976 【本】『人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
『人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない』、
読了しました。
それにしても、長いタイトルだなあ。
ビジネス書の寿限無みたい。
そんなことはさておき、
幻冬舎社長の見城徹氏と
サイバーエージェント社長の藤田晋氏の共著、第2弾です。
今回も、前作『憂鬱でなければ、仕事じゃない』同様、
かなり面白いです。
まあ、単純に面白いと言ってはいられないのですけどね。
同じ業界でこれだけ頑張っている人がいるのに、
自分は何をやっているのか、
という話ですから。
それはともかく、
今回も二人の考えが微妙に食い違っているところがあって、
そこが読みどころのひとつ、かと。
特に、講演会に対する考えが違っていて、面白かったです。
いつものことながら、印象に残ったフレーズを書き出します。
・汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう。そしてそれを忘れましょう。
・売れたものは、リスペクトしなければダメだ。
・メモこそ、すべてのビジネスマンの基本
・人が休んでいる時に、決して休まないことが僕の言う圧倒的努力
・休日はよく街を散歩する。一番面白いのは、やはり看板だ。
この手の本が売れているということは、
きちんと怒ってもらいたい、
と思っている人が、多いんですかね。
【本日のAmazon】
・『グリーンスムージーをはじめよう』24位。
・『ふじやま学校の朝礼・終礼』ちょっと気になる。
・『置かれた場所で咲きなさい』これも気になる。
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小池様
書き込み、ありがとうございます!
そうなんですよね、嫉妬でついついリスペクトできなくなりそうで。
それはさておき、
ご著書、依然として売れてますねえ!
半年以上売れ続けてますから、最早ロングセラーですね。
投稿: はぎはら | 2012年5月 8日 (火) 19時56分
お久しぶりです。「ねこ背は治る!」の小池義孝です。
この本、電車の中の広告で気になっていました。面白いんですね。
・売れたものは、リスペクトしなければダメだ。
このフレーズが刺さりました! ついついライバル心や嫉妬でリスペクトを忘れがちになりますからね。
投稿: 小池義孝 | 2012年5月 6日 (日) 23時51分