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2011年4月の29件の記事

2011年4月30日 (土)

627 小さな手帳


会社の引っ越しが近づいてます。
休み明けの月曜です。
というわけで、
引き出しやロッカーを整理していたら、
懐かしいモノが出てきました。

文庫時代、それも小説を担当していたころの、
手帳です。

当時は、作家さん別に、小さい手帳にあれこれ書いていたんですね。
現物を見るまで完全に忘れていましたが、
たぶん、当時の編集長にそうするように言われたのでしょう。

文芸の場合、作家さんとのお付き合いは数年単位、という長さになりますから、
作家さん別にメモしておいた方がいい、
という判断なんでしょうね。

その作家さんの他社の部数やら、
タイトル候補やら、
ボツになった企画やら、
何やらちまちまと、書いていますよ。
こういう時代もあったのね。

2011年4月29日 (金)

626 女性誌の見出し

雑誌キャンキャンの最新号を購入しました。
(正確には、後輩女子に買ってきてもらいました。
この雑誌、おじさんが書店で買うのはちょっと厳しい…)

美月あきこさんの『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』が、
紹介されているのです。
読者の方が紹介してくださいました。

その記事や雑誌の表紙の画像を出したいのですが、
会社の引越し直前で、
どっかに行ってしまった模様です。
残念。

ところで、
女性誌って勉強になりますね。
川上徹也さんがご著書に書いていましたが、
見出しの付け方が独特で、
単行本のタイトルを考える際の参考になります。

単行本のタイトルを考えるときとは
脳味噌の別の部分が刺激される、と申しましょうか。

「美人のネタ帳大ワザ小ワザ161」とか、
「春→夏の最終結論 can流王道スタイル38」とか、
「女の子に生まれてよかった 今おしゃれなコーデ全部見せ!」とか。
(キャンキャンのサイトで確認しました)

例えば
「仕事のできる人のネタ帳大ワザ小ワザ」とか、
「お金をためるための最終結論」とか、
「日本人に生まれてよかった」とか。

普通には思いつかないフレーズが出てまいります。

真面目に、研究しなくちゃ。

2011年4月28日 (木)

625 会社の引っ越し目前

会社の引っ越し目前
来週、会社の引っ越しです。
今のビルから徒歩3分の新ビルに移ります。

というわけで、先日、新ビルの内覧会がありました。
内部がどういう風になっているのか、
実際に中に入って説明を聞くわけです。

なにしろ、机も本棚もありません。
がらんとしているので
「これは広い!」
と喜んでいたのですが、
ここに本棚を置き、この辺まで机が来て、
と脳内操作をしていたら、
それほどまでに広くはないような…。

それでも、今のビルは書籍編集部のフロアは6階。
新ビルは9階。
予想以上に窓からの眺めがよくて、
気持ちがよかったです。

別の日に、今度はセキュリティの説明。
ビルの出入りはどうするか、という話ですが、
なんだか面倒だぞ、というのが係りの方の説明を聞いての感想です。
たぶん、聞いていた全員が同じ感想だったのではないか、と。
ただし、これは新ビルのセキュリティが物凄く厳重だから、ではありません。
今までのビルがセキュリティに関してかなり
自由な方針だったから(←言葉、選んでます)、
だと思われます。
たぶん、最近のビルはどこも、
この程度のセキュリティだと思います。

さてさて。

今度のビル、屋上に出られるらしいんですよね。
天気のいい日に、そこでコンビニ弁当を食べるのが、
当面の夢です(←小さいなあ)。

【本日のアマゾン】
・『不景気でも儲かり続ける店がしていること』3位。がんばってます。
・『田中宥久子の造顔マッサージ』ランクイン。久しぶりではないですか? テレビかな。
・あえてタイトルは書きませんが、「まだ読んではいないのですが」と明言していながら★5つのレビューがついている本があります。
(今回の地震に関する本です)こういうことでいいのかなあ。一度、アマゾンのレビューについて考えてみたい。

2011年4月27日 (水)

624 ミニちらしという発想

ミニちらしという発想
ミニちらしという発想
昨夜は、銀座で飲み会でした。
知り合いの新聞記者さんが定期的に行なっている会でして、
10年以上続いています。

昨日は、いつもより多めの人を呼ぼうということになり、
銀座の大きなお店で開催。
最終的に192人、集まったそうです。

私、この会にほぼ毎回参加しているのですが、
会社の人を連れて行ったことはほとんどありません。
なんとなく、そういう会ではないような気がしまして。
昨日は、その禁を破りまして、後輩を連れて行きました。
また、仕事関係の人たちにも、
たくさんメールしました。
大勢参加してくださいました。

そのなかに、
『おにぎりはどの角から食べるのがマナーですか?』
の著者・吉野椰枝子さんもいらっしゃいました。

吉野さん、面白いものを持ってきてくださいました。
ミニちらし、であります。
名刺ぐらいの大きさで、
1枚目は本のカバー写真。
開くと、本文の一部が切り張りになってまして、
最終ページにはアマゾンにリンクする
バーコードリーダーが印刷してあるという優れもの。

これ、私はまったく知りませんでした。
吉野さんがご自身で作ってくださったのです。
ありがたいことです。

このミニちらし、他の本でもあるといいかも。
で、著者さんが名刺交換するときに、
名刺と一緒に相手に渡してもらうわけです。
著者さんによっては、効果的だと思います。
例えば、本業を持ってらして、
本の出版は初めての方、とか。

いいことを教えていただきました。

ありがとうございます!

【本日のアマゾン】
・芸能関係の本が上位にずらりと並んでいる。
・『そんな中、お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方』がランクイン。
この本、アマゾンキャンペーンをやっている。
・『フィルター思考で解を導く』ランクイン。フィルター思考?
・「本物の営業マン」の話をしよう』ランクイン。佐々木常夫さんだ。

2011年4月26日 (火)

623 結婚式場の取材

結婚式場の取材
本のお原稿をいただく場合、
大きく2パタンあります。
1冊まるまる書き下ろしでいただくパタンと、
雑誌などの連載をまとめるパタン。

最近はネット連載をまとめるなんて場合もありますし、
文庫の場合はすでに本になったものを文庫化する、
というパタンもあるわけですが。

私どもの会社には
ビジネス系の著者さんの連載を乗せるような媒体がありません。
(小説誌に連載していただく、という事例もありますが)

そのため、
私はあまり雑誌連載の経験がないのですが、
数少ない例外が、杉浦さやかさん。

彼女はイラストレーターにしてエッセイストなので、
自社の恋愛小説誌「Feel Love」にて連載をしていただいてます。

で、その取材が先日の日曜にありました。

杉浦さんの連載タイトルは
「レンアイ滝修行」。

現代女性たちの恋愛の実態を、取材していただいてイラスト&エッセイに
まとめていただいてます。

今回の取材テーマは「結婚式場」。
というわけで、JR信濃町駅そばの「明治記念館」に行ってきました。

明治記念館は昭和22年から結婚式場として使われている、
業界の老舗。

ご担当者さんが、杉浦さんのご本を読んだことがあるとのことで、
(しかも小社の本!)
取材はとてもいい感じでした。

というか、本来は編集担当である私が、
杉浦さんのご本をお持ちすべきでした…。


模擬結婚式とウエディングショーを見ました。
模擬結婚式で、我々も日本酒を飲むことになるとは。

ウエディングショーって何をするのかなあ、と思っていたのですが、
模擬披露宴なんですね。
いろんな演出を見せてくれました。
キャンドルサービスは、明治記念館が発祥の地らしいですよ。
一番ぶっ飛んだのは、

「新郎新婦の入場です」
という司会者の発声に続いて扉が開いた瞬間、
獅子舞が出てきたこと。

獅子舞が新郎新婦を先導して来るのです。
特殊な演出なのか、と思ったのですが、
結構多くのカップルが使っているそうで。
式場によって、いろいろあるんだなあ。

来月は、チャペルがメインの結婚式場を取材します。

今回の取材は、
7月に発売の「Feel Love」に掲載予定です。

連載がまとまり、本という形になるのは、
さらに先。の予定です。

ちなみに、杉浦さん、明治記念館がかなり気に入ったご様子で、
とりあえず夏のビアガーデンに行く!
とのことでした。

【本日のアマゾン】
・『英語の絶対音感トレーニング』ランクイン。このタイトル、面白い。
・地震関係の本が依然として目につく。

2011年4月25日 (月)

622 カウントダウン50日

7月新刊のことを定期的に書いております。
7月新刊、日本史の本と英語の本の2冊です。

日本史の本、本日、著者さんと打ち合わせをしてきました。
著者さんから先日送っていただいたお原稿に、
編集者(って、私ですけど)と編集長、そして外部校正者さんの
疑問点やリクエストなどなどを書きこんで、
お渡ししたのです。

これ、昔はプリントアウトしたものに
鉛筆で書き込んでましたが、
最近はワードのデータに色を変えて書きこむ。
というパタンが多いです。
今回も、そのパタンです。
たかだか数年で、だいぶ変わったなあ。

英語の方も、
著者さんにご執筆いただいてます。
こういう時、編集者って、
待つことぐらいしかできないんですよね…。

【本日のアマゾン】
・『ゆき姐の漫画エッセイ 英語と格闘』ランクイン。あれ、昨年の本だ。
・原発の本、さらに増えているような。

2011年4月24日 (日)

【本】『「超」勉強法』


久しぶりに、野口悠紀雄さんの本を読んでます。
『実力大競争時代の「超」勉強法』です。

野口さんの『「超」整理法』を読んだのは、
もうずいぶん前の気がしますが、
私の書類整理は、基本的に「超」整理法の方法論です。
いまだに使えているのですから、
極めて実践的な整理法だと思います。

今回の「勉強法」も、
まさに今だからこその、実践的な勉強法になっていると思います。
それに、読んでいて面白い。
(氏が描く日本のリアルな実態は、面白いとはいえないのですが)
大学の先生らしくとても論理的な構成でありながら、
文章そのものは読みやすいのですよ。

本書を読んでいて強く感じるのは、
中国の台頭です。
中国の経済的な成長ぶりは
新聞などでも散々騒がれていますが、
大学の先生である野口さんが実感として感じているのは、
中国人学生たちの、とんでもない質の高さ。

彼ら優秀な世代が日本企業に進出してきたら
(すでの進出を許している大企業もあるようですが)
日本人はどうなるのか。
という危機感が、本書の背景にあると思います。

ですので、強引なくらいに勉強の必要性を説いていますが、
社会人にとって大事なのは、2科目、なんだそうです。

ひとつは、もちろん、といいますか、
予想通りなんですが、「英語」。
そしてもうひとつは「数学」。
数学は、コミュニケーションの道具として必要なんだそうです。
こういう視点はなかったなあ。

実は、編集者の立場で、
この本はもう一点びっくりしたことがあります。

この本、書き下ろしなんですよ。

え。びっくりしません?
私は正直、驚きました。

野口さんはお忙しい人だから、
雑誌連載をまとめるしかないんだろうなあ、
じっくり腰をすえての書き下ろしなんか頼めないよなあ、
とするとふさわしい媒体がない小社はムリだよなあ。

と勝手に思い込んでいましたが、
「書き下ろし」、可能なんですね。

もちろん、頼んですぐに形になるわけではないでしょうが、
無意識のうちに「書き下ろし」を選択肢からはずしていた
自分の思考法を猛省しなくては。
と思ったのでした。

編集者を長年やっていることで、
「この人は書き下ろしなんか無理」
「この人は頼みやすいかも」
なんて、勝手に思い込んでいるのですね、私。
実に、よろしくありません。
そういった点において、初心に戻らなくては。

【本日のアマゾン】
・『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』ここに来て、ランクアップしているみたい。
・芸能関係の本、依然として多いなあ。

2011年4月23日 (土)

620 著者インタビューの試み

昨日はわが子の授業参観に行きました。
奥さんがどうしてもはずせない仕事のため、
私が会社を早退して、小学校に行ったのです。

で、いっしょに家に帰り、
晩ご飯を食べさせ、
寝かしつけていたら自分も寝てしまったという、
しばしばやってしまうパタンであります。

それはさておき。

業界紙「新文化」を読んでいたら、
かなり気になる記事が載っていました。

明日香新社さんが、ポッドキャストで著者インタビューを始めた、
という記事でして、記事をコピペしますと、

「iTunesと自社ホームページでポッドキャスト番組「著者の本音!突撃インタビュー」の配信を開始した。
同社経営企画室の落合絵美室長がインタビュアーとなり、著者に刊行に至る経緯や読みどころなどを聞く。
1番組の放送時間は約20分。毎週水曜日に1番組をアップしていく。
サイトではインタビューのほか、書籍の立ち読みコーナーも設けポッドキャストで紹介した書籍を
著者サインを入れてプレゼントする。」

ということでして、
詳しくはこちら

この発想、というかアイデア、自社でなぜ思いつかなかったのだろう。
自社の会議室に著者さんをお呼びして、
社員がインタビューして、
それをアップすれば、
ほとんどお金をかけずにできるじゃないですか。

完全に真似になってしまうけれど、
自社でもやってみたい。
と強く思ったのでありました。

ただ、こういうのって、
始める以上は続ける必要があるわけで、
編集部が単発的に作るのは可能ですが、
これを持続させるのは、ちょっと難しいかも。

となると、どこか専門の部署にやってもらったほうがいいのか…。
ううむ。そうなるとちょっと難しいか。

まあ、とりあえずやってみますかね。
今、引越しでバタバタしておりますので、
新ビルで落ち着いたら、
そして私がこのことを覚えていたら(←そこか)
企画書、書いてみようっと。

【本日のアマゾン】
・上位陣、芸能人の本が多いなあ。
・『【CD-ROM付】お金の科学』ランクイン。

2011年4月21日 (木)

619 対談本について考える

ここ数日、『知識人の裏切り』という文庫を読んでいます。
西部邁氏と波頭亮氏の対談本です。
タイトルからして難しそうな本でありまして、
浅学非才の私には、正直、読み進めるのが大変であります。
ところどころ、「おお! なるほど」と思うところもあるのですが、
「むむむ…」と思い悩む個所も多く、
電車の中で読み進めるのは、かなり大変。

読みながら、対談本のことをあれこれ考えております。

業界的には、対談本は売れない、というのが通説のようで、
実際、対談をまとめた本というのは、
そんなに多くないようです。

対談本がなぜ売れないのか、
残念ながら「これだ!」という理由は知らないのですが、、
『知識人の裏切り』を読むと、対談本にも向き不向きがあるようです。

対談、会話って、論理の飛躍とかずれがどうしても出てきます。
普通に読む分にはそれほど気になりませんし、
むしろその部分が面白かったりするわけですが、
きちっとした論を展開する場合は、
その論の流れが読みとりにくくなってしまうようです。

ひとりの視点で語られている場合は、
論の流れを追うのも比較的容易ですが、
対談の場合は相手とのキャッチボールで進んでいくので、
論の流れを追うのが、
結構大変だったりするわけで。


逆に、向いているジャンルもあります。

かつて、
『日経1年生!』という文庫の編集をしたことがあるのですが、
これは日経のベテラン記者さんと
タレントさん(長谷部瞳さん!)の対談で進んでいきます。

タレントさん(長谷部瞳さん!って、しつこいですか)が
記者さんに経済のことや日経新聞の読み方を質問し、
それに記者さんが答える、
という形式です。
いわば、読者の視点で話が進んでいく入門書。
こういうパターンならば、
対談本向きかも、という気がします。

こんなことを考えているのも、
対談を収録した本を近い将来、出版する予定でして、
どういう対談がいいのかなあ、と考えているのです。

本そのものはある金融関係に関する入門書でして、
専門家の方にコンテンツを書いていただくのですが、
その専門家さんに対談をしていただいて、
まえがきとかあとがきの位置に入れたい、
と思ってます。

さてさて。
この試み、うまくいくかなあ。

というか、この本のお原稿、
いつごろからいただけるのかしら。

【本日のアマゾン】
・『コーチが教える!「すぐやる」技術』ランクイン。なんとなく既視感あり。
・上位に芸能人の本が並んでいる。

2011年4月20日 (水)

618 展覧会に行ってきました

展覧会に行ってきました
今日はいい天気でした。
いかにも、外出日和。

だから、というわけでもないのですが、
昼食後、池袋に行ってきました。

ブックギャラリーポポタムというお店で、
「50人のチャリティー展」
というのが行なわれています。
(今月23日まで)
絵本作家、イラストレーター、クラフト作家など50名による
グループ展です。
売り上げの40%を東日本大地震・東電原発事故被災地に
寄付するとのこと。

で、ここにイラストレーター・杉浦さやかさんも出品されているのです。
お仕事でお世話になっている杉浦さんの作品、
見に行かなくては。
というわけで、行ってきたのです。

ポポタムというお店は、古本屋さんらしく
(本だけでなく小物も売っていますが)
展示会場は奥のスペース。
何しろ50人(正確には53人らしいですが)が出品していますので、
ひとりあたりの作品数、それほど多くはありません。
杉浦さんは(たぶん)4点。

他社さんの本のカバーに使われた作品もあり、
「おお。懐かしい」
と思いながら拝見しました。

【ブックギャラリー ポポタム】
東京都豊島区西池袋2-15-17
電話 03-5952-0114

お仕事でのお付き合いのある作家さん、
他社から新刊が出たら読むようにしていますが、
(すいません。完璧にはできてません…)
今回のような展覧会、というのもあるわけでして。
これはこれで、面白いです。

【本日のアマゾン】
・『『涼宮ハルヒの憂鬱』で英単語が面白いほど身につく本[上巻] 』ランクイン。ふむふむ。
あれ、これ、中経出版からだ。角川からじゃないの?
・『日本人の誇り』ランクイン。
・『マオミノカラダ』タイトルが凄いなあ。このパタンで『ユウコノカラダ』『ユリコノカラダ』も希望。
(ここで希望しても…)

2011年4月19日 (火)

617 「本の雑誌」のタイトル特集

「本の雑誌」が、タイトルについての特集を行っています。
題して、「春のタイトル祭り!」

日本のベストセラーが中国ではどういうタイトルになるか、とか、
ベストセラーのタイトルを自分だったらどうつけるか、とか、
読者にとってのタイトル大賞などなど、いくつかの項目があるのですが、
私が興味深く読んだのは、

・新潮社と東京創元社の編集者による対談
・光文社新書編集長のインタビュー

です。
前者は小説のタイトルの付け方で、
著者の思いと版元の思惑がずれた時にどう修正するか、
といった話が面白い。
私も昔、文芸の文庫を担当していたので、
その頃のことを思い出しました。

一方、後者はずばりノンフィクションのタイトルなので、
いろいろと勉強になりました。

光文社新書って、
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』
『4-2-3-1』
『地団駄は島根で踏め』
などなど、印象的なタイトルが多いところです。

「へえ!」と思ったのを書き出しますと、

・タイトルは発売月の前月の5日前後に決める
←結構、直前なのね。

・タイトルが決まった後でそれに合わせて前書きを書いてもらう。
章の見出しを変えることも。すべてをタイトルに収斂していくように。
←なるほど。なるほど。

・書名を決めるときに一番気を使うのは、語呂・リズム。
←ちょっと驚き。

・全方向に買ってもらおうという物欲しげなタイトルは、後で反省する。
←でも、ついつい物欲しげになってしまうんですよ…。

・あまり考えずにポンと出てきたものがいいタイトル。悩みすぎたものはたいていうまくいかない。
←ぎょええ。そうなんですか…。『もしドラ』の担当編集者さんは、100本以上の候補を考える、
とのことですが…。

【本日のアマゾン】
・『成功している起業家は、みんなやっている無限ビジネス創造法』ランクイン。なんか凄いタイトル。
・ビジネス書がかなり少ない。仕事どころじゃない、ということかなあ。



2011年4月18日 (月)

616 カウントダウン57日

今進めてるのは、6月刊であります。
担当本は2冊ありまして、
ひとつは英語の本、もうひとつは日本史の本です。

6月なんてまだまだ先、
ということでのんびりしていたのですが、
じわじわっと日が迫っておりますね(あたりまえだ…)。

今週は、日本史本の作業を進める予定です。
お原稿そのものは、今、著者さんから届いております。
これを編集部の人間が拝読し、
加筆修正を洗い出して再度著者さんにお願いするわけです。

で、その作業の一方で、
本書に出てくる歴史上の人物たちのプロフィールを作成してます。

西郷隆盛。
坂本龍馬。
豊臣秀吉。

……他にもたくさんの人たちが登場するのですが、
彼らが歴史上、どんなことをしたのか。
本文とは別に、簡単に紹介できればなあ、
と思っているのです。

しかし。

昨日の記事にも書きましたが、
今回、引っ越しが近づいておりまして、
資料類もどんどん荷造りしているのです。

というわけで、
人名事典や参考書をごそごそと引っ張り出しては、
あれこれと文章を作成しております。

そして、同時に、
できればその人たちの顔写真も載せたいわけで。
もちろん、写真なんてなかった人たちの方が多いので、
肖像画などの写真になると思いますが。

そんなわけで、
まだ日はあるものの、あまりのほほんとはできない日々であります。

【本日のアマゾン】
・渡辺麻友写真集『まゆゆ』1位に。
・『陰翳礼讃』ランクイン。?
・『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』ビジネスブックマラソンで紹介されてた。
・『なぜ、はたらくのか―94歳・女性理容師の遺言』ランクイン。何かで紹介されたのかな。
・『政権交代の悪夢』なんと。この著者、高校の後輩だわ。


2011年4月17日 (日)

615 引越しの準備

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ゴールデンウィークの間に、
会社が引越しをします。
といっても、今の場所から数百メートル移動するだけなので、
最寄り駅とかお昼に使うお店とか、
そういった生活環境はほとんど変わりません。

とはいっても、荷造りはしないといけないわけで。
私たちの仕事って、やたら紙を使うのです。
お原稿であったり、印刷所さんとのやり取りであったり。
あるいは、作家さんの本であるとか、
資料として使っている本とか。

共有スペースにたまっているそれらを、
新ビルに持っていくもの、いかないもの、
選別をする必要があります。

で、いらないものは処分してしまおう、
必要なものは荷造りしちゃえ。
というわけで、先日、大掃除を行ないました。

2時間足らずだったと思うのですが、
かなりの不要物が出ました。

いつもまめに掃除をしていれば
もう少しスムーズだったと思うのですが…。

今週からは、個人レベルの不要物を
処分していこうと思います。

そして、どのくらいの荷物を
新ビルに持っていくことになるのか。
総務からは、
一人当たりの荷物は段ボール2箱まで、
といわれているんですが、
どうなるかなあ。

【本日のアマゾン】
・『目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』』ランクイン。
ツイッターで調べたらNHK-BSであったらしい。ふうむ。あれ? 25日からでは?
・『縦横無尽の文章レッスン』ランクイン。これは朝日新聞書評の影響ね。

2011年4月16日 (土)

614 朝活必勝マニュアル

朝活必勝マニュアル

日経ビジネスアソシエが「朝活必勝マニュアル」という特集を行なっていたので、
購入しました。
朝の時間をいかに使うか。
これ、ずっと気になっている問題なので。


『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』の著者、
池田千恵さんが講師役の
「朝型人間への10日間トレーニング」
というページが面白かったです。

・寝る前に翌朝の目標を決める(できれば紙に書く)
・実際の起床時間とやったことを記録する
・定期的に方針を見直す

というのが3大ポイントのようです。
そうか、次の日の朝の目標、書き出せばいいのか。

朝の勉強会もいろいろ紹介しています。
たしかに、こういう勉強会に予約を入れてしまって、
強制的に起きるようにするのも、
いいかも。
朝の勉強会って、かつて一回だけ行ったことがありますが、
少し、考えてみましょうかね。

他に、
「名古屋の朝食会が熱い」
「朝食だって、朝活です」
「快眠アイテム」
などの記事もあり、かなり充実しています。

朝早く起きるためには、夜早く寝る必要があります。
そのために、どんな工夫をしたらいいのか。
朝の達人たちは何時ごろ寝ているのか。
どうしても寝るのが遅くなってしまった場合はどう考えたらいいのか。

その辺も詳しく載っていたら、よかったんですけど。

【本日のアマゾン】
・『デフレの正体』上位に。朝日新聞効果?
・『実力大競争時代の「超」勉強法』ランクイン。読まなくちゃ。

2011年4月15日 (金)

613 ホテルに泊まって考えた

Photo

昨日のブログに書いたとおり、
京都に泊まりがけで出張に行ってました。

で、スーパーホテル京都、というホテルに泊まりました。
全国チェーンのホテルでして、
サラリーマンに大人気、といった記事を雑誌などで見かけます。
そんなわけで、気になる存在だったのですが、
今回、このホテルのサービスがいろいろわかって、面白かったです。

「へえ!」と思ったことを、書いておきます。

●カギがない。

このホテル、1泊7000円ほどでかなり安いのです。
安い、というのが人気の一因だと思うのですが、
宿泊費を抑えるために、かなり省力化しています。

その一環として、このホテル、カギがありません。
ホテル代を機械に入れると下の方から領収証が出てくるのですが、
そこに暗証番号が印刷されてます。
それを、部屋のドアに据え付けられている数字キー(というんですかね)に
打ち込むと、ドアが開く。というシステムになってます。

その結果、
カギの受け渡しのためにフロントにスタッフを常駐させる、
なんて必要がなくなるわけです。

ホテルでは最初にカギをもらうわけですが、
そしてそのことに何の疑問も抱いていませんでしたが、
「常識」を見直すと、結果的にお客さんのためのサービスができる。
この件、かなり印象に残りました。

●枕が選べる。

値段が安いことに加え、「ぐっすり眠れます」というのも、
このホテルのセールスポイントです。
熟睡できるように、枕が数種類用意してあって、
そこから好きなものを選べるようになっています。
これも、スタッフがいなくてもすむように、
フロント前に枕専用スペースがあって、
そこから各自が部屋に持っていく、
ということになっています。

●朝ごはんが充実している。

このホテルチェーンを遣っているお客さん、
ビジネスマンが大半だと思います。
そんな彼らのために、
喫茶店のモーニングサービス並みの朝ごはんが用意されてます。
これは無料。
パンは数種類あって、食べ放題。
この他に、サラダとちょっとした付け合わせ、そしてヨーグルト。
コーヒーも含め、すべて食べ放題・飲み放題。
これはかなりありがたいです。
ホテルの朝食って、バイキング形式が多いですが、
それでも1000円以上しますからね。

●お客さんの声を集めている。

このホテルを使った人たちの声を集め、
小冊子にまとめています。
中を見ると、ホテル別に紹介されていて、
例えば自分が泊まっている京都ではどういうお客さんの声が集まっているのか、
すぐにわかります。
もちろん、ホテルを褒めている声しか載せていないと思いますが、
それはそれとして、面白く読みました。

おカネを払う以上、そのおカネの使い方は間違っていない、
と誰かに証明してもらいたいんですよね。

その点で、以前のお客さんたちの
「このホテルはいいですよお」
という声は、
「自分の選択は間違っていないんだ」
という気持ちにつながり、なかなかいい感じなのですよ。

「利用者の声」って、大事だなあ。

…というわけで、いろいろと面白く、そして勉強になったホテルでありました。

【本日のアマゾン】
・『それでもなお、人を愛しなさい』ランクイン。タイトルがいいなあ。
・『お母さんのための放射線防護知識』うわ。気になる。こういう本を読みたいと思う、状況は悲しいけれど。
・『自由になれるDictionary』気になる。

2011年4月14日 (木)

取材で京都に来ています

取材で京都に来ています
いま京都に来ています。
京都駅から綾部に行き、
そこからさらにバスで1時間のところに
著者候補さんが
住んでいらっしゃいます。
3時間ほどお話を伺いましたが、
直言居士というんでしょうか、
とにかく話が面白い。
子育て、食事、昔話、さらに最近の政治のこと。

ご自身の実体験という裏打ちのあるお話は、
やはり迫力が違います。
このお話をぜひ1冊の本にしたい。
と思います。


ただ、すでに2社から出版の話が来ているそうで。
むむむ。
時代が求めているということなんでしょうねえ。
東京に戻って、
ちょっと考えなくちゃ。
お昼ご飯は、
その方のおうちでいただきました。
ご自宅の近くで取れた
ふきとツクシの天ぷら、
ノビルの味噌和え、
白菜の漬け物、
ジャガイモの味噌汁、
土鍋で炊いた玄米などなど。
贅沢な食事でした。
どれも、とてもおいしゅうございました。

周囲の風景も、
林と畑ばかりで、
見慣れた神保町の眺めとはまるで違っていて、
よかったです。

ちなみに、
この辺り一帯は携帯電話の圏外。
ご自宅はバス停のすぐ近く、
とお聞きしていたので、
バスから降りてすぐ電話したのですが、
通じないので焦りました。
近くで畑仕事をしている人に道順を教えていただき、
事なきを得ましたが。

2011年4月13日 (水)

611 出張は新幹線に乗って

今日はこれから出張です。
3時間後には新幹線に乗っているはずです。

出張、久しぶりだなあ、と思って書類を調べたら、
前回はどうやら、昨年の7月。名古屋でした。

泊まりがけの出張はさらに久しぶりだなあ、と思って調べたら、
2009年10月、山形以来。
そうだったのか。

今回の出張は京都なんですが、
京都駅から電車とバスを乗り継いでさらに2時間以上かかるようで、
さすがに泊まりがけ、としました。

たんに泊まるのはもったいないので、
雑誌などでいま話題になっている
「スーパーホテル」チェーンを使う予定です。
サラリーマンにいま、大人気なんですって。

ところで、
出張で嬉しいのは、移動中に本が読めること。
今回は上記のとおり、
いつも以上に移動時間が長いので、
本を4冊持っていく予定です。
さて。何冊読了できるかな。

【本日のアマゾン】
心を整える。』1位に。
謎解きはディナーのあとで』4位に。本屋さん大賞効果か。
9割の会社は社長で決まる!』ランクイン。なんだか既視感あるなあ。

2011年4月12日 (火)

610 【本】キュレーションの時代

ちくま新書の『キュレーションの時代』を読了。

「キュレーション」というのはなんだか聞きなれない単語ですが、
本文が始まる前に、説明が印刷されてます。
それによると、

「無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、
そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること」

なんだそうです。
こういう、聞きなれない単語をタイトルに持ってくるというのは、
小社ではあまりやらない(やれない)のですが、
著者によっては効果的なのかも。
もちろん、単語の響きなんかも関係していると思いますが。

この本、情報社会の話でして、ものすごく大雑把に言ってしまえば、
「情報がこれだけ氾濫している現代においては、
情報そのものよりも情報を発信する個人とのつながりが大事」
ということ何だと思います。
(あまりに大雑把すぎ?)

たしかに、ツイッターを始めてからというもの、
私自身、それ以前とは比較にならないくらい、
たくさんの情報を目にしていると思います。
そして、それまでの情報の受け取り方とは微妙に違っている気がします。
「ツイッター」以前と以後で、どう変わったのか?
漠然としたもやもや感を整理してくれる本、
という印象を持ちました。

また、この本、マーケティングの本としても面白いと思うのですよ。

例えば、
ものすごくマニアックなブラジルのミュージシャンの来日公演を、いかにして満席にしたか。
日本では公開しないと映画会社が決めていた作品を、いかにしてヒット作にしたか。
HMV渋谷店は、なぜ閉店したのか。

…この辺の事情が詳しく書かれています。
(詳しすぎて本筋から離れすぎる部分もあったりして…)
この辺をきちんと分析すると、
本をいかに売るか、という問題に対する
一つの答えが出てきそうな、
気がします。
(読み終わった直後なので、まだ答えまでたどり着いてませんが)

ところで、著者の佐々木俊尚さんには『電子書籍の衝撃』『2011年 新聞・テレビ消滅』
などのヒット作があります。どちらも私、読んでますが、今年って2011年ですよね…。


以下、本書の中で、印象に残ったフレーズをいくつか。

・情報の流れ方は決定的に変わります。それは人のつながりを介してしか流れない。
・「応援消費」という言葉
・21世紀は「機能消費」と「つながり消費」に二分された新しい世界が幕を開ける
・いま実用化されているライフログでもっとも有名なのは、アマゾン
・無機物をし点にする限り、斬新な情報はなかなか入ってこない。でも他者の視座にチェックインして、その人たちの視点で世界を見ていくと、鮮やかな情報が次々と流れ込んでくる。

たぶん、著者はこのことを肯定的に評価してます。
現在の情報の量を考えるならば、そうだろうなあと思うしかないのですが、
その場合、あくまでも他者の視点と自分の視点の「ゆらぎ」が重要(このことは著者も言っています)。
しかし、人によっては、自分の視点を他者の視点に完全に同化してしまう人も出てくるのではないかしら。
そこが気になりました。

【本日のアマゾン】
・『心を整える。』ここに来て、1位だ。
・ビジネス書以外の本がたくさん並んでいる、という印象。
・そんな中『40代を後悔しない50のリスト』が強い。

2011年4月11日 (月)

609 カウントダウン64日

このブログでは、
私が担当させていただいている本の進行状況も書いているわけでして、
今進めてるのは6月刊。
2冊ありまして、ひとつは英語の本、
もうひとつは日本史の本です。

6月なんてまだまだ先だなあ、
と思っていたのですが、
じわじわっと忙しくなりつつあります。
もちろん、まだまだ呑気なものですが。

今日は、日本史の本の、デザイナーさんと打ち合わせ。
初めてお仕事をお願いする方でして、
著者さんからのご指名なのです。
つまり、著者さんとの間に信頼関係が気づかれているわけでして、
打ち合わせをしながら「なるほど」と感じました。
話をしていくのと同時に、私の中でいろいろアイデアが出てくる感じなんですね。
デザイナーさんのお話に刺激を受けて、
ということなのでしょう。
そんなわけで、この本の出来上がりのイメージが、
さらに深まりました。

お原稿の最新版も今日、届きましたし、
さらにブラッシュアップしなくちゃ。
本という形になるのが、
楽しみでありますよ。

【本日のアマゾン】
・ライトノベル(らしき本)が、ますます増えている。
・『渡辺麻友写真集『まゆゆ』出るのね。


2011年4月10日 (日)

608 出版記念イベント

出版記念イベント
先日、会社帰りに下北沢に行きました。
ここで、知り合いがプロデューサーをしている出版記念イベントを見るため。
いわゆる出版記念パーティには何度か顔を出したことがあるんですが、
出版記念イベントというのは、
たぶん初めて。
何があるんだろう? とかなり興味津々でした。

今回のイベントは、
『トーキョールキノグラフ』
の出版を記念してのもの。
会場は、たぶんライブなどを行なうお店で、
ほぼ満席状態でした。


この本、写真集というカテゴリだと思うのですが、
ちょっと変わっていまして、ネット書店アマゾンの説明をそのまま流用すると、

(ここから)
渋谷の映画館で立ち見を出し、モントリオール・ファンタジア映画祭でも銀賞を受賞して話題になったSFスリラー映画『グシャノビンヅメ』から7年。監督山口ヒロキと主演女優・藤崎ルキノが再タッグを組んだ。ロックバンドSugar Saltを迎えて、『グシャノビンヅメ』の続編的要素を含む『トーキョールキノグラフ』を制作。「再生」をテーマに、写真集と小説、映像と音楽を掛け合わせたアート作品を生み出した。
スペシャルDVD付属(ミュージッククリップ+メイキング)
(ここまで)

つまり、映画監督と主演女優、さらにロックバンドまでが
融合した作品。
ちなみに、作家・乙一さんが推薦文を書いています。

(ここから)
少女は太陽に目をほそめた。
映画『グシャノビンヅメ』は、この本でようやく完成したのだ。
同世代が創造したこの世界を、僕は誇らしく思う。
(ここまで)

というわけで、
イベントは、山口ヒロキ監督と藤崎ルキノさんの対談、
ロックバンドSugar Saltのライブ、
藤崎ルキノさんとその仲間たちによる芝居、
と内容てんこ盛り。かなり濃い時間でした。

この写真集をすでに買った人も、
まだ買っていない人(私ふくむ)も、
それぞれ楽しめるようになっていました。
そこが素晴らしい。

何より、
出版のイベントでライブが聴けるとは。

本にかかわった人たちによるこういうイベント、
面白いですね。
と強く感じました。
講演会、サイン会、出版記念パーティ以外のイベント、
私も考えてみたいです。
ただ、ロックバンドや映画監督が絡む本、
というのは、さすがに作ったことがないからなあ。
何ができるかな。

【本日のアマゾン】
・上位にライトノベルがかなり入っている。
・『ある小さなスズメの記録』21位。朝日新聞書評効果か?

2011年4月 9日 (土)

607 「ツイッターで美月さん新刊の感想をつぶやこう」キャンペーン、アップしました

昨日のブログで「口コミ」のことを書きました。
ネットを使うことで、
昔とは違う口コミが考えられるのでは、
といったことを書いたわけですが、
ネットを使った口コミといえば、ツイッター。

RT機能などを使うことで、
1回のつぶやきが数万人の目に触れることも、
理屈の上では可能です。

しかし、その一方で、ある商品の口コミを1箇所に集める、
といったことはやりづらい。
それで、ハッシュタグを使って本の感想をつぶやいていただき、
それを自社のサイトにアップする、
ということをやってみました。

要するに、本の宣伝とツイッターを連動してみたわけです。
以前、ブログにも書いた
「ツイッターで美月さん新刊の感想をつぶやこう」キャンペーンです。

で、その感想を自社の美月さん特設サイトにアップしました。
お時間のあるときにでも見ていただけますと幸甚です。

今後も、ツイッターを使っての口コミ企画、
考えてみたいと思います。
同時に、昨日書いたように、
雑誌「いきいき」のように
自社サイトに直接口コミを集めてしまう、
そういう方法論も考えてみたいです。

【本日のアマゾン】
・上位陣、ライトノベルやAKBが多い。ビジネス書、なかなか出てこない。
・『入居者20人待ちのワンルーム経営』ランクイン。この時期に不動産投資の本。驚き。


2011年4月 8日 (金)

606 口コミを反映させるサイト

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昨年、雑誌「いきいき」のサイトが面白い、という記事を書きました。
母の日のプレゼントに雑誌を贈ろう、という発想が面白い、
と思ったわけですが、
1年たって母の日が近づいてきました。
で、いきいきのサイトを見てみたら、さらに進化していました。
素晴らしい!

誕生日のプレゼントに「いきいき」を贈ろう。
母の日のプレゼントに「いきいき」を贈ろう。
という2種類になってまして、
特に誕生日サイトが秀逸、と思いました。

誕生日プレゼントとして贈る場合、
オリジナルメッセージがつけられるのですが、
その実例をサイトで紹介しています。
これ、いいですよね。
思わず自分も、と思います。
「こういうことを書けばいいんだ」というヒントにもなるし。

「口コミ」というのは、昔も今も強烈な手段だと思うのですね。
しかし、昔だと、口コミは本当に文字通りの口コミで、
せいぜい数十人レベルにしか拡散できなかったわけですが、
そしてそれは、私が入社したころ、つまりたかだか20年前でもそうだったわけですが、
今はネットを使っての口コミ、というのが可能になってます。
そしてネットを使えば、目にする人の数、桁数が一気に増えます。

具体的には、例えばミクシィやツイッターを使うやり方があるわけですが、
ツイッターはいわば、口コミの拡散に効果があります。
しかし、ある品物に関する口コミをどこかにまとめる、
というのは苦手。

ミクシィのコミュニティを使えば、
口コミをそこに集めることができますが、
ミクシィの会員でないとみられない。

というわけで、
自社サイトにお客さんの口コミを集められれば、非常に効果的だと思うのです。
自社の宣伝部員が作った宣伝文より、よほど効果的な宣伝コピーを
紹介できるわけで。

で、話を戻しますが、
「いきいき」の誕生日プレゼントサイトは、それを見事に行っている例だと思います。
非常にシンプルだけど、素晴らしい。

小社も、自社本の感想をネット上に書いていただいて、
それを他の人も読めるようにしているのですが、
(ネット書店アマゾンのレビューのイメージ、ですかね)
実際に見てもらうためには、少々手間がかかるんですよね。

書籍の場合は、なかなかうまい展開が難しいのですが、
しかし、やりようによってはあるのでは…。
非常に刺激を受けました。

母の日の方は、アニメが効いていると思います。
何より、かわいらしい。
商品イメージとサイトが合っている。
これ、極めて大事なことだと思います。

こういうサイトを見ると、
自社でも何かできないかなあ、と強く思います。

【本日のアマゾン】
・『涼宮ハルヒの驚愕』と『花物語』って、強いんだなあ。
・『そうか、君は課長になったのか。』お。ランクインしている。
・ここに来て、フェイスブック関連本が増えているという印象。

2011年4月 7日 (木)

605 高田馬場の書店さんに行ってきました


先日、業界紙「新文化」を読んでいたら、
高田馬場の芳林堂さんのことが載っていました。
ビジネス書に力を入れたら、売り上げがグーンと伸びたんだそうです。
(今、手元にその記事がないので記憶だけで書いてます。すいません…)

実は私、まだこのお店に行ったことがないのです。
というわけで、仕事を強引にぶん投げて
(あれ? 以前もぶん投げたような気が…)
高田馬場に行ってきました。

地下鉄高田馬場駅のすぐ近く、
ビルの3~5階です。
最近の大型書店を見慣れた目には、
正直、それほど大きなお店には見えないのですが、
活気があります。とても元気なお店。そんな印象です。
お客さんも、背広姿のビジネスマンから中高生まで、
いろいろいらっしゃいます。

ビジネス書コーナーはもちろん充実していて、
「お。この本読まなくちゃ」
という本がずらずらと並んでますが、
文芸書コーナーにも
「あまり見たことないなあ」という感じの翻訳書が
新刊本と一緒に並べられていますし(私が知らないだけ?)
店員さんが書かれたポップも、いろいろ並んでいます。
いかにも楽しげ。

ビジネス書の前あたり、というべきでしょうか、
入ってすぐ左側、目立つ所にドーンとビジネス書が並んでいます。
これ、どうやら大学1年生向けのフェアらしいです。
(何しろ、早稲田大学のお膝元ですからね)

ふむふむ、と思いながら見ていたら、
「ご自由にお持ちください」
というポップとともに、
「新入生のためのリーディングライフ」という小冊子が置かれていました。

オールカラーで、フェアに並んでいる本全42点の説明、読みどころなどが書かれています。
さらに、著者さんや担当編集者さんのコメントまで入っています。
書店さんに置いてある小冊子にしては
ものすごく丁寧に作られています。

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「これ、誰が作ったんだろう?」
と思って後ろの方を見てみたら、
なんとこの小冊子、芳林堂書店高田馬場店単独で
作ったみたいなのです。
(もう少し正確に言うと、三浦さんという高田馬場店の店員さんが作ったみたいですが、
この方、上記の新文化の記事で、ビジネス書の売り上げを大きく伸ばした店員さん、
ということで紹介されてます。むむむ。凄いなあ)

これだけ時間とお金のかかった小冊子、
出版社でもなかなか作れないのでは?
圧倒されてしまいました。
こういうパワーを持った書店さんだから、
「元気なお店」と感じたのも当然、かも。

この書店さん、今後はもっとまめに伺わなくては。

【本日のアマゾン】
・『30分で達人になるフェイスブック』ランクイン。これ、文庫なのね。
・『ガンダムが教えてくれたこと』アマゾンでは売れてるみたい。

2011年4月 6日 (水)

604 「カギロイ」にて

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先日、会社の人たち数人で、
小ぢんまりとした酒宴がありました。
カギロイ」というお店で、
会社から歩ける距離です。

古い一軒家を改装していて、
3階まで使えるようです。
私たちは2階の畳敷きの部屋でしたが、
1階はカウンターのみ、のようです。

で、この畳敷きの部屋が本当に古い家の中、
という感じで、なかなかいいのです。

もうひとつの特色は、「お味噌」を食べさせるという点。
いろいろな味噌を野菜につけて食べたり、
味噌味の魚や肉が出てきたり。
最後は味噌がのっかったごはんで締め、となりました。

この酒宴、編集部4人と販売部2人、合計6人の会でした。

編集者が書いた本なんかを読んでいると、
「編集部」と「販売部」は仲が悪いものである、
といった記述がしばしば出てくるのですが、
小社の場合、正直、そこまでのことはないと思います。

ただ、まあ、コミュニケーションが万全かと言われれば、
そうとは言い難いわけで。

もっと、いろんな局面で密なやり取りをしなくちゃ、
と思っています。
当然、販売部もそう思っていると思うのです。

そんなわけで、この宴会は、そのとっかかりといいましょうか。

このブログに何度書いていますが、
小社は小さな会社です。
その小ささを強みにすべきだと思っています。
編集と販売が密なやり取りを行うのも、
たぶん、小ささを強みにすることだと思います。

【本日のアマゾン】
・『ツイッターの超プロが教える Facebook仕事術』ランクイン。ツイッターのプロって何?
・『誰も教えてくれなかった運とツキの法則』気になる。致知出版かあ。
・『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史』気になるなあ。

2011年4月 5日 (火)

603 新聞宣伝が気になる

新聞宣伝が気になる
昨日の朝日新聞に、
サンマーク出版さんの広告が載っていました。
「11万部突破」「9万部突破」といった景気のいいフレーズとともに、
近刊5点が載っています。
一番右側、スペース的にも一番大きくて目立つ個所には、
「11万部突破」の『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵著)。
ふむふむ、と思って眺めていました。

で、今日(4月5日)の読売新聞にも、
サンマーク出版さんの広告。
前日の朝日の広告と似ているのですが、
朝日には載っていなかった
『運に愛される人』(中島薫著)が、
一番右側の目立つ所に。

『人生がときめく片づけの魔法』も載っていますが、
真ん中あたりの場所になっていました。

新聞によって、宣伝文などを変えることはしばしばありますが、
掲載する本そのものも変えているんですね。
当然、そうするだけの根拠があると思いますが、
「ふうむ」と感じました。
読売の読者は、片づけよりも運なのか。

実は、今日の新聞宣伝でもっとも気になったのは、
別の出版社のものでして。
朝日新聞6面の、
ビッグコミックオリジナル(小学館)の宣伝です。

中央にドーンと、漫画「深夜食堂」の紹介があるのですが、
そこの宣伝コピーが、
「第100回目の開店です」

つまり人気漫画が連載100回になったよ、
という告知なんですが、
「第~回目」という表現が、
朝から気になっているのですよ。

これ、重複表現のはずなんですが…。

と思ってネットをちらちら見てみたんですが、
「第~回目」という表現、なんというか、
普通になっているんですね。

むむむ。

まあ、日本語も生き物ですから、
昔だったら間違いと判断されていた言葉遣いが、
今は普通に使われている。
そういう事例はたくさんあります。
なので、批判するのが本意ではないのです。
むしろ、今回の小学館さんの広告は、
「第~回目」という表現が普通のいい方になりつつある、
その貴重な事例ではないか、と。

【本日のアマゾン】
・『AKB48総選挙公式ガイドブック2011』予約始まってるのね。
・『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術』ランクイン。これはビジネスブックマラソン効果か。

2011年4月 4日 (月)

602 カウントダウン71日

さてさて。
4月の新刊がずれ込み、
次回の担当は6月。
ということで、ふた月以上、ぽっかりと空いております。

だから、というわけではないのですが、
6月は2冊、7月も2冊、担当します(予定です)。

で、6月は2冊ともお勉強関係、
7月は2冊とも仕事関係の本になります(予定です)。

まあ、6月の2冊の本、お勉強関係とは言っても、
どちらも参考書とか問題集ではありません。
(というか、そういう本は作れません、私)

ひとつは英語の本、
もうひとつは日本史の本、なんですけどね。

各方面の調整が済み次第、このブログにも詳細を書きますが、
勉強の本、というよりは、どちらも
「元気が出る本」になりそうです(予定です)。

ということで、私自身がとても楽しみなのです。

【本日のアマゾン】
・【ブッダにならう 苦しまない練習』ランクイン。気になる。
・『おかえり。5ねんぶりの生協の白石さん』ふむふむ。気になる。
・ライトノベル(だと思うのですが)の表紙カバーって、きわどいんですね。今頃ですが。

2011年4月 3日 (日)

601 社長さんの本の難しさ

雑誌や新聞、テレビなどを見て、
「この社長さんの本を出したい!」
と思うことがしばしばあります。

社内の会議を経て、
その会社の広報部あたりにコンタクトをとるわけですが、
かなりの頻度でNGになります。

「現役の間は本は出しません」
つまり、社長をやっている間は出しません、というわけです。

その理由としては、
社長業が忙しくて本なんか出せない、とか、
今は社長業に専念すべき時だから、とか、
などなんですが、
本を出した後で万が一にも業績が悪化したらまずいから、
というのも、大きな理由なんだろうなあ、
と思います。

先週、某有名企業が会社更生法を申請しました。
その社長さん、実は何冊も本を出していまして、
(いずれも、小社からではありません)
最初の本はかなりのベストセラーにもなっています。
それでも、倒産してしまうことがあるわけで。

最初の本が出た直後に、
私も出版企画を持ってその会社に行ったことがあるのですが、
そして結果的にその企画、ボツになったのですが、
もし本という形になっていたら、
今頃どんなことを考えていたのかなあ。

もっとも、その時点で今回の事態を想像することは、
ちょっと無理だと思いますが。

やはり、
現役の社長さんの本を出すのは、
難しいです。

【本日のアマゾン】
・上位陣、昨日とほとんど変わっていないような。
・『なぜリーダーは「失敗」を認められないのか』ランクイン。今年1月の本。
・『想像するちから』ランクイン。今日の朝日新聞書評欄に載っていた。

2011年4月 2日 (土)

600 【本】『本は、これから』

ワイキューブのことを書こうかな、と思っていたのですが、
600回目という区切りのいい回なので後ろ向きの話はやめまして、
最近読んだ本のことなど。

『本は、これから』
であります。
久しぶりに読んだ、岩波新書であります。

池澤夏樹編で、
本の未来について、37人が語っています。
当然のように電子書籍も話題になっていますが、
電子書籍よりも紙の本がいい、という人が多いです。
というか、ほぼ全員そういっているような。

いちばん印象的だったのは、
代々木上原で幸福書房という書店さんを経営している社長さんの
「小さな本屋がいちばん必要とされる時代がやってくるかも」
というセリフ。

他にも、いいなあ、と思うセリフがありましたので、
書き出しておきます。敬称略、ということで。

「自分が学生だったら出版社に入りたいと思う。
だって、今なら何でもできそうだから。
絶好長の業界に入っても面白くないでしょう、きっと」
(鈴木敏夫)

「いわゆる良書でもテキトーに作られたお手軽本でも、
棚に並べて見渡せば、そこには日本の歴史を背負い、
世界からの風を翻訳という形で表し、
現在の社会を反映した書棚になって読者の前に現れる」
(田口久美子)

「本の読み方がもっと自由になれば、
人と本とのミーティングポイントは増えるはずだと僕は思います」
(幅充孝)

「本や読書の世界が電子ネットワークに引っ越しするだろうからといって、
それで執筆や編集や製作や棚組みのプロセスにひそむ
本質が失われるようなら、読書が終わりなのである」
(松岡正剛)

【本日のアマゾン】
・『一生幸福になる超訳般若心経』インパクトのあるカバーだなあ。
・相変わらずライトノベルすらしきタイトルが多い。

2011年4月 1日 (金)

599 新年度に思う

今日は4月1日。新年度、ですね。

小社の仕事始めは1月5日。
私の入社は(中途入社だったので)8月1日。
決算の関係で小社の期は11月1日から10月31日。

というわけで、
1月5日、8月1日、11月1日は、
「新しい年が始まる!」
という気分になるんですが、
正直、4月1日はそれ程の気分にならないんですよね。

おそらく、目先の新刊の仕事のあれこれが佳境なので、
「新しい」とか「新年度」なんて言っていられるような
精神状態ではないからではないか、と。

幸いに、と申しましょうか、
今年は私、たまたま4月新刊の分がなかったのでのんびりしてますが、
後輩は昨夜、終電の時間を無視して仕事をしていたそうです。
さすがにそういう状態では、
新年度! という気分にはなりにくいですよね。

ただ、今年の場合は、
「今日から新しい毎日が始まる」
と自分に言い聞かせたい。
そんな気持ちです。

というわけで、本日4月1日のブログでした。

ところで。
重大なお知らせです。

新しい毎日が始まるのに伴いまして、
昨日までの毎日の作業を見直しました。
その結果、このブログの更新、ストップすることになりました。
長い間、本当にありがとうございました。
皆様のコメントを拝読するのが、
毎日の楽しみでした。
今後は小社の公式ブログに、
時々書きますので。
そちらをよろしくお願いします。



繰り返しになりますけど、
本日は4月1日ですからね。

【本日のアマゾン】
・『日本の大復活はここから始まる! 』ランクイン。4月14日発売とのこと。このタイトル、当然今回の大震災を受けてのことだと思うが、1カ月で作ったのか。
・『女子中学生の小さな大発見』9年前の本。?


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