとする時間が生まれます。お金もかけず、時間もかけず、だけどリッチ!
All Aboutで大人気の、旬食材の簡単レシピとインテリアのテクニックも満載。
http://www.amazon.co.jp/dp/439661344X

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
2 担当編集者に聞く!―『ソクラテスの人事』
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今月の新刊『ソクラテスの人事』担当編集者のT氏に、
編集の裏話を聞いてみました。

質問1 このテレビ番組を本にしようと思ったきっかけは?
「NHKの番組放送を見て。『地頭力』というキーワードが流行っていましたし、
以前、マイクロソフトやグーグルなどの入社試験問題を採録した本を
読んだ際に、これの日本版が作れたら面白いのでは……と考えていました」

質問2 タレントさんがたくさん出てきますが、本物に会いましたか?
「残念ながら、収録現場に立ち会う時間がとれずお会いしてません……」

質問3 ここが読みどころ、というところを教えてください。
「普段はあまり本音を見せない企業の人事担当者が、どのような視点で
解答者を見ているのかを語っているところ。
これから就職活動の人はもちろん、自分だったら誰を選ぶかとか、
実際に働いていく上でどのような人材になればいいのかといったことを
考えるのに役立つのではないでしょうか」

質問4 この本の中で、個人的にもっとも印象的な問題は?
「ヤフー株式会社の問題。
(「風が吹けば桶屋が儲かる」の方式で、「ロングのヘアスタイルが流行ると
牛丼が98円になるまでの理由を4段階で書け」という問題)
つじつまを合わせつつ、印象的な解答を考えるのは難しい。
さすがヤフーという印象です」

質問5 では、最後に一言、お願いします。
「番組をご覧になった方はもちろん、そうでない方も頭の体操として
楽しめる本です。
ビジネスの世界は答えがないからこそ面白い。本書で、柔軟かつ突破力ある
地頭力を磨いてください!」

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
3 感想メール、いただきました
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

小社の書籍にいただいた感想メールを、ご紹介します。
『売国者たちの末路』 副島隆彦/植草一秀 著
http://www.amazon.co.jp/dp/4396613342
についての、東京都・けねでぃ様の感想です。

素晴らしい本でした。普段漫画や小説ぐらいしか読まない私が、読み始めると一
気に読み終えてしまいました。内容も濃くて、政治音痴の私でも分かりやすく書
いてあったと思います。事件の事もこんな事があったのか!と驚かされました。
しかし、冤罪事件でのサリンの河野さんしかり、先日の菅谷さんしかりと、あり
える話だなと思いました。日本では推定無罪という言葉は当てはまらないかもし
れないですね。とにかく、このような素晴らしい本を出版して下さって、本当に
ありがとうございます。是非、知人にも紹介したいと思います。

*あなたの書評もお待ちしています!
 祥伝社ブックレビュー http://www.shodensha.co.jp/bookreview/
※TOPページより「書評を書く」をクリックしてください。
 このメールに掲載した方には、特製図書カードを差し上げます。

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4 著者ニュース
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祥伝社から本をお出しになっている先生方の、最新ニュースです。
(担当編集者に取材しました)

『ざっくり!世界史』『ざっくり!日本史』の齋藤孝先生
・テレビ東京、テレビ大阪系 月曜日 20:00~ 「和風総本家」
・TBS系 土曜日 22:00~(生出演)「情報7days ニュースキャスター」

『ユダ』(上・下)の立花胡桃先生
・週刊『SPA!』(扶桑社)9月8日(火)発売号 ※インタビュー&特写
・TBSテレビ『サンデージャポン』出演予定
 9月13日(日)放映 9時54分~11時24分 ※スタジオゲスト

『映画嫌い』のケラリーノ・サンドロヴィッチ先生
・ナイロン100℃ 34thSESSION
「世田谷カフカ~フランツ・カフカ「審判」「城」「失踪者」を草案とする~」
at 下北沢・本多劇場
作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
?09.9.28(月)~10.12(月・祝)
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/mikansei.html
・Bunkamura20周年記念企画
「東京月光魔曲」at Bunkamuraシアターコクーン
作・演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ
?09.12.15(火)~10.1.10(日)
出演:瑛太/松雪泰子/橋本さとしほか
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_09_makyoku.html

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
5 今月の「のんた」クイズ!
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「のんた」、というのは祥伝社のマスコットです。くまです。
祥伝社の出版物から毎回クイズを出しますので、挑戦してみてください。
みごと正解の方は、周りの人に自慢しましょう。
で、その記念すべき第1問です!

(問)アスリートは、不眠の時はどこをマッサージしているでしょう?
    1→かかと
    2→ふくらはぎ
    3→右手の親指   (正解は次号で!)
  
【今回のクイズの出題元】
 胃の痛み、膝の痛み、生理痛……アスリートの体調を整えてきた著者が教える、
 あなたの不調を改善するワザが満載です!
 ★『フットコンディショニング』有吉与志恵・著 
                 http://www.amazon.co.jp/dp/4396613393

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
6 今月の名言
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

祥伝社の出版物から、心が癒される、珠玉の名言を毎回ひとつ、ご紹介します。

「良くも悪くもない人生ではない。人生は良くも悪くもある。」
       曽野綾子『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』より
                 http://www.amazon.co.jp/dp/4396314949

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
7 編集後記
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…

というわけで、書籍新刊に関するメールをお送りしました。
突然のことでビックリした方もいらっしゃるかもしれませんね。すいません。
小社の文庫編集部では数年前から新刊メールを発行しているのですが、
書籍の編集部も何か出したいなあ、向こうより面白いのが出せるんじゃないかな、
出せるに違いないぞ、と思い創刊しました。今後もよろしくお願いします。
しかし敵(敵、なのか)は編集部ブログを会社サイトにおいてるからな。(萩原)

◆本メールは「祥伝社ブックレビュー」「黄金文庫100字書評(現在は祥伝社ブッ
クレビューと統合)」で、小社からのお知らせメール配信を希望された方にお送
りしています。配信を希望しない方、お心当たりのない方は、大変お手数ですが
hagihara@shodensha.co.jpまで「配信不要」という件名でお送りください。
(文面は不要です)
────────────────────────────────────
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

           株式会社 祥伝社   http://www.shodensha.co.jp 
           〒101-8701
           東京都千代田区神田神保町 3-6-5 祥伝社書籍編集部
(ここまで)

【本日のアマゾン】
・「頂きはどこにある? 」あまり伸びていないような気がする。もっと直截的タイトルのほうがいいのかな。
・もう一冊、アマゾンキャンペーンで気になっている本があり、ランクインはしているのだが、10位までに入ったのだろうか。

2009年9月11日 (金)

51 大阪出張

今日は大阪に直行です。
で、夜は銀座にて飲み会。
というわけで、朝、書いております。

取材相手のご指定で、
午後1時から4時半までの取材となっています。
たまには大阪に泊まりたいところですが、
取材相手が一人だと、そういうわけにもいかないだろうなあ。

以前、京都のハイヤードライバーさんの本を出したことがあるのですが、
その時はその人の勤務が終わってから、ということで、
平日の午後7時から9時半まで話を聞き、
新幹線の終電で東京に戻る、
ということを数回繰り返しました。
ま、それに比べれば、
今日は楽勝でありますよ。

ちなみに今回の取材は、
来年早々にも形になるんじゃないか、と。


【本日のアマゾン】
・昨日目にした「テレビは見てはいけない」が2位。凄い上昇率。
・昨日気になっていた「金持ち父さん貧乏父さん」がさらにランクアップ。

2009年9月10日 (木)

50 リアル書店でチェックしていること

昨日は山手線・田町駅近くのマンションで打ち合わせ。
その帰りがけに、駅のすぐそばにある虎ノ門書房をチェックしました。

リアル書店でチェックしていることはいくつかあるのですが、
そのひとつが「奥付」の確認です。
気になる本の奥付をめくって、何刷なのかを確認するのです。
これは、ネット書店では(現時点では)できないことです。
先日の東洋経済のアマゾン特集で、土井英司さんがこのことを指摘されてましたので、
ひょっとするとそのうち、表示されるかも、ですが…。

それはさておき。
例えばアマゾンでものすごく目につく本が、どのくらい重版しているのか
あるいはしていないのか。
新聞や雑誌で話題の本が、どのくらい売れているのか、いないのか。
それらを手っ取り早く知る方法が、奥付チェックなのであります。
もちろん、その本屋さんで売っているのはたまたま初版だけれど、
実際は重版している。
そういうこともあると思うのですが、そのような誤差もある、とわかっていれば
いいのではないか、と。

このチェックでは、
「この本は重版しているだろう」「この本は初版どまりだろう」
という私の仮説(って、大袈裟か。予想、ですね)があっているのかどうか
それを確認したいのです。
予想通りならば問題ありませんが、私の予想と奥付が異なっている場合は、
そのずれの理由を考える。
まあ、正解はどうがんばってもわからないわけですが、
そういう訓練をしておくべきだと思うのであります。
何より、楽しいですから。

【本日のアマゾン】
・リアル書店である三省堂さんで、ドーンとつんであった「頂きはどこにある? 」。
アマゾンでは今のところ85位。これからどうなるか。
・「夢をかなえる象」「金持ち父さん貧乏父さん」といった懐かしい名前がランクイン。
何かあったのかな。

2009年9月 9日 (水)

49 杉浦さんの全点リスト

以前、このブログに書いた杉浦さやかさんの「全点リスト」ができあがりまして、
本日から会社のサイトにアップしてます。
このサイトです。

当然のことながら、私がこれだけのサイトを作れるわけもなく、
私がやったのは本の順番をチェックしたくらいなんですが。
ご本人のコメントも、雑誌MOEの以前の記事を使わせていただきました。
(先方には連絡済です)

というわけで、思っていた以上にあっさりできてしまった感じです。
あえていうならば、こういうことを思いついて会社のサイトにアップするまでの、
社内的なハンコ(これ、象徴的に言ってます)がものすごく少なくてすんだので、
妙なフラストレーションがたまらなかった。これはありがたいです。

この調子で、別の作家さんの全点リストも、作ってみたい。
と思ってます。

【本日のアマゾン】
・昨日びっくりした新顔の本、今日も上位に残っている。特に「3本線ノート術」の躍進が目立つ。
・そんななか、ずっとランクインしている池田さんの「朝4時起き」が16位。
 ここまで上がったのははじめて見るような気がする。
・新作ばかりが目立つ中、『人を動かす』がランクインしているのが気になる。

2009年9月 8日 (火)

48 ゴマブックスの件

出版に関するあれこれを書くブログですので、
このネタも書いておきます。

ゴマブックスが民事再生法を申請。

ゴマブックスといえば、
携帯小説でヒットを飛ばしている会社、という印象がありましたので、
まさかこんな状態になるとは。
知り合いが、以前この会社に勤めてました。(今はフリーの編集者)
知人の会社がこの手の状態になったのは、2社目です。
出版業界が厳しい、というのはいろんなところで目にしますが、
知り合いレベルで、こういう状態になっているんですねえ。
本当に厳しいんだ。

ネットの記事も貼っておきます。
(ここから)
ゴマブックス、民事再生法を申請

9月7日午前11時すぎ、東京地裁に手続き開始を申し立てた。新刊の大量生産で売上高の減少を補填してきたが、返品増加に伴い資金繰りが悪化した模様。負債額は現在約40億円とみられている。草思社、新風舎の負債額は約20億円で、出版社の倒産規模としては近年では最大級。
今後、支援するスポンサー企業については既に3~5社が候補にあがっている。このうち一部の企業と交渉を始めているようだ。
トーハンでは4日、書店にむけて「『ゴマブックス(株)』対応のご案内」をファックスした。
書店では、ネット上などでの風評から同社の商品を早期に返品しているところもあった。
ごま書房新社では、書店・取次会社に向けて「緊急のお知らせとお願い」をファックスし、ゴマブックスと資本関係がない別法人であることを伝えた。
(2009/9/7)

軽々にはいえませんが、「最近出しすぎだったからなあ」といったコメントを、
ネットで見かけました。
結局のところ、編集者ができることは、
自分が作った1冊1冊を丁寧に売っていく、
ということなんでしょうかね。

ちなみに今回のニュース、私が最初に知ったのは
6日(日)の夜中、ツイッターでした。
で、「むむむ」と思ってミクシィの書店さんコミュを見てみたら、
先週金曜、つまり4日夜の段階で、情報が流れてました
見逃してしまったらしい…。

【本日のアマゾン】
・なんだ、なんだ!?始めてみる本がぞくぞくとランクインしている。何があったのか?
例えば「MARC BY MARC JACOBS 2009 FALL/WINTER COLLECTION」
「自分でできる!愛され小顔」「神々の故郷 白山」
「整体業界で年収2000万円稼ぐ! 感動脳をつくりなさい」「3本線ノート術」
などなど。これだけ一気に、ってどういうこと?

2009年9月 7日 (月)

47 タイトル会議の傾向と対策

本ができるまでにはいくつかの会議があるわけでして、
どうやら小社は会議の数、少ないほうみたいですが、
それでも当然、出なくちゃいけないものはあるわけで。

そのひとつが、「タイトル会議」。
本のタイトルを決める会議です。

著者と担当編集者は、その本のことが隅々まで分かっています。
しかしながら、書店でその本を手にする人たちは、
その本のことなんて知らないし
、中身も、せいぜい立ち読みで数ページ読んでいる程度。
そういう人たちに、アピールするタイトルを考えなくてはいけないわけです。
これって、意外に難しい。どこまで出したほうがいいのか、どこから隠すべきか。

重要なのは「想像力」なんだろうな、と思います。
「この本のことを知らない人が書店で目にして、グッと来るタイトルってなんだろう」
この一点を、自分の想像力を駆使して、考えるしかない。

編集者は、実際は40過ぎのおじさんであっても、
20代の女性の気持ちを想像したり、
エリート商社マンの思いを想像したり、する必要があります。

では、想像力をどうやって鍛えたらいいのか

たぶん、編集者によって、それぞれやり方が違うんだろうと思います。
私の場合は、極めて貧弱な想像力ではありますが、
自分とは異なる世代の人とできるだけ会って
想像力の足がかりになるような「セリフ」を、できるだけ集めたいと思っています。
まあ、まだまだなんですけどね。

そして、
何より問題なのは、
単行本のタイトル会議に、私の担当した本が
まだ出ていないということ、です。
次回の会議あたり、出せそうではありますが…。

【本日のアマゾン】
・上位陣、タレントの本が目立つ。
・その中で目を引くのが、「かばんはハンカチの上に置きなさい」

2009年9月 6日 (日)

46 【本】六00万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス

Photo
先日の大阪出張の時に読んだ、
六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス
という本が、かなり面白かったです。

クックパッドというサイト、それまでまったく知らなかったのですが、
女性にかなり人気のある料理サイトで、
特に30代の女性4人に一人が使っている、らしい。

いいサイトを作ろうとする社長の姿勢、
本作りに参考できるところが多い、と感じました。
その語録をいくつか、備忘録的に書いておきます。
「ユーザーに感動してもらってこそ、価値が提供できる」
「説明が必要なサービスというのはレベルが低い」
「8万人ユーザーを増やせば売上高は1割伸びる」
「不便だからこそ生まれてくる発想」
「グッドはやらない。ベストしかやらない」
「仕事の環境ってものすごく大事にしなくてはならない」
「人間は左上から画面を見ていくことが多い」
「13文字を下がると可読率が下がる」


【本日のアマゾン】
・「音楽の聴き方」がランクイン。これは朝日新聞書評の影響じゃなかろうか。
・基本的に、昨日のランキングと大きく変わってない。土日ってそういうものかも。

2009年9月 5日 (土)

45 雑談も大事

昨日は、有名英語講師の事務所にお邪魔して、
英語の勉強法について取材しました。
来年早々、形になるんじゃないかなあ。
結論的にいうと、
仕事のできる人は英語もできる、らしいです。

昨日の取材は順調に終わり、
「会社に早めに戻れるなあ」
と思っていたのですが、
講師の先生、ライターさん、私の雑談が長引き、
話題もあちこち飛んで、
2時間近く、取材と関係ない話をしてしまったような…。

しかし、その雑談の中で、
ライターさんが現在抱えている他社さんの仕事の話が聞けて、
参考になりました。
他社さんの仕事の進め方って、意外に聞く機会がないもので。

で、ひょっとするとある企画が回りまわって、小社にいただけるかも。
まあ、そのためにはまだハードルを3本くらい越えないといけませんが。

でも、雑談をしなかったら、
その企画の存在すら知らずに終わってました。
雑談も、大事なんだなあ。と今更ながら痛感しました。

【本日のアマゾン】
・上位陣、昨日とあまり変わらない。
・「地団駄は島根で踏め (光文社新書)」がランクイン。語源の本らしい。日本語本ブームということか。
・池田千恵さんの「朝4時起き」は本当に強いなあ。ずっとランクインしている。


2009年9月 4日 (金)

44 『のぼせもんやけん2』

小松政夫氏が、地震の若い頃を描いた『のぼせもんやけん』の続編です。
前作は、福岡から東京に出てきた小松青年が、
紆余曲折を経て車のセールスマンでトップになるまで。

この巻では、植木等氏の付き人時代のことが描かれているのですが
とても面白い。一気に読んでしまいました。

で、仕事の面でも参考になる部分がいくつもありました。

例えば、
全盛期のクレージーキャッツの忙しさって、尋常じゃなかったようで、
1週間のうち10時間しか眠れなかったこともあるらしい
そんな忙しさの中、たまに仕事が速く終わると、
皆でハナ肇の自宅に集まって、アイデア会議を行っていたそうです。
この状態に小松青年は絶句するのですが、
植木氏は
「楽しい仕事をしているんだから、つらくなんてない」
と平然と答えます。
…こういう思いを、自分は持てているかなあ(この睡眠時間を真似するのは絶対無理だけれど)。

あるいは。
セールスマン時代の小松青年には、月にこれだけ売れ、というノルマがありました。
付き人になると当然ノルマはなくなるのですが、
小松青年は自らに新しいノルマを課します
それは、植木師匠を1日に1回、喜ばせること。
そのためのさまざまな工夫がまた面白いのですが、それは置いといて、
師匠を喜ばせるというノルマによって、結果的に、
小松青年のコメディアンとしての力が上昇していくのです。
…こういうノルマを、私も自らに課さなくちゃ。

他にも、植木等って理想の上司だなあ、
と思うエピソードがテンコ盛りです。
それだけに、植木等の葬式シーンは、グッときます。

正直、本としては作りが結構荒っぽく、
たった4ページしかない章が合ったりするのですが、
仕事のモチベーションを上げてくれる1冊でした。

【本日のアマゾン】
・「思考の整理学」が1位。外山滋比古さんの本もランクイン。どういうことなんだろう?
・島田紳助氏の本が上位なのは、土井さんのメルマガの影響か?

2009年9月 3日 (木)

43 まずは机を綺麗に

何だか机の上が汚くなったなあ、と思い、
昨日は一念発起。朝から会社の机周りを整理しました。
午前中いっぱいかかりましたが、
その甲斐あって、だいぶ綺麗になりました

090903_09130001

え、こんなもんなの? というご感想もおありでしょうが、
社内的には、これでも充分綺麗なんです。

私の場合、
形から入るほうなので、机が汚いと仕事の能率が著しく下がってしまいます。
お仕事の電話も、初めての方に掛けるときは机の上をまず片付けてから、
なのです。
意味なく書類やノートが置いてあるのが許しがたい。
ただ、そのわりにはここ数日バタバタしていて、
いつの間にか汚くなってました。

これで、気分よく仕事ができます(たぶん)。

単に、現実逃避という気もしないではない、のですが…。

【今日のアマゾン】
・ゲーム本とAKBが相変わらず強い。
・広島の「こころスイッチ」14位。?
・「7つの習慣」のような、骨太の本が何冊か入っている。連休用か?

2009年9月 2日 (水)

42 文庫本セットを注文してみた

表参道のスパイラルカフェで、「文庫本セット」というのをやってます。
4月ごろ、たしか雑誌の記事で知り、
行ってみたいと思っていたのですが、ようやく今日、会社帰りにいけました。
(こんなにフットワークが悪くてはいけません。すぐ行かなくちゃ

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文庫本1冊と飲み物1杯がセットになって、1200円
文庫本は、5冊の中から選べるようになっていまして
私は『テレビジョン』(トゥーサン)を選びました。
喫茶店のメニューみたいな小さい冊子がテーブルに置いてあって、
そこに5冊の冒頭の1文が書かれているのです。
それが、選択材料となるわけです。
5冊の本は月替わりになっているようで、
今月は『テレビジョン』のほかに、
『センセイの鞄』や『停電の夜に』など。
お店の人によると、『テレビジョン』、人気があるらしいです。

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で、注文したアップルティーを飲みながら読み進めましたが、
もちろんその場で読みきれるはずもなく、
30ページほど読んだところで、帰宅。
本は、持って帰れます(この値段なら、当たり前か)。

この試み、
喫茶店で本を売ったっていいじゃないか
という発想が面白いと思います。

この試みを広げていくと、
いろいろ展開できるんじゃないでしょうか。
それこそ、スパイラルカフェ以外の喫茶店が始めたっていいでしょうし、
美容室で文庫を売って、
パーマの時に読んでもらうとか、
行列のできるラーメン屋さんが、
行列の最後尾で本を売るとか。

ちなみにこの文庫セット、朝日新聞の記事によれば今月12日までのはずなんですが、
レジの店員さんによれば、
「もっと続けますよ」
とのこと。
どっちが正しいんでしょう?

【本日のアマゾン】
・「ホ・オポノポノの教え」という本が売れている。これは、テレビかなにかの影響?
・島田紳助氏の本、やはり売れているみたい。
・会話本が2冊ランクインしていた。

2009年9月 1日 (火)

41 企画会議というプレゼン

今日は午前中、企画会議でした。
編集部の人間が、自分の出版企画を持ち寄り、
他の編集者の前で説明して、
多数の賛同を得られたら、出版に向けての具体的な動きを始めます。
いうまでもないことですが、
編集者にとっては、かなり重要な会議であります。

この会議って、簡単に言ってしまえば、
同僚たちに対するプレゼンなんですよね。
自分が考えている企画の切り口、あるいは著者候補はこんなに凄いんですよ、
だからこの企画をやらせてくださいね
とアピールする場なわけです。

もちろん、同じ会社の人間が相手ですから、
全体にゆるい空気が漂ってますし、
プレゼンに失敗したからといって何のペナルティもありません
それに、この会議でGOとなっても、
肝心の著者候補がNOだったら、
そこでゼロになってしまうわけです。

他の編集者が著者候補をどうやって見つけてきたのか。
それを聞くのが、とても面白いです。
「あ、この雑誌を読んでいたのか」
「この新聞記事がきっかけか」
という発見があります

もっとも、最近は私自身をふくめ、
見つける先が雑誌とか新聞といった活字媒体ばかりになっているようで、
よろしくありません。

もっと違うところから、著者候補を見つけてこなくては。

と、えらそうなことをいってますが、
今日の会議ではプレゼンの資料(著者候補の他社本)を自宅に置き忘れたため、
急遽、別のアイデアを引っ張り出すことに。
よくないなあ。

【今日のアマゾン】
・「いつも幸せな人の心のルール」って、いきなり2位なのかな。どういう本で著者はどんな人か、調べなくちゃ。
・リアル書店で見かけない本がけっこうはいっているような気がする。
・池田さんの「朝4時」は根強い人気だなあ。
・杉浦さんの「わたしのすきなもの」も88位で、健闘している。ありがたい。

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