298【本】スゴ編。
昨日はわが子の運動会。
で、午後9時過ぎにわが子を寝かせるべく布団に一緒に入ったら、
そのまま私も寝てしまい、ブログの更新ができずに終わりました。
なんだかつい最近も、こんなことを書いたような…。
で、そんなことはともかく。
最近読んで非常に勉強になったのが、『スゴ編。』。
これは、もともとネットで展開している「編集者.jp」というサイトをまとめたもの。
文字通り、ヒット作を連発している凄い編集者たちのインタビューです。
若い頃、ベテラン編集者さんが書いた本を何冊か読んだことがありますが、
ほとんどが、雑誌編集者の仕事の話でした。
この本に出てくるのは、
すべて単行本(それもノンフィクション)の編集者。
しかも実績をきちんと出している人たちばかりなので、
ビジネス書をメインに作っている私には、
非常に勉強になります。
出版って、他人の目に見える形になる前に、
やるべきことがかなりある、思うのですよ。
どのように企画を考え、著者とどう接し、
デザイナーさんとどのように話すか。
こういう言語化しにくい部分こそが、
重要なんだと思うのです。
まさにその点を、
ご自身の出したヒット作を例に挙げつつ、
詳しく語っているので、ありがたいです。
個人レベルですぐに真似できること、
会社単位で真似したほうがいいこと、
心構えとして知っておいたほうがいいこと。
再読して、それぞれまとめなくちゃ。
ただ、素朴な疑問として、
編集者(とその志願者)しか読まない本だよなあ。
サイトはまだまだ連載が続いておりますが、
第2弾は出るのかな。
【本日のアマゾン】
・『天才は親が作る』ランクイン。
・『ストーリーとしての競争戦略』『運命のボタン』ランクイン。朝日の書評に載っていた。
・『グーグル秘録』ランクイン。これは毎日の書評。
・『レンタルチャイルド』は読売の書評。
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