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2010年3月25日 (木)

241 パブラインは恐い

以前、このブログにも書いた「パブライン」。
全国の紀伊国屋書店さんの売り上げが、
ほぼリアルタイムにわかる、という情報サービスでして、
出版社の人間としては、
とてもありがたい存在でありますが、
同時に、恐い存在でもあります。
自分の担当した本の売り上げが、リアルにわかるんですから。

3月新刊『人生を変える!3分割勉強法』(澤田有紀著)
書店さんに並んで10日ほどですので、
職場のパソコンでパブラインをちょこまかとチェックしては、
一喜一憂しております。

ところで。

仕事柄、出版プロデューサーさんや編集プロダクションの人のメールマガジン、
というのを何本か読んでます。
その中に先日、
「私が出版にかかわった○○という本が、
○○書店さん、××書店さん、△△書店さん、
□□書店さん、●●書店さん、○×書店さんで、
軒並み1位になりました」
という記事がありました。

お! そんなヒット本が出たんだ!
と思ったものの、正直、初めて耳にするタイトルでした。
それに、あまりいいタイトルとも思えず。
版元さんも、あまりお聞きしないところだったと記憶しています。

ふうむ、
と思いながら改めて書店さんのリストを見ると、
その中に「紀伊国屋書店新宿本店ビジネス書1位」という文字が。

お! 紀伊国屋書店さんなら、パブラインでわかる!

というわけで、パブラインでその本の売り上げを見てみました。
(パブラインは他社の本の数字でも、調べることができるのです)

で、見てみて、わかりました。

その本が出てから、たしか1週間くらいだったと思うのですが、
7日間のある1日だけ、
新宿本店で200冊売れているのです。
他の日は、きれいに0。
他の支店でも、合計して7日間に2冊売れているだけ。(全国で、ですよ)

つまり、全国の紀伊国屋書店さんで、
ある1日だけ、それも新宿の本店でだけ、ちょうど200冊売れたわけです。

これは、お分かりだと思いますが、
まず間違いなく、人為的なものです。

確認はしていませんが(だから、実名は出せないわけですが)
著者が自腹を切って、200冊購入したのだと思います。
その目的は、ランキング1位を取るため。

ということは、
メルマガに出ていた他の書店さんも、おそらくそういう「工作」をしているのでしょう。
(確認はしていませんが)

ということは、
このメルマガに出てくる他の本のランキングも、似たような「工作」をしているのでしょう。
(確認はしていませんが)

著者が勝手にしたことで、メールマガジンの書き手は知らなかった、
という可能性もないではないですが、
まあ、限りなく低いでしょうね。

著者がまとめ買いをしたい、
どうせなら大手の書店さんでどーんと買って、
ランキングを少しでもよくしたい、
とおっしゃることは、あります。
私も経験があります。
しかし、それはあくまでも著者と版元、そしてその書店さんが知っていればいいことで、
メールマガジンなどで麗々しく書き立てることではない、と思うのです。

こういう「工作」が透けて見えてしまうのですから、
パブラインは恐いです

【本日のアマゾン】
・『未来は、えらべる! 』ここに来て、1位。
・『自宅で毎月100万円稼ぐ! ネットオークション制覇の極意』ランクイン。こういうテーマ、時々入ってくるなあ。
・『香港に住む大富豪41の教え』ランクイン。ユダヤ人じゃないのね。
・『お金を引き寄せる7つの法則』ランクイン。ふうむ、こういうテーマは普遍なのか。


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