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2011年1月30日 (日)

540 パブラインは怖い

先日、必要があって某著者さんのパブラインの数字を調べました。

パブライン。
このブログに何度か書いていますし、
このブログをお読みになっている方の多くは
出版関係の方のようなので、
あえて説明は不要かもしれませんが、
紀伊國屋書店チェーンの、売上げに関する数字です。

どの本がいつ、どの支店で何冊売れているか。
買った人は男女別、年齢別にどうか。
そういったことが、パソコンからわかるわけです。
というか、そういうデータを紀伊国屋書店さんは商品として売っているわけです。
この発想が凄いと思うのですが、それはさておき。

私が調べた某著者さん、
小社では出版していません。
必然的に他社さんの本を数冊見てみたのですが、
ここ半年ほどの数字があまりよくない。
というか、かなり悪い。
小社だったら重版はできないだろうなあ、
という感じなのです。

その方の本、アマゾンなどでは毎回上位に入っていますので、
「へえ」
という感じでした。
つまり、もっと売れていると思っていたのですが、
そうじゃないらしい、ということも、パブラインでわかるわけです。
パブラインは怖い。

まあ、アマゾンの場合は、アマゾンキャンペーンであるとか、
あるいはネット書評家さんの力で、
ある程度はいい数字がたたきだせるのかもしれません。

それに比べると、パブラインは全国の紀伊国屋書店さんの数字が
瞬時にわかりますから、
本の地力、というか、本当の売れ行きは、
たぶんパブラインのほうが近いのだと思います。

で、上記の通り、あまりいい数字ではない。

この方の企画を具体的に考えているわけではないのですが、
仮に小社でこの著者さんの企画が浮上してきた時に、
どういう感じになるんだろう。
…と、ちょっと考えました。

ひょっとすると、パブラインの数字がこんなんじゃあ、出せない。

という結論になるかも。
しかし、編集者が企画を考える時って、
その著者さんのこれまでの本とは違うものを考えているわけで、
(少なくとも、編集者の主観としては、そのはずです)
したがって、
「これまでのその著者さんの本とはまるで違いますから、
これまでのパブラインの数字は当てになりません」
と言いたいわけです。

少なくとも、そういえるような企画と、
社風を維持して行きたいと思います。

ただ、ついつい過去のデータを重視してしまうがちで、
パブラインは怖いなあ。
とつくづく思います。

【本日のアマゾン】
一生かかっても知り得ない 年収1億円思考』ランクイン。リアル書店で見かけて、気になっていた。
今時、こういう景気のいいタイトル、ありなのか。
そうはいかない』朝日新聞書評効果か。
認知症と長寿社会』これも朝日の書評に載っていた。

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