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2011年1月12日 (水)

524 【本】1秒24コマの美

1秒24コマの美
今年は仕事に関係ない本をいろいろ読むぞう、
と思っているわけでして、
その1冊目として、『1秒24コマの美』を読みました。

タイトルの数字は「1秒間に24枚の写真」を意味していまして、
これは勘のいい方はお分かりの通り、映画のことであります。
黒澤明、小津安二郎、溝口健二
という20世紀を代表する日本映画界の巨匠3人。
彼らの作品をひたすら見つめたルポです。

3人はすでに亡くなっていますが、
当時のスタッフや出演者の中にはご存命の方もいらっしゃるわけで、
彼らに制作時の話を聞き、
必要な資料を見るためにフランスに飛び、
という、極めて贅沢なつくりになっています。

そういった取材を通して、
黒澤が「夢」を撮るために、スタッフがカラスを250羽集めた、とか、
小津の作品の中に、本物の名画がさりげなく置かれている、とか、
溝口の作品がフランス・ヌーヴェルバーグに影響を与えた理由とか、
そういったものが浮かび上がってきます。
また、彼らの作品に古今東西の絵画がどれだけ影響を与えているかも、
詳しく描かれています。

私、映画は好きですが、
この本に出てくる3人の監督作品は、
黒澤をかろうじてそこそこ見ているくらいで、
小津は銀座の並木座(懐かしい!)で数本、
溝口に至っては何か見たような、くらいの記憶しかありません。
しかし、映画を見ていなくても、この本は十分に面白かったです。
それはたぶん、映画の筋よりも、映画に何が描かれているか、
そこに焦点を当てているからだと思います。

ちなみに。
著者は日本経済新聞の古賀重樹さん。

この人、高校時代の先輩なのです。
私、高校時代は新聞部という地味なサークルに入っていたのですが、
入部当時の部長が、古賀さん。
高1から見たら、高3ってむちゃくちゃ大人に見えるわけで、
そのうえ部長ということで、かなり怖い人でした。
本当に新聞記者になったのを知って驚きましたが、
今回、この本の著者であることを知って、さらに驚きました。

ところで。
この本のカバーには4人の写真が載っていて、
3人の男性は監督なわけですが、女性は、誰なんでしょ?
女優さんだと思うんですが…。
で、この女性の三味線の持ち方、通常と逆。
ひょっとしてこの写真、逆版ではないか、と。

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