728 【本】『朝にキク言葉』
土、日と2日連続でブログの更新ができませんでした。
これ、最近ではかなり珍しいと思うんですが、理由ははっきりしてまして、
我が子を寝かしつけるうちに、自分も寝てしまう。
それが2日続いたわけです。
土日は奥さんの仕事の関係で、私が子守り当番になることが多く、
なかなかパソコンを開けないのですが、
そういう事態は最初からわかっているわけですから、
早朝、我が子が起き出す前にパソコンに向かう、
といった対応策を取ればいいのです。
が、
休日の朝はなかなか起きられないのですよ。
というか、正確に申しますと、最近、平日も早起きができなくなってます。
早起きと言っても大したことはないのです。
午前6時には起きたいんですが、
ついずるずると7時まで寝ています。
というわけで、そんな自堕落な日々に「喝」を入れようと思って読んだのが、
『朝にキク言葉』
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』ですっかりお世話になった、
ひすいこたろうさんの新刊です。
私がいまさら言うまでもないことですが、
ひすいさんの文章、実にさくさく読めます。
ストレスなく、ほぼ一気に読了。
それでいて、中味は深いんですよね。
このギャップが、ひすいさんの本の人気の一因ではないか、と。
本書、朝早く起きるためのノウハウ本、ではありません。
というか、ほとんど出てきません。
たぶん唯一出てくるノウハウが、
「ドルチェ&ガッバーナーと叫びながら布団を蹴飛ばす」
…これだけ。
その代わりに、
朝早く起きることが、どんなに魅力的か。
ということがたくさん出てきます。
そして、朝早く起きたときに読んでほしい文章も詰まっています。
というわけで、
この本を読んでも、朝早く起きる方法はあまりわかりませんが、
朝早く起きたい! という気持ちには間違いなくなります。
いつものことではありますが、
本を読んで印象に残った個所を書き出しますと…
・「今日はいい日だ」一日10回つぶやこう。
・家を中心に、左回りで散歩してください。
・奇跡が起きないのは、飛び込まないからだ。
・どんな時でも手法は百万通りある。
・早起きできなかった日は気にするな。
で、上記のとおり、最近朝早く起きることができなくなっている私には、
非常に刺激的な1冊となりました。
今、9月発売の本のあれこれが進んでいるのですが、
そんな中強引に夏休みを取ったせいか、
ちょっと生活のリズムが乱れているのですよ。
私、記録を取るのがむやみに好きでして、
・毎日の食事
・お小遣い帳
・読んだ本のタイトル
などなどを書き残しているようにしているんですが、
それらが8月になって、見事にできてません。
で、それらの根本的な原因が、
朝起きられないからではないか、と思うのです。
私、非常に単純な人間でして(竹を割ったような頭、と言われてます)
朝早く起きられると、それだけでやる気が出てくるし、
今日はいい日だ、と思えるのですね。
それが、寝坊してしまうとまったく逆の心持ちになるわけで。
というわけで、
本書を読んで朝早く起きる習慣を復活させたい、
と思うのであります。
(…と、ここまで書いて、明日も寝坊したらまずいなあ)
【本日のアマゾン】
・樫木裕実さんの本が1・2位。これ、テレビの影響だと思われます。
・ライトノベルが相変わらず強いが、新書も目立つ。
・『好奇心ガール、いま97歳』ランクイン。ん?
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