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2010年7月15日 (木)

350 村上龍氏の電子出版

昨日(7月14日)の日経夕刊を呼んでいたら、
気になる記事が載っていました。

村上龍氏が電子出版に乗り出すそうで

気になるのは、出版社を通さず、ご本人が直接配信する、という点。
個人で配信する場合、そういう本が出ていますよ、と世間にアナウンスするのが
一苦労、だと思うのですが、
村上さんの場合はご自身でメルマガも出していますし、
それこそ、こういう新聞記事にもなるわけですから、
告知の面では心配ないのでしょうね。

それにしても。

開発資金を回収するために、5000ダウンロード数ですって!
アップルが手数料を3割取るらしいので、
村上氏の取り分は7割。
ということは、5000ダウンロードの場合、

1500円×5000ダウンロード×7割=525万円。

そんなにかかるんですか!
音楽や映像に金がかかっているんでしょうが、それにしても…。
普通の個人では、ちょっと難しいだろうなあ。

講談社から、そのうち紙の本も出そうですが、
その時の値づけが気になるところです。
1500円より安くなるのか、高くなるのか。

そして、一番の関心事は、5000ものダウンロードがあるのか、どうか。
この点の続報を知りたいです。

(日経記事の一部、ここから)
作家の村上龍氏が米アップルの多機能情報端末「iPad」向けに電子書籍の配信に乗り出す。
文芸誌に連載した最新の長編小説「歌うクジラ」を電子化し、
紙の本の出版に先駆け、近く1500円で発売する。
物語のイメージを膨らませる映像や音楽も盛り込む。
楽曲は音楽家の坂本龍一氏が新たに作曲した。

村上氏は「作家として出版の未来の姿を示したい」として、
出版社を介さずに直接配信する。
有力作家が自ら配信することで電子化の流れに弾みがつく一方、
出版社の事業戦略にも影響を与えそうだ。

 「歌うクジラ」は22世紀を舞台にした冒険小説で、
講談社が発行する「群像」に3月号まで連載した。
村上氏の長編は2005年の「半島を出よ」以来となる。
紙の本の「歌うクジラ」は講談社が出版するが、時期は未定という。

iPad向け配信は、アップルの承認が得られ次第、同社のソフト販売サービスを通じて始める。
まずは開発資金を回収できる5千ダウンロードをめざす。
電子書籍ソフトは村上氏がソフト会社と独自に開発した。
収入の3割をアップルに手数料として払う。

村上氏は「書籍ソフトの開発がさらに簡単になれば、作家は即座に作品をネットで販売できる。
新作については出版社のコントロールが及びにくくなる」とみている。
(ここまで)

【本日のアマゾン】
・『あ、きこえたよ』ランクイン。テレビか何かで紹介されたのかな。
・『本音の飲食店』ランクイン。ちょっと気になる。
・『小さいおうち』ランクイン。直木賞!

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コメント

おお、これはこれは。書き込みありがとうございます。
こちらこそ、いつもお世話になっております。
本質を大事にするしかない、というお言葉、
まさにその通りだと思います。
というか、それしか手はない、と申しましょうか。
その分、編集者の力量が問われることになると思いますが。

それにしましても。
35年会社をやってらっしゃる?
どうも、年齢とあわないような…。
小学校在中に起業されたんですね!

楽しくブログ読ませていただいています。そして、とてもためになります。
iPadの出現で、出版業界やその周辺の関係各社色々と大変ですね。弊社はデザイン会社。月刊誌で農業の雑誌をデザインしています。今までは、本が出来てからウェブを更新していましたが、若い世代の農業関心を高めるため、「情報発信はインターネットを主流・紙媒体は結果として作る」といった方向にしたいと出版社の方が話されていました。情報発信のホンの一部のお仕事携わらせていただいていますが、利益や流行にとらわれず、常に「本質」を大事に仕事するしかないと、35年会社をやって思うことです。(いつもお世話になっているデザイン社代表)

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