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2010年9月の28件の記事

2010年9月30日 (木)

424 渋谷の噂の書店

渋谷の噂の書店
今日は渋谷に行く用事があったので、
終わった後、先日オープンした
MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店に行ってきました。

デパートの1フロアをそのまま書店にしています。
エスカレーターから降りた瞬間、
「広い!」
と感じました。
面積だけで言えば、もっと大きい書店さんもあると思いますが、
レイアウトの関係か、渋い書棚の影響か、
広々とした印象です。

デパートそのものが、渋谷駅からちょっと離れているせいか、
お客さんも落ち着いた大人が多め、お一人様のお客さんメイン、
という感じでした。
(曜日や時間帯によって、印象は違ってくると思いますが)

ジュンク堂書店が書籍の、
丸善が文房具の、担当
なんだそうで、
そのせいか、文房具売り場が結構広め。
特に万年筆の品揃えが充実しているようです。
私はあまり万年筆に興味がないのですが、
それでも、思わず買いたくなりました。
万年筆好きの人には、至福の空間ではないか、と。

奥のほうには鳩居堂さんも入っていて、
このお店の紙関係が好きな私、思わず便箋を買ってしまいました。

ところで、
この書店さんの略称、何というんでしょうね?
業界的に、決まっているのかな?
「マルジュン」かなあ?
なんだかタレントのニックネームのような…。

【本日のアマゾン】
・『起業のファイナンス』ランクイン。シンプルな表紙カバー。
・『世界の日本人ジョーク集』以前ランクインしていた本だ。なぜまた?
・『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』この本、気になる。

2010年9月29日 (水)

423 時間管理について

先日、会社帰りに飲み会に参加しました。
活字関係者が比較的多い会で、
その中のお一人から
「ブログ読んでるよ」
というお言葉をいただきました。
反応があるというのは、とても嬉しいです。

その時、
時間管理についても書いてほしい」
とリクエストをいただきました。
私の時間管理を書き連ねても参考にはならないと思いますが、
それはそれとして、
「時間管理」って永遠のテーマですね。
書店のビジネス書コーナーに行けば、
何らかの形で時間管理に関する本、
やたら出てますからね。

というわけで、この機会に、
私自身の「時間との付き合い方」を考えてみました。

①朝の時間

私、編集者という職業のイメージと比べると、
朝は早いほうだと思います。
(あくまでも、世間一般の編集者のイメージに比べ、ですよ)
会社の始業時間は午前9時半なんですが、
だいたい9時ちょっとすぎには、
編集部のフロアにいます。
(そうでないときもありますが)

昔は、前日の帰社時間によってはお昼ごろ出社、
なんてことも普通にしていたのですが、
どうもそういう日は能率が悪い。
メールチェックとかネットサーフィンで時間を潰してしまう。
で、自分なりにあれこれ試してみると、
朝早く来たほうが能率がいい。
というわけで、ここ数年は早めに来ています。
特に、子供が小学校に通うようになってからは、
子供が7時前には起きるので、
それに付き合わざるを得ない、
という部分もあります。

ただこれ、上記の通り「そのほうが能率がいい」という理由ですから、
午後出社が能率がいい、という場合は、
そうしていたと思います。

②メール

これは以前書いたと思いますが、
最近は「朝一番のメールチェック」をやめてます。
11時ごろまでとにかくデスクワークをして、
一息ついたところでメールチェック。
で、返事が必要な方にはできるだけその場で返信。
そうこうしているうちにお昼ご飯、
というパタンが多いです。

③ツイッター

この1年ほど、ツイッターをやっているのですが、
これが想像以上に時間をとります。
タイムラインと呼ばれる、他の人のつぶやき(投稿)。
これが面白くて、ついつい読みふけっているうちに時間がたってしまう。
私の場合は個人と会社、二つのアカウントを使い分けているので、
さらに時間がかかります。
それで、Hoot Suiteというソフト(アプリ?)を使うようにしています。
このソフト、複数のアカウントを使っている人には
非常に便利です。
(単独のアカウントの場合は、もっと使いやすいのがあるのかも)
それでも、ついつい時間がなくなってしまうわけで。
ツイッターとの付き合い方が、
目下の最大の課題かも。

④TO DO リスト

出社すると、「今日やるべきこと」をノートに10個、書き出しています。
で、終わったものからどんどんチェック。
それでも、10個すべて終わらせられるのはごくまれで、
何個かは次の日へ繰り越し。
なので、10個のうち6個以上できたら自分の勝ち、
5個以下だったら自分の負け、ということで、
自分とのゲームにしています。
同様に、月曜朝は「今週のやるべきこと」を公私にわたって、
手帳に書き出します。
だいたい30個から、多いときで50個。
こっちは、1週間かけて、終わったものを赤く塗りつぶします。
(ここは渡邉美樹氏流)
で、1週間かけて半分以上赤くできたら「勝ち」。できなかったら「負け」。
どうやら私、こういうゲーム感覚が好きみたいです。

⑤子供との時間

土日は、基本的に私が子守担当のため、
自宅ワークはできますが、
外での仕事はあまりできません。
(できないわけではないのですが)
以前はそれが負担だったのですが、
よくよく考えたら、子供が父親と一緒にすごしてくれるのは、
よくてあと数年。
せめてその間くらいは、子供との時間をすごしたほうがいい。
と最近考えを改めました。
で、どうせすごすならば、と、
キッザニアに行ったり、
書店や映画館に行ったりと、
かなり父親の好みを押し付けてます。
そのうち、寄席にも連れて行きます。

…という感じなんですが、
これで、「時間管理の話」になってますかね?

【本日のアマゾン】
・『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』2位。勢いを感じる。
・『社長と教授の「やる気!」特別講座』ランクイン。ちょっと気になる。


2010年9月28日 (火)

422 アマゾンのクチコミ機能

ネット書店アマゾンは、
現物に触れない分、いろんなサービスや機能があります。
目次や内容紹介をアップするのはいうまでもなく、
本文の一部が見られる「なか見!検索」とか、
いろんな種類のランキング、
「この本を買った人はこんな本も買ってます」という情報も教えてくれます。

読者が感想を書き込む「カスタマーレビュー」もあります。
ま、これはサービスというより、
リアル書店では(極めて)真似しづらい「機能」ですが。

そんな機能の一つに、
クチコミ」があります。
これ、いつから始まったのか、ネットでは正確なことがわかりませんでしたが、
(単に私の調べ方の問題でしょうが)
2007年10月ごろから始まっている模様です。

この「クチコミ」は、
カスタマーレビューと同じく、
サイトを見ている側がその本に関してあれこれ書き込む、というものです。
この書き込みは、その本の紹介ページの下のほうに、
表示されます。

カスタマーレビューがそれぞれ独立しているのに対して、
クチコミは読者同士の情報交換ができる、というのが特色のようで、
例えば、「この文庫の親本は難ですか?」
という質問に別の読者が答える、
なんてことができます。
もちろん、「面白かった」「つまらなかった」といった感想の書き込みでもいいのですが。

それから、カスタマーレビューは発売前は書き込めませんが、
(これ、以前は予約中でも書けたように記憶してます。少なくともCDは)
「クチコミ」はできます。
したがって、
「発売が楽しみ」「この人の作品は買わないと決めてます」
みたいな書き込みも、可能です。

さてさて。
このクチコミ機能、何かうまく使えないかなあ、
とひそかに思ってまして。
でも、当然のことながら。
「やらせ」は読者に必ずばれますから、
やるべきではないです。当然のことながら。

予約、の段階で、
「楽しみ」「買います」「期待」みたいなクチコミを
その著者のファンの方たちに書いていただく。
(当然のことながら、やらせではなく)

そうすると、その本を検索すると、
上記のような文言が本情報の下にずらっと並ぶわけで、
これって、効果的ではないかなあ、と思うのです。

問題は、そういう書き込みをしてくれそうな人を見つけてくる、
という基本的なことに加えて、
アマゾンの、その本のページまで何とかして行ってもらわないと、
クチコミも目にしてもらえない、という点です。

その本のページに行かなくても目にしてもらえる方法は、
(私の理解している範囲では)実は1個だけあって、
それは1位~100位のランキングに入ること、なんですね。
そうすると、ランキングのページの下に、
そのランキングに入っている本のクチコミが表示されます。
(これ、文字ではうまく説明できないので、
アマゾンのベストセラーのページの、下のほうをご覧ください)

もっとも、
予約段階で100位以内に入るような本なら、
苦労はしないわけで。
あまり現実的ではないですね。

著者さんのツイッターで本のことをつぶやいていただき、
そのつぶやきにアマゾンの当該ページのリンクを貼っておく。
まあ、現実的な方法はこのくらいかなあ。

【本日のアマゾン】
・『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』ランクイン。タイトル、気になる。
・『1人採るごとに会社が伸びる! 中途採用の新ルール』ランクイン。面白そう。
・『2011年ユーロ大炎上!』ランクイン。

2010年9月27日 (月)

421 カウントダウン29日

このブログで何度か記事にしてきましたが、現在、
『東大の先生がハーバードで実践した 人を動かす技術
 -プレゼン、会議、文章が今日から変わる-      』

という本を編集しております。

コミュニケーション学がご専門のハーバード大学研究員、
西内啓(ひろむ)先生の新刊です。
10月中旬発売、ということで、
見本本完成まで、あと1ヶ月を切りました。(早い!)

カバー周りに印刷する、
著者紹介や本書の紹介文を、
先日作製しました。
この辺の作業は、いつものことではありますが、
非常に頭を使います。
何かいい法則みたいなものがあればいいんですが、
そういうものが見つけられず。毎回あれこれ考えます。
近々、このブログにもアップしたいと思ってます。

あと、本文に入れる図版類の作製ですね。
これは、明日、一気にやりたいなあ。

限られた日数で、よりよい本になるように、
できることを積み重ねて行きたいと思います。
(といいながら、今日はかなり集中力が切れてましたが。猛省)

【本日のアマゾン』
・上位20冊のうち、ビジネス書は4冊か。
・『調味料を使うのがおもしろくなる本』これは昨日の「ソロモン流」効果だな。
・『藤原さんちの毎日ごはん』発売前なのに「クチコミ」欄が熱い! この欄を使ったプロモーション、できないかな。

2010年9月26日 (日)

420 ある出版社さんのキャンペーンで考えたこと

今日の朝日新聞読書欄で知ったのですが、
ミシマ社が、興味深いイベントを行なっています。

ミシマ社は、創立4周年の新しい出版社ですが、
気になるタイトルの本を出しているなあ、
としばしば思ってまして。

で、今回のイベントは、
「ミシマ社4周年ありがとう企画
『ミシマ社の本をあの人にプレゼント』キャンペーン。

というものです。

「ミシマ社の本を買って誰かにプレゼント」すると、
ミシマ社の本をどれでも一冊プレゼントする、というもの。

え!? どうやって送るんだろう?
と思ったのですが、
ホームページを見てみると、
メールか、ファックス、はがき、電話のいずれかの手段で、
名前・本の送り先住所・本を買った日と書店名・買った書籍タイトル
誰にプレゼントしたか・プレゼントした理由・希望の本のタイトル

を知らせたら、もらえるとのこと。

この企画自体、赤字覚悟ではなかろうか、と思うんですが、
チェックの仕方も、極めて性善説的というか、
領収書の添付などを求めていませんから、
悪いことを思いつけば、思いつけないこともない。
それでもやってしまうところが、なんとも素晴らしい。

で、こういう形で読者を広げること、
できないかなあ、とふと思ったのでありますよ。

一般的には「赤字覚悟」というわけには行きません。
そうなると、つれづれなるままに考えて、
雑誌の新しい定期購読者を獲得できたらいいのではないか、
と思うのです。
(ミシマ社さんには、そういう色気はまったくないと思います、念のため)

例えば、小社の雑誌ファンが、自分の知り合いにその雑誌を送る。
それを小社に知らせてくれたら、ご希望の文庫を一冊送る。
というキャンペーンをするわけです。

こうすることで、
小社の雑誌を一冊読んでくれた人(雑誌ファンから雑誌を送られた人ですね)
の住所を入手するわけです。
この人には、小社から定期購読の知らせなどを丹念に送る。
そうすれば、何人かに一人は、定期購読してくれるんじゃないですかねえ。
甘いかなあ。

このやり方だと、自社の文庫と送料だけで、
新しい定期購読者を獲得できるのではないか、と。
もちろん、雑誌を送られた人全員が定期購読者になってくれるはずはないですから、
何人に一人くらいになるのか。
そこが非常に問題。
まあ、でも、やってみないとわかりませんけどね。

【本日のアマゾン】
・なんというか、既視感のあるタイトルばかりだなあ。
・『幻想と覚醒』ランクイン。

2010年9月25日 (土)

419【本】RELAX HACKS

小山龍介さん、小室淑恵さん共著の
『RELAX HACKS』を読みました。
小山さんの「HACKS」シリーズは、共著が多いのですが、
今回はワークライフバランスを提唱している小室さんと、
リラックスについての本。
これは期待大、と思ってましたが、確かに面白かった。
使えるネタもいろいろありました。

・カフェミュージックで1日をスタートさせる。
・曜日ごとに着ていく服を決める。
・家に帰る前に喫茶店による。
・テーマを決めて1日1枚デジカメを撮る。
・2分でできることを増やす。
などなど。

すぐにできそうでしょ?

【本日のアマゾン】
・『ひそやかな花園』ランクイン。王様のブランチ効果か。
・『現代の哲学』ランクイン。どこかで紹介されたんだろうなあ。こういう本の需要があるのね。

2010年9月24日 (金)

418 杉浦さやかさんのイベント

杉浦さやかさんのイベント
今日は会社をちょっとだけ抜け出しまして、
乃木坂で行なわれている展覧会に行ってきました。
「creator's KOKESHI LOVE 展」というイベントです。

鳴子の工人さんが挽いたこけし木地に、
イラストレーターさんが描彩した世界にひとつだけのマイ・こけしを展示する、
というものです。
単行本『ひっこしました』や黄金文庫『ベトナムで見つけた』『東京ホリデイ』で
おせわになっているイラストレーター・杉浦さやかさんも
参加されているのです。

ちなみに。
杉浦さん作のこけしは、完売のようでしたよ。


編集の仕事って、ごくごくシンプルに言うと
「この人、凄い!」と思った人を世間の人たちに知らせる、
ということだと思っておりまして、
つまり、著者のファンになることが編集者の最初の仕事、
という気がしております。
(だから、『日経1年生!』でご一緒した長谷部瞳さんのファンになって何が悪い!
←誰に言っているの?)

実際、「この人は凄いなあ」という人たちとばかり仕事ができているのは、
大変にありがたいことであります。

というわけで、
私、杉浦さんの一ファンでもあるわけでして、
こういったイベントには、嬉々として参加しております。

ところで。
杉浦ファンとしては、
杉浦さんの文章も素晴らしい、ということを、
世間にもっと知っていただきたい、と強く思ってます。
ご自身を客観的に見ることができる人なんですよね、杉浦さんって。
そんな編集者の思いが強すぎたのか、上記『ひっこしました』は、
杉浦さんの本の中ではかなりの文字量になっております。

ところでこのイベント、今週末でおしまいなのですが、
念のため、情報を書いておきます。

【会場】GALLERY TOKYO BAMBOO(東京都六本木7-4-14乃木坂スタジオ2階 03-3405-0556 (tel & fax))
【会期】9月21日(火)〜26日(日)
【時間】12:00〜19:00(土日は〜18:00)
【出品作家】
浅生ハルミン、wool,cube,wool、イナキヨシコ、いぬんこ(オチャマンテ)、北村ケンジ、霜田あゆ美、佐々木一澄、杉浦さやか、白根ゆたんぽ、天明幸子、長崎訓子×SWISH!、福田利之、松尾ミユキ、山田タクヒロ、タケイ・E・サカエ 

【本日のアマゾン】
・上位陣、芸能関係の本が多いなあ。
・『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』ランクイン。版元はダイヤモンド社。

2010年9月23日 (木)

417 新文化の記事から

業界紙「新文化」、今週号の1面は
接客で勝つ!書店の強み最大化へ
という見出しで、リアル書店がよりよい接客にどう取り組んでいるか、
紹介しています。

リブロさん、今野書店さん、大垣書店さんなどの実践例が出ていますが、
個人的に興味深かったのは、
広島の啓文社さん。
お客さんに聞かれたことすべてを、名刺大の紙に書き込んで、
朝礼と昼礼の1日2回、
スタッフ全員に伝えているそうです。
全店では、1日に700枚もの書き込みになるらしいです。

名刺大のカードを使うことで、
情報の共有化」を行なっている点が面白いと思います。
本屋さん店頭でのお客さんの質問って、
さまざまな者があると思うのです。
それこそ、本のタイトルがわからないけれど探している人もいるわけで。
しかし、その多様な質問を「情報」ととらえ、共有することで、
例えば、新しい売れ筋の発見になることもあるわけで。
1日に2回以上問い合わせのあった本は、
陳列場所をいい位置に変えるそうです。

「読者に(電話で)聞かれたことの共有化」
小社では、まだまだできていないなあ。
そもそも、「情報」というとらえ方をしていないからなあ。

【本日のアマゾン】
・『マリアビートル』ランクイン。伊坂幸太郎さんの新作。
・『東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員』タイトル気になる。

2010年9月22日 (水)

416 「お疲れ様です」論

先日、「謝辞論」を書き、
コメントやツイッター、あるいは直接、いろいろな感想をいただきました。
反応していただけて、とても嬉しいです。
それに味をしめたわけではないのですが、
今回も、「気になる言葉」について、書いてみます。

たぶん、前回以上に反対意見が多いのではないか、
と思うのですが…。

あ。当然のことながら、
あくまでも私見、主観であり、私が在籍している会社の見解ではありません。
また、「気になる」とか「自分は使わないなあ」レベルであって、
この言葉を使っている人に対して、修正を迫るものでもありません。

ということを申し上げた上で、
私が「気になる言葉」は、
午前中に使われる「お疲れ様です」。

これ、どちらかというと社内でよく耳にするんですが、
例えば、他のフロアに内線電話を入れます。
で、相手が出るわけですが、開口一番「お疲れ様です」
…という反応が非常に多い…。

例えば、夜遅い時間なら何の抵抗もありません。
非常に長い会議が終わった後、という場合も、気にならないと思います。
つまり、こっちが明らかに疲れている場合。

しかし。
これが通常の午前中のやり取りだった場合は、
気になるんですよ。

午前中からそんなに疲れているのか?
どんな重労働をしているのか?
少なくとも、私は疲れていないぞ。
「おはようございます」じゃ、なぜダメなの?
そういった思いが、頭の中を駆け巡るのです。

朝でも夜でも、一つ覚えのように「お疲れ様です」と声をかけるのは、
相手の状態を想像する力が欠けているのでは。
とすら、思ってしまうのであります。

「何が問題なの?」
「単なる挨拶なんだから、難しいことを考える必要はない」
「何の挨拶もない職場より、よほどいい」
「常に同じフレーズのほうが楽でいい」
といったご意見もあるかと思いますが、
上記の通り、私の「主観」ということで、ご寛恕ください。

で、たぶん「お疲れ様です」といわれてひっかかるその根底には、
書籍の編集という、面白くて自分自身好きな仕事をやっていることに対して、
「疲れる」というフレーズをいわれるとカチンと来る。
という思いがあるのではないか、と思います。

「面倒くさいこと、考えてるなあ」
と、たぶん思われそうですが…。

ただ、書籍の編集者って、
言葉を扱う商売なので、
自分と、自分の周囲の言葉が、気になるのでありますよ

繰り返しになりますが、
「あくまでも私見」「お疲れ様を使う人を批判するものではない」
という2点、改めて強調しておきます。

ちなみに、
「気になる言葉」、実はもうひとつあるんですが、
それはまた、改めて。

【本日のアマゾン】
・『誰にでも選ばれる人の「マナー」マネジメント』3位。ランクアップしてる。
・『記憶力世界チャンピオンカールステン博士の頭がよくなる勉強法』ランクイン。こういう本、やはり需要があるのか。

2010年9月21日 (火)

415 カウントダウン35日

『東大の先生がハーバードで実践した 人を動かす技術
 -プレゼン、会議、文章が今日から変わる-      』

というタイトルで、コミュニケーション学がご専門のハーバード大学研究員、
西内啓(ひろむ)先生の新刊を、現在、編集作業中です。

全部で8章ありまして、
いよいよ、かなりの部分ができあがってきました。
ありがたいです。

外側の部分、つまりブックカバーについて、
デザイナーさんとの打ち合わせも始まりました。
濃い青をベースにした、いい感じのカバーになりそうです。
しかしながら、さらによりよいものにしていただくべく、
デザイナーさんにはさらなる検討をお願いしております。
(すいません!)

カバーや帯に印刷する文言(キャッチコピー、といわれる文章ですね)も、
早く作らなくちゃ。(作業が遅い!)

【本日のアマゾン】
・『誰にでも選ばれる人の「マナー」マネジメント』3位。このタイトル、わかりにくくないですか?私だけ?
・『売れ続ける理由』ランクイン。書店店頭で見かけて、凄く気になってます。

2010年9月20日 (月)

414 渋谷の書店さんで見つけた小冊子

渋谷の書店さんで見つけた小冊子
渋谷の書店さんで見つけた小冊子。
ディスカバー21さんの創立25周年を記念したもので、
ベストセレクション」として25冊が紹介されてます。
『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』
『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
『名言セラピー』などなど、
錚々たるラインナップが、部数とともに(!)紹介されてます。

ディスカバー21さんの創立25周年フェアを展開している
書店さんに置いてあるようです。
(当然、というべきかもしれませんが、無料です)

で、ここがディスカバー21さんらしいなあ、
と思うのですが、それぞれ、「読者からの言葉」を掲載しています。
出版者の声だけでなく、
その本を読んだ読者の声も紹介しているところが、素晴らしい。

私が勤めている会社も、
たしか創立20周年とか25周年の時に小冊子を作りましたが、
それは社員の文章を集めた、いわば文集。
もちろん、これはこれで面白かったし有意義ですが、
それとは別に、
こういう「読者の声」入りのベストセレクションを作ってみたいなあ。
小社の場合は雑誌もあるから、社のイベントではなく、
書籍フロアのイベントとして、作ってみたいなあ。
(単行本45周年記念とか。半端?)
いろんな軋轢があるのかなあ。

【本日のアマゾン】
・『世界が大切にするニッポン工場力』ランクイン。
・『てんきち母ちゃんの あっという間のおかず』ランクイン。てんきち母ちゃん? と思って調べたら、てんきち君のお母さんのレシピ、ということらしい。もともとはブログが基になっている? 料理本の世界は奥が深い。
・『はじめての新TOEICテスト 完全攻略バイブル』ランクイン。ちょっと気になる。

2010年9月19日 (日)

413 【本】『世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド』

毎回、4コマ漫画で始まるユニークな書評ブログ、「女子勉」。
今回、待望の書籍化であります。
世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド
いつか、本になるだろうなあ、と思ってました。

非常に読みやすく、面白いので、
地下鉄で読んでいてひと駅乗り過ごしてしまいました。
本のガイドブックで、ここまでのめりこんで読んだことは、
たぶん初めて。

著者の山田さんは、「悪循環な生活」を改善させるために、
ビジネス書を読み始めたそうです。
その、悪循環だった頃の日々が、ビジネス書を読むことでどう変わったか。
つまり、使用前と使用後がきちんと描かれています
どのように変化したか。そのきっかけは何か。
本、特にビジネス書を読む大きな理由は、
自分をよい方向に変えたい、ということだと思います。
その実例が、この本にはたくさん出てくるわけで、
たぶん、そこが面白く読める理由ではないか、と。

ブログを本にまとめるに当たって、
「なるほど」と思える工夫もあって、
一つは「行動が変わる」「時間の使い方が変わる」など、
変えたい項目ごとに章立てしていること。
もう一点は、「付箋ポイント」「この本のオススメアクション」
などのメリハリがついていること。

もう一つ、個人的に「むむむ」と思ったのは、
「お気に入りの書評ブログで紹介されていたなど、
2ヶ所以上から情報が届いた場合は購入します」

という部分。
新聞宣伝とかよりも、
今後は書評ブログと書評メルマガで紹介されるほうが、重要なんでしょうね。
これは私自身の実感としても、同感です。

【本日のアマゾン】
・『情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!』数年前の本がランクインしている。
・『ゲーテ格言集』ランクイン。これ、ひょっとして「ゲゲゲの女房」効果か。

2010年9月17日 (金)

412 セミナーに参加して考えたこと

昨日、銀座のセミナーに参加しました。
参加者十数人の小ぢんまりとした規模でしたが、
その分、非常に濃密で、勉強になりました。

セミナーの内容に関しては、
「ブログなどにアップしないでください」
という厳重な注意があったのでここには書けないのですが、
セミナーの進め方で、「なるほど」と感心したことがありました。

テーマに関する質問を、参加者に事前にメールで募集し、
それらに対して、セミナーの終盤で答えていたのです。

これ、なかなか面白いと思いました。
(参加者が少人数だからこそ、できるのかも)

人前で質問するのは恥ずかしい、という人も、
事前のメールでの質問なら、全然問題ないわけで。

講師にしても、
参加者がどんな疑問を抱いているのか、
事前にわかっていたほうがよりよい講義になると思うのです。

それに、セミナーの質問タイムって、
時として「聞かなくてもいいんじゃないの?」と思われる些細な質問とか、
「それは質問なのか」と突っ込みたくなる意見表明だったりとか、
そうなることがたまに(しばしば?)ありまして。
(私の主観かなあ)
そういうやり取りを聞くより、よほどいいと思うのです。

ちなみに、講師の話を聞いていて発生した疑問に関しては、
アンケート用紙に書き込む欄がありまして、
今日、講師から参加者たちへ送られてきたメールに、
その返事が書いてありました。
(やはり、少人数のセミナーだから可能なのかも)

「事前の質問」ということに関して思ったのですが、
例えば、ビジネス書の本を編集する場合、
その著者のホームページやツイッターで読者(になるであろう人たち)の質問を受け付け、
その答えを本の中で答える。
なんていう双方向(なのかな)の本作り、
というのが今後考えられるのではないか。
と思ったのでした。
(あ。ひょっとするとすでに行なっている著者さん、いらっしゃるかも)

【本日のアマゾン】
・上位陣が、数日前とだいぶ変わったなあ。『魅せるブログデザインを作ろう!』2位。
・『ビューティフルチャイルドの作り方』テレビ番組連動本なのね。
・『使える 弁証法』ランクイン。ん? これ、結構前の本だけど。
・『お龍 真木よう子写真集』なんと。でも、正妻だけなのか。広末さんや貫地谷さん、蒼井さんは?

2010年9月16日 (木)

411 週刊現代が好調らしい

業界紙「新文化」によると、
週刊現代の売れ行きが好調らしいです
昨年9月から12ヵ月連続で、
前年同月比で増加。
今年の5月と6月にいたっては、
昨年同月の2倍以上の売れ行き。

これって、最近の雑誌の中ではかなりすごいことなのでは?

その理由はいくつかあるようで、
・記事のクオリティ向上を図った。
(政治、スクープ、芸能のクオリティ向上)
・話題を途切れさせずに企画を投入。
・書店とコンビニの配本を、50対50からコンビニへ比重を若干移す
といったところが指摘されてました。

付録をつけるとか、
カリスマモデルを発掘するとか、
そういったこと抜きで数字を上げているのは素晴らしいです。

私、週刊現代を毎週買ってます。
書評欄が詳しい、というのがその理由で、
実は、本文はそれほどきっちり読んでませんでしたが、
好調な理由を分析するためにも、
ちゃんと読まなくちゃ。

【本日のアマゾン】
あらら。昨日、見ていないのですが、上位陣がかなり変わっている。
・『藤原さんちの毎日ごはん』1位。
・『新版 副島隆彦の今こそ金そして銀を買う』ランクイン。
・『大金持ちも驚いた105円という大金』ランクイン。え!これって成毛眞さんのブログだけでここまでアップ?

2010年9月15日 (水)

410 ツィッターセミナー

日本インターネットマーケティング協会主催の
セミナーに参加しました。
テーマは、「ツィッター」。
公私にわたって使っている身としては、
かなり気になる話です。

ソフトバンクはクレーム処理をツイッターでも行なっているそうで、
担当者の顔も出しています。
(女性は似顔絵)
ツイッター上のやりとりを公開することで、
似たようなクレームが来ることを避けられるらしい。
なるほど。

他にも、なか卯やフジヤカメラなどの事例を、
講師の視点で説明してくれました。

印象的だったのは、
相手のフォロワー数より、
リスト数に注目せよ。
という指摘。
単にフォローしているだけでなく、その人の発言をきちんと読もう、
と思っている人がどれだけいるか、を示す目安になります。
フォロワーが1000人(だったかな)を越えているアカウントで、
リストが10%を越えているのはかなり優秀、らしいです。
(編集部アカウント、つい最近フォロワーが2000を突破しまして、
リストは382。
とりあえず、合格のようです。

それから、プロフィール欄の言葉を検索できるサイトもあるそうで、
そうすると、例えば「書店員」を集中的にフォローすることも、
できるわけです。ふむふむ。

ちなみに、
ツィッター人口の半分は日本、
さらにその7割りがモバイルなんですって。

2010年9月14日 (火)

409 「TOEIC完全攻略本フェア」で考えたこと

リブロ池袋本店さんで、
中村澄子が選ぶTOEIC完全攻略本フェア
というのを行なっています。

中村先生は、小社でも非常にお世話になっている、
TOEICのカリスマ講師さん。
今月9月30日まで開催中、とのことなので、私も見てきました。

エスカレーターを降りたすぐのところに、
ドーンと積んであります。
これは目立つなあ。
それぞれの本に中村先生のコメントがついているので、
TOEIC受験生には、かなり参考になるのではないかと思います。

今回のフェアは、リブロの担当さんから小社の販売部に話があり、
編集部から中村先生に本の選定とコメントをお願いしました。

こういう「情報発信」、もっといろいろ展開したら面白い、
と思うのです。

例えば、
「○○先生が選んだ、本当に仕事に役立つ10冊」とか、
「△△先生が新入社員のために選んだベスト10」とか、
「ファンが選んだ□□先生の人気ランキング・ベスト10」とか。

こういう情報を出版社が集め、自社のサイトで紹介。
(もちろん、自社本だけでなく)
それを見て、書店さんが実際に品揃えをして店頭に並べる。

そういうことができたら、
出版社は自社サイトが賑やかになるし、
書店さんはお客さんに情報発信ができるし、
お客さんは本を選ぶ時の参考になるし。

おお。何だかいいこと尽くめじゃないですか。
まあ、ボランティアで本のセレクトなどをしてくださることになる、
著者さんには申し訳ないですが。

「ファンが選んだ□□先生の人気ランキング・ベスト10」というのは、
某著者で展開しようと思ってます。
(その方の新刊のタイミングで、と思っているので、ちょっと先になりますが)

「○○先生が選んだ、本当に仕事に役立つ10冊」というのも、
少し真面目に考えてみようかな。

【本日のアマゾン】
・森一郎さん、依然として強い。
・『試験前たった1週間の早朝学習で5教科100点アップする勉強法』ランクイン。ちょっと気になる。


2010年9月13日 (月)

408 カウントダウン43日

西内啓先生の新刊、編集作業が順調に進んでおります。
先生は、コミュニケーション学が専門。
東京大学大学院助教を経て、現在はハーバード大学の研究員です。
ビジネスシーンで使えるコミュニケーションについて、書いていただいてます。

『東大の先生がハーバードで実践した 人を動かす技術
 -プレゼン、会議、文章が今日から変わる-      』

というタイトルであります。

現在、編集部と先生の間で、お原稿のやり取りをしております。
先生の修正が終わったお原稿が、着々と編集部に届いてます。

面白いお原稿をいただいた以上、
その面白さを読者にきちんと伝えなくえては。
しかし、お原稿を読まずに「面白い」と思ってもらえないと、
買っていただけないわけで。
そこがなんとも難しいところです。

そんなわけで、
カバーのデザインやら
本文のデザイン(見出しをどんな書体にするか、とか、本文の文字数をどうするか、などなど)
について、デザイナーさんとの打ち合わせが大事になります。
見た目、の問題です。
で、その打ち合わせが、ぼちぼち始まります。
率直に申しまして、私、ビジュアル的のあれこれはあまりよくわかってません…。
デザイナーさんとの打ち合わせは、
作家さんとのそれとは別種の緊張があります。

もちろん、見た目以外の面でも工夫ができないかな、と、
あれこれ考えているところです。
こういう作業は、結構好きなのです。

【本日のアマゾン】
・依然として森一郎さんの本が強い。昨日の「がっちりマンデー」に青春出版が出たから、らしい。


2010年9月12日 (日)

407 たまには真面目なことなども

昨日の記事にも書いた『リストラなう!』。
会社に残る、特に若い人たちへの著者へのエールが、
時々出てきます。
これに対して、コメントの中には「偽善だ」といった趣旨のものも散見されるんですが、
若い人への思い、私としては、同感できる部分があります。

私が出版社に就職しようと思っていた20数年前と、
(あ、すいません。誤解なきように拙ブログのタイトルについて書いておきますが、
私、「単行本」の編集としては新人ですが、その前の文庫編集時代が長いのです)
ここ数年では、
出版業界の位置づけがだいぶ変わっているように思うのです。
ごくごく簡単に言ってしまえば、今の出版は斜陽産業。
そういう業界を選んでくれたことが嬉しいし、
後輩の中には、わざわざ「この社でなくては」と、
この会社を選んで、入ってくれた人もいます。

業界の先輩としては、
この業界に入ってよかった、
そしてできれば、この会社を選んでよかった、
と思ってもらいたいなあ、
と思うのです。

しかし、おそらく金銭的な面で、大満足できるような状況には
ならないだろうと思うのです。(斜陽産業だから)

となると、せめて仕事の面で、「よかった」と思ってもらえるようにしたい。
で、出版の仕事というのは、

「こんな面白いことや面白い人がいるんですよ。
知らなくても生きていけるけれど、
知っていたほうが、人生、楽しいですよ」

ということを言い続けることではないか、と思うのです。

そうだとしたら、
「面白いことや面白い人を見つける方法」や、
「それを世間に知ってもらう方法」、
「それを継続する方法」
といったことについて、自分の知っているノウハウ(といってしまうとなんだか安っぽいけれど)
を後輩に伝えるのが、先輩の仕事ではないかなあ、
と思うわけです。

残念ながら、学校の授業のように体系的に教える時間もテキストもありません。
それに、私が知っているノウハウは極めて貧弱だし、
ひょっとすると間違っている可能性もある。
まあ、それでも、何かの役には立つのではないか、と。
(他山の石、という言葉もありますし)

そんなわけで、
後輩が質問してきたら、自分のできる範囲で教えたいと思ってますし、
自分自身が新しい「ノウハウ」を知ったら、それをこまめに書き留めておきたい。
で、必要に応じて、後輩が読んでくれると嬉しいわけで。

このブログも、言ってみれば、
ノウハウを書き留める一つの手段、なのだと思います。
(もちろん、このブログだけではないけれど)

何かの折に、後輩たちが、
「この会社に入って、損した部分もあるけれど、
よかった部分もあったなあ」
と思ってくれたら、嬉しいのですが。

もっとも、そのレベルには、
こっちも向こうも、まだなっていませんけどね。
これは今後の課題、ということで。

余談ながら、
上記に書いた「斜陽産業」という言葉。
私が大学生の頃は、映画が斜陽産業といわれていました。
しかし、最近の邦画がかなり面白く、ヒット作も出ていることは
ご存知のとおり。
ま、そういう例もあるわけで。

…週末は、このブログのアクセス数が減るので、
そういう時を選んで、
ちょっと真面目なことを書いてしまいました。
真面目、というより、こなれていない、という感じですが。

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・『試験にでる英単語』1位。この本で勉強した者としては懐かしいけれど、なぜ今?
・他にも、森一郎先生の本が退き南無ランクインしている。不思議。

2010年9月11日 (土)

406 『リストラなう!』読了なう

話題の書『リストラなう!』をようやく読了しました。
読み終わるのに、ほぼ1週間、かかってしまったような…。
何しろ、1ページあたりの文字数が多いのです。
最近のビジネス書って、1ページあたり40字×15行(600字)が多いと思うのですが、
この本は横組みで、32字×34行(1088)。
つまり、文字数がざっくり1・8倍多いわけで、
総ページ数が380ページほどだから、今時のビジネス書に換算すると690ページ分。
こりゃ、時間がかかるわけです。

中身のほうは、非常に興味深かったです。
某大手出版社が始めた「早期退職優遇措置」。
これで、50人の早期退職者を募ることに。
著者は、その早期退職に手を挙げたひとり。
彼が、会社を辞めるまでの2ヶ月をブログにつづり、
それが大変な評判になるのですが、
本書はそのブログをまとめたものです。
ブログなので、読んでいる人たちのコメントも収録しています。
(もっとも、同じ会社の後輩と、親会社の人のコメントは、ご本人たちの許諾が取れず、
掲載されてませんが)

読み終わって、いろいろ考えてしまう1冊でした。
何しろ、私も勤めている出版業界の話。
しかも、著者が退職したのは今年の5月31日。
で、本の奥付は7月30日。
つい数ヶ月前の話なんですよね。
そして、私たち同業他社にとっては、これから起きるかもしれない、話。

もっとも、出版関係者には興味深い本ですが、
そうでない人たちには、どうなんでしょうかね…。
リストラ、というタイトルになってますが、
著者が手を挙げた「早期退職優遇措置」って非常に厚遇されていて、
金銭的にもかなりいい。
世間一般がイメージしている「リストラ」とは、異なるのではないか、と。
もっとも、リストラとは本来「再構築」の意ですから、
社員を減らして筋肉質な会社に作り直す、というこの会社の方針は、
リストラのはずですが。

著者が勤めていた会社は、実名は一切出てきませんが、
○○社のこと、というのは出版業界では有名な話です。
「あの会社が50人も辞めさせるの?」と話題になったくらいで。
(この本にも出てきますが、「辞めさせる」という表現は適切ではないようですが)

で、その会社って、実は私が勤めている会社と少なからぬ縁のあるところなのです。
そんなわけで、なおいっそう興味深く読みました。
あ。向こうのほうが社の歴史から何から、上ですよ。

縁があるからなんでしょうが、
著者がいた会社と私がいる会社、
なんとなく社風が似ていて、
社員たちの行動を読んでいると、
「そうだよなあ」
と思うところも結構あったりして。

では、自社で同じようなことが起きたら?
と思わず考えてしまいました。
たぶん私は会社に残るほうを選ぶと思うのですが、
ううむ、どうだろう、その場にならないとわからないかも。

電子出版の話もいろいろ出てきて、
その点も興味深いです。

上記の通り、ブログの時のコメントが収録されていて、
中にはかなり辛辣なものや、
匿名でなかったら書けないんじゃないの? というようなものもあり。
もし私が筆者だったら、途中でブログを閉じているんじゃないかなあ。
その一方で、建設的な意見や著者の情報を加筆修正するコメントもあり。
なんというか、紙の原稿に書いていては起こりえない状況だなあ、
と感じます。
で、最後の出社日(最終回)。この日のコメントは、皆、「ありがとう」。
中には妹さんのコメントもあり。
思わず、グッと来ました。(泣かなかったけれど)

ちょっと興味深かったのは、
「あとがきにかえて」に出てくる出版社の話。

この本、新潮社さんから出ているのですが、
実はそれ以前に、「ここで出してもらえるなら」と思えた社がひとつだけあったらしいのです。
著者の表現を借りれば、
「他のどんな出版社とも違う特別な1社」
「僕にとって世界で一つしかない特別な出版社」らしいのです。
具体的な社名は出てこないのですが、
ここがどこのことなのか、とても気になります。
この表現から考えて、著者が勤めていた会社のこと? とも思うのですが、
いやあ、まさか、そんなことはないよなあ。さすがに。
とすると、本書の中で何度か好意的に言及されているディスカバー21さんか。
ネットでは、ここがどこの社なのか、答えが出ているのかな。

というわけで、
思わず長くなってしまいました。
で、この本を読んで思ったことが、実はまだ残っています。
「若い人たち」への思い。
これはたぶん、著者と私がほぼ同世代だから感じることなのでしょう。
(たぶん、私が2~3歳年上)
そのへんのことは、また改めて。

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2010年9月10日 (金)

405 新聞記事で鍛える発想力セミナー

昨日(9月9日)は清澄白河で行なわれた、
とてもいい感じの講演会に参加しました。
小社から出版させていただく方のご講演。(出版は、たぶん来年です)
この件は改めて書くとして、
今週はもうひとつ、講演会(というより、セミナーか。違いがよくわかってません)に
参加しました。

新聞記事で鍛える【超】ビジネス発想力&仕事力強化セミナー
というもので、講師はビジネス系メールマガジン『経営戦略考』の発行者・森英樹さん

ごく簡単にまとめると、
日経の記事を読んで、それを発想のきっかけにする、という話です。
「従来とは何が違うのか」
「それをする目的は何か」
「背景は何か」
「どのように行なうのか」

という四つの着眼点で読むと、いいらしいです。

具体的な事例として、
新聞記事から森さんの会社がどのようなアイデアを実践してきたか、
かなり詳しく説明してくれました。
ここまで手の内を明かしてもいいの? という部分もあったりして。

で、ここからは、このセミナーのテーマとはちょっとずれるのですが、
森さんの会社の実例で中で印象的だったのが、
「客単価を上げるための方法論」。
ふむふむと思いながら聞いたのですが、
さて、本の場合はどうしたものか。

本1冊買ってくださった読者が、もう1冊買ってくださるとありがたいのですが。
消耗品と違って、同じものをもう1個買う、というものではないですからね。

例えば、
本の著者の短い音声セミナー何本かをネット上で展開し、
1本あたり200円くらいで買えるようにするとか…。
ちょっと難しいか。
あ。プレゼント用にもう1冊買ってもらうとか…。

とりあえず、まずは新聞記事を読んで発想力を鍛えます。

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・『確実に販売につなげる 驚きのレスポンス広告作成術』ランクイン。BBM効果だ。


2010年9月 9日 (木)

404 『社長の習慣』ポップを新しく作りました

昨日の「謝辞」論に関して、
何人かの編集者さんがツイッターでご意見を送ってくださいました。
ありがたいです。

さて。
先日、このブログにも書きましたが、おかげ様で、
6月に出版した
はとバスをV字回復させた 社長の習慣』(宮端清次著)が、
書評系メールマガジンで評判です。

そんなわけで、ポップを新規に作りました
新刊時につくったものとは、だいぶ違った感じ。
「ビジネスブックマラソン」土井さんのコメント入りです。

ご希望の書店様は、私まで直接メールをおおくりください。
このサイトの右上、「プロフィール」のところにアドレス、書いてます。
(あ、お送りするのは書店様限定、ということで)
よろしくお願いします。

非常に率直に申しまして、
今回のポップがどれほどの効果をもたらすのか。
少なからず、不安であります。
しかし、まあ、「やらないよりはやったほうがいいだろう」というノリで、
つくってみました。
ツイッターにせよ、会社のブログにせよ、
あ、このブログにせよ、
「やらないよりはやったほうがいいだろう」
というノリでやっているわけで。
すべて、それほどのお金はかかってませんからね。

今回のポップにしても、
会社の近くの印刷所さんにお願いしたら、
数千円で出来上がり、
予想以上の安さに驚きました。
(データ作成代は、もっとかかりますが)

それに、担当編集社が諦めたら、そこでほぼ、
終わりですから。
というわけで、も少し粘ることにします。

【本日のアマゾン】
・『一生クビにならない脳』ランクイン。
・『あなたには“躾”があるか?』ランクイン。ん? 4年前の本?

2010年9月 8日 (水)

403 「謝辞」論

先日、このブログでチラッと触れた「謝辞」の件、
ちょっと考えてみたいと思うのであります。

謝辞って、本のまえがきかあとがきに、
「○○さんに感謝します」
と書いてある、あの一文のことですね。
もちろん、書いてない本も多いわけですが。

この○○には、多くの場合、

・担当編集者の名前か
・ご家族(特に配偶者)の名前か
・資料(情報)協力者の名前か、

がはいるようです。
(全部書く方もいらっしゃるようですが)

上記のうち、資料協力者に感謝の気持ちを書く、というのはわかります。
その方が存在しなかったら、この本は書けなかっただろう。
そういう人へのお礼です。

それから、故人、例えば大好きだったおばあちゃんとか、
作家志望のきっかけとなったおじいちゃんとか、
そういう方たちへのお礼の言葉も、わかります。

でも、担当編集者へのお礼、というのは、
どうもしっくり来ないのですよ。

何でしっくり来ないんだろう、と自問してみて、
うまく言葉にはできないのですが、
どうやら二つの理由があるようです。

ひとつは、楽屋のやり取りを表に出しているような違和感があるから。

著者と編集者のやり取りって、
要は楽屋の中での会話であって、
それをお客さんに見せる必要はないんじゃないの?
という気持ちが強いんですね、たぶん。
そういうやり取りは直接やればいいじゃないか、
お客の前で見せるなよ、と思うのであります。
(そんなわけで、実は配偶者への謝辞というのにも、違和感があったりします。
よっぽど会話のないご夫婦なんですか、と思うわけで)

もっとも、「楽屋」というたとえに絡めて言うならば、
楽屋話が抜群に面白い芸人さん、
というのは、確かに存在します。
同様に、編集者への謝辞が抜群に面白くて(笑える、という意味じゃなく)
芸になっているのならば、
それはアリ、だと思います。

しっくり来ないもうひとつの理由は、
実はたぶんこっちのほうが大きいのですが、
「編集者への謝辞なんて活字にすべきでない」
先輩に教わったから、です。
今の会社に入社した直後、当時の部長だったか編集長だったか、
その辺は曖昧になってますが、
そういった謝辞は削るように、指導されたのです。
で、「三つ子の魂」ではないけれど、
その教えがいまだに染み付いているんですね、おそらく。
(したがって、上記の一つ目の理由は、後付けという気が我ながらします)

で、そういう風に先輩が教えたというのは、
「編集者は黒子のような存在であるべき」
という社風が、弊社にあるから、だと思います。

当然のことながら、
この辺は出版社によって考え方が違うと思いますし、
編集者によっても違うはずです。
謝辞なんて要らない、というのは、
当然の事ながら私個人の主観でありまして、
それが正しいとか、多数派だとか、
主張するつもりはまったくございません。
また、謝辞を書いている作家さんや、
謝辞を言われている編集者さんを批判するつもりもまったくありません。
あくまでも、くどいようですが、私の主観。
その点は誤解なきように、お願いします。

このブログ、ありがたいことに、
何人かの書籍編集者さんが読んでくださっているんですが、
謝辞って、どうですか?

ご自身への感謝の気持ちを著者が後書きに書いたとして、
引っ掛かりを感じます? 逆に削るほうが失礼? 別にどうでもいい?

本好きの方にもお聞きしたいのですが、
お読みになっている本の後書きで、著者が編集者へのお礼を書いている場合、
直接やり取りしろよ、と思われます?
ほほえましいですか?
別にどうでもいいですか?

というか、こういうことにこだわる私のほうがおかしいのかな。

なんて、あれこれ書きましたが、
「編集者への謝辞は削らせてもらう」
というのはあくまでも基本線でありまして、
作家さんの強い要望があれば、
小社でも謝辞が活字になるわけでして。
この辺は、特にこの数年、
だいぶゆるやか、というか、曖昧になってます。
実際、私が担当させていただいた本の中にも、
私の実名が出てくるものがあるような気が…。


そういえば、まだ小説も担当していた頃、
私が担当させていただき、小社から出した本が、
数年後、他社から改めて出ることになったことがあります。
(その辺の経緯は、まあ、大人の事情です。
ごくごく簡単に言えば、作家さんとの間にトラブルが生じたわけです)
で、その他社さんの本の後書きに、
最初の担当者である私の謝辞が書かれていて(当然、実名)
嬉しいような困ったような、複雑な気持ちになったことがあります。
ま、それはまた別のお話。

【本日のアマゾン】
・『40歳の教科書』ランクイン。これ、新刊だったのか。
・『発達障害に気づかない大人たち』ランクイン。これ、本日の日経夕刊の影響だな。

2010年9月 7日 (火)

402『リストラなう!』読みかけなう

昨夜は、会社帰りに酒宴。
お世話になっているデザイナーさんと会社の人たち数名でがやがやと。
楽しいお酒でしたが、後半、ちょっと飲みすぎたかも…。

その席でも話題になった『リストラなう!』

某大手出版社が発表した「早期退職優遇措置」。
それに手を上げた販売部員が、
辞めるまでの日々を赤裸々につづり、
爆発的な人気となったブログを、書籍化したものです。
出版業界的には、かなり話題の本。
ようやく、先日から読み始めました。
ただ、この本、かなりの活字量なのですよ。
ですので、読了までまだしばらく時間がかかりそうですが、
(読了したら、また改め書くつもりですが)
前のほうで、ちょっと面白い話が出てきます。
ご本人曰く「メール営業」。

毎週1回行なわれる重版会議で、重版が決まった本のタイトル、
その本の解説、在庫状況、ひとり言、
それらを書いて、担当の書店員さんたちにメールしていたそうなんです。
最終的に250店/人くらいになっていたそうで、
メールすると、けっこう注文も入っていたそうで。

…こういうのを読むと、「自分も何かできないかなあ」とついつい思ってしまうのですよ。

私も仕事柄、書店員さんとの名刺交換は何度かさせていただいてますので、
その人たちあてに、メールを送るとか…。
でも、送りつけられても迷惑だよなあ。

10年位前だったと思いますが、
そのころは知り合い数十人に、近況報告メールを時々送ってました。
(いつしか、送らなくなってましたが)
最近は、このブログやらツイッターで近況報告をしているわけですが、
メールは、相手のパソコンに自ら飛び込んでいくわけで、
(たぶんこの表現、正確ではないと思いますが、イメージとしてはそんな感じですよね?)
ブログなどとは違った利点がありそうです。
なんといっても、返事が送りやすいですしね。

というわけで、メールを使った情報発信。
ちょっと考えてみようかな。
ブログと連動したら、面白そうな気がするんですよね。

【本日のアマゾン】
・『だいじょうぶ!「幸せの神様」が微笑んでいる』1位。ふむ。
・『うつみ宮土理の新カチンカチン体操』ランクイン。懐かしいけど、「新」なのね。
・『コワ~い風俗のお客さん』ランクイン。ふむふむ。

2010年9月 6日 (月)

401 カウントダウン50日

このブログに途中経過を書いております、
西内啓先生の新刊について。

西内先生は、コミュニケーション学が専門。
東京大学大学院助教を経て、現在はハーバード大学の研究員です。
ビジネスシーンで使えるコミュニケーションについて、
書いていただいてるわけですが、まだ、タイトルを発表してませんでしたよね。(よね?)

というわけで、今回のタイトルをお知らせいたします。
先月の会議で決まりました。

(メイン)東大の先生がハーバードで実践した 人を動かす技術
(サブ) プレゼン、会議、文章が今日から変わる

どうですか、お客さん!(と言われてもねえ)

【本日のアマゾン】
・『お金に好かれる人嫌われる人』ランクイン。このてのタイトル、やはり強い。
・『だいじょうぶ3組』ランクイン。

2010年9月 5日 (日)

400 「本の川上から川下まで体験してみた!」が面白い!

昨日はわが子(小2)を寝かしつけているうちに、
自分自身が熟睡してしまいました。

布団に入る前に読んでていた業界紙「新文化」。
今週から始まった集中連載「本の川上から川下まで体験してみた!」が面白い。
筆者は、『キャッチコピー力の基本』などをお書きになっている川上徹也さんです

第1回は「タイトルとカバーが決まるまで

本のタイトルとカバーがどうやって決まるのか。
その経緯は、だいたいどの出版社も似ているようで、
「ふむふむ」と思いながら読み進めたのですが、
後半、書店員さんの声を聞くところが非常に実践的で、
参考になりました。

例えば、
・チェックするポイントは「タイトル」「カバーデザイン」「まえがき」「目次」「あとがき」
・カバーは寒色系より暖色系が売りやすい。
・最近は、重厚なデザインの本が売れる傾向に(デスクの上においても恥ずかしくない)
・後書きに関係者への謝辞がない本はあまり売れない

最後の「謝辞」の件は、かなりビックリ。
そうなんですか…。
謝辞に関しては、思うところもあるのですが、それはまた日を改めて。

ともあれ、
次回も楽しみです。

【本日のアマゾン】
・『ちょっと難しい1000のことばザ・パズル―10才までに覚えておきたい』ランクイン。○才までに、という表現、気になる。応用できそう。
・『医師がすすめる50歳からの肉体改造』これ、今朝の朝日新聞に宣伝が載っていたが、その効果?
・『論語の一言』ランクイン。気になる。

2010年9月 3日 (金)

399 編集部で晩ごはん

ええと。今日は軽いネタです。

先日、編集部で飲みに行きました。
麻布羊屋 銀座七丁目店
というお店で、ジンギスカン鍋を食しました
羊肉はくさくてダメ、という人もいらっしゃるようですが、
このお店では、そんな思いはまったくしませんでしたよ。
おいしくいただきました。

で、2時間ほどの晩ごはん終了後、
全員でカラオケへ。
AKB48、サザン、モーニング娘。などなどなど。

編集部員、全員で5人なんですが、
皆、カラオケが好きなんだなあ、と痛感しました。
(私はどっちかというと、苦手なんですけど…)

【本日のアマゾン】
・『W/F ダブル・ファンタジー』ランクイン。何かあったのかな。
・『話し上手な人のアドリブの技術』ランクイン。こういうテーマって、普遍なのか。
・『事を成す 孫正義の新30年ビジョン』ランクイン。

2010年9月 2日 (木)

398 丸善社長のインタビュー記事

本日(9月2日)、渋谷に
MARUZEN&ジュンク堂書店が開店しました
130万冊の本が並ぶ、大型書店。
ここには近々いこうと思ってます。

丸善といえば、社長の小城武彦さんのインタビュー記事が、
先週の朝日新聞に載ってました。

小城さんの講演、以前(春だったかな?)聞いたことがありまして、
「すごい人だなあ」
と、かなりビックリした記憶があります。

まず、経歴がユニークです。
通産省のエリートだったのに、それを辞めてツタヤオンラインに転職、
その後、産業再生機構の一員となり、カネボウ代表に。
そして、2007年、丸善の社長に。
出版業界で、こういう経歴の人ってかなり珍しいのでは。
常に、「日本的経営にこだわりたい」という考えがあるそうです。

朝日の記事から、印象的だったご発言をいくつか。

・経営の目的は、理念に掲げた使命を果たすこと。利益はそれを継続的に果たすための手段。
・企業風土をつくるのは、トップの専管事項。
・本屋は驚きを持って本と出会う場所であるべき。
・資源のない日本は、人材で持ちこたえている。
・「委託販売制度」の弊害が大きい。もう役割を終えたと思います。

【本日のアマゾン】
・小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!』現在2位。
・『たった5回!「骨盤クランチ」で下半身からヤセる! 』この手の本、強いなあ。
・『頑張るのをやめると、豊かさはやってくる』こういうタイトルのパタン、あるな。いい人をやめると楽になる、とか。

2010年9月 1日 (水)

397 「新文化」に祥伝社新書の記事が

業界紙「新文化」を読んでいたら、
祥伝社新書のことが記事になってました
(危うく、読み逃すところでした)

発売約7ヶ月で、『発達障害に気づかない大人たち』が16刷、13万部になった
という記事です。

新書編集部は職場のすぐ近くなので、
この本の驚異的な売れっぷりは、もちろん私も知ってました。
で、気になるのはその理由なんですが、
どうも、きちんと分析できてないようです…。
祥伝社の販売部では、
「発達障害がキーワード的な役割を果たしたのではないか」
「時代的な背景が好調の一因」

と分析しているようですが。

記事の中で興味深かったのは、ブックファースト梅田店さんのケース。
8月23日の時点で、555部入って531部の実売らしいのですが、
半年以上、面陳(棚にいれずに、表紙カバーが見えるように平積みすること)での展開を
してくださったことが、大きな理由のようです。
で、面陳展開の理由は、
この本の前に出ていた『アスペルガー症候群』(幻冬舎新書)が売れていたので、
「発達障害」系の新書、ということで、このような判断になったらしいのです。

たぶん、『発達障害に気づかない大人たち』の編集者は、
『アスペルガー症候群』のことをあまり意識していなかったと思いますが
逆にそれがよかったのかも。
明らかな二番煎じ、柳の下のドジョウ狙いでは、面白くないですからね。

こういうことってあるんだなあ、としみじみしております。

【本日のアマゾン】
・『営業のミカタ』ランクイン。発売は先月だったのね。
・『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』ランクイン。これも「もしドラ」。
・『仕事の文章は3行でまとめなさい』ランクイン。今日、あるメルマガで見た記憶が。その影響か?

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