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2011年3月 8日 (火)

【本】4ベージミステリー

4ベージミステリー
今年は仕事以外の本もあれこれ読もう、
というのが読書の際のテーマでして、
先日、雑誌「本の雑誌」を読んでいておもしろそうだったのが、
『4ページミステリー』(蒼井上鷹著)

会社近くの書店さんに平積みになっていたので、
文庫という気楽さもあって(税込580円)迷わず購入。
で、読んでみたんですが、
これは面白いわ。

タイトルどおり、文庫4ページのミステリーが60本入っています
とにかく短いので、さくさく読めます。
そして、ミステリーですからそれぞれの話に謎があり、
意外な犯人やどんでん返しで楽しませてくれます。
中にはほのぼのとしたタッチもあり。

びっくりしたのは、
最後の1行でそれまでの3ページと十数行がひっくり返る
そんな作品が何本か収録されていることです。
つまり気持ちよくだまされる。
たとえて言うと、今まで黒だと思っていた世界が、
実は白だった、というか(かえってわかりにくい?)、
登場人物はこの作品においてこういう役割なんだろうなあ、
と思っていたら逆の役だったり(これも、わかりにくい説明ですね)。

読者をだますためには、
数十ページ(時として数百ページ)をかけて小説世界を作り上げ、
その中に読者を放り込んで世界を楽しませたうえで、
「実は」と切り出すのが常套手段だと思うのですよ。
だからこそ、ラストでそれまでの世界観がガラガラと崩れるのが、
気持ちいいわけです。

例えば綾辻行人氏の「館」シリーズなんて、
その典型だと思うのですが、
蒼井氏は、いわばこの力作業を4ページで行ってます。

もちろん、収録作品全てでそうしているわけではないですが、
例えば「ロック・オン」「疫病神の帰宅」「キレイでなくてもいいから」
などをお読みいただければ、私の言わんとするところをご理解いただけるのではないか、と。

下世話な話ですが、
1本当たり10円しないというのは、
非常にコストパフォーマンスが高いです。

同時に気になったのですが、
この作品群、小説推理に5年間連載したもの、なんだそうです。
小説雑誌の原稿料って、
400字の原稿用紙の枚数×1枚当たりの値段
で計算すると思うんですが、
それだと、ものすごく安い原稿量になるんじゃないでしょうか。
他人事ながら、気になります。

【本日のアマゾン】
・ううむ。ビジネス書が少ないような気がする。
・『こども論語塾―親子で楽しむ』個人的には気になる。

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