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2012年7月12日 (木)

1037 【本】『キングを探せ』

学生時代、試験が近づくと関係ない本が読みたくなったり、
部屋の掃除をしたくなったり、
ということ、ありませんでしたか?

私は、試験直前になると机の周りを整理してました。

どうやら、今もその傾向があるようで、
結構仕事がたまっている今日も、
1時間近くかけて、パソコンのデスクトップと、机の引き出しを綺麗にしてました。

そして、同じように、
仕事がたまってくると、小説がやたら読みたくなるのです。
いつもは仕事がらみの本が多いんですけどね。

というわけで、先日『キングを探せ』を読みました。
法月綸太郎さんのミステリー。
かなり、面白かったです。

ミステリーの場合、読み終わった瞬間に
「時間がもったいなかった…」
と言いたくなることがたまにありますが(あ。ミステリーに限らないか)
本書は読んでいる間、そして読み終わった後も、充分楽しめました。

テーマは、交換殺人。
これって、「山荘の殺人」ものと匹敵するくらい、
ミステリーにおける古典的なテーマだと思いますが、
法月さん流に、現代的な味付けがしてあります。

何より、非常に印象的なのは、
2人の交換ではなく、4人の交換ということ。
「あいつを殺したい」と思っている人間が4人集まり、
お互い、殺したい相手を交換します。

2人だったら単純に交換すればいいのですが、
4人だとそういうわけにいかないので、
トランプの札を使って、くじ引きを行ない、
殺す相手と順番を決めていきます。
実はこの辺からもう、作者の周到な罠が張られているんですけどね。

この4人、かなりち密な計画を立てているなあ、
と思っていたのですが、途中、思いがけない事故が発生し、
そこから4人の計画が狂ってきます。
しかも、相手は法月警視親子。
こりゃもう絶体絶命だなあ、
でも、ページが意外に残っているなあ、
と思っていたら、犯人たちが意外な行動を取り始めます。

ん? と思っていたら、
ラスト近く、それまで「こういう話だったのね」と思っていた小説世界が、
ガラガラと崩れていきます。
で、前の方に戻って確認し、「なるほど」と納得。
この瞬間と作業が非常に面白いのですが、
逆に、そういう展開が苦手な人には、あまり面白くないかも…。

ミステリーの性格上、
詳しいことを書くとネタばれになってしまうので書けないのですが、
終盤、「あ。とぃうことは○○○○すら、読者をだます手段だったのか!」
ということに気づき、非常に感心しました。

……うわあ。フラストレーションがたまるわ。

【本日のアマゾン】
・夏が近いからか、ダイエット本が目につくなあ。

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