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2011年9月 3日 (土)

745 【本】『自分の言葉で語る技術』

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会社の勉強会などでお世話になっている、
川上徹也さんの新刊『自分の言葉で語る技術』。
発売一週間ですぐに重版になったらしいですが、
確かにこの本、面白いし、役に立つ。

ネットがこれだけ普及すると、
ウィキペディアからのコピペなどで簡単に文章が作れてしまいますが、
この本のカバー袖にあるコピーどおり、
「コピペの言葉では誰も動かない」。

メール全盛の今だから、
かえって手書きの手紙が脚光を浴びているのと同じように、
こんな時代だからこそ、
自分の言葉で語ることが大事になってくる。
ところが、そのためのノウハウ本があまりない。

というわけで、この本が役に立つわけです。

印象的なフレーズをいくつか書き出します。

・正しいことは、大抵つまらない。
・現場に行って、言葉を捜す。
・サビアタマの法則
・簡単に感動したり号泣したりしない。
・抽象的な言葉を使ったら「たとえば」と続ける。

これらのフレーズが、印象的なエピソードとともに語られるので、
読みやすいし、印象に残ります。

同時に、言葉を扱う商売をしている一人として、
読んでいてドキッとするところも。
(上記の「現場に行って、言葉を捜す」など)

年齢的に、後輩にえらそうなことを言わなくてはいけないこともあるのですが、
そんな時に自分の言葉を使っているだろうか、
正しいことだけどつまらないことを言ってないだろうか。
と、これまたドキッとしたり。

自分の仕事を振り返る契機ともなりました。


そういえば、編集的にもこの本、印象的なところがあります。
最初に「この本は、以下のような方々に効果があります」
という文章を入れることで、
読者層をはっきり示しています。これ、やったことないなあ。

本書には、全部で58のコツが出てくるのですが、
前書き(に相当する部分)に、早くも1個目のコツが出てきます。
これも面白い。

帯に描かれている少女マンガ風のイラストも、
なんだかわからないけれどグッと来る。

そして、
上記の通り、カバーの袖にキャッチコピーが入っているのですが、
帯部分のキャッチコピーと連動している感じがするのです。
こういうコピーの作り方は、私はしたことがなかったので、
印象的でした。

というわけで、
さくっと読めるけれど役に立つ。
ありがたい一冊です。

ところで。

最後のほうに、
九州新幹線の幻のコマーシャルの話が出てくるのですが、
(東日本大震災の翌日に全面開通したため、オンエアを自粛)
このコマーシャルに未来のコミュニケーションのヒントがある、
という指摘は、
鹿児島で生まれ福岡で育った私には、
個人的に非常に印象に残りました。

【本日のアマゾン】
・『体脂肪計タニタの社員食堂』1位。依然として強し。
・『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』9位。テレビ効果か。
・『ジブリの哲学』ランクイン。岩波書店なのね。
・『社長の仕事』ランクイン。シンプルなタイトルだなあ。


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