1176 【本】『ナインティナインの上京物語』
たまに、芸人さんの本を読みたくなることがあります。
この本は、タイトルと簡単な紹介をネットで目にして、
気になっていたのです。
というわけで、先日、読了。
著者は、ナインティナインの元マネージャ。
大阪から東京に進出してきた時のマネージャさんで、
猛烈に忙しく、売れっ子になってますます忙しくなっていく二人を、
至近距離で見てきた人、です。
というわけで、
苦労話がいろいろ出てきます。
寝不足で大変だったとか、
お店を知らないのでカラオケ屋さんで食事をしていたとか。
ただ、この本が単なる苦労話の本、
あるいは、それを知っている私って凄いという自慢本で終わっていないのは、
岡村隆史さんの「自己プロデュース」のエピソードがかなり、面白いのです。
・新人演芸コンクールで他の出演者より目立つために、あえてスーツを着た。
・
・実力がつくまでは、ゴールデンタイムの出演をかたくなに断った。
などなど…。
芸人の自己プロデュースといえば、
島田紳介さんが有名ですが、
岡村さんも考えているんだなあ、
とびっくりしますが、
考えているから、売れたのかも。
彼らは、大阪で売れっ子になる前に東京にやってきて、
そのまま20年以上売れっ子の状態が続いているという、
極めて珍しい芸人さんなのですが、
このことに関して、
「彼らは強運の持ち主だと思うが、その強運を活かせたのは
やはり岡村と矢部だったから」
という一文が、非常に印象に残りました。
全然ビジネス書っぽくありませんが、
自己プロデュースの参考書として、
かなり参考になるのではないか、と。
【本日のアマゾン】
・『わたしを離さないで』2位。ん?
・『20歳の自分に受けさせたい文章講義』これははてなブックマークで話題になっていた。
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