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2011年2月18日 (金)

559 ブログの研究

ブログの研究
先日、このブログでワタミ会長の本の話を書きました。
この出版企画を思いつかず、我ながら悔しい、
ということを書いたわけですが、
実はごく最近、同じように「むむむ」と思ったことがあります。

東京新聞2月16日分の最終ページに、
中国嫁日記」というネットの4コマ漫画が大人気で、
この夏には単行本が出るという記事が載っています。

記事自体は「ふむふむ」と思いながら読み進めたのですが、
なんと、この「中国嫁日記」に対して、
日本の出版社13社が単行本化を申し込んだそうです

愕然としました。
13社が目をつけているブログの存在、
私はまったく知らなかったわけですから。

もちろん、知っていたからといって、小社で出せたかどうかはまったくわかりませんし、
会議でボツになってしまう可能性もあります。
しかし、
「知っていて出せなかった」のと、「知らずに出せなかった」のでは、
非常に大きな差がある、と思うのです。

くどいようですが、13社

つまり、かなり有名なブログなわけで。
それを知らないということは、
ネタの集め方、インプットの仕方に問題があるのではないか、と思うわけです。
なんとかしなくちゃ。

ただ、当然といえば当然なんですよね。
ブログに対して、これまでほとんど研究してきませんでしたから。

同じネットでも、
メールマガジンだと事情がちょっと変わります。
石田健さんのメルマガ「毎日1分!英字新聞」を文庫にしたこともあり、
何となく土地勘のようなものがあるのですよ。
「このメルマガを読んでおけば、面白いメルマガを紹介してもらえる」とか、
「このサイトをチェックすれば、メルマガの動向がわかる」とか。

そういった土地勘が、ブログの場合はまったくないのです。

しかしなあ。
だからと言って、コンテンツとして、ブログは完全に無視する、
というわけにもいかないし。
『もしドラ』も、もとはといえば、
著者の岩崎さんがブログに書いた記事がきっかけ、と聞いておりますし。

第一、3月発売で進めている『おにぎり本』も、
原型はブログです。

あ。そうか。
面白いブログに、口コミでたどり着くことだってあるわけですよ。
『おにぎり本』のように。

当面は、ブログに関して土地勘のある人に、
いろいろ教えていただく、というのが現実的なような気がします。

そして、その作業を通して、自分なりに土地勘を養っていく。
という流れで行きたいと思います。

【本日のアマゾン】
・『子どもの心が見えなくなったら読むマンガ』なんとなくわかりにくいタイトルのような。
・『タッポーチョ 太平洋の奇跡』これ、いつまで在庫切れなんだ?

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