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2009年12月の31件の記事

2009年12月31日 (木)

158 年の瀬に

本日大晦日、なのですが、
職場に来て書いています。
忘れ物をしていることに気づき、取りに来たのですが、
大晦日の職場って、静かでとても気持ちがいい
メールチェックなどをしたのですが、テンポよくサクサクと進みました。
来年も来ようかな。

それはさておき。
今年の7月から始めたこのブログ。
今日で158回目。
最初は数日に一回の更新でしたが、
9月くらいから、わりに真面目にアップするようになりました。
このブログには、
(何らかの点で)「本」に関することしか書かない、と決めているのですが、
その条件でどれだけ続けられるか、という自分への興味もあるわけでして。

ブログのような情報発信の場を持ちたい、
と漠然とは思っていましたが、
直接のきっかけは5月の人事異動です。
20年近くいた文庫編集部から単行本の編集に移り、
あれこれと変化する状況をブログに記録しておこう、
と思ったのです。
同時に、担当させていただいている本の情報とか、
面白かった本やセミナーの記録も、
ブログを使って行えばいい、と思ったわけで。

途中からは後輩への伝言とでもいうのでしょうか、
自分が知っているノウハウめいたものもここに書けばいいなあ、
と思うようになりました。

上記の通り、
このブログに書くのは、「本」に関するネタに限定していますが、
その中で、書けることはいろいろあるようです。
来年も、あれこれ書いて行きたいと思っております。
(まあ、今年ほどマメには更新できないでしょうが)

158回書いてきて、あれこれ気になる点もあるのですが、
それらは来年(といっても明日ですが)考えるとして、
とりあえず、
今年はブログをスタートできたこと、
それで「よし」とします。

来年の大晦日にはどんなことを書いているか。
自分の事ながら、気になります。

【本日のアマゾン】
・相変わらず1位『フリー』、2位は黒川智花の写真集。
・あまる代わり映えしない上位陣の中に『be SOUL』が乱入。9位。これって、自社本なの?

2009年12月30日 (水)

157 手帳に書くこと

今日は、自宅近くの書店さんで、
手帳を購入しました。
ここ数年、使っている手帳は決まっていて、
高橋書店のデスクダイアリーという、ちょっと大判のものです。
新聞の切り抜きなどを貼るので、小さい手帳だと使いづらいのです。

新しい手帳を年末ギリギリに買い、
正月休みにあれこれ書き込む、というのがここ数年のパターンです。

何を書き込んでいるか、と言いますと、
(と、ここに書くほどのものではないんですが…)

・住所録の転記
  住所録の1ページ目は、頻繁に連絡を入れる作家さんと仕事関係。
  2ページ目から、あいうえお順に書いていきます。
  誰を1ページにするか、ちょっと考えます。
・1月の予定
  来年1月の予定はすでにいくつか入ってますので、
  それを忘れないように転記します。
・1年のはじめに  
  というページが最初のほうにあるので、ここに、<仕事>と<プライベート>、
  それぞれの目標を書き出します。これは、元日の作業です。 
  昨年は5月に人事異動がありましたので、<仕事>の目標はだいぶ変わりましたが、
  <プライベート>に書いた「体重源」は、今年も守れず…。
・巻頭言
  最初のページに、1年通しての目標になるような言葉を書いてます。
  まあ、いってみれば戒めのようなフレーズですが、
  ここ数年は、
  「朝寝は時間の出費である。しかも、これほど高価な出費はほかにない」
  ……わかっちゃいるんですが、来年も書かざるを得ません。

【本日のアマゾン】
・『フリー』と黒川智花の写真集が1・2位、という組み合わせ、ここ数日見ているような気がする。
・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』順位が上がっている。今6位。
  

2009年12月29日 (火)

156 カウントダウン29日

会社は休みになりましたが、
来月下旬に出るTOEICの人気講師・中村澄子先生の新刊について
進行状況を書いておきます。

前回の「カウントダウン」に書いたように、
TOEICの本は、カバーをTOEICの本部(ETSといいます)に送り、
OKをもらう必要があります。
で、先々週に送ったのですが、
それに対して先日メールで返事がありました。
結論から言うと、×。

「TOEIC Test」という表記を、
「TOEIC TEST」にしろ、ということでした。

これには、正直びっくりしました。
これまで、小社ではTOEICの本を何冊か出してますが、
ほぼすべて「Test」。
つまり、これでETSはOKを出していたわけです。
それがなぜか今回、×になってしまったわけです…。

非常に不本意かつ不可解ですが、
仕方ないのでデザイナーさんに作り直してもらい、
改めてメールに添付して送りました。
返事は、いつかなあ。

(誤解はないと思いますが、アメリカ本部とのやり取りは著者や外部スタッフの方のお力を
猛烈にお借りしてます。私単独ではほとんど無理です。こんなやりとり)

それから先週は、文房具や電機メーカーさんにあちこち電話してました。
今回の本の冒頭には、カラーページがつきます。
そこに、短期間で高得点を出した人たちのノートをカラーで載せるんですが、
同時に、彼らが使ったツール(文房具や電気製品)も紹介しようと思い、
写真掲載の許諾を取っていたのです。
メーカーさんたちにとっては、
(小規模ではありますが)自社製品の紹介・宣伝になるわけですから、
基本的に皆さん好意的なんですが、
1社だけ×の会社がありました。

某喫茶店で勉強をすると非常に能率が上がる、
という人がいたので、そのお店の店内風景を使わせて欲しい、
とその喫茶店に電話したのですが、
「他のお客さんの迷惑になるのでお断りします」
というお返事。
まあ、たしかにそうですね…。

【本日のアマゾン】
・既視感のあるラインナップ。ライトノベル的なものが若干多いか。
・そんな中、『戦後世界経済史』が順位を上げている。
・今、一位は『フリー』

2009年12月28日 (月)

155 本日、仕事納めです

本日12月28日は、小社の仕事納めです。
例年の事ながら、午後は、なし崩し的にフロアの大掃除になり、
なし崩し的に小宴会となります。
したがって、デスクワークができるのは午前中だけ。
ささっと更新することにします。

今日は午前中に年賀状の書き残し3枚を書き
(住所が会社のパソコンにしか入ってなかったのです)、
メールにあれこれと返事を出し、
机まわりをささっと掃除。

もうひとつ、
正月休みに自宅で読むお原稿やゲラ(お原稿を印刷所さんで活字組みしてくれたもの)を
選びました。
といっても、冬休みは冬休みで、
大掃除やら子どもの世話やら雑煮作りやら、
自宅でやるべきことがあれこれあります。
ですので、持って帰っても、読めるのはせいぜい1本か2本。

今年は、今まさに印刷所さんに渡しているゲラがあるので、
その控えをもって帰り、読むことにします。
あ、それと、4月頃に出版する某大手企業の元社長さんのインタビュー原稿があるから、
それも持って帰ろうッと。

小社の仕事始めは、1月5日です。
正月休みの間は自宅で更新するつもりですが、
自宅だとパソコンに向かう時間が激減します。
(パソコンに長時間向かっていると、奥さんが激怒します…)
まして、年末年始です。
どの程度更新できるかわかりませんが、
まあ、できる範囲でやってみます。

【本日のアマゾン】
・黒川智花、依然1位。
・苫米地英人氏の本が10位以内に2冊ランクイン。強いなあ。
・『人は0.5秒で選ばれる!』ランクイン。この著者も「エチカの鏡」に出ているらしい。ふうむ。
・ここに来て、またもや『夢をかなえるゾウ』ランクイン。それにしても、カスタマーレビュー347件って。

2009年12月27日 (日)

154 3月に出版する本のタイトルの件

3月に出版する本のタイトルの件

明日が仕事納めということで、
1月発売の本のあれこれを明日やっておかないとまずいのですが、
その一方で、その次の本のことも、ちょっとずつ考えてます。
具体的には来年3月発売の本。(2月は単行本チームからの発売がありません)
著者は、大阪で弁護士をなさっている澤田有紀先生。

この本のタイトルを考えるに当たって、写真のようなマトリックスを考えてみました。
といっても、写真だと見にくいかもしれないので、
念のため、ここにも書き出してみます。

横軸は「軟派」と「硬派」。
縦軸が「総論」と「各論」。

これで、4象限ができあがります。この4つに、
本書のキーワードをそれぞれ入れてみます。

「軟派」と「総論」の象限に入るキーワードは、
・たった2年で一発合格
・人生を変える勉強

「軟派」と「各論」の象限に入るキーワードは、
・文学部出身
・大阪のラジオのレギュラー
・元エレクトーン講師
・主婦弁(主婦の弁護士)

「硬派」と「総論」の象限に入るキーワードは、
・勉強のポイントは3分割
・予備校の授業とテキストをいかに効果的に使うか
・勉強と時間を3つに分ける

「硬派」と「各論」の象限に入るキーワードは、
・阪神大震災が転機
・論述でダメだと思った瞬間
・「さよならローン地獄!」の著者

さらに、それぞれの象限の外側のキーワードを拾うと、
・たった2年で一発合格
・主婦弁
・勉強のポイントは3分割
・「さよならローン地獄」の著者

となります。

この4つのキーワードを元に、タイトルを考えると、
こんな感じです。

「主婦弁の3分割勉強法
 ー専業主婦が司法試験に一発合格した理由」

ううむ。サブタイトルがちょっと長いかな…。
それと、
「○○法」というタイトルはもっと知名度の高い著者に使うべきだと思うのですが、
その辺は「大阪のラジオに出演」している人気弁護士であるとか、
著書がすでにあることを帯に書くことで、何とか説明しようと思ってます。

ま、あくまでも現時点での仮タイトルですからね。
これから、どうなるか…。

【本日のアマゾン】
・ライトノベルらしき小説とゲーム関係の本が上位に並んでいる。
・『坂の上の雲』がずらっと並ぶのも、日曜らしい。
・そういえば、映画のムックがいくつかあるが、「釣りバカ日誌」関連の本ってないのかな。


2009年12月26日 (土)

153 アマゾンの年間ランキング

今日から妻子がスキー旅行に出かけているので、
自宅でのんびりしています。
(年賀状は、昨晩何とか終えました)

そんなわけで、
気にはなっていたけれど時間が取れなくてなかなかできなかったネタを、アップします。
長いです。

ネット書店アマゾンの年間ランキングです。
先日発表されました。
集計期間は、2008年12月1日~2009年11月30日です。
備忘録として、ちょっと長くなるんですが、
仕事に絡むジャンルのランキングを貼っておきます。
(この、データを貼る作業が結構面倒なんですよ)

ところで。
このランキングサイトの左側に、
2009 年間検索ワード TOP20」が載ってました。
企画を考える場合は、こっちのほうが重要かも。
というわけで、これも貼っておきます。
TOEIC、上位にあるんだなあ。改めて実感。
あ、でも冷静に見てみると、漫画のタイトルがやたら多い。
これじゃ企画に使えない…。

1. ワンピース 2. 村上春樹 3. ガンダム 4. 東野圭吾
5. toeic 6. エヴァンゲリオン 7. 三国志 8. 電撃文庫
9. naruto 10. 写真集 11. 銀魂 12. 英語 13. 鋼の錬金術師
14. ダイエット 15. fx 16. のだめ 17. 宮部みゆき 18. 伊坂幸太郎
19. モンスターハンター 20. 絵本

【和書総合】
1. 1Q84 BOOK 1
村上春樹 新潮社
2. 1Q84 BOOK 2
村上春樹 新潮社
3. ザ・トレーシー・メソッド DVD Book
トレーシー・アンダーソン マガジンハウス
4. バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット
山本千尋 幻冬舎
5. スラムダンク『あれから10日後-』完全版
井上雄彦 フラワー
6. KAT-TUNライブ・ドキュメント・フォトブック“BREAK the RECORDS"
菅野ぱんだ 角川グループパブリッシング
7. 生声CD付き [対訳] オバマ演説集
CNN English Express編 朝日出版社
8. 赤ちゃんの脳を育む本
久保田競 主婦の友社
9. 日本人の知らない日本語
蛇蔵&海野凪子 メディアファクトリー
10. さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
マーカス・バッキンガム 日本経済新聞出版社

…わりにリアル書店に近い感じがするのだけれど、8とか10はアマゾンっぽい。

【ビジネス・自己啓発書ランキング】
1.さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス・バッキンガム 日本経済新聞出版社
2.思考の整理学 (ちくま文庫)
外山滋比古 筑摩書房
3.細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
細野真宏 小学館
4.人を動かす 新装版
デール・カーネギー 創元社
5.奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川拓治 幻冬舎
6.日本でいちばん大切にしたい会社
坂本光司 あさ出版
7.誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール
野口敏 すばる舎
8.-1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術 ~どんな目標も達成できる「成功の心理学」~
マイケル・ボルダック フォレスト出版
9.1回きりのお客様を100回客に育てなさい (DO BOOKS)
高田靖久 同文館出版
10. 未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~
細野真宏 扶桑社

…4はロングセラー。9は、近所の書店でもずっと置いてある。

【ノンフィクションランキング】
1.奇跡の脳
ジル・ボルト テイラー 新潮社
2.丘の上のパンク -時代をエディットする男、藤原ヒロシ半生記
川勝正幸 小学館
3.フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
サイモン・シン 新潮社
4.ムーンウォーク --- マイケル・ジャクソン自伝
マイケル・ジャクソン 河出書房新社
5.裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
山口絵理子 講談社
6.建築家 安藤忠雄
安藤 忠雄 新潮社
7.ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
リチャード P. ファインマン 岩波書店
8.世界に愛された日本―誰も教わらなかった日本近現代史
西村幸祐 オークラ出版
9.のぶカンタービレ! 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで
辻井いつ子 アスコム
10.夢をつかむ法則 アニャンゴのケニア伝統音楽修業記
向山恵理子 角川学芸出版

…このジャンル、正直、初めて目にしたタイトルもある。勉強不足です…。

……ああ、長かった。これから映画館に行きます。久しぶりのはしごだあ。

【本日のアマゾン】
・上位陣、あまり変わらないと思っていたら、前田敦子の写真集がランクイン。この子って、AKB?
・『自分は評価されていないと思ったら読む本』ここに来て再浮上。

2009年12月25日 (金)

152 小社サイトの新しいページ

小社は28日が仕事納めなのですが、
この日は大掃除などに追われるので、
仕事らしい仕事をするのは今日が(ほぼ)最後。
そのため、さすがに何だかバタバタしています。

そんな中、小社のサイトで、新しいページを始めました
来年春に出版予定の、澤田有紀弁護士の本に関する情報を
このページで出していきます。

小社のサイトの左側にバナーがずらっと並んでますが、
そこの「主婦弁の新刊情報はツイッターで」
というバナーをクリックしてみてください。
(ちなみに、主婦弁は澤田先生の愛称です)

そうすると、新しいページに飛びますが、
そのページの下のほうに「ツイッター掲示板にGO!」というバナーがあります。
そこをクリックしていただくと、澤田先生の新刊、並びに澤田先生の情報が
掲示板のような感じで出てくる。
…というイメージなんですが、うまくいきますかどうか。
何より、情報発信としてうまくいくのかどうか。

これまで、こういう近刊の情報ページでは、
連載記事のような感じで1~2週間に一度、情報をアップしていました。
今回はツイッターの機能を使って、もう少しフットワーク軽く発信してみたい
と思ったのです。

まあ、やってみなくちゃわからないわけで。
何かと話題のツイッターを、使ってみたいという思いもありまして、
今回、作ってみました(実際に作ったのは、パソコンに詳しい人ですが…)。

基本的に、
この掲示板でつぶやいているのは私になると思いますが(担当なので)
澤田先生が出演しているラジオの感想や
主婦の友社さんから刊行されているご著書『さよならローン地獄!』の感想など、
澤田先生がらみのことでしたら、ご遠慮なくつぶやいてください。
よろしくお願いします。

【本日のアマゾン】
・『1分間の日記で夢は必ずかなう!』強いなあ。今2位。もっと強いのは黒川智花。
・『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』ランクイン。気になるタイトル。
・あれ? その本の親本らしく同タイトル本もランクインしている。なぜ?
・『誰もが無理なく夢を引き寄せる365の法則』ランクイン。気になる。

2009年12月24日 (木)

151 『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』近況

昨日の記事(の下のほう)にも書きましたが、
担当させていただいた美月あきこさんの新刊
『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』が、
アマゾンでかなり上位になりました。

それまで6000~9000番台だったのに、
昨日は100番台。(今日は200番台)

それから、今日職場で確認したのですが、
紀伊国屋書店チェーンの売り上げもよかったようで、
昨日は一昨日の数日の倍以上。
(この辺のことは、以前書いたパブラインで瞬時にわかるのです)

昨日、急に売れた理由は、
朝日新聞「Book Times」に記事が出ていたから。
それしか考えられないのだけれど、
Book Timesって、そんなに効果があるのかなあ。
失礼ながら、ちょっとびっくり。小さな記事なんです。

休日だったからじっくり読む暇があった。
記事の文章が非常によかった。
紙面の左上という記事の位置が目立っていた。

…理由はどれなんでしょう。
今後、Book Timesにいろんな本を出すことで、
検証すべきだと思うのであります。
ちなみに、休日の新聞宣伝って、効果があるんですかね。
小社はこれまで、あえて平日に宣伝を出していたんですが。

昨日のようなことがあると、
「新聞宣伝なんてもう効果がないですよ」
という、最近よく耳にするフレーズも、
安易にいえなくなるなあ。
実際、アマゾンを見る限り、
朝日新聞の書評はいまだにある程度の効果があるみたいだし。

で、それはさておき。

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』の重版が決まりました。
第3刷であります。

発売3週間で3刷、というのは非常に嬉しいです。
私にとってのクリスマスプレゼントではなかろうか、と。
これも、このブログを見て、本書を買ってくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!

…まだ買っていないあなた!
アマゾンでは今も売っていますよ、『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』
【本日のアマゾン】
・黒川智花、依然として強し。
・『翠真佑のリセット開運術』ランクイン。年末にはこういう本が売れるのかな。
・『翠真佑の金運セレブ術』もランクイン。版元は違う。
・『翠真佑の開運ビューティ 健・美・麗』もランクイン。ひょっとしてこの方、有名?
占い界の勝間さんか?
・『お金の大事な話』ランクイン。500円って、どういうこと?

2009年12月23日 (水)

150 同僚たちにアンケート

昨日、「今年の読書記録を見直した」と書きましたが、
これはなぜかと言いますと…。

小社のノンフィクション編集者総勢12名(新書や文庫もふくめ)に、
今年読んで面白かった本3冊を挙げてください
というアンケートを、先日行なったのです。
(こういうとき、メールって楽です)
で、その締切の夜になって、
アンケートを行なった当人である私も、
自分のベスト3を思い出すために読書記録を見直した、という次第です。

この「ベスト本アンケート」、
他の人たちがどんな本を読んでいるのかな
というごくごく個人的な興味で聞いたのですが、
年末の何かと忙しい時に、全員が答えてくれました
自社本でなければ何でもいいです、
という条件だったので、
ノンフィクションはもとより、
小説や漫画まで出てきて、非常にバラエティにとんでました。

これをワードにまとめ、参加者全員に送信しました。
その時、「この本、読みたい」という人が出てくると思い、
アマゾンのリンクも貼っておきました。
これ、自分自身が使いそうだな、と思ってますが、
正直、結構面倒でありました。

まあ、それはともかく、
編集部全体を巻き込む、こういう思いつき、
今後も行なってみたいものです。
なんだか面白いじゃないですか。
ただ、年末の「ベスト本アンケート」は聞きやすいですが、
他にどんなのがあるかなあ。

【本日のアマゾン】
・『黒川智花写真集「風花」 』が1位に。
・『年収350万円以下で金持ちサラリーマンになる方法』ランクイン。こういうテーマは需要があるのか。
・『サービスは「かけ算」! 』89位。100位以内に復帰。何かあった?
・100位以内ではないのだけれど、担当させていただいた『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』が153位になっていた。ここまで順位が上がったのは初めて。今朝の朝日新聞に小さな宣伝が載っているが、理由はそれか? そんなに効果があったのか?

2009年12月22日 (火)

149 記憶力の問題

今年1年、どんな本を読んだかな
と、昨夜、読書記録をザーッと見てみました。
自分は記憶力が悪い、と自覚していますが、
改めて愕然としました。
「この本、どんな内容だっけ?」というのがある程度出てくるのは、
正直、想定内だったのですが、
「この本、読んでいたのか!」というのまで出てきました。

その本というのは、結構話題になっているビジネス書で、
確か今年の2月頃に出たんですが、
今でも大きな書店さんに行くと、平積みしてあったりします。
そのたびに、
「読まなくちゃ」
と思っていたのですが、
それ、読んでいたらしいです。
3月に。なんてこった…。

記憶力は、たぶん今後ますます低下すると思われますので、
非常に不安であります。

せめてもの抵抗ということで、
読んだ本のタイトルと著者名はパソコンに記録しているんですが、
ううむ。
本の内容と感想も必ず記録する、としますかね。
ただ、そのつもりでも、
油断するとすぐにたまるからなあ。

ちなみに、
読書記録はカレンダーソフト「おかる」に入れてます。

仕事柄、本を読むときは
「何らかの形で仕事に役立つかな」
と思っていることが多いのですが(もちろん、そうでない読書もありますが)
記録の仕方を考えないと、
記憶からどんどんこぼれそうで、
それじゃ仕事に役立ってもらうどころの話ではありません…。

ところで。
今年どんな本を読んだか。なんて、いつもはほとんど気にしないのですが、
そんな私が昨夜チェックしたのには、理由があります。
その理由は改めて。(明日、書けるかなあ…)

【本日のアマゾン】
・『トップ0.1%の条件』1位。この本の存在、知らなかった…。
・細川ふみえに気をとられていたら、その下に『黒川智花写真集』が。
画像、結構凄いように思うのだが、話題になっているのかな?
・『1分間の日記で夢は必ずかなう!』書店で見た記憶があるけれど、ランクインは今日が初日。
・『タフ&クール』ランクイン。76位。これ、メールマガジン「発想源」の影響だと思うが、
「発想源」に紹介されてここまでランクが上がった本は初めてでは? 
それだけ影響力が増しているのか、この本の底力か。

2009年12月21日 (月)

148 カウントダウン修正!あと35日

TOEICのカリスマ講師・中村澄子先生の
TOEIC勉強本を編集中です。
実はこの本、来年の1月20日に見本本ができる予定だったのですが、
同時発売の本の関係で、少し予定が変わりました。
(この辺の大人の事情が、よくわかってないんですが…)
1月25日に見本本、となりました。
たった5日、なんですが、この5日が猛烈に大きいのですよ。
正直、かなり厳しいスケジュールになるなあ、と思ってましたので、
25日に変更になって、ホッとしてます。
で、カウントダウンは35日、となりました。

先週は、デザイナーさんとカバーデザインの打ち合わせでした
なかなかいい感じではないか、と思います。
TOEIC本の中では、結構斬新です。たぶん。

で、そのカバーを、TOEICのアメリカ本部に郵送しました。
TOEICのカバーって、アメリカの本部(ETSといいます)に
見せなくてはいけないのです。
TOEICという商標の使い方が、非常に厳しいのでありますよ。
例えば、
TOEICの文字の大きさはタイトルの他の文字と同じにする、とか、
TOEICの文字の下に模様を置いてはいけない、とか。
この辺の感覚って、
浦安にある巨大テーマパークになんとなく似ているような気がします。

今日は、
中村先生が主宰している教室で、
実際に高得点を出した方のメモを拝読しました。
新しい章をこれから作るので、その参考資料なのですが、
非常によくまとまっていて、大変参考になりました。
なんというか、TOEICに限定するのがもったいないというか。

結果を出している人のやり方って、普遍性があるんですね。
おそらく、他の資格試験にも通用するやり方だと思います。

ただ、この本、「TOEIC」の受験生向けの本、というコンセプトなんですよね。
ここに来てコンセプトを変えるわけには行かないしなあ。
帯やカバー周りで読者層を広げることも、
可能といえば可能ですが、
それはつまりコンセプトのゆれを意味するわけで、
逆にどっちつかずになりそうだし。
このあたり、ちょっと悩んでおります。

【本日のアマゾン】
・『社長! 会社を継がせたいならココまでやっておかなくちゃ!』1位。この本って、ネットで話題になっているのかな。版元はすばる舎。今年、何だかよく見るなあ。
・『プラス1%の法則』ランクイン。フォレストじゃないんだ。
・『Googleの全貌』ランクイン。これ、気になる。今日は初登場の本が多いなあ。


2009年12月20日 (日)

147 新宿のブックファーストさんで7位!

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今日は短めに、ご報告です。

金曜は編集部の忘年会だったのですが、
午前中はブックファーストルミネ新宿1店さんにチラッと行きました。
編集を担当させていただいた
『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(美月あきこ著)が、
このお店のビジネス書ランキング、第7位に入ったのです。

お店の人にお断りして、写真も撮りました。
今話題の書『フリー』よりも上ではないですか!
大変ありがたいことです。

この情報、書評ブロガー女子勉さんにツイッターで教えていただきました
これも、大変ありがたいことです。ありがとうございます。
(このランキング、おそらく週単位で変わるのだと思います。
ですので、変わる前に見に行かなくては、と焦ってました。
無事に見ることができて、よかったあ)

『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』、
検索してみるとブログでご紹介してくださっている人たちも
かなりいらっしゃいます。
そういうブログをまとめて、会社のサイトで紹介しなくては。

【本日のアマゾン】
・『フリー』、やはり強い。今も1位。(上記の通り、新宿のブックファーストさんでは『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』のほうが売れてますけどね)
・『くらべる図鑑』2位まで来ている。どうしたんだろう?
・『日本辺境論』の順位がいいのは、朝日書評の影響か?
・『人を動かす』51位。ここに来て、また順位が上がっているような気がする。

2009年12月19日 (土)

146 忘年会の話

昨日(12月18日)は、編集部の忘年会でした。
単行本編集部は総勢5人。小ぢんまりとしてます。
この5人で、神楽坂の居酒屋にて宴会
料理、結構おいしくて、特に魚が美味。
日本酒もたくさん揃ってました。
ただ、料理の量がちょっと少なめだったような…。

今回、私が幹事をしたのですが、
時間がなかったのでお店の選定、かなりギリギリでした。
本当は、ちゃんこ鍋の元祖、というお店に行きたかったのですが、
電話をかけた時点で完全に満席でした。
次回は、場所やお店、もう少し趣向を凝らしたいと思います。
行列のできるお店に行くとか、
流行になっているメニューを食べるとか。
編集者って、ミーハー的部分も必要だと思うわけでして

ところで。
部のメンバーと飲む機会って、
それほど多くないように思います。
会社帰りに皆で飲み屋に行く、
ということも、そういえばほとんどないなあ。
そのほうが変に気を遣わなくていいわけで、
これはこれでいいのですが、
酒を飲みながらあれこれバカ話をする、
という文庫時代もちょっと懐かしい。

そういうわけで、
昨日は貴重な機会だったのですが、
その割には2軒目の記憶がないなあ…。
ええと、確かいったはずなんですが。
1軒目も、なんだかパーパー喋っていたという曖昧な記憶のみ。
なんだか偉そうなことばかりいっていたような印象はあるのですが、
内容の細かな記憶がありません。ダメじゃん。

ま、なくしたのが記憶だけで、
財布や鞄、めがねをなくさなかったからよかった、ということで。
昔は、眼が覚めたら空き地で寝ていた、
なんてこともありましたから…(文庫時代です)。

【本日のアマゾン】
・『フリー』1位。強いなあ。
・『くらべる図鑑』7位。ランクインはしていたが、ここまで上がったのは初めてでは?
この図鑑、確かに面白い。
・いつにも増して、若い日とむけっぽい小説が多い。

2009年12月18日 (金)

145 「芸は盗めというがあれは嘘だ」

昨日は会社帰りに日経ホールに行き、
全日空寄席を見物しました。
全日空の機内で流している放送用の、落語会。
かなりいいメンバーで、立川志らくや柳亭市馬を堪能しました。

志らくといえば、
兄弟子である立川談春が昨年、『赤めだか』というエッセイを出版しました。
談春の青春時代、と申しましょうか、
師匠である立川談志に弟子入りし、修行する日々を描いています。

この本、読む人によって感じる部分が違うと思うのですが
(それは、上質のエッセイの必要条件では、と思うのですが)
私がもっとも感銘したのは、
談志という落語の天才が、
弟子に対しては極めて論理的に稽古をつけている
、という部分。
特に、
「芸は盗めというがあれは嘘だ。教えるほうに論理がないからそういういい加減なことを言うんだ」
このセリフにグッと来ました。

つまり、談志は落語を
「芸」という言葉でごまかさず、言語化できるわけです。
だから、弟子にきちんと教えることができる。

ここでいきなり仕事の話になるのですが、
後輩がいる40過ぎのサラリーマン
(って、つまり私ですが。私、単行本編集は新人ですが、その前に文庫を20年近く編集してました)
としては、後輩に仕事のあれこれを教える必要があるわけです。
(あのう、「それだけの実績が自分にあるのか」という極めてまっとうな質問は、ご容赦ください…)

で、その時に、
「仕事なんてものは、先輩のやり方を見て盗め」
「仕事は、数をこなしているうちに覚える」
なんて言うのは、教える側に論理がないからではないか、と思うわけです。
仕事のやり方を言語化して教えたほうが、
たぶん後輩の仕事を覚えるスピードは、速くなります。
それはつまり、私自身が楽になるわけです。

というわけで、できるだけ自分の仕事のやり方を言語化しなくては、
と思っております。

とはいっても、
仕事のやり方をすべて言語化するのは、正直難しい。
先日の記事に書いたように、編集者の仕事って、

1 お原稿をもらう
2 お原稿を本にする
3 本を世間の人に知ってもらう

の3つの要素があると思うのですが、
「1 お原稿をもらう」は
企画を立て、著者候補を説得する、といった要素も含むわけで、
企画の立て方なんていうのは、正直言語化しにくい。

「2 お原稿を本にする」というのは、
読者にわかりやすく伝えるための工夫あれこれですから、
これは言語化できます。
ただし、それぞれの本で個別に論じることになると思いますが。

というわけで、言語化が比較的簡単で、後輩に教えやすいのは、
「3 本を世間の人に知ってもらう
ではなかろうか、と思います。
これは、どんな工夫をしたか、メモを残しておけばいいわけで。
で、将来、新しい工夫を思いついたら、そこに書き足していけばいい。
ですから、言語化しやすい、というより、
言語化して、編集部内の共有の情報にすべきだと思うのです。

というわけで、
担当させていただいた単行本『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』
において、どのようなことを行って世間の人に知ってもらったか、
ワード原稿にまとめ、編集部共有フォルダに入れました。

……ええと、ここで終わってしまうと、社外の方たちに怒られそうなので、
この長文記事に付き合ってくださったお礼として、
上記ワード原稿を以下に貼っておきます。
ただ、さすがに全文はちょっと…と思いますので、
見出しだけ、ということでご容赦ください。
(それにしても、長い記事だ…)

【この本を世間の人に知ってもらうための工夫】
●自社サイトでの「美月あきこ書籍化プロジェクト」
●ツイッターの活用
●ミクシィの活用
●動画の活用
●メールの活用
●文庫編集部ブログでの宣伝
●著者ブログでの宣伝
●個人ブログでの宣伝
●献本リスト

……こんなやり方もあるよ、とお思いの方は、是非メールをくださいませ。

【本日のアマゾン】
・『新・プラットフォーム思考』2位。1位は『フリー』。
・『なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか?』ランクイン。なるほど、こういう切り口があるか。
・『ホームページ復活』ランクイン。気になる。
・『「バカ売れ」POPが面白いほど書ける本』ランクイン。

2009年12月17日 (木)

144 鈴木おさむさんのセミナー

昨日、会社帰りに丸の内に出て、
雑誌AERAが主宰しているビジネスセミナーに参加しました。
昨日の講師は、放送作家の鈴木おさむさん
人気番組をたくさん手がけている方ですが、
森三中の大島さんの旦那さん、としても有名です。

AERAのビジネスセミナー、何度か参加しているのですが、
昨日の参加者は、若い人が目立ちました。

鈴木さんのお話は、
テレビの現場から見たデキる人・デキない人
というタイトルで、かなり面白かったです。
特に印象的だったのは、

・新人の頃、毎週5本のネタを出しなさいといわれ、その10倍の50本を出していた。
 そうすることで、ネタを選ぶ人の好みを調べていた。

・プロダクションの社長を激怒させた時、某テレビ局のプロデューサーは、
 考えられる選択肢、すべてを行った。選択肢を選択しなかった。

・某テレビ局のプロデューサーは、周囲の意見に対して、まず「なるほど!」
 と反応する。そうすることで、気持ちよくさせる。

この他にも、
番組絶頂のまさにその時に、奥さんがガンになってしまった某人気番組の担当者の話や、
タレントの江頭2時50分が現場での撮影を嫌がったときに、アシスタントディレクターが取った
とんでもない行動などなど、
ここには書きづらい話も満載でした。

テレビの人たちの本って、いろいろ出てますが、
凄い人って、やはりいるんですね。勉強になりました。

【本日のアマゾン】
・細川ふみえ、依然強し。
・『幸運の女神を味方にする方法』ランクイン。気になる。
・やはり強いなあ、『結局、女はキレイが勝ち』。今47位。前作は?


2009年12月16日 (水)

143 17分の2

マガジンハウスの雑誌「ブルータス」最新号を購入しました。
ツイッターで話題になっているようでして、
「本が人をつくる。」という特集なのです。
23人の著名人が合計453冊の本を紹介しています。
個人的には松岡正剛さんと幅允孝さんの対談が面白いです。
ちなみに松岡さんによると、
「幅君の登場は、読書界にとって大きい」
その幅さん、夜中にゴミだししているそうです。


女優・多部未華子さんが本好きで
雑誌2誌で書評コーナーを持っている、
ということも、この特集で知りました。
モデルの杏さんがいわゆる「歴女」で、時代小説が大好き、
というのは知ってましたが(杏さんもこの特集に出てきます)。

今回のブルータスの表紙も多部さんなのですが、
なぜか表紙が2バージョンありまして、
通常の表紙をめくると、別の写真が出てきます。
この写真が、かなりかわいいです。
(こんなことなら「つばさ」、きちんと見ておくんだった…)
(後輩の情報によると、多部さん、舞台にも出るらしい…)

あ。いかんいかん。
ついつい多部さんのことが長くなってしまいましたが、
今回の特集で一番ビックリしたのは、
最初のほうに出てくる
「2009年はどんな本が売れましたか?」というページ。

全国の書店17点に、売れた本を聞いているのですが、
このうちの2店が、小社の本を紹介してくださってます。
平安堂長野店さんが『善光寺の謎』(宮元健次著)
ブックストア談浜松町店さんが『人望の研究』(山本七平著)。

17冊(店)中、2冊です。これ、凄いんじゃないでしょうか…。
ありがたいことであります。

【本日のアマゾン】
・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 』6位。
ビジネスブックマラソン効果か。
・その下が『あおい目のこねこ』。これは「エチカの鏡」効果か。
・『自分は評価されていないと思ったら読む本』ランクイン。気になる。
・『ここが変だよ日本の会社』ランクイン。

2009年12月15日 (火)

142 後輩へのメモ

先日、ある打ち合わせの最中に、
職場の後輩女子が、このブログを読んでいることが判明しました。
ちょっとビックリ。
このブログ自体は、別にヤバイことも書いてませんので、
誰に読んでもらっても問題ないと思っているんですが、
職場の隣の席で読んでいたのかあ。
一声かけてくれえ。

それはともかく。
後輩は、入社2年目。
そういう人向けの記事も時々書こうかな、と思うわけでして。

かつて文庫編集部にいた頃、
新人が入ってきたので(上記とは別の人)、
その人向けにほぼ月一回ペースで、
編集の仕事のあれこれをメモにまとめてました。
「編集のことをあれこれ書いたり語ったりできるほど、実績があるのか?」
と聞かれたら、なんとも返事のしようがないのですが、
まあ、それでも20年近く編集の仕事をしていれば、
「そっちよりこっちの方が段取りとしては早い」とか、
「その喋り方では作家が怒る」くらいのことはいえるわけでして。

このブログに、そういうメモめいたものを時々書いていこうと思います

「そんなものは直接、後輩に喋ればいいだろう」
というご意見もあると思いますが、
実はメモをまとめる作業で、私自身が勉強になるのです。
編集という仕事をまとめる、とでも言いましょうか。

(大きなことを言ってしまうと、私なりの新人教育の手段でもあります。新人教育のメソッドが、あまりできてないと思うので)

で。
そのメモの1回目なんですが。

編集者の仕事って、

1 お原稿をもらう
2 お原稿を本にする
3 本を世間の人に知ってもらう

という3段階になっている、と思うのです。

企画を立て、社内的にOKをもらい、著者候補を説得してお原稿をいただく。
ざっくりいうと、それが1。
いただいたお原稿を、読者によりわかりやすく伝えるためにあれこれ工夫し、
場合によっては写真や図版なども入れる。
読者にアピールするタイトルやカバーデザインを考える。
これらの作業が2。

たぶん、私が入社した頃って、1と2ができていれば、
編集者としては充分だったんだと思います。
(もっとも、1と2を完璧にこなすだけでも、かなり大変ですけどね)

しかし、今は本を作ってから、それをいかに世間の人たちに知ってもらうか。
という3の仕事も、極めて大事だと思うのですよ。

以前だったら、
宣伝部と販売部に任せておけば
それなりに本は売れていたと思うのですが、
今はそんなことは言ってられない。(いわゆる出版不況という奴ですね)
それに、宣伝部員よりも販売部員よりも、
その本のことを知っているのは編集者なのですから、
宣伝や販売の仕事を編集者がしてもいいではないか。と思うのです。
そして、
世間に知ってもらう手段は、以前は新聞宣伝とか雑誌宣伝くらいでしたが、
今は、ツイッターとかブログ、ミクシィなどなど、
個人レベルでやれることが意外に多い。

それらを使い倒さなくちゃ、と思うのであります。
それでも売れなかった時は、なぜ売れなかったのかを検証し、次に生かす。
そういう地味な作業を繰り返すことが、大事なような気がします。

何よりも、
自分が「面白い!」と思って作った本が、思いのほか売れてなくて、
一方で自分にやれることがあるのなら、
そのやれることを全部やらなくちゃ、もったいないじゃないですか。

もっとも、上記1・2を完璧に出来る編集者だったら、
3の部分は省略してもいいのかもしれませんが。

以上、「何を今さら」のことかもしれませんが、
後輩へのメモ、ということで書いてみました。


……うへえ。偉そうだなあ。
この企画、最初で最後になりそうです。

【本日のアマゾン】
・細川ふみえ写真集が1位。個人的には、ピンと来ません。
・『8つの実話が教えてくれた「最幸の法則」』4位。ふうむ。
・『28歳までに結果を出す!勉強のルール』23位。勉強本って、強いんだなあ。
・『億万長者との契約書』リアル書店では数日前から並んでいるように思うが、本日ランクイン。
・貫井さんの名作『慟哭』がランクイン。何かあったのかな。

2009年12月14日 (月)

141 英語本カウントダウン37日

1月下旬に出版予定のTOEICの勉強本、
出版まであと37日、となりました

著者は、TOEICのカリスマ講師・中村澄子先生です。
(実は、同時発売の他の本の関係で、発売日が少し後ろにずれる、
という情報もあるのですが…。確認しなくちゃ)

先週は、何とか印刷所さんにお原稿を渡すことができました。
章の振り分け作業や、中村先生の教室生による座談会原稿など、
時間までにできあがるかどうか不安だったあれこれも、
何とか形になって、ホッとしてます。
(ただ、それにしても、ちょっと時間がかかりすぎなんですが)

今週半ばには活字組み(ゲラと読んでます)ができるはずなので、
出来次第、大急ぎで中村先生の事務所にもって行きます。
で、その時に、追加取材も行う予定です。
実は、中村先生と電話で打ち合わせをしていると、
「その話も活字にしましょう」
「その生徒さんのノートの話、面白いから新しい章を作りましょう」
と、いろんなアイデアが湧いてくるのです。
その辺の情報整理を、行う予定です。
全部入れると、かなり面白いと思うのですが、時間との兼ね合いが…。
あ、そういえば、
発売日が少し後ろにずれるかも、…。

【本日のアマゾン】
・『あおい目のこねこ』2位。二分間の冒険』3位。どちらも児童書っぽい。
「エチカの鏡」で紹介されたらしい。ふうむ。影響力ある番組だなあ。
・作文教育がらみの本も何冊か入っているが、それらも「エチカの鏡」がらみかな。
・月曜は、『坂の上の雲』も相変わらず強い。
・そういえば、昨日・今日と朝日新聞書評がらみの本って、ランクインしたかな。

2009年12月13日 (日)

140 キャラメルボックスの加藤さんのお話

昨日の記事(139)で、演劇集団キャラメルボックスのことを語り、
製作総指揮(普通の会社で言えば社長、ですかね)の加藤昌史さんの本が面白い、と述べました。
実際、加藤さんのブログの内容や本に書かれていることって、
仕事のヒントになることが多いなあ、と思いながら読んでいるのですが、
先日見た芝居「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」
のパンフレットにも、面白い文章がありました。

このパンフレット、お客さん全員に入り口で渡している無料の印刷物なんですが、
その最後のほうに出ていた文章です。
(正確には「観終わってから読んでください」というタイトルなので、この芝居をこれから見るぞ、
という方は後日読んでいただきたいのですが…)

「超能力で人の心の声を聞くのではなく、
聞こう聞こうとこちらから近づいていくと、
本当の声で本当の気持ちを伝えてくれる、ということです。

どう思われているのかを気にするのではなく、
「どう思ってるの?」とこちらから聞きに行ってしまうこと。
そうやって聞かせてもらった言葉がもしも本当の気持ちじゃなかったとしても、
一歩だけ本当の気持ちに近づけた、と僕は思うのです

……読者の人たちの気持ちを、自分はきちんと聞こうとしているだろうか。
   聞くための工夫をしているだろうか。
   もっといい工夫はないだろうか。
   そんなことを、しみじみ考えてしまいました。

同業他社の人たちの方法論を学ぶのは当然として、
同じようなエンターテインメントの世界の人たちの話も、
仕事のヒントになるんじゃなかろうか

加藤さんの本や文章を読んでいると、しばしばそんな思いにとらわれます。
というか、他の業界の仕事のやり方が時としてヒントになる、
というのは、まさに加藤さんの本に書いてあったことなんですけどね。

「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」
本当はもう一回行きたいのですが、
スケジュール的に、もう無理だろうなあ。それが残念。

【本日のアマゾン】
・『学校の先生が国を滅ぼす』2位。以前も見たことあるが、ここに来てぐっとランクアップ。
・『くらべる図鑑』も強いなあ。3位。
・『経営戦略の思考法』ランクイン。硬いタイトルだなあ。
・『コミュニティを問いなおす』ランクイン。やはりコミュニティはキーワードなのかな。
・『フィギュアスケートを100倍楽しく見る方法』ランクイン。なるほど、こういうのもありだ。著者・荒川静香。

2009年12月12日 (土)

139 キャラメルボックスのお話

キャラメルボックスのお話

先日、演劇集団キャラメルボックスの芝居を見に行ってきました。
池袋のサンシャイン劇場で上演している、
「エンジェル・イヤーズ・ストーリー」。
ここのお芝居、2007年から見るようになったのですが、
今回も、2時間の芝居を堪能しました。

キャラメルボックスは、お芝居が面白いのはもちろんなんですが、
情報発信とか、サービスのやり方とか、
そういったものがすばらしく、、
毎回、「へえ!」と思う何かがあるのですよ。

今回、面白いと思ったのは、
終演後、出口で配っていたシール。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、
今回のお芝居のチラシをごくごく小さいサイズのシールにしています。
これ、芝居の宣伝のために、
劇団のスタッフさんたちが自分の名刺に貼っているもの

らしいのです。
今回、非常に出来がいいので、
お客さんに配ることにしたそうです。
(と、製作総指揮の加藤昌史さんのブログにありました)

宣伝用の名刺用のシールを作る。
そして、それをお客さんにサービスで配る。
お客さんは、それを面白がって知り合いに紹介したり、
ブログに書いたりする(←このブログみたいに)。
結果的に、お客さんをも巻き込んだ宣伝活動になる。

お客さんを楽しませながら、結果的に宣伝活動を行なってもらう。
そういうアイデアが、仕事のうえでの参考になると思っているのですよ。

もっとも、
宣伝しなくてはならないもの=出版物があれこれある出版社に、
この名刺シールのアイデアは使えそうにないですが。
お客さんを楽しませながら宣伝活動に巻き込む、
という発想は、何かに使わせていただきます。

ちなみに、
キャラメルボックス好きの著者、私が把握しているだけでも3人いらっしゃいます。
山田真哉さん・和田弘美さん・弘中勝さんです。
(皆さん、ご自身のブログやメールマガジンで言及しています)

そもそも、私がキャラメルボックスの芝居を見るようになったのは、
弘中さんのメールマガジンで
製作総指揮の加藤さんの本が紹介されていて、
その本を読んだらあまりの面白さに驚愕

それ以来、見に行くようになったのです。
で、弘中さんとは劇場で遭遇したこともあるのでした…。
(山田さんは、別の劇団の芝居でお見かけしたことがあります…)

製作総指揮・加藤さんのことは、また改めて書きたいと思います。

【本日のアマゾン】
・うわ。AKB48がらみの本が1・2位を占めている・
・『くらべる図鑑』今までも見かけていたが、ここに来て4位。
・『社長の人事でつぶれる会社、伸びる会社』ランクイン。

2009年12月11日 (金)

138 編集者の飲み会

つい先日、編集者の飲み会がありました。
ノンフィクション、それもビジネス系の編集者が中心で、
いろんな社から総勢50人ほど
。かなりの盛会でした。

だいぶ以前、文芸の編集をやっていました。
その時の記憶で書きますが、
文芸の編集者って、作家さんを中心につながっています
○○先生の忘年会、新年会、
あるいは○○先生主宰の旅行会、
といったイベントがしばしばあり、その度に、
各社の○○先生担当の編集者が集まる。
そんなイメージです。
あるいは、直木賞・芥川賞、乱歩賞などの各種パーティで
他社の編集者さんと一緒に酒を飲む。
この場合も、すぐ近くに作家さんがいるわけです。

こういう作家さんをハブにした集まりって、
ノンフィクションの編集の場合はあまりないんだなあ、
というのが、ノンフィクションに移ってみての印象でした。
もちろん、作家さんによってはいろんなイベントを行っている方も
いらっしゃると思いますが、あまり聞かない。

と思っていたのですが、
ノンフィクションの場合は、作家抜きの編集者の集まり、
というのが結構あるのですね

ノンフィクションの文庫編集時代にはよくわからなかったのですが、
単行本編集部に移り、さらにツイッターをやり始めて、
そのことに気づきました。
むしろ、若手編集者を中心に、結構行われているような。

逆に文芸編集者の場合、各社の編集者だけが集まる会合って、
あるのかなあ?

これって、実は文芸編集とノンフィクション編集の、
仕事の進め方にも似ていたりして。
(直感的にそう思うんですが、まだ文章化できてません)

というわけで、
各社の編集の方とおしゃべりできた先日の飲み会、
大変楽しい会でした。
それだけに、幹事を務めてくださった
日本実業出版社の滝さんは、
ものすごく大変だったと思います。
なにしろ、50人の人間に声をかけるわけで、それだけでも大変です。
本当にお疲れ様+ありがとうございます!

滝さんと知り合いになれたのは、ツイッターがきっかけ。
そういう点も、いまどきな感じであります。

ところで。

この会には、小社から3人参加しました。
私のほかは20代の女性編集者二人。
私は、当然のことながら彼女たちと一緒に行くつもりだったのですが、
20代女子に「じゃ、お先に行ってます」
といわれ、あやうく置いてきぼりになりそうでした。
嫌われているのか、自分。

【本日のアマゾン】
・上位陣、なんだか芸能関係の本が多いなあ。
・『タジンポットでつくる、毎日のレシピ60』ランクイン。タ、タジンポット?
・『ザッポスの奇跡』ランクイン。これは明らかに、ビジネスブックマラソンの影響だな。
・『勉強会へ行こう!』ランクイン。ううむ。こういう本、需要はあるはずだが、売れるのか。

2009年12月10日 (木)

137 コピーライティングセミナーのはなし

昨日は会社帰りに、
『「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本』や
『うまくいく人が必ず持っている黄金の仕組み』等の著作を持つ、
中山マコトさんのセミナーに参加しました。

「コピーライティングセミナー」をたっぷり3時間。(午後7時から10時まで)
少々、疲れました。

いつものように、印象に残った言葉を備忘録風に書いておきます。
ただ、講義の流れがあるので、
単体で書いても意味がわかりづらいものが結構あります。
それらはできるだけ外し、それ単体でもなんとなく意味がわかるもの限定で。

・コピーはラブレター。
・コピーを書くときに重要なのはターゲット。ターゲットを考え抜く。
・「この商品の強みを言ってみよう」という場合、作り手の発想で言うことが多い。お客さんがほしいのはどの部分なんだろう?
・ひとつの文章には、ひとつのメッセージ。
・「教えてGOO」は参考になる。
・「これでやせられる」よりも「やせると、こうなる」のほうがいい。能力の紹介で終わらせない。
・文章は、次の文章を読ませるためにある。
・ブログに小見出しを入れると、反応が違う。

……やはり、わかりにくいなあ。
実は、一番印象に残ったのは、
ヘルシア緑茶を毎日2本飲んで、ダイエットに成功した人がいる」という発言。(←そこか!)

【本日のアマゾン】
・上位陣、いつもの顔ぶれという感じがする(AKB、強いなあ)。
・そんな中、『はじめて講師を頼まれたら読む本』がかなり上位に。前川孝雄さんのブログで紹介されたから?
・『みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング』ランクイン。あら。その下も同じ著者だ。


2009年12月 9日 (水)

136 カウントダウン+8日

今回、別ネタを考えていたんですが、急遽変更します。

ご報告がございます。
このブログでも何度か紹介しております
『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(美月あきこ著)が、
発売8日目で重版となりました。

この場をお借りしまして、
お世話になった皆様に御礼申し上げます。

この本は、単行本編集部に異動後、最初に担当させていただいた本です。
単行本編集者としては新人ですが、
それまでは文庫の編集をしておりました。
ですので、この本には、
文庫編集時代に学んだ本作りのノウハウを、
可能な限り入れ込みました。
同時に、文庫編集時代に思いついた本の売るためのアイデアを、
できる限り取り込みました。
その本が、重版決定となり、正直、ホッとしております。
文庫時代の蓄積が、単行本でも通用するらしい、ということがわかりました。

もちろん、
単行本特有の本作りのノウハウを、これから大急ぎで学ばなくてはいけませんし、
本を売るアイデアを、これからもどんどん発想していかなくちゃいけませんが。

とりあえず、今日のところは、
よかった。ホッとした。ということで。
落ちのない記事ですいません…。

【本日のアマゾン】
・『AKB48の海外旅行日記』1位に。4位の「クイックジャパン」もAKB48特集らしい。
時代はAKB48なのか。
・『仕組みで「売る」技術』ランクイン。気になる。
・『このミステリーがすごい! 』ランクイン。そういう時期なんだなあ。

2009年12月 8日 (火)

135 パブラインのおはなし

どの業界でも同じでしょうが、
出版業界の人間なら誰もが知っているけれど、
世間の人はほとんど知らない専門用語があります。
ゲラ、とかツカミホン、などなどですが、
「パブライン」もそうではないか、と。
これ、紀伊国屋書店さんが行っているサービスです。
紀伊国屋書店さんのサイトによれば、

「POSレジで管理される紀伊國屋書店全店の販売情報を、
インターネットを通じて出版社やその他のメディアに公開しています。
販売データ分析による増刷手配、また購入者の性別や年代ほかのデータ分析による
新商品のマーケティングなど、Publineを有効に活用する出版社、マスコミ各社は
350社を越えています。」

ということで、要するに、全国の紀伊国屋書店で本や雑誌がどんな風に売れているか、
パソコンでわかってしまう、
というものです。

実は、文庫編集部時代、パブラインはあまり使ってませんでした。
よく見ている編集者もいましたが、
文庫の場合、同時に何点も出すので、
1点あたりの動向をジックリ見るような余裕がなかった、
のだと思います。

今回、単行本編集部に移ったことでもあり、
パブラインをちらちら見るようにしたのですが、
これ、やはり面白いわ。

紀伊国屋さんで、今日、どんな本が売れているのか。
自社の本でどれが一番売れているか。
あの本は、全国のどこでもっとも売れているのか。
あの本は、自社のこの本と比べて売れているのかいないのか。
他社さんがガンガン宣伝しているあの本は、実際のところ、どんな売れ行きなのか。

(他社さんの本のデータも見ることが出来る)
…なんてことが、簡単にわかってしまうのです。
あ、ちなみに紀伊国屋さんの売上って、日本の書籍全体の約5%なんだそうです。
ということはつまり、パブラインの数字を20倍すると、
その本の総売り上げの見当がつく、らしいです。
(これ、あくまでも理論上の話ですよ)

というわけで、ここ数日、毎朝チェックしてますが、
あまりに面白いのでつい1日に何度も見てしまう。
それが最大の問題かもしれません。

もっとも、私が見ているのはごくごく表層的な部分だと思います。
パブラインって、1契約あたり月に10万円らしいので、
元が取れるくらいに、データを使い倒そうと思います。(今後の課題)

パブラインという存在を初めて知ったのは随分前ですが、
「紀伊国屋さんくらいのスケールになると、
どんな本が売れているか、という情報も商品になるんだ」
と非常に驚きました。
自社の売上データがお金になるなんて、凄いと思いませんか?
もっとも、それが商品になるということは、
出版業界になんらかの歪みがある、ということなのかもしれませんが。
(この辺のことはあまりに長くなるし、知識が追いつかないので省きます)

ちなみに、ネットをあれこれ検索していたら、

パブラインで、1か月100冊で「まあ成功」、50冊で「そこそこ」

という記述を見つけました。これって、全店で?
だとすると、美月あきこさんの新刊『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』は
発売1週間で「まあ成功」は軽くクリアしているんですが…。
ううむ。そんなに簡単なわけはないよなあ。

ところで。

素朴な疑問なんですが。
莫大なお金とスタッフ(あるいはファン)を持っている著者だったら、
全国の紀伊国屋書店さんで自著を購入することで、
パブラインのデータを捏造できるのではないでしょうか…。
まあ、紀伊国屋さんにとっては売れ行き増につながるから、
問題ないのか。

【本日のアマゾン】
・『フリー』1位に。
・『漂流する広告・メディア』ランクイン。気になる。
・『社長さん! あなたの資産と会社を守る最後の一手、教えます!』ランクイン。長いタイトルだ。

2009年12月 7日 (月)

134 英語本カウントダウン44

1月下旬に出版予定の英語本(もっと正確に書くとTOEICの勉強本)、
出版まであと44日、です。

今回、活字組み(いわゆるゲラです)の前に
ジックリ原稿をチェックしたい、
という著者(TOEICの超人気講師・中村澄子先生です)のリクエストで、
印刷所さんに渡す前のワード原稿を、
ジックリ見ていただいてます。
で、その修正分が届いたので、
ワードに修正分を転記(というのかな。ワードの文字を直接修正しているわけです)してます。

なんとか、明日、第1章だけでも印刷所さんに渡したいところなんですが、
そして単なる転記作業だけなら可能なんですが、
第1章の分量が著者校によってだいぶ増えたので、
2章以降に回せる内容は、回したい
(各章の分量、あまりにバランスが悪いのはいかがなものか、と思うので)
といった作業をしていたら、
明日中に終わるのかなあ。

しかし、その後の段取りなんかを考えると、
やはり明日、なんですよねえ。

ま、明日は明日の風が吹くってことで
(使い方、間違ってないですよね…)

【本日のアマゾン】
・『やればできる』12位。ジワッと上がっている。
・『独身の99%は結婚できる![限定版]』ランクイン。強烈なタイトルだなあ。
・『一生折れない自信のつくり方 』ランクイン。こういう傾向の本がよまれているのか。

2009年12月 6日 (日)

133 オリコンの本ランキング

12月4日に、オリコンが2009年の
「年間“本”ランキング」(08年11月17日~09年11月22日)を発表しました。
備忘録として、そのデータを貼っておきます。
ビジネス書はジャンル別と言うことで10位までですが、
総合、新書、文庫はそれぞれ50位まで載っています。

『最後のパレード』って今年だったなあ、とか、
『夢をかなえるゾウ』って2007年刊だぞ、とか、
『かいけつゾロリ』と『くらべる図鑑』って凄い、とか、
じっくり見ているといろいろ面白いです。

なお、著者名の次の数字は、「推定売上部数」。
これは実売のことなのかな。しかし、実売って、こんなに細かく分かるものなのか?
新聞宣伝などで出している数字ととかなり違う本もあって、
この部分も、なかなか面白いです。

<ビジネス書>
1位 「脳にいいこと」だけをやりなさい!
(著)マーシー・シャイモフ(訳)茂木健一郎 743,126
2位  面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 本田直之 242,240
3位  断る力 勝間和代 236,272
4位  1分間勉強法 石井貴士 224,826
5位  誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール 野口敏 222,548
6位  起きていることはすべて正しい 勝間和代 160,748
7位  竹中式マトリクス勉強法 竹中平蔵 146,909
8位  やる気のスイッチ! 山崎拓巳 142,023
9位  リーダーになる人に知っておいてほしいこと
(著)松下幸之助/(編)松下政経塾 136,055
10位  どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座 小宮一慶 116,688

<総合>
1位  1Q84 BOOK1 村上春樹 1,080,349
2位  読めそうで読めない間違いやすい漢字 出口宗和 1,000,905
3位  1Q84 BOOK2 村上春樹 896,061
4位  「脳にいいこと」だけをやりなさい!
(著)マーシー・シャイモフ(訳)茂木健一郎 743,126
5位  日本人の知らない日本語 蛇蔵&海野凪子 612,030
6位  告白 湊かなえ 565,459
7位   ドラゴンクエストIX 星空の守り人 NDS版 大冒険プレイヤーズガイド
Vジャンプ編集部 476,146
8位  Cher 09-10 AUTUMN/WINTER COLLECTION - 458,227
9位  巻くだけダイエット 山本千尋 456,874
10位 オバマ演説集  『CNN English Express』編集部 447,422
11位 ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 下巻 知識編
- 413,719
12位 悩む力 姜尚中 397,312
13位 しがみつかない生き方 香山リカ 387,797
14位 私服だらけの中居正広増刊号 ~輝いて~ - 369,614
15位 最後のパレード 中村克 368,229
16位 世界一の美女になるダイエット エリカ・アンギャル 335,631
17位 ドラゴンクエストIX 星空の守り人 公式ガイドブック 上巻 世界編 326,968
18位 体温を上げると健康になる 齋藤真嗣 316,140
19位 つみきのいえ (絵)加藤久仁生/(文)平田研也 293,181
20位 イヴ・サンローラン  - 284,258
21位 欲情の作法 渡辺淳一 282,695
22位 人間の覚悟 五木寛之 280,562
23位 男道 清原和博 273,401
24位 O型自分の説明書 Jamais Jamais 268,273
25位 夢をかなえるゾウ 水野敬也 258,442
26位 Cath Kidston “THANKYOU!” BOX - 257,195
27位 悼む人 天童荒太 252,860
28位 差別と日本人  野中広務,辛淑玉 250,161
29位 面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 本田直之 242,240
30位 断る力 勝間和代 236,272
31位 東大合格生のノートはかならず美しい 太田あや 232,596
32位 キャス・キッドソンへようこそ2 - 225,134
33位 1分間勉強法 石井貴士 224,826
34位 誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール 野口敏 222,548
35位 かいけつゾロリ イシシ・ノシシ大ピンチ!! 原ゆたか 221,099
36位 女性は「話し方」で9割変わる 福田健 214,558
37位 A型自分の説明書 Jamais Jamais 213,435
38位 ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか
(編)7人の特別講義プロジェクト,モーニング編集部 212,931
39位 小学館の図鑑NEO+ぷらす くらべる図鑑 212,536
40位 Cher 2009 Spring/Summer Collection - 210,493
41位 B型自分の説明書 Jamais Jamais 205,771
42位 MARC BY MARC JACOBS 2009 FALL/WINTER COLLECTION - 203,710
43位 かんたん年賀状素材集 2009年版 (編著)技術評論社 200,955
44位 ベッキーの♪心のとびら ベッキー 196,560
45位 新装版 天地人 上 天の巻 火坂雅志 195,259
46位  NHK大河ドラマ・ストーリー 天地人 前編 (編)NHK出版 194,985
47位 日本を貶めた10人の売国政治家 小林よしのり 192,291
48位 からだにおいしい 野菜の便利帳 (監修)板木利隆 192,279
49位 パパッと出せる年賀状 2009 (編)SE編集部 191,716
50位 半島へ、ふたたび  蓮池薫 191,227

<新書>
1位  悩む力 姜尚中 397,312
2位  しがみつかない生き方 香山リカ 387,797
3位  人間の覚悟 五木寛之 280,562
4位  差別と日本人 野中広務,辛淑玉 250,161
5位  断る力 勝間和代 236,272
6位  女性は「話し方」で9割変わる 福田健 214,558
7位  ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか
(編)7人の特別講義プロジェクト,モーニング編集部 212,931
8位  日本を貶めた10人の売国政治家 小林よしのり 192,291
9位  子どもは「話し方」で9割変わる 福田健 184,624
10位 モデル失格 押切もえ 157,887
11位 おとなのねこまんま (編)ねこまんま地位向上委員会 130,623
12位 天才は10歳までにつくられる 横峯吉文 129,120
13位 おつまみ横丁 (編)編集工房桃庵 118,159
14位 一日一生 酒井雄哉 117,389
15位 どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座  小宮一慶 116,688
16位 1分で大切なことを伝える技術 齋藤孝 112,812
17位  リンゴが教えてくれたこと 木村秋則 112,541
18位  日本の難点 宮台真司 105,031
19位  「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? 細野真宏 98,684
20位  あぁ、監督-名将、奇将、珍将 野村克也 98,465
21位  人を見抜く技術 桜井章一 97,248
22位  化粧する脳 茂木健一郎 95,631
23位  金融大崩壊 水野和夫 93,022
24位  もう一軒 おつまみ横丁 瀬尾幸子 88,162
25位  ポケット版 35歳までに必ずやるべきこと 重茂達 83,853
26位 生物と無生物のあいだ 福岡伸一 82,904
27位  英単語ターゲット1900 4訂版 宮川幸久 80,312
28位  世界は分けてもわからない 福岡伸一 75,770
29位  脳に悪い7つの習慣 林成之 75,486
30位  強欲資本主義 神谷秀樹 74,933
31位  資本主義崩壊の首謀者たち 広瀬隆 70,704
32位  図説 地図とあらすじでわかる!古事記と日本書紀 (監修)坂本勝 69,948
33位  財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 國貞克則 69,820
34位  <勝負脳>の鍛え方 林成之 68,938
35位  トラウマ あなたが生まれてきた理由 江原啓之 68,427
36位  「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法 小林公夫 67,684
37位  就活のバカヤロー 石渡嶺司,大沢仁 64,917
38位  速読英単語 1 必修編 改訂第5版 風早寛 63,745
39位  反貧困 -「すべり台社会」からの脱出- 湯浅誠 61,997
40位  財務3表一体理解法 國貞克則 61,637
41位  現代語訳 学問のすすめ (著)福澤諭吉/(訳)齋藤孝 57,222
42位  白川静 漢字の世界観 松岡正剛 56,488
43位  ルポ 貧困大国アメリカ 堤未果 56,263
44位  会社に人生を預けるな 勝間和代 55,735
45位  プロフェッショナルたちの脳活用法
(編著)茂木健一郎,NHK「プロフェッショナル」制作班 54,291
46位  できそこないの男たち 福岡伸一 53,687
47位  覚悟のすすめ 金本知憲 53,487
48位  人は「話し方」で9割変わる 福田健 53,473
49位  一瞬で相手を落とす!コールドリーディング入門 石井裕之 52,506
50位  越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 越前敏弥 51,565

<文庫>
1位  向日葵の咲かない夏 道尾秀介 835,029
2位  赤い指 東野圭吾 810,260
3位  思考の整理学 外山滋比古 745,741
4位  さまよう刃 東野圭吾 724,705
5位  天使と悪魔 上 (著)ダン・ブラウン/(訳)越前敏弥
6位 ジェネラル・ルージュの凱旋 上 海堂尊 636,566
7位  終末のフール 伊坂幸太郎 613,000
8位  ジェネラル・ルージュの凱旋 下 海堂尊 612,668
9位  重力ピエロ 伊坂幸太郎 612,399
10位 天使と悪魔 中 (著)ダン・ブラウン/(訳)越前敏弥 596,187
11位 天使と悪魔 下 (著)ダン・ブラウン/(訳)越前敏弥 582,082
12位 名探偵の掟 東野圭吾 580,152
13位 螺鈿迷宮 上 海堂尊 487,958
14位 螺鈿迷宮 下 海堂尊 481,514
15位 容疑者Xの献身 東野圭吾 455,983
16位 夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦 428,568
17位 余命1ケ月の花嫁 (編)TBSテレビ報道局 410,467
18位 ノルウェイの森 上 村上春樹 410,290
19位 納棺夫日記 増補改訂版 青木新門 399,650
20位 ストロベリーナイト 誉田哲也 387,333
21位 ノルウェイの森 下 村上春樹 354,495
22位 町長選挙 奥田英朗 351,261
23位 ナイチンゲールの沈黙 上 海堂尊 324,550
24位 ナイチンゲールの沈黙 下 海堂尊 320,050
25位 頭のいい説明「すぐできる」コツ 鶴野充茂 295,332
26位 うそうそ 畠中恵 280,170
27位 死ぬかと思った 1 文庫版 (編)林雄司 276,783
28位 まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん 276,354
29位 おくりびと 百瀬しのぶ 259,441
30位 居眠り磐音 江戸双紙 28 照葉ノ露 佐伯泰英 258,625
31位 居眠り磐音 江戸双紙 29 冬桜ノ雀 佐伯泰英 256,479
32位 オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎 255,014
33位 日暮らし 上 宮部みゆき 237,785
34位 人間失格 太宰治 234,746
35位 スイッチを押すとき (著)山田悠介/(イラスト)スカイエマ 234,377
36位 居眠り磐音 江戸双紙 30 侘助ノ白 佐伯泰英 232,987
37位 チーム・バチスタの栄光 上 海堂尊 230,326
38位 チーム・バチスタの栄光 下 海堂尊 225,684
39位 魔王 伊坂幸太郎 225,463
40位 笑う警官 佐々木譲 222,063
41位 日暮らし 下 宮部みゆき 220,746
42位 日暮らし 中 宮部みゆき 219,922
43位 鴨川ホルモー 万城目学 217,033
44位 ジウ I 警視庁特殊犯捜査係 誉田哲也 215,733
45位 グラスホッパー 伊坂幸太郎 215,039
46位 小説 僕の初恋をキミに捧ぐ (著)橋口いくよ/(原作)青木琴美 214,877
47位 読むだけですっきりわかる日本史 文庫版 後藤武士 205,522
48位 官僚たちの夏 城山三郎 204,919
49位 ルパンの消息 横山秀夫 203,618
50位 ラッシュライフ 伊坂幸太郎 201,738

<本日のアマゾン>
・『BANDAGE オフィシャル・ブック』1位。6日間、1位なのでは?
・『やればできる』15位。
・『癒し系の女性になるヒント』ランクインしていることに気づかなかった。気になる。

2009年12月 5日 (土)

132 アグラをかいている場合ではない

昨日、ツイッター経由で某ブログを読んでいたら、
興味深い記事が載っていたので書いておきます。

作家の柳美里さんが
雑誌『創』に「今日のできごと」というエッセイを連載していて、
最新の12月号では新刊『オンエア』のことを書いています。

「目覚めている時間の大半を『オンエア』に費やしています」とのことで、
具体的には、
サイン本上下1400冊、
書店用POPづくり400枚、
サイン会と書店回り72店、
インタビュー21回

サイン本とポップの数に驚きますが(書店周りの数もすごい)、
これについて、柳さんは、
「作品を校了し、一冊の本として世に送り出してからは、
一冊でも多くのひとに読んでもらうべく努力をする。
これは当たり前のことだと思うんです。(中略)
現在は深刻な出版不況で、雑誌は休刊ラッシュだし、
小説の初版部数はどの社もかなり抑え気味です。
どこへ行っても、売れない、売れない、という嘆き節しか聞こえてこないことは確かですが、
いっしょになって嘆いたってなにもはじまらないし、だいたいそんなの格好悪いでしょう。
小説を書くのは作家の仕事、小説を売るのは出版社の仕事、
と作家の座にアグラなんてかかないで
(中略)
本が出たら販売部の一員として書店まわりをするぐらいの勢いで、
売ることに懸命になるべきだと思うのです。

やるべきことをすべてやって、それでも売れなかったら、
だれからなにをいわれても、口を噤んで俯くしかありません」

…私も、本を編集するのが編集者の仕事、と言っている場合ではない、
売るために、あるいは本の存在を知ってもらうために、
やるべきことはすべてやらなくては、と思った次第です。

『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(美月あきこ著)のために、
やるべきことはまだまだあるはず。

【今日のアマゾン】

・『脳に悪い7つの習慣』15位。この本、今日の「王様のブランチ」で紹介されていた。
・苫米地 英人さんの本がやたらランクインしている感じ。
・『やればできる』32位。何位まで行ったのかな。


2009年12月 4日 (金)

131 景気のいい話

景気のいい話

まず、景気のいい話。
今朝(2009年12月4日)の朝日新聞にはビックリしました。
少年ジャンプの全面広告が、9ページも載っているのです。
新聞全体で40ページですから、
めくってもめくっても少年ジャンプ、という感じでした。
広告の絵柄はすべて「ONE PIECE」。
このブログにも書きましたが、最新刊の初刷部数が285万部になったこと、
そして少年ジャンプ本体が300万部になること、
このふたつの告知のための、広告であります。
少年ジャンプ、たしか全盛期は600万部だったはずで
(違いましたかね?)
それに比べたら少ないですが、それでも300万(そして285万)
ですからねえ。
景気がいい話です。

ちなみに、少年ジャンプがらみの全面広告といえば、
かつて「スラムダンク」が累計部数1億部(!)を記念して
産経、朝日、毎日、読売、日経、東京の6紙にて展開したことがあります

(2004年8月)
このとき、「定価なら1億6千万かかる」といわれたそうですが、
今回はいくらぐらいしたんでしょう?

一方、景気の悪い話は、学習研究社のニュースです。
「学習」は09年度冬号(10年1月1日発行)、
「科学」は09年度3月号(10年3月1日発行)で休刊するのだそうで。

そういえば、我が子、今年小学校1年になったのですが、
学習も科学も、読ませようと思わなかったです。なぜだろう?
自分自身は、小学生時代、付録が大好きだったんですが。
先日の小学館のニュース(雑誌「小学五年生」「小学六年生」休刊)
に引き続き、残念な話です。

【本日のアマゾン】
・「ラブプラス」関係の本が上位にずらり。
・『神のなせる技なり』ランクイン。気になる。
・『やればできる』ランクイン。当然かも。
・『クリスマスの ふしぎな はこ』昨年刊行の本がランクイン。気になる。

2009年12月 3日 (木)

130 【本】1年で駅弁売上を5000万アップさせた パート主婦が明かす奇跡のサービス

知人のブログで知った、
1年で駅弁売上を5000万アップさせた
パート主婦が明かす奇跡のサービス

という本。
あまりに面白いので、ほぼ一気に読了しました。

なにより、著者の三浦由紀江さんの経歴が凄いです。
大学時代に結婚したため就職しないまま専業主婦となり、
子育てが一段落ついた44歳の時に、
時給800円パートで初めて仕事に就きます
日本レストランエンタプライズという会社で、
上野駅で弁当の売り子さんです。
その後、52歳で正社員。
その1年後には異例の抜擢で大宮営業所の所長となり、
現在は年商10億のカリスマ所長です。

職場の人たちをやる気にさせる、
三浦さんのパワーが素晴らしい。
ビジネス書に出てくるようなテクニックを使ったわけではありません。
「仕事は楽しく」 という、彼女のモットーを追求した結果、なのです。

細かなエピソードが面白く、ぐいぐい読めます。
印象的だったのは、大宮駅限定の駅弁を開発・販売する話。
さらに、三浦さんプロデュースで駅弁を作るのですが、
駅弁を売ってきた三浦さんの方法論と、
駅弁を作る料理人の自負がぶつかるシーンは、迫力があるなあ。
結局、どんな駅弁ができるのか
これは是非、本書でお読みください。

というわけで、三浦さんも凄い人ですが、
この本の編集担当の方も、凄いです。
(面識はありませんが)

面白エピソードと教訓めいた話のバランスが絶妙で、
つい「次はどうなる?」と、ビジネス書にしては珍しく、あとを引きます
中にはあえて時系列どおりでないところもあるのですが、
これは読みやすさ重視の結果だと思います。
さらに、目次や小見出しのデザインがよくできていて、
目にすっと入ってきます。
そして、一番おしまいのエピソードが実に感動的。
この話を最後に持ってくるかあ
これらはすべて、編集の方の力量だと思うのですよ。
何より、こういう人を見つけてきて本を書かせた、
というのが素晴らしい。

タイトル、異常に長くて覚えられないのですが、
このタイトルの長さも編集の方の考え、なんでしょうね。

というわけで、あまりに私が面白い、というものだから、
隣の後輩女子が「貸してください」と言っております。

【本日のアマゾン】
・ゲーム関係らしき本が上位に並んでいる。
・『やる気の育て方』ランクイン。気になる。
・『高学歴大工集団』ランクイン。これも気になる。

2009年12月 2日 (水)

129 渋井真帆さんのセミナー

昨日は夕方、会社を抜け出して東京駅近くの
AERAビジネスセミナーへ。
雑誌「AERA」が主宰しているビジネスパーソン向けのセミナーで、
昨日の講師は、渋井真帆さん。

お名前は存じていましたが、お話を伺うのは初めて。
想像以上にパワフルな講義でした。
終了後、司会者(AERAの編集長さん)が
新書1冊分の内容がありましたね
とコメントしてましたが、まさにそんな感じ。

ビジネス思考力を鍛える」というテーマで、
判断基準の重要性を強調されてました。
印象に残ったフレーズは、
・マニュアルを守る人より作る人のほうが歓迎される
・グルーピングするとフレームワークが見えてくる
・努力のポイントは「ゆっくり、焦らず、確実に」

渋井さんの近著『何をやってもダメだった私が、教わったこと。気づいたこと。実行したこと。』(長いタイトルだ…)
に、今回の内容、書かれているのかな。確認しなくては。

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【本日のアマゾン】
・フォレスト出版さんの新書では『脳と心の洗い方』が上位に来ている。苫米地さん、凄いんだなあ。
・あ、でも他の新書もほぼ軒並みランクイン。
・『ソニアのショッピングマニュアル』ランクイン。気になる。

2009年12月 1日 (火)

128 初刷部数285万の衝撃

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このところ、出版業界は暗い話題が多いのですが、
久しぶりに明るいニュースが駆け巡りました。

少年ジャンプに連載している「ONE PIECE」(尾田栄一郎)の単行本最新刊(56巻)が、
初版発行部数285万部になりました。
これは、単行本初版の部数としては史上最高なんだそうです。
年末に映画も公開されるようで、宣伝など、かなり力が入っているようです。
映画からの新しい読者層も期待しているのかも、しれません。

初刷1万部で「すげー」なんて思っている単行本編集者には、
まったくの別世界の話のようであります。
コミックは凄いなあ。
もっとも、そのコミックの中でも「ONE PIECE」は突出しているようです。
例えば「ドラゴンボール」で初刷220万部、
キン肉マン」で160万部、なんだそうで。
(もちろん、これらもとんでもなく凄い数ですが)

日本で一番売れている雑誌(今でも、そうですよね?)ということで、
「少年ジャンプ」は毎週買っています。
自宅近くの駅で買い、会社最寄り駅までの地下鉄30分で読めるだけ読み、
会社に着いたらコミック好きのアルバイト女子に渡す。
というのが毎週月曜の朝の決まりになっています。
30分しかないので、読めないのも出てくるわけで、
正直、「ONE PIECE」は読まないときもあります。
最初の設定がわかってないと、いまひとつ入りづらいような…。
でも、さすがに今回の部数は気になります。
映画も、見に行ってみようかな。

ちなみに、必ず読んでいるのは下記の作品群です。
40過ぎのおじさんでも読める漫画、ということで。

「バクマン。」
コミック誌の編集業界が描かれています。似たような仕事なので、興味深いです。

「いぬまるだしっ」
幼稚園を舞台にした、コメディ。最新刊の単行本で、作家の乙一さんが推薦していて、
激しく同意しました。

「こちら亀有区葛飾公園前派出所」
年齢に関係なく楽しめる、稀有な作品。

「SKET DANCE」
絵柄とストーリーが、非常に読みやすい。

【本日のアマゾン】
・『フリー』3位に。
・『ONE PIECEぴあ』も6位に。
・『大好きなことをしてお金持ちになる』ランクイン。フォレスト出版の新書。
・ここに来て、またもやマイケル・ジャクソンの本が売れているような気がする。


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