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2011年3月21日 (月)

588 新入社員(書籍編集部)に贈る本

「本の雑誌」4月号が、「新入社員に贈る本」というアンケート記事を載せています。
「本の雑誌」の読者だけにちょっとひねった本が並んでいて、
例えば太宰治の『トカトントン』とか
朝倉かすみさんの『田村はまだか』が載っているわけですが、
似たような企画で
「書籍編集部の新入社員に贈る本」
を考えるとしたら、どんな本を紹介したらいいのか。
ちょっと考えてみました。

先輩編集者が自身の体験を書いた本を読む、
というのは参考になると思うのですが、
しかし、編集者の書いた本の多くは、
「雑誌」編集者が書いているように思います。

有名な『さらば 我が青春の少年ジャンプ』(西村繁雄著)にしても、
『本の雑誌風雲録』(目黒考二著)にしても、
雑誌の話です。

小社の創立メンバー4人のうち2人が本を書いていますが、
その2人とも、雑誌畑の人間でした。

書籍編集者が書いた本、というのは、
例えば松本清張氏とか司馬遼太郎氏の担当編集者が、
その作家さんの思い出をつづる、みたいなものになるような気がします。

書籍編集者だった人が書いた本としてすぐに思い出すのは、
『編集者としての病』(見城徹著)
それから、最近出た本ですが、『スゴ編。』

『編集者放浪記』(高田宏著)も書籍編集者の話だったと思うのですが、
今手元に本がないので、ちょっと自信がありません。
ちなみにこの本、高田氏の光文社時代の話で、
黒崎勇氏(小社の初代社長)のことが、
確かチラッと出てきたような(これも、うろ覚えですが)。

…と、ここまで書いてきて猛烈に不安になってますが、
ひょっとして私が知らないだけで、書籍編集者が書いた本、
たくさんあるのでしょうか…。

もちろん、雑誌編集者の話も、
読み方によっては書籍編集者の参考になるわけで、
何より、読んでいてとても面白い。ワクワクします。
西村氏の本や目黒氏の本は、
若い頃に読んで非常に興奮した記憶があります。

上記の小社創業メンバーが書いた
『皆がNOならやってみろ』(
『イロハからわかる編集者入門』(桜井秀薫著)
は、書籍の人間が読んでもかなり参考になります。
(どちらも、今となっては入手困難だと思いますが)

編集者の本でなくても、
参考になる本は当然のことながら存在するわけで、
「いかに企画をひねり出すか」とか、
「タイトルをどうやってつけるか」といった本は、
基本的に、非常に参考になるわけでありますよ。

その辺のところから、
探してみますかね。

ちなみに私の新人の頃は、
仕事のメインが文芸だったため、
ミステリーや冒険小説の古典を読め、
と上司に言われました。
例えば『Yの悲劇』『われらがボス』などなど。
その一方で、佐野洋氏の『推理日記』シリーズは、
ミステリを読むうえで非常に勉強になりました。

それから、毎年発表される江戸川乱歩賞。
これを読むことで、ミステリの水準のようなものを押さえていました。

そういう点では、
『推理日記』シリーズに匹敵する本とか、乱歩賞に匹敵するものが
ノンフィクション、あるいはビジネス書方面にはないような気がします。

というわけで、あれこれと考えているのですが、
さあて、どういうのが参考になりますかねえ。

拙ブログをお読みの書籍編集者さんで、
新人の頃この本を読んで参考になった!
という情報がございましたら、
是非是非お教えくださいませ。

【本日のアマゾン】
・地震の本より、原発関係の本が目立つ。
・それ以前に、なんというか、以前のランキングに戻りつつあるという印象。
(うまくいえないのですが)
・『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ』昨年11月の本が上位に来ている。

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