228 セミナー「出版社のツイッター活用を考える」
先日(3月10日)、「出版社のツイッター活用を考える」というセミナーに
参加しました。
当日、印象に残った言葉や事象など、メモしてみました。
当日はパネルディスカッション形式で行われたのですが、
あくまでも私の印象に残ったもの、ということで、お願いします。
まとめ方なども、すべてわたしの主観・判断です。
【パネラー】
足立さん(平凡社営業部)http://twitter.com/heibonshatoday
会社の公式アカウント。しかし、個人的なことも書いている。
Iさん (某出版社プロデューサー)http://twitter.com/ganchankadoya:
あくまでも個人の趣味。会社名も出していない。なので、匿名にさせていただきました。
滝さん(日本実業出版編集部)http://twitter.com/takikeisuke
個人レベルだが、そこから本が売れないか、模索。
宮澤さん(東京創元社営業部)http://twitter.com/tokyosogensha
会社の公式アカウント。計3人でまわしている。
●猫本フェアhttp://togetter.com/li/3614
複数の版元の人間がツイッターでつぶやいていた「猫」の本発言に対して、
往来堂さんがツイッター上で「フェア、やります」と応え、始まることに。
15~16軒ほどに広がった。中心の出版社がいない、珍しいフェア。
●「魂を売らずに成功する」「綺想宮殺人事件」
それぞれ本のタイトルでアカウントを取り、つぶやいている。
・「魂を売らずに成功する」→翻訳者・編集・販売の3人でhttp://twitter.com/52rules
・「綺想宮殺人事件」→編集1人でhttp://twitter.com/kisoukyu
いずれも、著者(翻訳者)とその読者の特性から、ツイッターでの展開が可能、
と判断した。具体的な売り上げへの影響などは、まだわからない。
読者とリアルタイムでつながることができる、というのがよい。
●日本実業出版の滝さんは、本を作る前、途中、作った後で、それぞれ利用している。
・本を作る前
『メール文章力の基本(仮)』出版前に、「メールの疑問・悩み」をツイッターで募集。
ご自身のブログに誘導して、そこで詳細を説明。
下のつぶやきに13のRTがつき、ブログに700アクセス、実際のメールの疑問・悩みが20集まったとのこと。
↓
【急募・RT大歓迎】ご協力いただいた方は、本にお名前を載せる予定です。→【アンケート企画】『メール文章力の基本(仮)』出版につき、 みなさまの「メールの疑問・悩み」を教えてください! http://bit.ly/awI5o3
・本を作る途中
カバーラフなどを写真に撮り、積極的にアップしている。
・本を作った後
本のキャッチコピー募集キャンペーンを行い、優秀賞として本をプレゼント。
さらに、そのコピーはアマゾンの紹介文に使用。
ある本でこれを行ったところ、ブログに1,000人来た。
●滝さんのツイッターとの付き合い方
・基本的に、フォローしてくれた人は全員フォローする(明らかに変な人は別)
現在、滝さんがフォローしている人 2772人
滝さんをフォローしている人 2594人(2010年3月10日午後8時現在)
・つぶやきは他の人の発言に絡むものが多い。76%とのこと。
●Iさんのツイッターとの付き合い方
・愚痴をこぼさない
・下ネタを言わない
・ソース不明の情報を流さない
●ツイッターの利点
・検索に引っかかる。(ミクシィはクローズなので、無理)
・RTの効果
・ツイッターしか見ない人たち、というのは存在する。彼らへの情報発信。
・ツイッターでは、拒否されるとほしい情報が得られないので悪意に満ちたつつぶやきは少ない。
・編集は読者や書店様の声がなかなか聞こえてこないので、ツイッターで直接聞けるのがよい。
【本日のアマゾン】
ううむ。昨日はチェックしてないなあ。
・『「お金」のシークレット』ランクイン。
・お!『おやこでキャッチボール! 』ランクアップ中。親子でキャッチボール、いいよなあ。
・『いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法』ランクイン。気になる。
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