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2011年10月20日 (木)

787 映画「ツレがうつになりまして。」の編集者的感想

Ture

昨夜はぽこっと時間が空いたので、
映画「ツレがうつになりまして。」を見ました。
正直、時間的にこれしかやっていないという消極的な理由でしたが、
かなりよかった。

ベストセラーの映画化なので、おおまかなスト―リーはご存知の方が多いと思いますが、
漫画家の奥さんと、うつになった旦那さん、
二人の生活を淡々と描いています。

あ。以下、ネタばれ、とまではいきませんが、
映画の筋にある程度言及していますので、
予備知識なしにこの映画を見たい、
という方はパスしてください。

いいですか?

書きますよ?

では。

遠慮なく。

主演の二人(宮崎あおい・堺雅人)が素晴らしく、
途中で何度か泣きそうになりながら見ていました。
特に、教会のシーン。

しかし、この映画は夫婦の映画であると同時に、
ベストセラー『ツレがうつになりまして』が世に出るまでを描いている作品、
でもあるのですね。(ということに、見ていて気付いたのですが)

主人公である奥さんは漫画家さんなので、
編集者とのやり取りも出てきます。
そこで、編集者が言われるのが、

「(打ち切りになった)あの作品は、本当に好きで描いてましたか?」
「書き手の気持ちは、編集者にもわかるんですよ」

といったセリフ。
編集者として、どきりとしました。

で、奥さんは書きたいものを探した結果、
自分の家庭を描けばいいんだ、と気づきます。
(その延長線上に、『ツレがうつになりまして』が出てくるわけです)
書き手の本当に書きたいものを、編集者である自分は探しているだろうか。
と、これまたドキッとしたのでした。

終盤近く、本が出来上がり、その出版を記念しての講演会が行なわれます。
(すいません、細部をちょっと、はしょってます)

その講演会が終わり、質問タイムになったときに、ある男性が、

「この本を出してくれて、本当にありがとう」

と声を振り絞るように発言し、
周囲の人たちが思わず拍手する、というシーンがあります。
実はここが一番、グッときました。
この男性と主人公の旦那さん、ちょっとした因縁があって、
それはそれで面白いのですが、
それ以前に、「この本を出してくれて、本当にありがとう」と言ってもらえる本って、
本当に幸せだなあ、と思ったのです。

自分も、誰かにそう言っていただけるような、
そういう本を作りたいなあ。
と改めて思ったのでした。


…それにしても。
宮崎あおいの奥さん役、可愛かったなあ。
こういう奥さんが家で待っていたら、残業なんかできません。

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・『2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本』ランクイン。ふむふむ。
・『部下を育てる「ものの言い方」』ちょっと気になる。

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