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2012年9月17日 (月)

1104 【本】『桐島、部活やめるってよ』

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最近、小説を読む機会がグッと減ったのですが、
それでも気になる作家さんは何人かいるわけでして。

朝井リョウさんのデビュー作『桐嶋、部活やめるってよ』。
文庫化を機に。読むことに。
うまい人だなあ、というのが読み終わっての最初の感想です。
20歳の時に、これだけの作品がかけるとは。

この小説、映画にもなってまして、こちらのほうを先に見ました。
映画も、かなり面白いです。

で、原作を読んでみると、
原作と映画、だいぶ違いますね。
基本構造はもちろん同じなんですが、
前半のきわめて映画的な処理は映画オリジナルですし、
原作以上に、吹奏楽部の部長や映画研究会の話が膨らんでいるようです。
もちろん、それには映画的な意味があるわけで、
どっちがいいとか悪いという問題ではありません。

原作では高校生活におけるカースト制みたいなことがちょっと出てくるんですが
(こういう単語がストレートに出てくるわけではないです)
それが映画では、かなり重要なモチーフになってます。
そのために、映画研究会の話が膨らんでいるわけで。

一方、原作でとても印象的なソフトボール部員の話は、
映画ではカットされてます(たしか、そうです)。
これは、これだけで映画になるくらい重い話、なんですよね。

映画研究会の男の子が、中学時代にクラスの女の子と映画に行き、
その帰りがけにマクドナルドに行く、というシーンがあるんですが、
そこでの女の子を見ながらの、
「こんなに美しいものがなんでマクドナルドにあるんだろう、と僕は思う」
という一文、非常に印象に残りました。

というわけで、映画と小説、別物ですが、
どちらも凄く面白い。

ところで、
文庫化に当たって、短編が1個加わってますが、
これがまた、いいのですよ。

前述の、映画研究会の話にリンクするエピソードでして、
これを読むと、人と人の出会いとか、会話というのは、
連鎖しているんだなあ、とつくづく感じます。
(ううむ。表現が下手だなあ)

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