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2011年3月24日 (木)

591 「見せ方は工夫する」

昨日はあれこれ残っている仕事をぶん投げて、
夕方、銀座へ。
演劇集団キャラメルボックスの公演「夏への扉」を見るためです。

節電をしなくてはいけないこの時期に、
銀座で芝居興行を行うことの是非論は
当然あると思うのですが、
こんな時だからこそエンターテインメントをきちんと行うことの意義、
というものもあるはずで
(これは私たちの仕事にも通底すると思うのですが)
私はキャラメルボックスの姿勢を支持するものです。

で、この「夏への扉」。
実は地震が起きる前日にも見に行き、
昨日が2回目の見物だったのですが、
やっぱり面白い。

原作は有名なSFで、タイムトラベルもの。
私、タイトルは聞いたことがありましたが、
読んだことはありませんでした。

芝居があまりに面白かったので原作も購入、
一気に読了して昨日また、見に行ったわけです。

あれだけの長編をよくもまあ2時間ちょっとにまとめたなあ、
と思いつつ見ていました。
原作のセリフ、ほぼそのまま使われているところもあって、
興味深く見物しました。

(ここから、ちょっとだけネタばれ。この芝居、今から見に行くんだ、という方はスルーしてください)

(…いいですか?)

(……ちょっとだけネタばれしますよ。いいんですね?)

見ていておもしろかったのは、
原作と舞台で、性別が逆になっている人物が何人かいる、ということ。
また、原作ではセリフがないのに舞台ではセリフあり、という人も。

で、この辺のことに関して、
キャラメルボックスの脚本・演出担当の成井豊氏が、
ご自身のブログで興味深いことを書いています。

(ここから)
何を見せるかももちろん重要ですが、原作ものをやる時は、どう見せるかをいつも以上に考える。
つまり、原作をどう変えるかは考えない。
できるだけ変えない。
が、その見せ方は工夫する。
単なる原作の再現はしない。
これが、僕が原作ものをやる時の鉄則です。
(ここまで)

編集者の仕事って、
著者さんの言いたいことを読者に伝えることだと思うのですが、
その時の心構えと成井さんのいっていること、
似ていると思うのですよ。

「原作をどう変えるかは考えない。できるだけ変えない。が、その見せ方は工夫する。」

「著者さんの言いたいことをどう変えるかは考えない。できるだけ変えない。
が、その見せ方は工夫する。」

…似てますよね?

しかし、残念ながら、キャラメルボックスほどには
見せ方に関して真剣に工夫していないなあ、自分。
と思ったのでありました。
まだまだ工夫できることは、あるはず。

【本日のアマゾン】
・『心を整える。』2位。いいタイトルだなあ。
・依然として原発関係の本が多い。この時期、当然か。
・その一方で、美容関係の本も目立つ。そういうもの?


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