最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月の31件の記事

2010年3月31日 (水)

247 びっくりした帯

明日から4月とは思えない寒さです。
桜、咲いているのかな。
目先の仕事に追われ、季節感をあまり感じていないのですが、
それはさておき。

数日前、書店で見かけてかなりびっくりしました。
今日、また見かけ、改めてびっくりしたので、
書いておきます。
(あ。いい意味でびっくりしたのです)

池田千恵さんの新刊
『夢が現実化する「1枚図解」』
の件です。
この本の帯に、
池田さんの前作『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』が、
表紙カバーの写真入りで紹介されてます。
『朝4時起き』は池田さんのデビュー作であり、
しかも5万部越えのヒット作。

したがって、2作目の帯で紹介するのは、
当然と言えば当然なんですが、
『朝4時起き』はダイヤモンド社で、
今回の本は明日香出版。
つまり、版元が異なる本の紹介を写真入りで行なっているわけで、
かなり珍しいことではなかろうか、と思ったのです。

しかし、
読者視線で考えると、
「あ、『朝4時起き』の著者の本なんだ、
ということで、非常にわかりやすい。
ひょっとすると、これから増えてくるパタンかも、と思ったのでした。

2010年3月30日 (火)

246 キャラメルボックスのツイッター割引

演劇集団キャラメルボックスのお芝居が好きで、
先日も池袋に見に行ってきました。
サンシャイン劇場で
「ミス・ダンデライオン」と「南十字星(サザンクロス)駅で」の2本立て。
感涙のタイムトラベラーものです。

で、製作総指揮の加藤昌史さんのブログも見ているんですが、
それによると、ツイッターフォロワー割引を始めたそうです。
日程やシステムなど、詳細は加藤さんのブログを見ていただくとして、
フォロワー一人につき10円の割引。
とすると、私の場合、4千円近く安くなる。
この割引を使ってもう一度行きたいけれど、
ここ数日の仕事の状況から考えて、
ちょっと難しいかなあ。

フォロワーの数によって値引く「ツイッター割引」。
以前読んだ新聞記事にも、出ていました。
お店でやっているそうです。

目新しいことはとりあえずやってみたい、
と思っているほうなんですが、
さすがにこれは、そのまんま真似するわけにはいかないなあ。
書店さんで割り引いてもらう、というわけには行かないし。

やるとしたら、
小社のサイト内で完結する電子貨幣(というんですかね?)をつくり、
それを使って小社の本を買っていただく。
その際に値引きます、
という感じでしょうか。

あるいは、小社で作家さんの講演会を主宰し、
定価を2千円くらいにしておいて、
ツイッターのフォロワーの数によって割り引くとか。

あ、これだったらやれそうな気がします…。
あ、でもどなたに講演していただくんだろう?

【本日のアマゾン】
・『毒出し「黒豆」ダイエット』ランクイン。ううむ。今度は黒豆なのか。
・『クレーム・パワハラ・理不尽な要求を必ず黙らせる切り返し話術55の鉄則』ランクイン。長い!
・『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』70位。これは日経の宣伝効果です。ありがたい。

2010年3月29日 (月)

245 カウントダウン21と17

月曜は、いま進めている本の進行状況について書く、
ということになんとなくなってます…。

というわけで、いま担当しているのは、

A本 話し方の本
B本 某テレビ番組の本で、

A本の見本本は、4月15日(木)
B本の見本本は、4月19日(月)
を予定しています。(間に合うのかなあ…)

A本は、ベストセラー『「話し方」で9割変わる』シリーズの著者・福田健先生に、
新入社員の「話し方」について、論じていただく本です。
実は、新人向けの本のご執筆は「初めて」なんだそうです。
(そうだったのか!)

先週、活字組をお渡しし、まさに今日、著者校チェックをいただきました。
これを印刷所さんに渡す活字組に転記します。
で、明日30日には印刷所さんに渡すんですが、
むむむ。
時間的に厳しいなあ。
まあ、でも、やります。

あ、タイトルは
『新入社員は「話し方」でグングン伸びる』です。

で、それ以上に時間が厳しいのが、B本。
いまだに正式発表が出来ないのですが、
水面下では少しずつ進めてます。
出来れば今夜、B本の仕事もしたいのですが、
それは無理だよなあ。

とりあえず、A本をびしっと。
というわけで、
今日は自宅で作業します…。

【本日のアマゾン】
・上位陣、芸能本・ビジネス本・ライトノベルが入り乱れていてなかなか興味深い。
・興味深いといえば、佐々木希写真集『PRISM』のカスタマーレビューも。
書き込みに対して、別の人が反論している。掲示板みたい。
・『ゆほびかGOLD Vol.6 幸せなお金持ちになる本』ランクイン。ストレートなタイトルだなあ。
・ところで、AKB48って総選挙をするんですね。

2010年3月28日 (日)

244 【本】『朝イチでメールは読むな!』

『朝イチでメールは読むな!』が売れているみたいです。
今朝の朝日新聞読書乱によると、
丸善日本橋本店の新書部門で第1位になっています。
著者はキヤノン電子社長の酒巻久氏。朝日新書です。

タイトル、具体的でしかも「え!」と思わせるものがあります。
実は私、この本のことを知る数日前から、
朝イチのメールチェックをやめてました。
デスクワークを2時間ほどしてからメールチェックをする、
という風に朝の時間を変えたのです。
それだけに、
興味深く読みました。

サブタイトルに
仕事ができる人に変わる41の習慣
とあるように、時間管理の本というよりは、
仕事全般のノウハウ本です。

上司や部下と上手くやるための習慣、
情報収集を上手く行うための習慣、
会議を上手く生かすための習慣、
などなどが出てきます。

「手柄は他人に譲る」
「上司のクセを見極めて、タイミングよく報告する」
「部下よりも早く来て、誰よりも遅く帰る」
「部下と目線を合わせて話す」
「書類は時系列で捨てる」

などなど、ものすごく目新しいことが書かれているわけではないのですが、
著者の酒巻さんの実体験に裏打ちされているので、
説得力があります。

ところで、私、この本は最初、時間管理のノウハウ本だと思ってました。
社長さんって、基本的に時間の使い方がうまいはずです。
社長の実践的時間術って企画、考えられるんじゃないですかねえ?
(誰に書いてもらうか、が大事ですが)

【本日のアマゾン】
・ここ数日、『もしドラ』よりもドラッカーの『マネジメント』が上に来ているみたい。
・幻冬舎の新書がなんだか目に付くなあ。
・『「人生二毛作」のすすめ』ランクイン。

2010年3月27日 (土)

243 旭屋書店さんの在庫情報

これって、ひょっとすると有名なサービスなのかもしれませんが…。

先日、このブログにも書いたパブラインは、
全国の紀伊国屋書店さんの売り上げがほぼリアルタイムでわかる、
非常に便利なサービスですが、
紀伊國屋書店さんと契約を結んでいないと見られないので、
個人レベルではちょっと難しいです。
それに、パスワードを忘れてしまうと見られない。
(ちょうど、今の私)

ところが、
旭屋書店チェーンさんのサイトって、
本の在庫数がわかるんですね
サイトの左上に、「店舗在庫検索」という窓があります。
ここに、書名や著者名を入れると、
旭屋書店さんの各店舗の在庫数が出てきます。
このこと、某著者に教えていただきました。

旭屋書店さんは、
このサービスをあくまでもお客さんへのサービスとして行なっていますので、
パブラインのような細かいデータはわかりません。
それでも、
例えば気になる本の在庫数を1週間記録しておけば、
どのくらい売れたかがわかるわけです。

ちなみに、
さっき『3分割勉強法』の在庫数を見てみたんですが、
これだけではあまり意味がないです。
明日の数字も見てみなくては。

16店舗の数字を自分で足さなくてはいけない、
という面倒さはありますし、
店舗数も少ない(もっとも、猛烈に多かったら計算が大変ですが)、
といった難点はありますが、
自宅でチェックするには、結構便利かも。
こういうサービスが、ただで見られるなんて。

【本日のアマゾン】
・『AKB48 FASHION BOOK わがままガールフレンド ~おしゃれプリンセスを探せ』が1位。アマゾンって、
休日はこの手の本が上位に来るなあ。
・『9割受かる勉強法』ここにきて、上位になっている。
・『使える経済書100冊』ランクイン。勉強モード?

2010年3月26日 (金)

242 日経1年生!

本日は、ちょっと酔っ払ってます。


私、単行本編集者としては新人なんですが、
その前は、文庫の編集をしてました。

で、その中で自分としても
「うまくいったな」
と思った本が何冊かありまして。
そのひとつが、
『日経1年生!』シリーズ。
これ、3冊出して、累計15万部まで行きました。
(自慢しちゃ、ダメ?)

そもそもは、
「日経1年生!」」というポッドキャストという番組が始まる、
という情報を入手し、
実際に聞いてみたら面白いじゃないか!

というところから始まるんですが。

で、実はその番組が、
この3月で終わる、
ということで、最終回の収録に参加しました。

といっても、日経新聞のホールで
公開収録した、ということなんですけどね。
場内、ほとんどおじさんばかりで、
西川里美さんというキャスターの力を感じました。
個人的には、
初代キャスターである長谷部瞳さんの登場を期待していたんですけどねえ。

それはさておき。
この番組にかかわれたことは、
編集者として、とても嬉しいことです。

【本日のアマゾン】
・『中国ゴールドラッシュを狙え』ランクイン。こういう本、読みたいの?

2010年3月25日 (木)

241 パブラインは恐い

以前、このブログにも書いた「パブライン」。
全国の紀伊国屋書店さんの売り上げが、
ほぼリアルタイムにわかる、という情報サービスでして、
出版社の人間としては、
とてもありがたい存在でありますが、
同時に、恐い存在でもあります。
自分の担当した本の売り上げが、リアルにわかるんですから。

3月新刊『人生を変える!3分割勉強法』(澤田有紀著)
書店さんに並んで10日ほどですので、
職場のパソコンでパブラインをちょこまかとチェックしては、
一喜一憂しております。

ところで。

仕事柄、出版プロデューサーさんや編集プロダクションの人のメールマガジン、
というのを何本か読んでます。
その中に先日、
「私が出版にかかわった○○という本が、
○○書店さん、××書店さん、△△書店さん、
□□書店さん、●●書店さん、○×書店さんで、
軒並み1位になりました」
という記事がありました。

お! そんなヒット本が出たんだ!
と思ったものの、正直、初めて耳にするタイトルでした。
それに、あまりいいタイトルとも思えず。
版元さんも、あまりお聞きしないところだったと記憶しています。

ふうむ、
と思いながら改めて書店さんのリストを見ると、
その中に「紀伊国屋書店新宿本店ビジネス書1位」という文字が。

お! 紀伊国屋書店さんなら、パブラインでわかる!

というわけで、パブラインでその本の売り上げを見てみました。
(パブラインは他社の本の数字でも、調べることができるのです)

で、見てみて、わかりました。

その本が出てから、たしか1週間くらいだったと思うのですが、
7日間のある1日だけ、
新宿本店で200冊売れているのです。
他の日は、きれいに0。
他の支店でも、合計して7日間に2冊売れているだけ。(全国で、ですよ)

つまり、全国の紀伊国屋書店さんで、
ある1日だけ、それも新宿の本店でだけ、ちょうど200冊売れたわけです。

これは、お分かりだと思いますが、
まず間違いなく、人為的なものです。

確認はしていませんが(だから、実名は出せないわけですが)
著者が自腹を切って、200冊購入したのだと思います。
その目的は、ランキング1位を取るため。

ということは、
メルマガに出ていた他の書店さんも、おそらくそういう「工作」をしているのでしょう。
(確認はしていませんが)

ということは、
このメルマガに出てくる他の本のランキングも、似たような「工作」をしているのでしょう。
(確認はしていませんが)

著者が勝手にしたことで、メールマガジンの書き手は知らなかった、
という可能性もないではないですが、
まあ、限りなく低いでしょうね。

著者がまとめ買いをしたい、
どうせなら大手の書店さんでどーんと買って、
ランキングを少しでもよくしたい、
とおっしゃることは、あります。
私も経験があります。
しかし、それはあくまでも著者と版元、そしてその書店さんが知っていればいいことで、
メールマガジンなどで麗々しく書き立てることではない、と思うのです。

こういう「工作」が透けて見えてしまうのですから、
パブラインは恐いです

【本日のアマゾン】
・『未来は、えらべる! 』ここに来て、1位。
・『自宅で毎月100万円稼ぐ! ネットオークション制覇の極意』ランクイン。こういうテーマ、時々入ってくるなあ。
・『香港に住む大富豪41の教え』ランクイン。ユダヤ人じゃないのね。
・『お金を引き寄せる7つの法則』ランクイン。ふうむ、こういうテーマは普遍なのか。


2010年3月24日 (水)

240 ツイッターの失敗例・成功例

このブログにも時々書いていますが、
編集部でツイッターを始めてます。
(もうそろそろ、フォロワーが千人になりそうです…)

新聞記事などでも、
「ツイッター」という単語を目にする機会が増えました。
昨日(3月23日)の東京新聞にも、
ツイッター関連の記事が載っていました。

企業がどのように活用しているか、という記事なのですが、
興味深いのは、失敗例が載っていた点です。

UCC上島珈琲が、あるキャンペーンにツイッターを使ったのですが、
2時間後に中止したんだそうです。
その原因は、機械を使って自動的に返事を出したため、らしいです。
その部分だけ、コピペしておきます。

(記事の一部、ここから)
 UCC上島珈琲(神戸市)も二月、コーヒーをテーマにした懸賞エッセーを募
集するキャンペーンでツイッターを活用。自動的に「コーヒー」「懸賞」などの
書き込みをしている利用者を検索し、募集内容を送信するプログラムを組んだ。
 しかし、急に「賞金二百万円!」などのメッセージを受け取った利用者らの間
で「UCCになりすました、いたずらでは」との不信感が広がり、UCCは二時
間後にツイッターによる募集を中止した。
 ツイッターは、特定の商品に関心がある人同士などがコミュニケーションを取
るのに適しており、不特定多数の人に情報を提供したことに伴う失敗だった。U
CC上島珈琲の担当者は「反省を生かし、どのようなものに利用できるか引き続
き検討したい」と話す。
(ここまで)

どうやら、ツイッターって、
泥臭く人力でやりとりするのがいいみたいです
偶然、昨夜の「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で
アメリカのツイッター事情を紹介していたのですが、
大手飛行機会社では6人(だったかな?)のツイッター専従メンバーを置き、
お客さんからの質問に答えている、とのこと。
その際に、答える側の個性を出しているんだそうです。
当然ながら、そこまでは機械には出来ない、はずです。

で、ここでいきなり一般論になるんですが、
「失敗例」って、勉強になるんですね
こうしたら、失敗するのか。
というのは、すぐに真似できます。(真似しないようにする、というべきか)

これに対して「成功例」って、すぐには真似できないことが多い、と感じます。
今回のツイッター記事でも、成功事例が紹介されてましたが、
それは、フォロワーの数によって値引きしているという輸入ボード販売業者さん。

話としては非常に興味深いのですが、
だからといって、出版社の人間がすぐに真似できるか、となると、
ちょっと無理です。

…というわけで、私も失敗例をきちんと残しておかなくては。

【本日のアマゾン】
・『RINKA SLEEP STAR』1位。梨花さんって、そんなに人気があるんですか!
・『驚くほど国語力が伸びる!学力が上がる!小川式「声かけ」メソッド』ランクイン。個人的に、気になる。
・『はじめて語られる企画の「虎の巻」』ランクイン。リアル書店では数日前から見ているけれど?
・『まっすぐな生き方』ランクイン。ストレートなタイトル。


2010年3月23日 (火)

239 カウントダウン27と23

4月発売の本、2冊担当しています。

A本 話し方の本
B本 某テレビ番組の本で、

A本の見本本は、4月15日(木)
B本の見本本は、4月19日(月)
を予定しています。

まだB本のほうは詳細を出せないのですが、
A本は問題ないので、今の段階で出せる情報を書いておきます。

ベストセラー『「話し方」で9割変わる』シリーズの著者・福田健先生に、
新入社員の「話し方」について、論じていただく本です。

すでに新人でなくなったビジネスパーソンならご理解いただけると思うのですが、
新入社員の頃の仕事の悩みって、その多くが
「話し方」「聞き方」に収斂されると思うのですよ。
非常に卑近な例で言えば、
職場にかかってきた電話にどう対応すればいいのか。
仕事で分からないことは、誰に聞けばいいのか。
どのタイミングで報告や相談をしたらいいのか。
そういった悩みに答える本です。

活字組みがもうそろそろできるはずですので、
出来次第、先生の事務所にもって行きます。
あ、カバーまわりの相談を、デザイナーさんとしなくては…。

某テレビ番組を書籍化するB本は、
取材は着々と進んでます。
先週、出演者のインタビューも終わりました。
なかなかいい感じになりつつある、
と思っているんですが…。

【本日のアマゾン】
・『日経新聞には載らない アジア投資で稼ぐ必勝法』ランクイン。
「日経新聞には載らない」という切り口が面白そう。
・『上場請負人と呼ばれるプロ経営者が書いた 社長の勉強法』ランクイン。これもタイトルが気になる。
・『断捨離のすすめ』『新・片づけ術「断捨離」』が並んでいる。TBSで放送があったらしい。

2010年3月22日 (月)

238 百年読書会という試み

昨日は「読書会」のことを書きましたが、
朝日新聞の読書欄で、
百年読書会
という企画を行なっていました。

作家の重松清氏が進行役で、
彼が課題図書を毎月一冊出し、
その本に関する感想を、
読者がメールか郵便で送る、
そしてそれを重松氏が読んで、
紙面で紹介する、というものです。

この企画、昨年4月から始まり、この3月で終了となりました。
どこかに集まることのない読書会、
というこの試み、ひょっとするとさらなる可能性があるのかも。
ツイッターやメール、あるいはミクシィなどを使えば、
面白いことができそうな気がします。

以前、あるSNSのコミュニティで、
お芝居の解釈をめぐって、
その芝居を見たお客さんたちと出演している女優さんとが、
やりとりしていました。
あのセリフの真意は? とか、
あそこは演出の意図がわからなかった、とか。

そういうのを、
作家さんと読者の間でできないかなあ、
と思ったのでした。

もっとも、百年読書会の場合は、
故人の本を取り上げる、というのが重松氏のルールだったので、
書いたご本人に参加していただく、
というのは無理なわけですが。

参考までに、百年読書会の課題図書を書き出しておきます。

4月  斜陽(太宰治)
5月  楢山節考(深沢七郎)
6月  あ・うん(向田邦子)
7月  坊ちゃん(夏目漱石)
8月  俘虜記(大岡昇平)
9月  おとうと(幸田文)
10月 砂の器(松本清張)
11月 ノラや(内田百閒)
12月 銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
1月  雪国(川端康成)
2月  オーパ!(開高健)
3月  金閣寺(三島由紀夫)

【本日のアマゾン】
・『マネジメント』が「もしドラ』よりも上に来ている。
・ 『コワ~い不動産の話』上位に。ビジネスブックマラソンで紹介していたのは、
もっと前だったような気がするのだけれど。
・連休中は、ビジネス系の本が少ないような気がする。

2010年3月21日 (日)

237 読書会という存在

アエラ3月29日号(放送作家・鈴木おさむさんが表紙)に、
読書会」の記事が載っていました。
読書会に参加する20代、30代が急増している、
中には結婚する人たちもいる、
という内容。

記事に出てくるのは
「名古屋アウトプット勉強会」
「リーディングラボ」
「さいたまブッククラブ」
「博多非凡塾」
SNSのミクシィで、読書会を知ったという人も多いらしいです。

なるほど、と思ったのは
ブックディレクター・幅よし孝さんのコメントで、
日本では作家が読者の前に出るのは
サイン会か講演会しかないんです

たしかに、
それ以外で作家さんが読者の前に出てくるのって、
あまりなさそう。
それだけに、今後は、
読書会に作家を呼ぶ、というパターンも考えられそう。

ちょうど今日は、
イラストレーター・杉浦さやかさん(とそのお仲間)のフリーマーケットに行ってきました。
こういう試みも、作家が読者の前に出てくる「場」として考えれらるかも。
杉浦さんのファンにしてみれば、
杉浦さんがフリマにどんなものを出品するか、
というのは、非常に興味あるところだと思います。
あ、その流れで行けば、
作家さんに古本屋さんの1日店長になってもらうとか、
新刊書店の1区画を提供して本を並べてもらい、
売り子になってもらうとか。
作家が読者の前に出てくる“場”って、
いろいろ考えられそうです。

個人的には、
ネットが発達すればするほど、
リアルなものを求める人って、増えると思うのです。
だからこそ、
サイン会や講演会、あるいは読書会やフリマ、
そういった場での作家とファンの交流は、
ますます重要になってくるような気がします。

とすると、ディスカバー21さんが始めようとしている読書会というのは、
非常に気になる存在です。
近々、参加してみたい…。
(初回、2回目、と日程的にちょっと無理ですが)

【本日のアマゾン】
・『“外国人参政権”で日本がなくなる日』1位に。
・『脳からストレスを消す技術』ランクイン。ひょっとしてテレビ関係?
・『高速の渋滞、先に進むのはどちらか』ランクイン。気になる。
・『日本の技術経営に異議あり』ランクイン。ちょっと気になる。

2010年3月20日 (土)

236 【本】『怒る企画術!』

先日、『怒る企画書』を読みました。
著者の吉田正樹さんは、元フジテレビのプロデューサーで、現在は渡辺エンターテインメント会長。
「トリビアの泉」や「やるならやらねば」を作った人です。

テレビ番組、それもエンターテインメント系の人の本って、
勉強になるというか、
私自身の仕事のヒントになるものが多いように思います。
昨年読んだ『企画の王道』も面白かったし。

というわけで、この本も期待以上に面白く読みました。
読んでいて「お!」と思った部分には線を引くようにしているのですが、
電車の中などでは、そういうことができないことがあります。
で、そんな時はページの上のほうを折るようにしているのですが
(ちなみにこれ、ドッグイヤーというらしいですが)
この本では、かなり折りました。

そういう、気になる記述をいくつか書き出してみます。

数字が取れないクイズ番組は、どこか視聴者をなめているというか、
「ま、こんな感じかな」というところが出すぎているように思います。

(耳が痛いです…。まったく同感)

「誰が、何を、どうする」で説明しきれない企画は、あまりいい企画とはいえないのです
(なるほど!)

・タイトルを決めるとき(中略)誰が書いたかわからないように名前は伏せて、タイトル案だけをホワイトボードに
100個ぐらいどんどん書いていく。

(これ、真似したいなあ…)

・タイトルを決めていく作業が、実はコンセプトを決めていくということにもつながります。なかなかタイトルが決まらないのは、コンセプトが曖昧だったからだ、ということに気づいたりします
(これも同感。タイトルに関する会議でようやく決まるタイトル、というのは、よろしくない結果になること多し)

・タイトルは、口に出したときに言いやすいとか、記憶に残りやすいということが大事です。字面だけでなく音の響きも重視します。
(あ、この観点はなかったかも)

燃える闘争心を持つ人たちに共通するのが、「ものすごくたくさんムダな弾を撃っている」ということです。
(そうか。そうだよなあ)

なんとなく「これがいいな」と思ったら、みんなも同じように思っていた。そんなふうに、自分の感覚が大勢の人の感覚と一致することが、クリエーターの条件の一つである
(コマーシャルなどで気になるタレントがいたら、名前を覚えておこう)

僕たちが求めているのは、アイデアのかけら(先輩、後輩、関係なく喋れる雰囲気が大事である)

自分がいいと思ったものを人にすすめることはとても大事です。
(あ、これは職場で実践したい)

…こうやって書き出すと、なんだか小難しい面倒な本みたいですが、
「あ、この番組知っている」といった感じで番組の実名がどんどん出てきますので、
業界裏話的な部分もあり、スーッと読めます。

ちなみに、
「爆笑レッドカーペット」は、当初、吉田さんは反対だったらしいです。
芸人がずるずるっと消えていくというコンセプトが、
それまでのお笑い番組の常識からは、
外れたものだったらしいのです。
それを形にしたのは、後輩の熱意。
この辺の話も、興味深く読みました。

この本の存在、最初に知ったのは
ツイッターだったと思います。
ツイッター、恐るべし。

【本日のアマゾン】
・『頭が10倍よくなる超睡眠脳の作り方』いきなり1位。苫米地 英人氏で、宝島社。
・『社長が変われば、社員は変わる!』依然上位。
・『貧乏は完治する病気』気になるタイトル。

2010年3月19日 (金)

235 本田直之氏のセミナーにて

昨日の記事に書いたように、
先日、本田直之氏のセミナーに参加しました。

内容に関しては、
4月に中経出版さんから出る新刊に載っているそうなので、
それを見ていただくとして、
いくつか印象に残ったフレーズを。

・よい習慣は、習慣化することを努力する(3週間を目途に)。
・ひとつの会社の思考に固まるのは、怖いことである。
・人は変えられない。しかし、本人が変わりたいと思えばいくらでも変えられる
・思いつかないのは、考えが足りない。考え続ければ、思いつく。
・優先順位をつけるよりも、やらないことを決めるほうが大事

【本日のアマゾン】
・ドラッカーの本、目立つなあ。6冊かな。
・そんな中『社長が変われば、社員は変わる!』が依然として上位に。

2010年3月18日 (木)

234 セミナーとツイッターの相性

先日、本田直之氏のセミナーに参加しました。本田さんと言えば、レバレッジシリーズで有名です。

セミナーのタイトルは
「成功への最短ルート 思考改善プログラム」
というもの。ひょっとしてこれって、まだ本になってないのでは?
じゃあ、出版企画になるのでは?
と思っていたら、
この内容の本を、4月に中経出版さんからお出しになるそうで…。

ですので、
セミナーの内容はその本を読んでいただくとして、
非常に興味深かったのは、
ツイッターを効果的に連動していること。

セミナー参加者の多くがツイッターをやっていて、
(その辺が、本田さんのセミナーに参加する人たちっぽい、と思います)
その人たちが、本田さんの話を聞きながら、
ハッシュタグ#naohondaにつぶやく
というものです。

感想もあれば、
質問もあるわけで。

途中、本田さんご自身もそのハッシュタグを確認してました。
そして、最後の質問タイムでは、
ハッシュタグの質問にも答えていました。
これって、人前では質問しづらいなあ、
という恥ずかしがりや(含む・私)には、
非常にありがたいやり方だと思うのです。

さらに、ハッシュタグに気づいた人が
感想を書き込むことで、
セミナーに参加していない人にも
情報が流れていく。
これ、非常に面白いと思いました。
うまく使えば、
本の宣伝にもなりそう。

実際、本田さんがご本人の本や奥様の新刊を紹介すると、
それがツイッター上に反映されていました。

ツイッター。
私もやってますが、
どうやら「その瞬間」への対応に強い、という気がします。
ブログのように、情報を積み重ねていく、
というのには向いていないような気がします。

その点でも、
セミナーでの活用というのは、
いいと思うのです。

で、このセミナー、
いくつか印象的なフレーズも出てきたのですが、
それらはまた、改めて。

【本日のアマゾン】
・『社長が変われば、社員は変わる』ランクイン。このタイトル、当たり前だと思うんですが。
・『儲ける社長の「頭の中」 』このタイトルは気になる。
・『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』72位。これは完全に、日経効果。すごいなあ。

2010年3月17日 (水)

233 ポエム

『3分割勉強法』(澤田有紀著)本日から、本格的に発売開始です!
ここ数日、パブライン(紀伊国屋書店チェーンの売れ行きデータ)を
パソコンで見ては、一喜一憂してます。精神的に不安定です。

ところで。

今頃なんなんですが、
私のブログって、
長いような気がするんですよ。

で、今回はあっさり目に。
ポエムを掲載します。

これは何かと言いますと…

編集部でツイッターをやっているのですが、
そのフォロワー(私どものツイッターを読んでくださっている人たち)が
先日、800人を突破しました。
その記念に【ポエム】を発表しろ、
と後輩女子が強要(あるいは恫喝)するので、作製した次第です。
(こんなのを勤務時間につくっていて、いいのか…)

誤字にも負けず乱丁にも負けず
残業にも早朝出勤にも負けぬ
丈夫なからだをもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日にスタバのサンドイッチと
魚鐵のランチとボンディのカレーを食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
九段下のはずれの
地震が怖いビルの6階にいて
東に面白い本が読みたいという子供あれば
行ってこれはどうかと薦め
西に疲れた母あれば
行ってこの本で元気になれますと手渡し
南にメタボになりそうな人あれば
健康法の本を紹介し
北にテレビゲームがあれば
つまらないからやめろといい
アマゾンのレビュー星ひとつの時は涙を流し
重版が決まらない時はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず苦にもされず
そういうものに私はなりたい

【本日のアマゾン】
・『月刊鈴木茜FINAL』依然として1位。
・『マンガ脳の鍛えかた』順位が上がっている。
・『フリー経済学入門 』ランクイン。 著者が苫米地英人さん?

2010年3月16日 (火)

232 『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』担当者のメモ

担当させていただいた『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(美月あきこ著)が、
好調に版を重ねております。現在、10刷。
ひたすら嬉しく思います。

この本がなぜ好調なのか、きちんと分析しなくては、と思っております。
とりあえず、編集部用にまとめた文章があるので、
差しさわりのない範囲で、アップします。
(この文章、まだアップしてませんよね? どうも記憶が曖昧で)

実は、先日、活字関係の人たちとの飲み会があったのですが、
司会者の誘導もあって、
何だかやたら『ファーストクラスに乗る人』のことばかり喋っていたような気がします。
で、そういう自分がどうにもよろしくない、と思っているのですが、
このブログはできるだけ情報を出していく、
という方針なので、アップすることにします。
お目ざわりかもしれませんが、何卒ご容赦を。
(さすがにこれはアップできない、という部分は削ってます)

『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』についてのメモ

美月さんのデビュー作『愛されて売る 魅せる販売術』(阪急コミュニケーションズ・2008年6月刊)
を読んでいたら、「ファーストクラスの乗客はメモをよくとる」という記述があり、
そこをふくらませられるのでは? と企画した。
発売1週間後に重版が決まった。

【工夫】
○章扉や本文に、ファーストクラスの写真をできるだけ入れた。特に、章扉の写真は、全体を通してみるとストーリーになっている。
○著者の最初のお原稿、かなりのボリュームがあり、3分の1ほど削った。その分、主張が鮮明になった。
○表紙カバーにピンク色を効果的に使えた。
○著者お気に入りの顔写真を、オビに使えた。
○美月さんにスタジオに来ていただき、インタビューを行った。その音源を、読者がダウンロードできるようにした。
○小見出し、ギリギリまで粘って考えた。

【この本を世間の人に知ってもらうための工夫】
発売1週間で重版がかかったのには、さまざまな理由があると思うが、
発売前から、この本のことを世間の人に知ってもらえた、というのも一因だと思う。
というわけで、この本を世間に知ってもらうために試みた工夫を書き出す。

●自社サイトでの告知
小社サイトに特設サイトを立ち上げ、本ができるまでの情報を流した。

●ツイッターの活用
自分のツイッター上で、本書のことをつぶやいた。
今回、ツイッターの利用は極めて単純なものだった。
ツイッターでのいろいろな実験は、これからの課題。
タイトルやカバーが決まるたびにツイッターに流したり、
コピーをツイッターで募集したりしている他社編集者もいる。

●動画の活用
美月さんの会社で、動画作製を行っている。本書の宣伝用動画を作ってくれた(90秒ほど)。 
これを、アマゾンや小社のサイトに貼り、宣伝した。
このような動画での宣伝は、今後、考えたほうがいいのかも。

●メールの活用
今回、単行本編集部異動後最初の本、ということで、「異動しました」と「新刊出しました」という2点を、
知人たちにメールした。総数200通ほど。

●文庫編集部ブログでの宣伝
小社サイトで展開している文庫編集部ブログでも、本書のことを紹介した。
「文庫」のブログなので、かなり無理やり感があったけれど。

●著者ブログでの宣伝
著者の美月さんご自身もブログを展開しているので、そこでも、本のことを紹介していただいた。

●個人ブログでの宣伝
萩原個人のブログで、本書の情報を流した。この本の情報を流すのは7回に1回程度、とした。

●献本リスト(略)


なんだか、こうやって書き出してみると、
当たり前のことばかりですね…。
ただ、たぶん10年前は、編集者個人で出来ることは献本リストの充実くらい、
だったのではないかなあ…。

【本日のアマゾン】
・『月刊鈴木茜FINAL』が1位。
・『「顔ツボ」 1分マッサージ』ランクイン。先月発売なのに、レビューが多いなあ。
・『マンガ脳の鍛えかた』ランクイン。少年ジャンプがらみ。気になる。
・AKB48がらみの本がジワット増えている。急いで勉強しなくちゃ。

2010年3月15日 (月)

231 新たなカウントダウン35と31

うわ。久しぶりに失敗したようです。
ほとんど書き終わっていた記事が、どこかに消えてしまった…。

くう。
やり直します。

ええと、このブログで編集作業をご報告していた
『人生を変える!3分割勉強法』(澤田有紀著)の見本本ができました。
今週17日(水)には、書店さんに並ぶ予定です。
ネット書店アマゾンでは、予約できます

さて、3月の本が出来上がったので、
気持ちはすでに4月発売です。

今回、私の担当は2冊なのですが、
諸般の事情(かんたに言ってしまえば著者のリクエスト)で、
見本本予定日が異なります。

ちなみに、片方の本がまだ情報解禁できないので、
2冊をざっくり紹介すると、

A本 話し方の本
B本 某テレビ番組の本
で、

A本の見本本は、4月15日(木)
B本の見本本は、4月19日(月)
を予定しています。

そこから逆算すると、
A本は、見本本完成まであと31日
B本は、見本本完成まであと35日

私は、新しい本の編集を始める前に、
見本本完成までのスケジュールをエクセルで作る、
という習慣(儀式?)があるのですが、
そして先日、4月分の2冊のスケジュールを作っていたのですが、
先週、2冊ともスケジュールに大幅なずれが生じてしまい、
本日、改めて作製しなおしました。
新しいスケジュール、それなりになんとなりそうで、
ちょっとだけホッとしてます。
まあ、これからもちょっとずつずれると思うのですが…。

このブログでは、
これまでの本同様、この2冊の進行状況を、
週一ペースでご報告していきます。

【本日のアマゾン】
・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』1位に。
・『算数脳パズル なぞぺー(1) 』ランクイン。テレビの影響?
・『たった5人集めれば契約が取れる!顧客獲得セミナー成功法』ランクイン。気になる。
・『小3までに育てたい算数脳 』もランクイン。
・『10歳までが勝負!「生きる力」をはぐくむ子育て』と言われてもなあ。タイトルとしてはドキッとする。

2010年3月14日 (日)

230 週刊ダイヤモンドの『FREE』特集

遅ればせながら、
週刊ダイヤモンド3月13日号「FREEの正体」が面白いです

0円ビジネスについて論じた『FREE』(クリス・アンダーソン著)
が16万部のベストセラーになっているそうで、
その特集です。

最初に、フリー(0円ビジネス)のモデルが4例、紹介されます。

その1 直接的内部相互補助(例・スーパーの試食)←フリーを教授する者が何らかの形で金を払う

その2 三者間市場(例・テレビコマーシャル)←第3者が費用を負担するモデル

その3 フリーミアム(例・iphoneのアプリ)←有料のプレミアム版利用者が無料利用者をカバーする

その4 非貨幣市場(例・ウィキペディア)←贈与経済と無償の労働

著者や監修者へのインタビュー記事も興味深いのですが、
勉強になったのは、「フリー」の失敗例も詳しく紹介してあること。

どうやら(私の理解では)リアルの分野で導入するのは、
かなり難しいようです。
インターネットだと、コストが非常に安く押さえられるけれど、
リアルでは、そういうわけにいきませんから。

私がかかわった例でいうと、

TOEIC講師・中村澄子先生の以前の本のデータを、アマゾン先行予約の読者に送る、
というサービスはパソコンでのやり取りで終わるので、
希望者が何人出てきても、ほぼ可能。
一方、イラストレーター・杉浦さやかさんの個人新聞をファンに郵送する、
というサービスは、切手代がかかるので、
「このくらいの数に収まるだろう」
という予想がつかないと、始められない

…というわけで、なんとなく実感できました。
成功より、失敗のほうが勉強になります。

本書の担当編集者のインタビュー記事も載っていました。
この本、出版前の「全文無料公開」に踏み切った、
最初の事例ということで、話題になりました。
その辺のことも出てきて、参考になります。

もっとも、
何でもかんでも全文無料公開すればいい、というわけではない、
と思うのですよね。
やはり、本の内容が「全文無料公開」という試みにあっているものでないと、
単なる話題つくりにすら失敗すると思うのですよ。
今回は、
「フリー」をテーマにした本が自らフリーの実験をしている、
という点がツイッターなどで話題になった、のだと思います。

全文無料公開自体は、技術的にはそんなに難しくはない、
と思います。
印刷所さんの最終データを借りて(買って?)
何らかの加工をすれば、ネットで閲覧することはできると思います。

問題は、無料で全文を公開するだけの意味が、
その本にあるかどうか、なんでしょうね。
そういう本、担当させていただいている本の中に、
ないかなあ。

もっとも、全文を見せる以外にも、
タダで公開できるものがあるのかもしれませんが。

あ。

今回の特集、もっとも興味深かったのは、
この本がダイヤモンド社ではなく、
NHK出版の本である、ということ。
自社本でなくても、価値があると判断したら
これだけの特集をするんですね。
凄いなあ、週刊ダイヤモンド。

【本日のアマゾン】
・西尾 維新のノベルス4冊が、きっちり上位に並んでいる。人気あるんだなあ。
・『世界を知る力』上位に。東京新聞で紹介されていた。その影響?
・『家族の勝手でしょ!』これは明らかに朝日新聞の影響。

2010年3月13日 (土)

229 見本本完成!

見本本完成

『人生を変える!3分割勉強法』(澤田有紀著)の見本本が、
先週、できてきました。
途中で「しまった」と思うくらい、スケジュールが厳しく、
(要は、私のスケジュール管理が甘かったのですが)
しかもぎりぎりの段階で帯に初歩的な誤植が見つかってしまい
(いまだに、なぜ見過ごしていたのか、謎です。定価を価格としてました)
見本本が出来上がるのは絶対に遅くなる、と観念したのですが、
各方面の皆様のご尽力のおかげで、
予定通り出来上がり、ほっとしました。
関係各位の皆様、本当にありがとうございます。

来週、17日には書店に並ぶはずです。
ネット書店アマゾンでは、予約ができます

文学部出身で法律とはまったく無縁の生活を送っていた、
専業主婦の澤田さん。
阪神大震災やご自身の流産体験を契機に、
「人の役に立ちたい」
と一念発起、本格的に司法試験の勉強を始めた2年後、
一発合格しました。

本書は、そんな澤田さんの勉強法を詳しく紹介します。
ですので、テーマはズバリ、勉強法ですが、
40歳を超えてからも人生は変えられる、
というのが裏テーマです。

カバーデザインは、
鹿田尚樹さんの『大事なことはすべて記録しなさい』(ダイヤモンド社)などを
手がけているソウルデザインの鈴木大輔さん
鹿田さんの本を見て、
このデザイナーさんにお仕事をお願いしたいと思ってから約半年、
この本でその思いが実現しました。

青が基調のシンプルなデザイン、
書店で見かけたら、是非ご覧ください。
よろしくお願いします。

【本日のアマゾン】
・本日の「王様のブランチ」で紹介されていた『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が1位。
・『一番売れてる投資の雑誌ZAiが作った 低リスクでカンタンなFXトレード演習帳』ランクイン。株の本も売れるのか。
・『國弘流英語の話しかた』ランクイン。10年以上前の本なんですが。

2010年3月12日 (金)

228 セミナー「出版社のツイッター活用を考える」

先日(3月10日)、「出版社のツイッター活用を考える」というセミナーに
参加しました。
当日、印象に残った言葉や事象など、メモしてみました。
当日はパネルディスカッション形式で行われたのですが、
あくまでも私の印象に残ったもの、ということで、お願いします。
まとめ方なども、すべてわたしの主観・判断です。

【パネラー】 
足立さん(平凡社営業部)http://twitter.com/heibonshatoday
      会社の公式アカウント。しかし、個人的なことも書いている。     
Iさん  (某出版社プロデューサー)http://twitter.com/ganchankadoya:
      あくまでも個人の趣味。会社名も出していない。なので、匿名にさせていただきました。     
滝さん(日本実業出版編集部)http://twitter.com/takikeisuke
      個人レベルだが、そこから本が売れないか、模索。     
宮澤さん(東京創元社営業部)http://twitter.com/tokyosogensha
      会社の公式アカウント。計3人でまわしている。

●猫本フェアhttp://togetter.com/li/3614

複数の版元の人間がツイッターでつぶやいていた「猫」の本発言に対して、
往来堂さんがツイッター上で「フェア、やります」と応え、始まることに。
15~16軒ほどに広がった。中心の出版社がいない、珍しいフェア。

●「魂を売らずに成功する」「綺想宮殺人事件」

それぞれ本のタイトルでアカウントを取り、つぶやいている。
・「魂を売らずに成功する」→翻訳者・編集・販売の3人でhttp://twitter.com/52rules
・「綺想宮殺人事件」→編集1人でhttp://twitter.com/kisoukyu

いずれも、著者(翻訳者)とその読者の特性から、ツイッターでの展開が可能、
と判断した。具体的な売り上げへの影響などは、まだわからない。
読者とリアルタイムでつながることができる、というのがよい。

●日本実業出版の滝さんは、本を作る前、途中、作った後で、それぞれ利用している。

・本を作る前
『メール文章力の基本(仮)』出版前に、「メールの疑問・悩み」をツイッターで募集。
ご自身のブログに誘導して、そこで詳細を説明。 
下のつぶやきに13のRTがつき、ブログに700アクセス、実際のメールの疑問・悩みが20集まったとのこと。
     ↓ 
【急募・RT大歓迎】ご協力いただいた方は、本にお名前を載せる予定です。→【アンケート企画】『メール文章力の基本(仮)』出版につき、 みなさまの「メールの疑問・悩み」を教えてください! http://bit.ly/awI5o3

・本を作る途中
カバーラフなどを写真に撮り、積極的にアップしている。
・本を作った後
本のキャッチコピー募集キャンペーンを行い、優秀賞として本をプレゼント。
さらに、そのコピーはアマゾンの紹介文に使用。
ある本でこれを行ったところ、ブログに1,000人来た。

●滝さんのツイッターとの付き合い方

・基本的に、フォローしてくれた人は全員フォローする(明らかに変な人は別)
 現在、滝さんがフォローしている人 2772人
 滝さんをフォローしている人 2594人(2010年3月10日午後8時現在)
・つぶやきは他の人の発言に絡むものが多い。76%とのこと。

●Iさんのツイッターとの付き合い方

・愚痴をこぼさない
・下ネタを言わない
・ソース不明の情報を流さない

●ツイッターの利点

・検索に引っかかる。(ミクシィはクローズなので、無理)
・RTの効果
・ツイッターしか見ない人たち、というのは存在する。彼らへの情報発信。
・ツイッターでは、拒否されるとほしい情報が得られないので悪意に満ちたつつぶやきは少ない。
・編集は読者や書店様の声がなかなか聞こえてこないので、ツイッターで直接聞けるのがよい。

【本日のアマゾン】
ううむ。昨日はチェックしてないなあ。
・『「お金」のシークレット』ランクイン。
・お!『おやこでキャッチボール! 』ランクアップ中。親子でキャッチボール、いいよなあ。
・『いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法』ランクイン。気になる。

2010年3月11日 (木)

227 社内勉強会

ね、ねむい。
今日はかなり、眠いです。

今日は、編集部内で勉強会でした。
日販の総量規制問題について、
おそらく社内で一番詳しいであろう、
販売部役員に聞きました。

その後、参加社で飲み会。
酔っ払ってます。

それはそれとして。

社内でこの問題については詳しい、
という人はいるはずなんですよね。

2010年3月10日 (水)

226【本】『皆がNOならやってみろ』

『皆がNOならやってみろ』

小社の初代社長・黒埼勇氏の本です。
1990年刊行ということで、かなり古いです。
何しろISBNコードも、バーコードもついてません。
アマゾンでは、中古品の出品があるみたいです。

私自身は、入社当時、総務からもらった記憶があります。
その時読み、数年前に再読し、今回改めて読みました。
単行本編集部に移ってそろそろ1年。
ここらでちょっと初心を思い出そう、と思いまして。

本書は、黒崎氏が講談社から光文社に移り、
さらに組合争議を契機に祥伝社を創業、
という時間の流れに沿って、
編集論が語られます。

(個人的に、こういうストーリー仕立てのビジネス書は好きです。
読んでいて面白いし、話がすっと頭に入ってくる気がします)

主に語られるのは、
光文社時代の「女性自身」の話。
100万部を超えていたこともあったそうです。
皇室関係の記事の裏話、なども出てきますが、
小社の社長の本ということで、社員が読んで面白いのは、
小社のDNAとでもいうべきものが、
今も受け継がれているんだなあ、という点です。

例えば、
かゆいところに手が届いた配慮を見せる
…この品物は○○デパートで売っています、という場合は「2階で売っています」
 というところまで書く。
 駅から500メートルではなく、駅から歩いて5分と書こう。

これは雑誌記事の注意事項として出てきますが、
書籍の編集者である私も、
「読者のかゆいところに手が届くように」
と、新人時代、先輩に散々言われました。
(それが今、実践できているかどうかは、また別の話です)

「編集部内を、絶えず快い興奮状態にしておけ」

これも先輩から、何度も言われました。
これ、快い、というのがポイントで、単なる興奮状態ではないんですね。
まあ、雑誌編集部に比べると、書籍フロアをこういう風にするのは、
ちょっと難しそうですが。

他にも、気になるフレーズ、先輩から教えられたフレーズが出てきます。
読者の声は天の声、地の声。一歩でも近づけ!しかし、直接会って聞くそれは、装われた声が多い。
・企画力とは、イコール各人の行動力に正比例するものではなかろうか。
やはり足を使って行動する人が、平凡ながら企画力も旺盛になるものだ。(←耳が痛い…)
・企画段階でヒントは「おもしろそうだ」、プランとなると「そうだ」が取れる。
・企画会議では、プランの説明を長々とやる前に、まずタイトルにして提示せよ(←これは完全に今もそう)
・見本を手にしたとき、苦渋が表面に出ていないで、さながら編集全員が鼻歌混じりで編集したという軽やかさを感じる号は売れる(←これは、書籍もそうだと思う。なかなか実践できないけれど)

創業者の本。たまに読むと、いいですね。

【本日のアマゾン】
・『クラウド時代と<クール革命>』ランクイン。こっちは角川トップの本。
・なんだか電撃文庫がやたら目に付くような…。
・『歴史の使い方』ランクイン。これはビジネスブックマラソン効果か。


2010年3月 9日 (火)

225 名探偵コナン

名探偵コナン

3月だというのに、この寒さはなんなんでしょう?

それはさておき。

わが子、6歳。小1の男子です。
ポケモン大好きなんですが、同じようにすきなのが
名探偵コナン」。
昨年は、二人で映画を見に行きました。

今年も、新作を4月から上映するらしいです。
「天空の難破船」というタイトルです。

チラシがあるかも、ということで、
先日、親子で近所の映画館に行きました。
予想通り、チラシが置いてありましたが、一緒に、小冊子もありました

今回の新作には、コナンのライバルとして怪盗キッドと言うのが出てくるのですが、
コナンとキッドの最初の対決を収録した冊子なのです。

これはうまいなあ。
と思いました。
漫画やアニメの「コナン」を知らない人でも、
この小冊子を読めばある程度の知識は得られるし、
コナンを知っている人なら、
原作の漫画を読もう、という気になります。

そういえば、
某雑誌でも小冊子を効果的に使っている、
と聞いたことがあります。

小冊子って、
使い方によってはいろんな可能性があるなあ、

と再認識しました。

私が作っているのはビジネス系の単行本で、
小冊子とは直接関係なさそうですが、
例えば講演をよく行なう作家さんの本の内容を小冊子にまとめ、
それを講演会で配る、とか。
イラストレーターさんの作品を小冊子にまとめて、
その人の個展で配るとか。
お!
なんだかいろいろ考えられる!

【本日のアマゾン】
・『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』今も1位。凄い。
・『人物を創る人間学』ランクイン。気になる。
・『ビジネス・ツイッター』ランクイン。これは読みたい。
・巻くだけダイエット、背伸びダイエットの次はごろ寝ダイエットなのか。

2010年3月 8日 (月)

224 カウントダウン(もうそろそろ)

昨日の「ゲラを読む場所」の記事、
ツイッターで反応してくださった人がいて、とても嬉しく思いました。

さて。

このブログで何度か書いておりますが、
大阪の弁護士・澤田有紀先生の本、いよいよ今週できてきます。
私の当初のスケジュールでは
明日9日にできるはずだったんですが、
いろいろありまして(←微妙な言い回し!)
11日に見本本出来、となりそうです。

実のところ、すでに本作りの面ではやることは何もなく。

今日は、マスコミなどに送るリリースをつくってました。
書店様用リリースというのもつくってますので、
ご希望の書店様は、メールをいただければ。

で、マスコミ用リリースは、こんな感じです。(削っている部分もあります)
 ↓
文学部出身の主婦が弁護士に。彼女が実践した「大人の勉強法、39の極意」
伊藤塾塾長・弁護士 伊藤真先生推薦!
「本書の勉強法は、あらゆる資格試験をめざす人たちに役立ちます」

■新刊のご案内■
 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、このたび、小社新刊が刊行の運びとなりましたので、ご案内いたします。
『人生を変える! 3分割勉強法
―専業主婦の私が司法試験に一発合格できた理由-』 澤田有紀(あき)著

【内容紹介】
新大阪駅そばにある、みお綜合法律事務所。その代表を務める澤田有紀先生は、
以前はごく普通の専業主婦でした。しかも文学部出身で、法律とは無縁の生活。
しかし、1995年の阪神淡路大震災を契機に一念発起。
司法試験の勉強を本格的に始め、2年後に一発合格しました。
「一発合格」できた秘密は、自分の持ち時間を3種類に分ける「3分割勉強法」と、
自ら会得した「大人の勉強法、39の極意」にありました。
本書では、それらを詳しく紹介します。
受験時代に澤田先生ご自身が使っていたノートの写真も満載です。

本書を読めば、あなたの人生も変わります!

【発売日】2010年3月17日
【定価】 定価1365円(本体1300円)
【著者紹介】
澤田有紀――兵庫県出身。大阪大学文学部英文科卒業後、商社勤務、エレクトーントレーナーを経て、
結婚。平成9年、司法試験に受験1回目で合格。平成12年4月弁護士登録(大阪弁護士会)。
平成14年9月みお綜合法律事務所を設立。著書に『さよならローン地獄!』

 つきましては、1冊謹呈させていただきます。お採り上げいただく機会がありましたら、ご高配いただけますと幸いに存じます。読者プレゼントなどにも対応します。
 お問い合わせ・ご質問等は、下記担当者・萩原までお手数ですがご連絡ください。
 何卒よろしくお取り計らいのほど、お願い申し上げます。       謹白
                                                (以下略)
【本日のアマゾン】
・『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 』1位。昨日の情熱大陸の影響。
・『サイン2』ランクイン。どんな本なんだろう?
・『「また会いたい」と思われる人の38のルール』ここに来て怒涛の10位。何かあったのかな。
・『12歳でもわかる!決算書の読み方』12歳、というところがポイントなのかな。

2010年3月 7日 (日)

223 ゲラを読む場所

お原稿、あるいは、お原稿を印刷所さんが活字に組んでくれたもの(ゲラと言ってます)を、
どこで読んでますか?

先日、知り合いの他社編集者さんに聞かれました。

私の答えはあまり面白くなくて、
ほとんど職場か、自宅です。

ただ、職場は電話などで中断することがあるし、
自宅はわが子が「遊ぼう」と言ってくるし、
正直、あまり集中できる環境ではありません。

なので、会社に遅くまで残って読んだり、
逆に朝早く出社して、他の人が来る前に読んだりとか、
そんなことをすることもあります。

それでも、同じ場所ですから、マンネリになってしまいがちです。
猛烈な眠気に襲われることも。
(眠くなると甘いものを食べるようにしているんですが、これでは体重がどんどん増えてしまう…)

会社の近くに、落ち着ける喫茶店があるといいのですが、
近くのスターバックスはいつも込んでいるし、
マクドナルドはもっとうるさいし。

お。

近くのホテルの喫茶ルーム
あそこは静かだし、コーヒーのお代わりもできるし。
あそこはいいかも。
出社前か会社帰りに、ちょっと行ってみようかな。

【本日のアマゾン】
・『日本最強のオークション塾が教える最速の「稼ぎ方」』ランクイン。最強で最速か。面白い。
・『就活って何だ―人事部長から学生へ』これ、昨年の本。何かあったのかな。
・『趙紫陽 極秘回想録』これ、朝日書評の影響だ。

2010年3月 6日 (土)

222 本全文ネット公開 無料作戦

今日の朝日新聞夕刊に、
「本全文ネット公開 無料作戦」
という記事が載っていました。

ネット上で全文公開している(していた)本として、

生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔 文春新書)
フリー』(クリス・アンダーソン NHK出版)
クラウド時代と〈クール革命〉』(角川歴彦 角川新書)

の3冊が紹介されてました。
(正確には、3冊目の本はタイトル、載ってませんでした。なぜなんだろう)

『生命保険のカラクリ』全文公開の件は、昨日のツイッター上で、
かなり話題になっていたようです。
『フリー』も同様。ブログでも見かけました。
(3冊目に関しては、この記事で初めて知りました)

これからは、
プロモーションの一環として、
ネット上で全文公開をする本が増えてくるんでしょうね。
ただ、出版社が行なう場合は、あくまでも売り上げ増が狙い(のはず)。
なぜこの本をネットで全文公開するのか、
という理由、というか理念がはっきりしてないと、
単なる話題つくり、と見透かされそうな気がします。

本そのものを発売する前か、
ある程度売ってからか、といったことも
じっくり考える必要があるでしょうね。

その点、
『生命保険のカラクリ』は、生命保険のことをもっと知ってほしい、
という著者の思いが熱いですし、
『フリー』は、本文に書いてあることの実践例であります。
『クラウド時代と〈クール革命〉』も、おそらく、ネット関係のことが書かれているのでしょうから、
「内容」とネット公開という「手段」の、親和性は高いと思います。

ちなみに中村澄子先生の『1日1分レッスン!TOEIC TEST 千本ノック』
も、ネットで全文公開しているんですが、
これはアマゾンで『TOEIC TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点』を買った人限定なので、
上記の本とは違うんだろうなあ。

私が担当させていただく本でも、
これからは、
ネットでの全文公開がふさわしい、というものが出てくるかも。
何がそれに向いているか、考えてみます。

【本日のアマゾン】
・『堂本剛 ベルリン』1位。ジャニーズ系の本はアマゾンで強いなあ。
・今日は「王様のブランチ」、あまり影響してないみたい。

 

クラウド時代と〈クール革命〉』

2010年3月 5日 (金)

221 ケータイ待ち受けの画像を

先日、某著者に言われて「お!」と思ったのですが、
表紙カバーの画像をケータイの待ち受けにする
というサービス、どうですかね?

その著者の熱心なファン数名から、
新刊のカバーをケータイの待ち受けにしたい、
といわれたそうで、
ひょっとしたらそういう需要って、あるのかも。

もちろん、どんな本でもいい、というわけではないです。
表紙カバーがかわいい、綺麗、かっこいい
あるいは著者に熱烈なファンがいる
ちなみに、上記の著者の場合は、
表紙がかわいく、著者に熱烈なファンがいる。
というパターンです。
(誰でしょう?)

待ち受け用の画像データを作ること自体は、
そんな面倒なことではないので、
(でも、私にはできません…)
そういう画像がダウンロードできるサイトを自社サイトに作っておく、
とすればいいんじゃないでしょうか。

あ、でも、これって、
表紙カバーに写真やイラストを使っている場合は、
写真家やイラストレーターの許諾が必要ですよね。
デザイナーさんの許諾もいるのかな。

ただ、そういった作業は必要でしょうが、
本によっては結構効果がありそうな。
ちょっと真面目に考えてみますかね。

【本日のアマゾン】
・『あなたの会社は部長がつぶす!』ランクイン。1位。
・『日本は世界5位の農業大国』ランクイン。タイトル気になる。
・『七田家の子育て 45のルール』ランクイン。そうか、こういう切り口があったか。
・『女子高生ちえの社長日記』ランクイン。これって、ダイヤモンド社さんの『もしドラ』の影響?


2010年3月 4日 (木)

220 オビが不安になるとき

先日の記事 【218 「王様のブランチ」を見るという習慣】で、

「他社の優秀な編集者、となると忘れちゃいけない人がもうひとりいるんですが」

と書きました。
今回は、その人の話。

私が担当させていただいた
『TOEIC TEST 3カ月で高得点を出した人の共通点』(中村澄子著)
が重版しました、ということは先日、このブログにも書きましたが
上記の「他社の優秀な編集者」からメールが届きました。
(この編集者さんとは面識がありまして、お酒を飲んだことも)

「重版、かかると思ってました」

という嬉しいお言葉。
その理由を尋ねたところ、

まず、「高得点の人は英語が嫌いである」というキーワードで、すごい!と
思いました。

とのお返事でした。

実はこのことに、「やっぱり、そうか」と思ったのです。

というのは、
今回のTOEIC企画、そもそものスタートは、
中村先生との雑談の中で、しばしば、
「英語嫌いのほうがTOEICは点が出る。
私の教室に来ている人も、英語好きはなかなか点が延びない」
という発言があり、面白いなあ、本になるんじゃないかな、
と思ったからなのです。

ところが、何度も先生と打ち合わせをし、
お原稿を何度か読んでいるうちに、
「この切り口も面白いんじゃないかな」
「こっちもセールスポイントになりうる」
という気になってきまして、逆に、
当初の思いを本当にセールスポイントにしてもいいのかな?
不安になってきたのです

こういう
セールスポイントに対する「ゆれ」って、
編集をしていてしばしば起きることなのです。(私だけ?)
これは、タイトルもそうでして、
タイトルの打ち合わせを著者と行い、
社内でも行い、と何度かしているうちに、
「これで行きましょう!」
と思っていたタイトルが本当にいいものなのか、
だんだんと不安になってくるのです
面白さが麻痺してくる、とでもいうのでしょうか。

そういう「ゆれ」を経て、
結局は最初の思いをオビにしたわけです。

やはり、
最初に面白い! と思った点をセールスポイントにするのが、
いいのだ。

…ということを、「他社の優秀な編集者さん」のメールで、
改めて認識しました。

ちなみに、私が今とっても不安なのは、
来週、見本本ができてくる、
澤田有紀先生の本。

「人生を変える!3分割勉強法
 ―専業主婦の私が司法試験に一発合格できた理由」

このタイトル、このカバーデザイン、このオビで本当にいいのかな。
でも、今さら変更できないし。
いやいや、きっとこのタイトル、カバーデザイン、帯が、ベストなんです。

…そういうふうに、自己暗示をかけるしかない…。

【本日のアマゾン】
・『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』2位に。
・『図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術』ランクイン。リアル書店では以前から見ていた。
・『サイバーエージェント流 成長するしかけ』こういう本のつくり方もあるのか。ちょっと気になる。

2010年3月 3日 (水)

219 アマゾンの出版社別ランキング

今日の昼間は、どうにも集中力が欠けてました。
で、ネットをあれこれ見ていたら、

アマゾンジャパン 2009年出版社別年間売上げランキング

というのを見つけました。
出版業界紙「新文化」のサイトです。

集計期間は09年1月1日~12月31日。
和書と雑誌の販売金額の合計でランキングしているそうですが、
金額は非公表です。
(アマゾンって、細かな金額はあまり公開しないみたいですね)

「ああ、この出版社は売っているだろうなあ」というところもあれば、
誠に失礼ながら、
「ん? ここはどんな本を出しているの?」
というところも、正直、あります。
逆に言うと、そういう会社はネットでよく売れるコンテンツを持っている、
ということなのでしょうね。

ちなみに小社は、61位でした。

このランキング、将来的にはネットで探せなくなるかもしれないので、
長くなるのを承知で、コピペしておきます。

1 講談社 同順位
2 角川グループパブリッシング(※) 同順位
3 集英社 同順位
4 小学館 同順位
5 新潮社 1UP
6 ダイヤモンド社 1DOWN
7 エンターブレイン 2UP
8 学習研究社 同順位
9 岩波書店 2DOWN
10 ソフトバンククリエイティブ 1UP
11 日経BP グループ 1DOWN
12 幻冬舎 3UP
13 文藝春秋 1DOWN
14 PHP 研究所 1DOWN
15 スクウェア・エニックス 11UP
16 日本経済新聞出版社 2DOWN
17 徳間書店 1DOWN
18 翔泳社 同順位
19 医学書院 4UP
20 メディアファクトリー 8UP
21 東洋経済新報社 4DOWN
22 日本放送出版協会 2DOWN
23 朝日新聞出版 2DOWN
24 河出書房新社 7UP
25 ワニブックス 3DOWN
26 宝島社 13UP
27 コアマガジン 6UP
28 インプレスコミュニケーションズ 1UP
29 筑摩書房 4DOWN
30 主婦の友社 6UP
31 技術評論社 4DOWN
32 中央公論新社 8DOWN
33 双葉社 1DOWN
34 マガジンハウス 15UP
35 光文社 5DOWN
36 一迅社 5UP
37 早川書房 7UP
38 リットーミュージック 4DOWN
39 毎日コミュニケーションズ 1DOWN
40 白泉社 3DOWN
41 竹書房 1DOWN
42 オーム社 同順位
43 中経出版 4UP
44 日本実業出版社 9DOWN
45 有斐閣 1UP
46 秋田書店 7UP
47 フォレスト出版 1UP
48 中央経済社 3DOWN
49 秀和システム 2UP
50 福音館書店 2UP
51 主婦と生活社 1DOWN
52 ドレミ楽譜出版社 7UP
53 芳文社 20UP
54 ヤマハミュージックメディア 4UP
55 平凡社 1UP
56 ホビージャパン 11UP
57 アルク 3UP
58 ディスカヴァー・トゥエンティワン 15DOWN
59 扶桑社 5DOWN
60 サンマーク出版 3UP
61 祥伝社 1UP
62 シンコーミュージック・エンタテイメント 3UP
63 文化出版局 2DOWN
64 世界文化社 11UP
65 羊土社 1DOWN
66 茜新社 9DOWN
67 世界思想社教学社 15UP
68 パンローリング 13DOWN
69 実業之日本社 2UP
70 ポプラ社 4UP
71 旺文社 3DOWN
72 メディカルサイエンスインターナショナル 6DOWN
73 東京大学出版会 4DOWN
74 医歯薬出版 6UP
75 丸善 3DOWN
76 成美堂出版 3UP
77 誠文堂新光社 14UP
78 メジカルビュー社 19UP
79 オライリー・ジャパン 9DOWN
80 偕成社 2DOWN
81 枻出版社 25 UP
82 日刊工業新聞社 2UP
83 大和書房 6UP
84 ソーテック社 58UP
85 キルタイムコミュニケーション 14UP
86 中央法規出版 25UP
87 TAC出版 51UP
88 ベストセラーズ 4UP
89 日本能率協会マネジメントセンター 2DOWN
90 CQ 出版 14DOWN
91 朝日出版社 58UP
92 三笠書房 11DOWN
93 日本評論社 5DOWN
94 きんざい 1DOWN
95 ワニマガジン社 10DOWN
96 洋泉社 31UP
97 大洋図書 35UP
98 新書館 10UP
99 研究社 14UP
100 南江堂 67UP
(*)角川書店・角川学芸出版・アスキーメディアワークス・富士見書房を含む=08年も同様に集計

【本日のアマゾン】
・上位陣にコミック関係の本が目立つ。
・『お金に愛される 魔法のお財布』ランクイン。気になる。
・『「きれい」をつくる ココロの処方箋』ランクイン。カバーにインパクト。


2010年3月 2日 (火)

218 「王様のブランチ」を見るという習慣

編集を担当させていただいた『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』(美月あきこ著)
が、先日、TBS系「王様のブランチ」で紹介されました。
予想以上に詳しい紹介で嬉しかったです。
(あれ? このこと、ブログに書いてなかったみたいですね)

著者の美月さんも、
ご自身のブログにかかれてましたが(2月20日の記事です)
そのブログの記事を読んでいて
「ふうむ」
と唸ったことがあります。

美月さんのブログによると、

「一番最初に「見たよ!」連絡を下さったのは
他社の 編集者さんでした 
ギョーカイの方は こういうの チェックされているんだと 新しい発見」

この他社の編集者さんというのは、
美月さんとお会いした時の情報から考えて、
たぶん、某社の某氏、のことだと思うのです。
(この推測が違っていたら、以下の記述も変わってくるのですが…)

某氏と私、面識はないのですが、
別の著者さん経由で、非常に優秀な方と伺ってます。
ビジネス書の業界では、かなり有名な方だと思います。
(具体的な説明は省きますが、きっちりとした実績も出してます)

「王様のブランチ」に『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』が
出てくるなんて、某氏は知らなかったと思うのです。
(美月さんから連絡が行っていた、とも思えませんし)

ということは、
つまり某氏は、「王様のブランチ」のブックコーナーを見る、
という習慣があるのだろう、
と思うのです。

「王様のブランチ」のブックコーナーは、
本の売れ行きに影響があるといわれていて、
私もかつては見ていたのですが、
そのうち、なんとなく見るのをやめてました。
(その後、長谷部瞳さんがレポーターだった時はしばらく見てましたが)

しかし、
やはり本の情報源として、見たほうがいいんだな、
他社のできる編集者は見ているんだな、
と感じた次第です。

自社の先輩がどんな仕事ぶりか、
というのは、見ていればわかります。
で、それなりに(つまり、教師としても反面教師としても)参考になりますが、
他社のエース編集者たちがどんなふうに仕事をこなし、
どんなことを習慣にしているのか、
ということまでは、なかなかわかりません。

しかし、最近は、ネットのおかげで少しはわかるようになりました。
ご自身でブログを持っている編集者や、
ツイッターで精力的につぶやいている編集者もいらっしゃいますので。

そういう人たちの「よい」習慣は、
自分も真似できる範囲で真似したい、と思います。

というわけで、「王様のブランチ」ブックコーナーは、
極力見ることにしました。。
これを新しい習慣にしなくては。

他社の優秀な編集者、
となると忘れちゃいけない人がもうひとりいるんですが、
その方の話はまた改めて。

【本日のアマゾン】
・『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る』2位。真面目そうな本だな、と思ったら岩波だった。
・『私が一番受けたいココロの授業 講演編 』ランクイン。気になる。
・『裏読み日本経済』ランクイン。

2010年3月 1日 (月)

217 カウントダウン8日

大阪の弁護士・澤田有紀先生の本の編集作業、大詰めです。
専業主婦だった澤田さんが、いかにして司法試験に一発合格できたのか、
という勉強本です。
タイトルは「人生を変える!3分割勉強法」(どうですかねえ、このタイトル…)

いよいよ、来週には見本本ができます。
できるはずなんですが、かなりギリギリの状態です。
明日中には印刷所さんに最終データを渡さなくてはいけないのに、
その直前(つまり、今日ですが)になって、
かなりの修正が入ってしまいました。
文章の細かい部分の表現とか、
見出しの変更とか、
そんなところなんですが、
ほぼすべての見開きに入ってしまったのではないか、と。

これを明日の朝までに印刷所さんに修正していただき、
編集部が確認して、
それを印刷所さんに渡して終了、となります。
ううむ。こう書くと、やはりギリギリだわ。

私たちの仕事には、常に「締切」がついて回ります。
この締切にはいくつかの段階があると思うのですよ。

その本にかかわっている人全員が、にこやかに仕事を進められる締切。
その次が、担当編集者がつらい思いをすればなんとかなる締切。
その次が、校正会社さんもつらい思いをすればなんとかなる締切。
その次が、印刷所さんもつらい思いをすればなんとかなる締切。
その次が、製本所さんもつらい思いをすればなんとかなる締切。

あとになるほど、つらい思いをする人たちが増えてくるわけです。
担当編集者の段階でこの流れを止められればいいのですが…。
今回は、校正会社さん、印刷所さんにも
つらい思いをさせてしまった。
次回はもっと上手い段取りを。

と思っているのですが、
夕方、4月発売の本の作業をちょっとしてみたところ、
予想以上に手間のかかる本だということが判明。
ううむ。

【本日のアマゾン】
・『幸運の印を見つける方法』が1位。え!幻冬舎の本なのか。デザインとタイトルからは想像つかなかった。
・2位も幻冬舎で『脳に悪い7つの習慣』ロング&ベストセラーだなあ。
・『図解!ポジティブ思考になる「心と脳の習慣術」』ランクイン。ちょっと気になる。
・『まずはアパート一棟、買いなさい! 』ランクイン。買うお金、ある人が多いということ?

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »