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2010年8月 5日 (木)

371 『ペンギンの問題』で考えた

月火と夏休みを取り、
大磯のホテルに泊まっていたのですが、
その間、わが子が読んでいたのは「ペンギンの問題」という漫画。
わが子が寝てから私も読んでみたのですが、かなり面白かったです。

日本語をなぜか喋れるペンギンが、ある日、主人公の小学校に転校してきて…
というギャグ漫画です。
日常社会に異物が侵入してくる、というのは、
「オバケのQ太郎」に代表されるように、
ギャグ漫画のひとつの定型だと思いますが、
この「ペンギンの問題」は、そういう設定がぶっ飛ぶくらい、
話が(いい意味で)無茶苦茶です。

最後のコマになっても収拾がつかない回もあり、
「すごいなあ」
と感心するのですが、
今回、一番ビックリしたのは、主人公の男の子が、
作者に向かってストーリーの矛盾を指摘する、という回。
で、それに対して作者は、
ペンギンの顔を書き換えることで問題の解決を図ります。
作者と登場人物が同一の立場になっているわけで、
これって、メタ文学ではないですか。

さらに、この主人公、
どうなっているんだ、この漫画
と叫びます。
つまり、自身が漫画の登場人物であることに自覚的なのです。

メタ文学の存在を私が知ったのは、
たしか中学時代に朝日新聞夕刊に連載していた、
小松左京氏の小説だったと思います。
このとき、かなり衝撃を受けた記憶があります。
(筒井康隆氏の「朝のガスパール」はさらにその後)

「ペンギンの問題」はコロコロコミックに連載していますから、
小学生男子がメイン読者層のはず。
彼らは、こういうメタなギャグを面白いと理解しているんですね。
(わが子は、もっとわかりやすいところで笑ってましたが)

「この記述は読者にとってわかりやすいだろうか」「わかりにくくないだろうか」
といったことが、職業柄とても気になるのですが、
ひょっとすると私たちが考えている以上に、
若い読者の読解力って、
あるのかも。

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コメント

こんにちは。
かきこみありがとうございます。
まあ、こういう箱(ブログ)があるので、
ついあれこれ考えるわけでして…。
夏休みのご旅行、楽しんできてください!

夏休み中の出来事、楽しく拝読させていただきました。全て編集のお仕事に結び付けていることに、感心いたしました。
私は再来週から夏休み。孫家族と旅行です。気分を変えながらやっぱり私も仕事のこと考えてしまうのでしょうね。

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