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2012年2月26日 (日)

906 化粧扉の次に来るページ

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昨日、一昨日の記事は、
要するに、「自社のやり方だけが常識だと思うのは危険」
という話だったのですが、
それを感じたことが最近ありまして。

単行本の場合、本を開いて最初に出てくるのは、
多くの場合、化粧扉と呼ばれる紙です。
本文とは違う紙で、タイトルや著者名などが
何色か使って印刷されてます。
(ない本もありますが。あと、文庫などにはないのが普通です)

これを「化粧扉」と読んでいるわけですが、
問題はこの次に出てくるページ。

小社の本の場合、「本扉」と呼んでいるページが出てきます。
本文と同じ紙にタイトルが、本文に使われているのと同じ黒色で、
印刷されてます。

実はこのこと、ちょっと不思議ではあったのですよ。
1枚前に、綺麗に印刷されている化粧扉があるのに、
またタイトルを告知する必要があるのかなあ、
となんとなく疑問だったのですが、
まあ、そういうもんなんだろうな、と思って、
これまで作ってきました。

先日、他社の先輩編集者さんから、
「最近の売れている本は、1ページ目からでなく1行目から力を入れている」
という話を聞き、
「1ページ目?」
と思い、他社の本を調べてみたのです。

そうすると、少なくともビジネス書の場合、
化粧扉の次に本扉が来るケースは、かなり少数派。

多くの場合、他社さんは前書きや目次、
あるいは本文の要約や読者への問いかけなどなど、
要するに、読者が「面白そう!」と思えるページになってます。

小説本の場合、化粧扉の次に本扉、という作りはわりに普通のようなので、
小社はそういう流れで作っているのだと思います。
逆に、他社さんも単に会社の伝統でそうしているだけかもしれませんが、
どちらが読者目線かといえば、
やはり他社さんのほうではないか、と。

少なくとも、化粧扉の次に本扉を印刷しなくてはいけない、
ということはないわけで、
そのことを知っただけでも、私にとっては大きな収穫。。
そのことを、他社の先輩編集者さんの一言で、
学びました。

やはり、他社の人と喋ることは必要なんだよなあ。

というわけで、今後は、
化粧扉の次に、いきなり読者が「お!」と思ってくれるような、
そんな内容を印刷したいと思います。
もちろん、ケース・バイ・ケースですから、
これまでどおりのほうが効果的、と思える場合はそのままですが。
そして、意外にそういうケースが多いかも、ですが。

【本日のアマゾン】
・『世界史』上下、売れているなあ。

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