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2012年9月の30件の記事

2012年9月30日 (日)

1117 年末の風物詩

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年賀ハガキの発売開始とか、
紅白歌合戦の出場歌手発表とか、
「年末が近づいてきたなあ」
と思わせるものはいくつかありますが、
出版社の人間にとっては、
来年の手帳や日記を書店さんが売り始めると、
「年末だあ」
と思うわけでして。

何しろ、その分、本を置くスペースが少なくなりますから、
出版社の人間にとっては切実な問題であります。

というわけで、
わが子と遊びに行ったショッピングモールの書店さんで、
来年の手帳を売ってました。
もっとも、自宅近くの書店さんではもっと早く、
先々週くらいから売っていたような…。

手帳を売り始める時期、
年々早くなってませんか。

【本日のアマゾン】
・『督促OL 修行日記』14位。素晴らしい!
・『終電ごはん』18位。こちらも凄い。

2012年9月29日 (土)

1116 【本】『督促OL修行日記』

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この本、売れているみたいですね。
たしかに、面白いです、『督促OL修行日記』。

信販会社に入社した著者が、いきなり支払い延滞中のお客への督促を行なうコールセンターに配属され、そこでさまざまな事件に遭遇する、という実話です。

いきなり「今度電話してきたらぶっ殺す」「お前の会社にいまから行く」
という電話に対応させられるわけですから、
大変なストレスだったと思います。

当然のことながら、主人公は「辞めてやる」と思うのですが、
次第に、仕事にやりがいを感じ始め、成長していく。
そういう、成長の物語であります。

同時に、ストレスいっぱいの職場でどう立ち回るか、
という自己啓発書的な部分もあり、
ここはかなりの読者にとって、ヒントになるのではないか、と。

さらに、主人公が仕事で身につけたコミュニケーションテクニックが、
コラムで紹介されてます。

つまり、いろんな読み方ができる本です。

そういう本って、しばしばテーマが散漫になる危険性がありますが、
著者の文章が読みやすく、すらすら読めることに加え、
何よりその体験が凄いので、一気に読めます。
で、ぐいぐいと読んでいるうちに、読者のほうで、
いろいろなテーマを読み込んでいく。
そういう本だと思います。

「20代のOLにとっては、愛されて評価をされることが存在の証明のようなもの」
という文章がさりげなく出てきて、
思わず唸ってしまいました。

それから、この本に紹介されていたことの孫引きですが、
頭脳労働、肉体労働だけでなく「感情労働」というのもあるらしいです。
自分の感情を抑制することでお金を得る仕事で、
代表的な感情労働は、客室乗務員と集金人。
もちろん、著者の仕事も感情労働、でありますね。

それにしても。
こういう著者を見つけてきたのも、
素晴らしいなあ、と思います。
この本の担当編集者さん、知り合いなので、
どうやって探し出したのか、そのうち聞いてみたいです。

【本日のアマゾン】
・『牛に化粧品を売る』凄いタイトル。ちょっと気になる。
・『光圀伝』本日の「王様のブランチ」で特集していた。

2012年9月28日 (金)

1115 アポイントメントの入れ方について考える

このブログは職場の後輩も読んでいるらしいので
(その割に、ほとんど何の反応もないんですけど…)
たまには先輩らしいことを書こうかな、と。

もっとも、「こんな基本的なこと、いまさら書いてるんですか?」
と言われそうですが。
(もっとも、何書いても後輩からはほとんど何の反応もないんですけど…)

スケジュールの入れ方、についてであります。

例えば、初めてお会いする方と、
「いつにしましょう」
とメールでやりとりして、先方から連続で3日、ご提案いただいたとします。
A日と、次の日のB日と、その次のC日。
で、先方もこちらも、3日とも大丈夫な場合。

この場合、最初のA日にしていただくのが基本。
と思ってます。

なんといっても、初めての方にはちょっとでも早くお会いしたいじゃないですか。
それに、万が一にもA日の都合が悪くなった場合、
B日やC日への変更、比較的、可能なはずです。
(もちろん、すでに別件が入っている可能性もありますが)

これが、一番遅いC日に設定していて、
C日の都合が悪くなったとして、先方に連絡したら、
「昨日のB日だったら空いてたのに」
と言われる可能性大、です。

というわけで、人と会う場合、特に初めて会う人の場合、
できるだけ早い日にお会いするようにしています。

もっとも、初めての方にお会いする場合、
企画書を用意したり、その人に関する本や資料を読みこんだりと、
何かと準備が必要ですから、物凄く早い設定では、
帰ってうまくない時もありますが。
でも、逆にその場合は、
例えば急遽今日会いましょう、
となった場合は、
「書類は、後から送ります」
ということも可能ではないかなあ、と思います。

というわけで、予定をあれこれ入れた結果、
先週の火曜から昨日まで、
毎日日替わりで著者さん(あるいは著者さん候補)と会う、
という日々が続いてました。
さすがに、これはちょっと疲れた…。

【本日のアマゾン】
・『新幹線お掃除の天使たち』6位になっている。
・『僕たちは知恵を身につけるべきだと思う』ちょっと気になる。

2012年9月27日 (木)

書店で、むむむと思う時

お昼ごはんのあと、近くの書店さんに入って、ちょっとビックリしました。

この社長さんに、このテーマで書いてもらいたい。
と思っていた、まさにその通りの本が、
新刊コーナーに並んでいたのです。

ううむ。目先の仕事でバタバタしているうちに、
先を越されてしまったかあ。

もっとも、私がその企画をおもいついたのは一月ほど前ですから、
仮にその会社に連絡を入れていても、
「他社から出ますよ」
のひと言で終わっていたでしょうが。

こういう時って、
この本が売れたらますます悔しいですが、
その一方で、自分の企画力が間違っていなかった、ということにもなるわけで。

売れなかったら、その逆。

どちらにせよ、もっと仕事のスピードを上げろよ、自分。
ということでありますが。

【本日のAmazon】
・『新幹線お掃除の天使たち』かなり気になる。

2012年9月26日 (水)

1013 カウントダウン28日

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イラストレーター・杉浦さやかさんの新刊を、
現在編集中です。

タイトルは、連載時と同じく、
『レンアイ滝修行』です。

杉浦さんご自身のレンアイ滝修行に加え、
現代恋愛事情、さらに結婚式情報を描いてます。

エッセイ部分はほとんど固まりましたので、
来週からはイラストの色校正が始まります。
いつもは全く無縁の仕事なのですが、
この本では色合いが非常に重要ですからね。

で、今日は帯に印刷する、
いわゆるキャッチコピーを考えてました。
若い女性が書き、若い女性が読む本のキャッチコピーを、
若くない男が考えるというのは、正直、なかなか大変でして…。

まして、今回のテーマは「恋愛」。
そういうわけで、候補作を社内の女子社員数名に見てもらったのですが、
「昭和の匂いがしますね」
というご意見もいただき、なかなかつらい午後でした…。
(もちろん、そのコピーは破棄しましたよ)

【本日のアマゾン】
・『はげまして、はげまされて~93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記~』久しぶりにランクイン。
・『私はどうして販売外交に成功したか』古典だが、何かあったのかな。
・『アメリカに潰された政治家たち』お。気になる。

2012年9月25日 (火)

セミナーに行ってみる

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会社帰りに、池袋の某セミナーに参加しました。
この講師で、出版企画ができるかも、と思いまして。

講演会やセミナーに参加する場合、
ほとんどは、その講師さんが本を出せる人かどうか、
その確認が目的です。

これ、決して効率はよくないです。
むしろ、悪いです。
ただ、ご本人の話が直接聞けるというのは、
やはり非常にインパクトがあるわけでして。

まだ本は出してない、でも、メールマガジンやネットで、お名前は目にしていて、ちょっと気になる。
そういう方のセミナーに、行くようにしてます。

で、「やっぱり面白い」と思ったら、セミナー終了後、極力、ご挨拶します。
ご挨拶できない場合もありますが、そういう方はフェイスブックをやっている確率が高いので、
次の日に、フェイスブックからご挨拶。
楽な時代になりました。

逆に、お話をお聞きしてもピンと来ない場合は、
そのまま帰るわけですが。

以前はこういうセミナーに、意識的に行ってましたが、
最近ちょっとサボり気味でした。
また、行くようにしなくては。

ちなみに、今日の方には、
きっちりご挨拶しましたよ。
小社で本当に形にできるかどうかは、また別の話ですけどね。

【本日のAmazon】
・『誰も書かなかった 世界経済の真実』ランクイン。

2012年9月24日 (月)

静岡に行ってきました

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静岡に日帰り出張でした。
某著者さんの、第2弾の取材です。

先週は名古屋に行きましたが、
それに比べると、
行くまでが大変でした。
会社に寄って、メールチェックしてから東京駅に向かったのですが、
何しろ月曜日は、メールがたまってますからね。
危うく、乗り損なうところでした。

それに比べると、帰りはのんびりしてましたよ。
会社へのお土産を買う時間すら、
ありましたから。

【本日のAmazon】
・『日中韓 歴史大論争』ランクイン。ふむ。
・『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』ふうむ。

2012年9月23日 (日)

【本】『鍵のない夢を見る』

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先日、直木賞を受賞した『鍵のない夢を見る』を読みました。
辻村深月さんの短編集。
読み始めたら、やはり、面白い。
ほぼ一気に読了しました。
ただ、並べ方がちょっと気になったんですが、
これは後で述べます。

5本の短編が収録されていて、主人公は全員女性。
5本の中で、一番面白かったのは、
「芹葉大学の夢と殺人」。
(あくまでも、私の主観ですからね)

これ、ミステリ仕立てになっていて、
被害者の女性の側から殺人事件を描いているのですが、
犯人の造形が極めてうまい、と申しましょうか、
こういう人、いるだろうなあ、近くにいたら、いやだなあ、
と思わせます。
そして、ラストにちょっとした変化もあって、
面白く(いやいや、読後感はよくないのですが)読めました。

ラストの「君本家の誘拐」。
これも、終盤の展開で「おお!」と思いました。
赤ちゃんの誘拐事件を母親の立場から描いているのですが、
いやあ、これは男性作家は書けないでしょう。
書こうと思えば書けますが、とんでもない人と思われるのではないか、と。

「美弥谷団地の逃亡者」は、タイトルから考えて逃亡者の話なんだよね、
と思いながら読み進めたのですが、話の展開がどうにもわからず、
終盤の謎解きで「なるほど!」と思ったのでした。
終盤の一気の展開、独特のリズムだなあと思います。

「石蕗南地区の放火」も、怖い話です。
ラスト2ページほどの、主人公の心中を思いやると、
じわじわっと怖くなります。

で、実は最初においてある作品「仁志野町の泥棒」だけは、
正直、いまひとつと申しましょうか、私にはピンときませんでした。
もちろん、これ、あくまでも私の主観ですよ。
ただ、他の作品の方が、どう考えても面白いと思うんですが…。

これを最初に置いているのが、ちょっと驚きでした。
短編集って、最初の方に面白いのを持ってくるか、
あるいは発表順か、どちらかだと思うのですが、
巻末のクレジットを見ると、発表順ではないらしいのです。

とすると、辻村さん(あるいは編集者さん)は、
この作品がかなり面白い、と思っているのでしょうね。

ううむ。
男と女では、印象が違うのかなあ。
女性が読むと、凄く面白い作品なのかも。
ちょっと気になります。

あと、この本のカバーデザイン。面白いです。
薄い紙になっていて、表紙のイラストが透けて見えるんです。
これ、本のテーマを表現しているんだろうなあ。

【本日のアマゾン】
・『本当は怖い昭和30年代』ランクイン。何かあったのかな。
・『ヒーローを待っていても世界は変わらない』朝日新聞書評効果か。


2012年9月22日 (土)

1109 断酒宣言

このブログ、土日になると見ている人がグッと減ります。
(平日も、そんなには多くないんですけどね…)
そういうときを狙って、宣言しておきます。
当分のあいだ、「断酒」します。
とりあえずは、年内いっぱい。

私、糖尿病予備軍でして、血液の数値が平均よりちょっと悪いのです。
まあ、だからといってすぐに薬が必要とか、入院とか、
そんなことはまったくなくて、
2ヶ月に一度、病院に行っては血液検査を行い、
お医者さんから「まあ、この数値なら特に問題ないでしょう」
といわれる。そういう状態。
「お酒、飲まないほうがいいですが、たまにだったら、まあいいでしょ」
といわれる、そんな状態。

ただ、ここのところ、数値が低いなりに安定してまして、
上昇も下降もしてません。

そういうわけで、しばらく酒を断ち、
血液の数値がどうなるか、
見てみたいのですよ。

(酒の席での失敗が立て続けにあった、というのも一因ですけどね)

まあ、そういうわけですので、
「年内はドクターストップにより酒は飲めません」
と周囲には言うつもりです。

ただ、酒宴そのものは好きですから(というか、かなり好きですから)
お酒の席には、これまでどおり参加するつもりです。
もちろん、そういう席に誘われれば、喜んで参加します。
「酒を断っているらしいから」などというご遠慮は、一切ご無用でありますよ。
逆に、「この人の話は聞きたい」という相手には、
こちらから酒宴をお誘いするつもりです。
(こっちはウーロン茶ですが)

【本日のアマゾン】
・『ノエル』12位。「王様のブランチ」効果だな。

2012年9月21日 (金)

1108 インタビュー取材の日々

今週は、なんだか落ち着かない日々でした。
月曜がお休みというのもありますが、
火曜から金曜まで、日替わりで著者さんに会ってまして、
これも、なんだか落ち着かない一因だったのではないか、と。

火曜は著者さんのご自宅で撮影。
水曜から今日までは、著者さんのインタビュー取材でした。
ライターさんと二人で、著者さんにあれこれ質問するというもので、
本のお原稿を書き進めるための素材集め、であります。
当然、ここがきちんとできてないと、いい本にはならないわけで。

もちろん、インタビュー取材の前には、
構成案といいましょうか、お聞きする事柄は整理しているのですが、
お話を聞いているうちに変化することもありますし、
微妙に話がかみ合わないことや、
予想外の展開になることも。
「もっと面白い話が聞けるんじゃないか」と思うこともありますし、
その一方で、「次は何を聞くんだっけ」と思ってもいるわけで。
取材の間、頭がフル回転している気分です。
それだけ、いつもは使っていないということなんですけどね。

そういう時間が3日連続で続いたので、
今日はちょっと疲れ気味です。
「インタビュー取材なんて、もっとバンバンやっているよ」
という編集者さんもいらっしゃると思いますが、
すいません、虚弱体質なもので。

それでも、3日間のインタビュー取材で、
それぞれ、「核」になりそうなキーワードが出てきました。
いい形になりそうです。

(いずれも、本という形になるのは来年です)

【本日のアマゾン】
・『親子で楽しむ わくわく数の世界の大冒険』ランクイン。ん?

2012年9月20日 (木)

AKB48白熱論争

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2012年9月19日 (水)

1106 名古屋出張でした。

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10月発売の編集作業があれこれ残っておりますが、
今日は名古屋出張でした。
たぶん、来年発売となる本の取材です。

正直、デスクワークに集中したい、
という気持ちもあるんですが、
ここで取材しておかないと、
あとあと大変なことになるわけで。

著者さんの会社の場所が変わり、
以前は名古屋駅からさらに1時間ほどかかったのですが、
現在は地下鉄栄駅から徒歩5分。
かなり移動が楽です。

栄といえば、SKE48の劇場があるのですが、
現在は改修工事中なんだそうで。
その辺も見てみたかったのですが、
帰りの新幹線の時間の都合で、
大急ぎで名古屋駅に戻ったのでした。

肝心の取材は2時間半ほどできました。
かなり、いい感じになったと手応えあり。
何度かお会いして、初めて聞けるネタってあるんですねえ。
今回も、
「それ、もっと前に教えて下さいよ」
と言いたくなる話(実際に言ってはいませんけど)があって、
びっくりしました。

早く、形にしなくては。

新幹線の時間がギリギリだったので、
ホームや列車の外観を撮る時間がなく、
結局ドアの写真になってしまいました…。


【本日のアマゾン】
・『スゴい人の法則』ランクイン。ちょっと気になる。
・『陰翳礼讃』ん? なぜ15位。

2012年9月18日 (火)

1105 カウントダウン34日

10月発売のイラストレーター・杉浦さやかさんの新刊、
順調に編集作業が進んでおります。

今日は、杉浦さんのご自宅にお邪魔しまして、
新刊の中に使うお写真+著者写真の撮影。
カメラマン(ウーマン)さんも杉浦さんのお知り合いで、
なごやかかつテキパキと進みました。

本書にも出てきますが、ご結婚を機に引っ越しをされた新居。
幸せムードが漂っておりましたよ。
我が家にも、そういうのが昔は漂っていたのかなあ。(と、思わずしみじみ)

杉浦さん好みの小物や、
趣味で集めていらっしゃるこけしが並んでいて、
とてもいい感じ。
東京スカイツリーが窓から見えるのも、
おしゃれでありました。

今回の撮影のことは、
小社サイト内の特設ページ「杉浦さやか新刊プロジェクト」にも、
近々アップいたします。

撮影終了後、
本文組みの著者チェック分もいただき、
進行、かなり順調でありますよ。
このペースで、最後まで行けるとしたら、嬉しいなあ。

【本日のアマゾン】
・『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』これ、気になってた。
・『106歳を越えて、私がいま伝えたいこと』ちょっと気になる。

2012年9月17日 (月)

1104 【本】『桐島、部活やめるってよ』

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最近、小説を読む機会がグッと減ったのですが、
それでも気になる作家さんは何人かいるわけでして。

朝井リョウさんのデビュー作『桐嶋、部活やめるってよ』。
文庫化を機に。読むことに。
うまい人だなあ、というのが読み終わっての最初の感想です。
20歳の時に、これだけの作品がかけるとは。

この小説、映画にもなってまして、こちらのほうを先に見ました。
映画も、かなり面白いです。

で、原作を読んでみると、
原作と映画、だいぶ違いますね。
基本構造はもちろん同じなんですが、
前半のきわめて映画的な処理は映画オリジナルですし、
原作以上に、吹奏楽部の部長や映画研究会の話が膨らんでいるようです。
もちろん、それには映画的な意味があるわけで、
どっちがいいとか悪いという問題ではありません。

原作では高校生活におけるカースト制みたいなことがちょっと出てくるんですが
(こういう単語がストレートに出てくるわけではないです)
それが映画では、かなり重要なモチーフになってます。
そのために、映画研究会の話が膨らんでいるわけで。

一方、原作でとても印象的なソフトボール部員の話は、
映画ではカットされてます(たしか、そうです)。
これは、これだけで映画になるくらい重い話、なんですよね。

映画研究会の男の子が、中学時代にクラスの女の子と映画に行き、
その帰りがけにマクドナルドに行く、というシーンがあるんですが、
そこでの女の子を見ながらの、
「こんなに美しいものがなんでマクドナルドにあるんだろう、と僕は思う」
という一文、非常に印象に残りました。

というわけで、映画と小説、別物ですが、
どちらも凄く面白い。

ところで、
文庫化に当たって、短編が1個加わってますが、
これがまた、いいのですよ。

前述の、映画研究会の話にリンクするエピソードでして、
これを読むと、人と人の出会いとか、会話というのは、
連鎖しているんだなあ、とつくづく感じます。
(ううむ。表現が下手だなあ)

【本日のアマゾン】
・『置かれた場所で咲きなさい』1位。
・『みんなで、えみふる! 人生が楽しくなる80個くらいの言葉』ランクイン。


2012年9月16日 (日)

1103 本好きな子に

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学校を出て最初に勤めたのが教科書会社だったので、
小中学生がどのくらい本を読んでいるか、
といったデータは時々目にしてました。

もう20年も前ですが、
本当に、読んでなかったですね。
読んでいる子はクラスに一人か2人で、
あとは、読んでいるとしても漫画。
漫画読んでるだけでも凄い、という印象でした。

そしていま、わが子が小4になってみて、
本当に本、読まないなあ、と思います。

小さい頃に読みきかせをしたり、
まめに本屋さんに連れて行ったりしてるんですけどねえ。
どうすれば、本を読む子になるのかな。

国語の教科書なんか、
私が子供の頃に比べて、
とてもカラフルで、とっつきやすくなってるんですけどねえ。

【本日のアマゾン】
・『終電ごはん』15位!

2012年9月15日 (土)

1102 キャラメルボックスの芝居に思う

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昨日、演劇集団キャラメルボックスの芝居を見るため、
会社帰りに池袋に行きました。
「広くてすてきな宇宙じゃないか」
という芝居です。

キャラメルボックスの芝居、これまで何度か見てますが、
初日を見に行ったのは初めてでした。
理由は簡単で、
この芝居、昨日から月曜の4日間しかやってないのですよ。
(その後、大阪へ)

私、基本的に会社帰りに見るようにしているので、
必然的に初日の昨日になったわけです。

で、初日に行ってみて初めて知ったのですが、
キャラメルボックスは「初日特典」というのをやっているんですね。

初日のチケットの半券を2日目以降にもって行くと、
半額でその芝居が見られるらしいのです。

こういうサービスやっている劇団って、
他にもあるんですかね?

それはさておき。

初日に見に来てくれた方限定で
サービスを行なうというのは、面白いと思いました。

こういうの、出版でやるとすると、
どうなりますかね。

初版を買ってくれたお客様限定で
おまけをつけておくとか。

巻数ものの一冊目を買ってくれたお客様限定で、
2巻目を割引するとか。
(値段が2種類存在する、というのは現実的にはムリですけどね)

せっかくのファンの方に、何かサービスできないかなあ。

【本日のアマゾン】
・『スーパー フリーエージェント スタイル』1位。ちょっと気になる。
・『百年法 上』これは「王様のブランチ」効果だな。
・『クビでも年収1億円』ん?

2012年9月14日 (金)

1101 ツイッターの日課

自宅では朝日新聞と東京新聞を取っているんですが、
ビジネス書を編集している以上、日本経済新聞も気になるわけでして、
会社の備品の日経を読んでおります。

もっとも、全部を読んでいるわけではなくて、
(というか、日経を全部読むのはたぶん無理)
紙面の下のほうの、書籍広告が気になるのです。

他社さんのラインナップや売れ筋本、
特にビジネス書でこういうのが出ているんだなあ、
というのがよくわかりますので。

ただ、そうはいっても、
見忘れる日もあるわけでして。

で、そうならない方法を先日、思いつきました。

日経の書籍広告を見たら、
その感想をツイッターでつぶやく。

これを日課にすれば、必然的に、
平日は日経の書籍広告を見ることになるわけで。

と書いていながら、それでも忘れることもありますが、
以前よりは明らかに見る頻度が増えました。

こういうツイッターの利用法もあるなあ、
と思った次第です。


編集部アカウントのツイッター、しばしば書き忘れてしまうので、
同じように、編集部アカウントでの日課も決められるといいのですが、
これがなかなか難しいのですよ…。
何かないかな。

【本日のアマゾン】
・『宋文洲猛語録』ランクイン。気になる。

2012年9月13日 (木)

新聞宣伝打ちました

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今朝の朝日新聞に、9月新刊の宣伝が載ってます。
今回は、4月刊行の『これを食べれば医者はいらない』も
載ってます。

この本、ありがたいことに版を重ねてまして、
現在11版。
先日も重版が決まりました。

ただ、この本の宣伝を行なう機会がなかなかないのですよ。
この本だけの新聞宣伝も何度か行なってますが、
そう頻繁には行えないわけで。(お金がかかりますからね)
9月新刊の新聞宣伝のスペースを借りて、
行なわせいただきました。
その分、9月新刊のスペースがちょっとずつ削られてるわけです。

というわけで、
それなりの効果がないとまずいわけで、
しばらくは胃の痛い日々が続きそうです。

それにしても。

単独の新聞宣伝をバンバン打てる他社さんって、
どういうふうにやりくりしてるんでしょ…。

そして、これだけ様々なメディアが増えている中、
いまだに新聞紙面が本の宣伝としては一番、
というのはいつまで続くんでしょ…。

【本日のアマゾン】
・『ワーク・シフト』4位。ふむふむ。
・『その健康法では「早死に」する!』ランクインしてるのね。

2012年9月12日 (水)

携帯にて。

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先日、著者さんの事務所で、打ち合わせをしてきました。
その時、事務所にいい感じの音楽が流れていたので、著者さんに、
「これ、なんていう曲ですか」とお聞きしたところ、
「これです」
とCDをみせてくださったので、
すぐに写真を撮らせてもらいました。
こういうのができるなんて、
数年前には思いもしなかったわけで、
便利になったなあ、
と改めて思ったのでした。

携帯、まだまだ使える機能があるんでしょうねえ。

【本日のAmazon】
・『2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する』ランクイン。今朝の日経に大きな宣伝が載っていた。

2012年9月11日 (火)

1098 社内勉強会

昨日は、社内勉強会でした。
川上徹也さんに無理をお願いして、
数カ月に1回ペースで勉強会の講師をしていただいてます。

昨日は特別ゲストとして、
某大型書店の書店員さんに来ていただきました。

書店員さんから見た、気になる本や使いたくなるポップのお話などなど、
勉強になるお話をたっぷり聴けました。

後半は、これから出る自社本を担当者がプレゼンしたのですが、
なんだか売り込みタイムになったような…。
そこでも、カバーデザインのことなど、貴重なご意見が聞けました。

私も、単行本編集者としてはまだ3年目ですが、
社歴は長くなってしまってますので、
こういう勉強会を時々行なって、
社内の若い人たちに刺激を与えなくては、
と思うのでありますよ。
まあ、実際のところは、
私自身が聞きたい話を、一人で聞くのはもったいないので、
人数を集めてるんですけどね。

で、会のあと、会社の近くで飲み会を行なったのですが、
さらに2次会に行ってしまい、記憶がなくなったことを、
告白します。

【本日のアマゾン】
・『プロ法律家のビジネス成功術』売れてるなあ。


2012年9月10日 (月)

1097 新しいカウントダウン

さてさて。このブログでも情報をアップしてきました9月新刊、
すなわち、
『もう会社に頼らない。SNSブランディングという生き方』(福島清史・坂口茂樹共著)
『「心が折れない子ども」の育て方』(江藤真規著)
の2冊、早いところでは明日11日から、書店店頭に並ぶはずです。

で、この2冊が一区切りついたところで、
新しい本の編集作業が、じわじわっと忙しくなってます。
次回は10月中旬。
イラストレーター・杉浦さやかさんの新作です。

今回の本、小社の小説誌に連載していただいたものをまとめるので、
率直に申しまして、少しは楽かなあと思っていたのですが、
杉浦さんのお作りになった台割(どのページにどの記事が来るか、という設計図)
をよくよく見たら、
雑誌連載のお原稿よりも、新規書き下ろしのお原稿の方が、
ページ数、多いのです。

まあ、その分、
拝読するのが楽しみでありますよ。

【本日のアマゾン】
・『生きる悪知恵』1位だ。
・『人は誰でも講師になれる』ふうむ。


2012年9月 9日 (日)

1096 100人の営業マン

業界紙「新文化」に、ちょっと気になる記事が載ってました。

「ポプラ社はなぜ返品率を削減できたか」
という見出しでして、
ポプラ社の書籍返品率は26・2%。
これは、業界平均より11・4ポイント低いんだそうです。

削減できた大きな理由として、
「半受注委託制度」というのが出てきますが、
これは正直、かなり業界っぽい単語ですし、
弊社ですぐ真似できるのか、というと大いに疑問なので、
ここではあっさり割愛。
この記事で個人的に気になったのは、下記の2点、なのであります。

●1章程度のゲラと表紙見本が、発売2ヶ月前にできている

書店への営業活動が始まるのが、発売の2ヶ月前。
その段階で、1章程度のゲラと表紙見本をもって、
書店に行くらしいのです。
これ、弊社の本作りの時間間隔から言ったら、
とてつもなく、速いです。
このくらいのスピード感がないと、
書店さんへの営業活動もやりにくいんだろうなあ。
弊社も、ちょっとでも早く表紙見本を作らなくちゃ。
と思うのですが、にしても、速いです。

●営業マンが100人体制

ポプラ社の営業マンは、正社員、契約社員をいれて、全国100人体制。
これも、弊社ですぐまねできるわけではありませんが、
逆に、そこまで営業マンがいないという前提で、
ではどういうやり方ができるのか、
考えなくては。と思ったのでした。
それにしても、100人かあ。

【本日のアマゾン】
・『その日東京駅五時二十五分発』ランクイン。朝日新聞書評効果だ。
・『未完の贈り物』朝日新聞に宣伝が出ていたなあ。

2012年9月 8日 (土)

【本】『売れる作家の全技術』

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大沢在昌さんの『売れる作家の全技術』を読んでます。
作家志望の人たちを相手に、
売れっ子作家の大沢さんが、
作家になるためのノウハウを教えるという、
実に贅沢な企画であります。

2色刷りで、まるで参考書のつくり。
実際、作家になりたい人にとっては、
非常に参考になると思います。

で、何度も出てくるのが、
「作家は、作家であり続けることが難しい」という指摘であり、
実際、大変なんだなあ、と痛感します。

まあ、私の場合、昔は文芸の担当もしてましたので、
作家さんの大変さは少しは理解しているつもりですが、
現役の作家さんの発言は、重みがあります。

『新宿鮫』を「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載していた意図も説明しています。
当然のことながら、そこには戦略があつたわけで。

ノンフィクション系の編集者である私にも、勉強になりました。

【本日のAmazon】
・『空飛ぶ広報室』ランキング。「王様のブランチ」効果だな。

2012年9月 7日 (金)

妄想企画

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今日は極めて軽いネタです。

小社の近くに、飛鳥新社さんのビルがあります。
新刊がずらっとディスプレイされてまして、
その中に話題の写真集『佐川男子』があります。

佐川のドライバーさんたちの写真集、なんだそうです。

オフィスに定期的にやってくる宅配業者さんって、
OLさんたちの話の種になりやすく、
カッコいい人だと、人気も出るらしい。
そういう状況を踏まえての写真集だと思います。

では、職場の男性たちを読者に想定した場合、
どんな写真が考えられるか。
『佐川男子』の女子版ですね。

飛鳥新社さんのビルから近くのコンビニまで、
歩きながら考えまして、
思いつきましたよ。

『ヤクルト女子』

どうでしょ?

あと、編集部に限定した場合は、
『談話室滝沢女子』
というのもアリ。

もっとも、談話室滝沢なんて、
若い編集者は知らないかも…。

【本日のアマゾン】
・『世界のお金は日本を目指す』上位に。
・『ルパン、最後の恋』ランクイン。

2012年9月 6日 (木)

本のまくらフェア

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いってきました、巷で話題の、
「ほんのまくら」フェア。

紀伊國屋書店新宿本店で、
今月16日までやってます。

フェア台にはずらりと100点の文庫が置いてあるんですが、
全てにオリジナルカバーがかかっていて、
その本の出だしの1行、
つまり、本のまくらが印刷されてます。

カバーはビニールパックされているので、
タイトルも、カバーデザインも、
わかりません。
わかるのは、カバーに印刷されている、本のまくらだけ。

それだけの判断材料で、
買う本をえらぶわけです。
どんな本なのか、まるでわかりませんから、
まるでバクチみたい。

でも、これがかなり楽しいのです。
売り上げもいいらしく、
期間が延長されたらしいです。

こういう思いつきを形にするのが、何より素晴らしいと思います。

それに、リアル書店ならではの、
アイデアだと思うのですよ。
こういうの、他にもできないかな。

【本日のAmazon】
・『みんながブッダ』ちょっと気になる。ダイヤモンド社なのね。

2012年9月 5日 (水)

ポップ作りました

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(このネタ、まだ書いてませんよね…?)
9月新刊『もう会社に頼らない。SNSブランディングという生き方』
の、書店店頭用ポップを作りました。
なかなか、いい感じだと思うんですけど…。

この本の、帯に印刷している文言をコピペしておきます。
いわゆる、帯コピーですね。

■帯オモテ

3年後、大きな差がつく
行動マニュアル!

転職活動しないのにヘッドハンティングされる!
地方私大卒、コネなし、英語も苦手
――ごく普通のサラリーマンが
キャリアアップし続ける「成功の手順」とは?

推薦! 新田龍氏(キャリア教育プロデューサー)
川上徹也氏(湘南ストーリーブランディング研究所代表)

■帯ウラ

望みどおりの人生を手にするために、今すぐやるべきこと
●会社任せでは、やりたい仕事なんて回ってこない
●セルフブランディングのための2ステップ
●自己の強みを発見するための8つの視点
●自分の評判をネットの口コミで広げられる
●Job Hunting にとって、どのSNSメディアが最適か
●採用する側からのアプローチを増やすために
●働き方の多様化とセルフブランディング

【本日のアマゾン】
・NMB48 ファースト写真集 『 きゅんとどきっ 』城さん、載っているらしい。
・『営業マンは「目先の注文」を捨てなさい!』日経の宣伝、目立っていたなあ。


2012年9月 4日 (火)

1091 ヒットメーカーが3人いれば局は変わる

朝、新聞をボーっと見ていたら、ちょっと面白い記事が載ってました。

最近、フジテレビの視聴率がおもわしくないそうです。
その再浮上の切り札として、
かつてのヒットメーカー・太多亮氏が第一線に戻ってきた、
という記事でして、太多氏のインタビューが載ってました。

その中に、
「ヒットメーカーが3人いれば局は変わるし視聴率も戻せる。
そんなに難しいことじゃない」
という発言があります。

フジテレビって、社員数が1400人以上らしいんですが、
そんなに大きな組織でも、3人で変えることができる。
と言っているわけです。
これ、凄くないですか。

小社、社員数で言ったらフジテレビの10分の1以下ですから、
3人もヒットメーカーがいたら、こりゃもう大変なことになります。

もちろん、太多さんは立場上、楽観的なことしか言えないのでしょうが、
それはそれとして、明るい気持ちになれたのでした。

3人いれば、変えられる。
そう思えるだけで、なんだか楽しくなるじゃないですか。

……あれ?

3人のアンチ・ヒットメーカーがいたら、
逆の方向に変わるということ、ですかね。
ひいい。

【本日のアマゾン】
・『外資系金融の終わり』ちょっと気になる。


2012年9月 3日 (月)

1090 カウントダウン1日、のはずですが

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このブログでは、週1ペースで、今担当している本のことを書いています。
で、その記事には「カウントダウン○日」という見出しがつくことが多いです。

この「カウントダウン」というのは、
見本本が編集部に届く日、を指しています。
つまり、カウントダウン0日が、見本本のできる日。

ということで、予定では明日4日に見本本ができるはずだったのですが、
1日早く、本日、見本本ができてきました。

ということは、ひょっとするとあと1日、進行に余裕があったのかな…?
たった1日、と思われるかもしれませんが、
ギリギリのスケジュールになってくると、
残り時間が24時間あるかないかって、
かなり重要なのですよ。

まあ、それはともかく。
見本本ができてきました。

江藤真規さんの『「心が折れない子ども」の育て方』と、
福島清史さん・坂口茂樹さんの
『もう会社に頼らない。SNSブランディングという生き方』
です。

お母さん向けの子育て本と、
ビジネスパーソン向けのセルフブランディング本。

かたや、何冊もご著書のある著者さんと、
今回がデビュー作となるお二人。

いろんな意味で、かなり異なる2冊となりました。

さてさて。
明日は各方面に郵送です。

【本日のアマゾン】
・『“健康常識"はウソだらけ』ランクイン。ちょっと前の本だな。
・『なぜ、「食べる順番」が人をここまで健康にするのか』ちょっと気になる。

2012年9月 2日 (日)

1089 【本】『漫画貧乏』

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職場の同僚から、『漫画貧乏』を借りて読みました。
作者の佐藤秀峰さんは、
『ブラックジャックによろしく』や『海猿』で知られる漫画家さん。
漫画化デビューから、漫画サイト立ち上げまでを描いています。

佐藤さんのお名前は、これまでも時々ネットで見かけてましたし、
最近は『ブラックジャックによろしく』の2次使用を完全フリーにした、
ということで話題に。

ということで興味深く読んだのですが、
実にまっとうと申しましょうか、
素直に「ふむふむ」と思いながら、読みすすめました。

私自身は出版社に勤めている人間ではありますが、
漫画には仕事上の接点がまったくなく、
自社の漫画編集者がどのような仕事をしているのか、
わかっていないのです。
ですので、ひょっとすると漫画編集者からは
とんでもない感想に思われるかもしれませんが…。

「原稿料では赤字続き」と再三書かれていて、
「え! あれだけ売れているんだからそんなことはないでしょ」
と思ったのですが、多大な収入を得ているのは本になってから。
最初の、雑誌連載時の収入では、
アシスタントの給料を払う段階で赤になるらしいのです。
で、ここで「本の収入があるんだからいいじゃない」
と思うと、そのあとの論を読み進めるのが、
ちょっとつらいかも。

週刊ジャンプの『バクマン』、毎週読んでました。
そこでは、主人公の漫画家がやはりアシスタントを数人雇っているのでが、
彼らの給料に関する話は、そういえば、出ていなかったような。

たぶん、アシスタントのギャランティ、
漫画家さんではなく出版社が負担すれば、
問題のかなりの部分が解決すると思うんですが、
現実問題として、そうはいかないんでしょうね…。
複数の出版社さんと仕事をしている漫画家さんなんかだと、特に。

そのわりに、デビュー早々の漫画家さんも
アシスタントを雇っているような気がするんですが、
その場合もやはり、漫画家さん本人が給料を払っているのかなあ。
だとすると、かなり大変そう。

上記以外に、
読み進めていて印象的だった箇所が、2点あります。

佐藤さん、自社サイトで自分の本を売ろうと思いつき、
出版社と相談するんですが、
最初の会社は「定価の80%で」と言ってきます。
それが、まあ、業界の習慣みたいなものなんですが、
別の社は、あっさり「70%でいきましょう」
という返事。

そもそも、著者への印税が10%、というのも、
あくまでも業界の常識、習慣なのであって、
もっと多くても、少なくても、
あるいは部数に応じて変わっても、
それが法律違反になるわけではないのです。

そのくらい、出版業界というのは前例、習慣に影響されているんだよなあ、
と思ったのでした。

もうひとつ。
漫画をダウンローで販売するサイトを
佐藤さんは2010年に立ち上げて、
いろんな試行錯誤や失敗を経て、
現在、約2万の会員がいるのだそうです。

このサイトと同じ事を始めても、
2万の会員になるには相当の時間がかかるはずで、
そしてそのとき、佐藤さんのサイトはもっと人が増えているはずで。

何が言いたいかというと、
思いついたアイデアを形にするのが早ければ早いほど、
後から来る人が追いつくのは大変なんだよな、
という事実です。

本書は他にも、
編集者と作家のやり取りとか、
作家の思いであるとか、
とにかく読みどころ、満載でありました。

【本日のアマゾン】
・『ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門』気になる。
・『マルティン・ルター』ランクイン。ん?

2012年9月 1日 (土)

1088 懺悔します

土日になると、このブログをご覧になる方が激減するみたいです。
というわけで、こっそり懺悔します。

先日、仕事関係の方からお原稿を預かったのですが、
そのお原稿を拝読し、感想メールをお送りするのに、
ちょうど一ヶ月かかってしまいました。

8月1日にいただいて、
感想メールをお送りしたのが8月31日。
(もちろん、いただいた旨の報告メールは1日にしてますが)

これだけ時間がかかったのは、
たぶん初めて。とんでもない記録になってしまいました。

言い訳は、いたしません。
これは、明らかに仕事の段取りが悪いからで。

9月からは、時間管理をもっときちんとやらなくては。
その日のうちに終わらせる仕事、
その週のうちに終わらせる仕事、
きちんと終わらせないといけないなあ。

【本日のアマゾン】
・『日本大沈没』ここに来て、またランクアップ。
・『お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」 』ちょっと気になる。

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