161 今年最初に読む本
毎年、最初に読む本を何にするかはちょっと悩みます。
その年を象徴する、というと言いすぎですが、
やはり、1番目に読む本には、それなりに気合が入ります。
で、今年の最初の本なんですが。
昨年、単行本の編集者をやってみて、
改めて、自分が歴史に関して疎いということを痛感しました。
もちろん、文庫編集者時代からうすうす感づいてはいましたが。
歴史の本を企画する、というわけではないのですが、
著者(あるいは著者候補)と喋っている時や、
企画をあれこれ考える時に、
歴史の素養がないことを痛感するのです。
それに、学生時代はあまり面白く思えなかった日本史が、
40台半ばになって、なんだか無闇に興味深く思えてきました。
そういう目で見るからなのか、
昨年、書店で妙に気になっていたのが
「もういちど読む山川日本史」
山川出版と言えば、歴史の教科書で有名ですが、
その高校の教科書を、一般読者向けに書き改めた通史なのです。
昨年8月に出版し、10月ですでに3刷。
日本史が気になる、改めて日本史を勉強したい、
という人が増えているのでしょうかね。
というわけで、この本を今、読んでます。
学生時代に習っていた歴史の知識を、
修正しなくてはいけない部分もあるようで、
勉強になります。
(○○の乱といった名称が変わったりしています)
ただ、正月休みはいろいろやることが多くて
(初詣や雑煮作りなどなど)
なかなか読みすすめられません。
正月休み中に、読了できるかなあ。
【本日のアマゾン】
・まどみちお『いわずにおれない』ランクイン。これは、テレビの影響だな。
・もっとも、『竜馬が行く』もランクイン。これまた、テレビの影響である。
・2005年刊行の『ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち』ランクイン。これは何が理由かな?
・ライトノベルスっぽい本が相変わらず多い。
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