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« 310 新聞書評欄、強いのはどの新聞? | トップページ | 312 カウントダウン1 »

2010年6月 6日 (日)

311 書店さん発のヒット

日経新聞は、日曜の読書欄だけでなく、
水曜の夕刊に読書欄があります。
そこに、「ベストセラーの裏側」というコラムがあります。
(毎週載っている、というわけではないようですが)

先日は、この欄で今邑彩氏の『ルームメイト』を紹介していました。
親本が1997年で、文庫化が2006年。
今年になって急速に売れるようになったらしいのです。現在、7刷10万部。

そのきっかけとなったのが、
啓文堂新宿店さん
書店員さんが独自のポップと帯をつけたことで、
新宿店での売り上げが急上昇。
そこから、他の書店さんにも広がっていったそうです。

このような書店初のヒットとして、
同欄では『金のゆりかご』(北川歩実著)や『汝の名』(明野照葉著)も紹介しています。

この手の話ですぐに思い出すのは、小社の文庫『モルヒネ』(安達千夏著)。
発売当時は、正直、それほどは売れてなかったのですが、
丸善御茶ノ水店だけがコンスタントに売れている、ということに
担当編集者がデータから気づき、
販売部の人間に行ってもらったところ、
その書店の店員さんが、オリジナルのポップをつけていました。
そのポップをお借りして印刷、他の書店さんに配ったところ、
ポップを置いた書店さんでことごとく売れ出す、
という事態になったのです。
結果的にこの本、たしか30万部まで行ったんじゃなかったかなあ。
(すいません、この記憶、かなり曖昧です…)
ちなみに、そのポップの文面は、「うずくまって、泣きました」。
(いまだに覚えているくらい、強烈な文面)

あるお店だけで異常に売れている本があったら、
理由を知るためにその書店まで行ってみる。
そして、真似できることがあれば、すぐに真似する。
そういったことも、これからの編集には必要なのかも。
問題は、そういうデータ(この書店で異様に売れている!)を、
どうやって入手するか。
その点では、ツイッターがひょっとしたら今後役に立つのかもしれません。
そんなわけで、気になる書店員さんのつぶやきは、
できるだけフォローするようにしているのですが。

ちなみに先日、池袋の某店で『ちょい足しクッキング』がよく売れている、
という情報を販売部から入手し、見に行ったのですが、
ごく普通な展開でした…。うう。真似できん…。

【本日のアマゾン】
・『虐殺器官』上位に。朝日の書評に載っていて、私も読みたくなった。
・相変わらず、AKBの本が多いなあ。


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