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2011年1月26日 (水)

537 作家さんとの付き合い その2

先日、「作家さんとの付き合い」に関する思い出話を書いたところ、
反響があったので、調子に乗って続きを書きます。(←単純)

前回は、小説家さんとのつきあいだったのですが、
ここ10年くらいは、ノンフィクションの本を編集しております。

ノンフィクションに移ってまず感じたのは、
著者さんとのお酒の付き合いが、
物凄く少ない、という事実。

以前は少なくとも週に1回は飲んでいたと思うんですが、
今は月に1回、あるかどうか。
その代わり、といってはなんですが、
昼間にお会いすることが多いように思います。

それから、
ノンフィクションの著者さんって、
作家専従でない方がとても多いです。
会社の社長さんとか、学校の先生とか、何かの職人さんとか。

この人たちは、本を出さなくても別に困らないわけですよね。
むしろ、本を出す時間をつくるほうが大変。
ですので、こちらとしては、
なぜあなたの本を出したいのか
という目的意識を持っていないといけない。
と感じました。
で、そこを説明して、著者さんにもその気になっていただくわけで。

同時に、
文章を書くのがご専門ではないですから、
最初の読者である編集者(って、つまり私ですが)の責任が、
非常に重大である、ということも感じました。

「このお原稿はここが面白い」
「このお原稿はここが面白くない」
と言ってあげないと、著者さんは困るわけですよ。

なので、
「なんとなく面白いんですよね」
「なんとなくつまらないんですよね」
という言い方はしない。
と決めました。
このいい方では、著者さん、困ると思うのです。
たぶん、専業作家さんだったら、
抽象的ないい方であっても理解してくれると思いますが、
専門でない方にそれを求めるのは、無茶であります。
なので、どこが面白いのか、つまらないのか、
言語化する(←大げさ!)することを意識しました。

だからといって、すぐにできるものでもありません。
訓練しないといけない、と思い、
映画や本の感想を人に言う場合、
「なんとなく」という表現はできるだけ使わないようにしています。たぶん。


…と、偉そうに書いてきましたが、
肝心の「面白い」「面白くない」の基準が難しいのです。

私にとっては面白いけれど、
他の読者も面白いと言ってくれるだろうか?

この疑問は、常に感じます。
不安であります。
それでいて、著者さんには、
「ここが面白い」「ここがつまらない」
というわけですから、かなりつらい。

ですので、
できるだけ「世間一般」の目を意識するようにしています。
私個人ではなく、世間一般の目から考えて、
このタイトル、この内容、この文体でいいのか、悪いのか。

で、これも結局は訓練しかないわけで。
と思います。

訓練として、他社さんの本のタイトルや、あるいは映画の予告編を見ては、
「これはヒットするか否か」
を予想するようにしています。
自分の予想通りだったら、世間一般とそんなにずれていないな、と安心しますし、
自分の予想に反してヒットしたりこけたりしたら、
その理由を考えます。
もちろん、正解はわかりませんが、
脳内トレーニングをすることで、少しは正解に近づけるのではないか、と。

…どうも、生硬な物言いになっておりますが、
そして偉そうですが、
本日は夕方から用事がありますので、
不本意ながら推敲なしでアップします。
言葉足らずのところは何とぞご勘弁を。

【本日のアマゾン】
イングリッシュ・モンスターの最強英語術』ランクイン。ふむふむ。
お客も社員もどんどん幸せになるすごい会社』売れているみたい。
小さな会社・個人事業者のための「通帳1冊」経理術』面白そう。
行列のできる税理士事務所の作り方』あら、上と同じ著者だ。版元は違うけれど。

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コメント

こんにちは。
拙ブログ、少しはお役に立てたようで、
とても嬉しく思います。
反応があるというのは、ブログを書いている身としては
とてもありがたいです。
で、「企画の通し方」ですね。
これは、企画会議そのものが、
会社によってだいぶ違うと思うので、難しそう…。
とりあえず、小社での話を近々書いてみたいと思います。

わーい!なんか自分のために記事を書いてもらえるって素敵ですね。
オーダーメイドみたい♪ あつらえたようにしっくりきました(笑)
私、ちょっとわかりました!
なんだか、今抱えている悩みを突破できるような気がします。
最近(それだけの経験もないのに)小手先で処理しようとしている自分に気づかされました。反省。
じゃぁ次は・・・企画の通し方をお願いします!
それにしても、リクエストに応えてくれるって、ブログってスゴイ、スゴイ、メディアですね~。
こうやって雑誌は駆逐されるんでしょうか(ドキドキ)

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