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2011年9月14日 (水)

755 インタビューは難しい

編集作業の中で、どうにも苦手だなあ、というのがいくつかありまして。

例えば、表紙カバー。
デザイナーさんからラフ案をいただいた時に、
的確なコメントを言うのが、どうにも苦手です。
デザインを言語化するのが難しい、と申しましょうか。

同じように苦手なのが、
著者さんへのインタビュー。

この場合の著者さんというのは、
社長さんとか職人さんといった、
文章を書くことを専門にしていない人、を指しているのですが、
こういう方たちの本は、
ライターさんにお原稿を書いていただく、という前提で、
社長さんや職人さんの所にライターさんととともにお邪魔し、
じっくりお話をお聞きする、
ということにしばしばなります。

こういう時、基本的に私が質問を出して、
それにこたえていただく、という形で進むのですが、
このやりとりが、どうにも苦手なのです。

要するに自信がないのですが、
「他の人だったらもっと的確な質問をするんじゃないか」
「他の人だったら、もっと面白いエピソードを聞き出すんじゃないか」
という不安にかられながら、インタビューをするのです。
これは、つらいですよ。

よくよく考えたら、こういうインタビューの訓練をしていないのです、私。
毎回、本ができたころに自分自身のインタビューを振り返り、
「ここはもっと突っ込むべきだった」
「このエピソード、もっと広がったはずなのに」
と思うのですよ。

結果的に、その著者さんの魅力を読者に示すことができないわけで、
これはつまり読者に対しても失礼な話で、
どうにもいけません。

最近はさすがに反省し、

・変だな、と思った部分は相手が嫌がっても聞く。
・ここまで聞けば読者は納得してくれるかな、と意識しながら聞く。

ということを意識するようにしています。
(というか、何をいまさら、のレベルですが)

で、たぶん最終的には、
「こいつだったらここまでしゃべってもいいか」
と信用してもらうことがポイントなんでしょうね。
どうやったら信用してもらえるか、それはいまだにわかりませんが。

そういうわけで、自分から喋ってくださる方は、楽です。

先日、ある著者さんにインタビューしていたら、
その方の旦那さんの入院の時の話になり、
これがかなり感動的なお話でした。
ふっと隣のライターさんを見ていたら、泣いてました。
もちろん、これは聞き手の才能ではなく、
お話し好きの著者さんだったから、ですが。

私もジーンと感動しながら、
「このエピソードは使える。まえがきがいいか、本文がいいか」
という嫌らしいことも考えていたのでした。

それにしても。
この著者さんの本、他社から何冊か出ているのですが、
そして旦那さんの入院の話までは出てくるのですが、
今回のエピソードはどの本にもありません。
ちょっと不思議な感じでした。


そういうわけで、
インタビューは難しい。

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・『観音さまから運をもらう方法』ランクイン。
・『神様の女房』話題の本みたい。


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