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2011年10月18日 (火)

785 【本】『殺人鬼フジコの衝動』

Hon

先日の朝日新聞書評欄で、「売れている本」として紹介されていた、
『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子著)を読んでみました。

その記事によると、13刷19万4千部なんですって。
なんという売れ行き!

あらすじをその記事からコピペ(手抜きとも言いますが)すると、

「両親と妹を惨殺され、たった1人生き残った11歳の少女フジコは、
その後の人生をどう歩んだか。幸福を何よりも望んでいたはずの彼女は、
運命の残酷な導きにより、あれよあれよという間に、
残忍きわまりない連続殺人犯へと化してゆく。」

という話でして、まあ、簡単に言ってしまうと「後味の悪い小説」なのです。
主人公のフジコを始め、登場人物のほとんどに感情移入できないし、
感情移入する前に殺されてしまう人物もいるし。

ただ、あまりに悲惨な話なので、
逆に読む分には面白くなってくるというか、
フジコにどんな不運が待っているのか、ページをめくるのが楽しみになるというか、
途中から、読むスピードに加速度がついたような気がします。

小説担当のころは、「感情移入できる主人公にしましょう」と
作家さんに言っていたんですが、
そうでもないんですねえ。
あるいは、今がそういう時代になっているのかな。

本書の読みどころはもう一つありまして、
ええと、ネタばれになってしまうのでうまく書けないのですが、
この小説、フジコの生涯を追っていた女性の未発表原稿が、
その女性の死後、関係者の手によって世に出たという、
構成になっています。
その構成の持つ意味が、読み終わるとわかるという。
この構成も、たぶん人気の一因ですね。

ちなみにこの本、我が子と買い物に出た時に買ったのですが、
「殺人鬼って何?」と質問されて、大変でした。

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