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2011年8月18日 (木)

731 300冊献本!

Jeno


以前にも書いたと思うのですが、
日本経済新聞の水曜の夕刊、読むようにしています。

読書欄があって、
もちろん紹介されている本も興味深いのですが、
読書欄の左側にあるコラム、「ベストセラーの裏側」が面白いのです。

朝日新聞の読書欄にも似たようなコラムがありますが、
あちらよりも、出版社の戦略(と言うと大げさですが)が
詳しく書かれているように思います。
その分、こちらとしては参考になるわけで。

もちろん、他社の戦略をそのまま真似できるわけではないのですが、
というか、そのまま真似できる事例の方が少ないのですが、
発想のヒントになるように思うのです。
それに何より、「ヒット」の裏側って、面白いです。

で、昨日(17日)は、角川書店の『ジェノサイド』(高野和明著)でした。

この本、上記の朝日新聞コラムでも紹介していたはずで、
かなり売れているみたいですね。
日経によれば、9刷13万部なんですって。

ヒットのきっかけは、
書店員さん同士のツイッターだったそうで、
その後、伊坂幸太郎さんの援護射撃もあったそうで、

「朝日新聞にも確か書いてあったなあ。
伊坂さんのことも書いてあったかな」

と思いながら読んでいたら、途中で驚愕の事実が!


記事をそのまま書き写しますが、

版元はこの直後、まだ読んでいない書店員向けに見本300冊を配布。


なんですって。

これ、驚きました。
300冊献本ですよ。

結果的にヒットしたからいいのでしょうが、
300冊送ろう、という話が出た時、
おそらくマイナスの意見も出たと思うんですよね。

それだけの手間と時間をかけて、やるだけの効果があるのか?
というやつです。

そういうマイナスの意見に、担当者がどのように反論したのか、
そして社内的にどういう風に根回ししたのか、
詳しく知りたいものです。


しかも、記事によれば発売から2か月後のことらしいのです。

こういう仕掛け、やるとしたら発売直前か直後、ということが多く、
2か月後というのはかなり珍しいと思います。
何しろ、新刊って次から次に出ますから、
正直、2か月前の「新刊」のことを丁寧にフォローするのは、
難しいのです。(と、断言してはいけないのですが)

もちろん、やれる範囲できちんとやってはいますが。
ただ、どうしてもその月の新刊のフォローがあるわけで。

こういう献本作戦、私も担当した本でやってみたいと思いますが、
発売2か月後に300冊、
なんてこと、社内調整できるかなあ。


それに、書店員さんって猛烈に忙しいんですよね。
出版社の「思い」だけで送りつけるわけにはいかないわけで。

その点、この本はツイッターや伊坂さんのコメントが、
効果的だったのでしょうね。

いやあ、それにしてもすごい。
他社の販売部の人の話、角川書店に限らず、聞いてみたいなあ。

【本日のアマゾン】
・『日本と世界を揺り動かす物凄いこと』ランクイン。ふむ。
・『奇跡の「話す」「書く」技術』ランクイン。カバー見たら、どの版元かわかるなあ。
・『ジワジワ来る○○』ランクイン。ふむふむ。

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