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2013年3月13日 (水)

1276 【本】『談志が死んだ』

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立川談志が死んだ日から数カ月の様子を、
弟子の視点で描いた実録小説、であります。

著者の談四桜さん、『シャレのち曇り』でデビューした作家さんでもありまして、
たぶん、立川一門ではかなり早い段階で本を出していた人ではなかろうか、と。

そしてすっかり忘れていたのですが、
談志一門が落語協会からだったしたそもそものきっかけは、
真打ち昇進試験に談四桜さんが落ちたから、
だったんですね。

師匠の死んだ日のことから始まるのですが、
中盤詳しく書かれるのは、
師匠・談志がなぜ怒ったのか。

弟子の談春(談四桜さんから見ると弟弟子)が書いた小説『赤めだか』。
これを談四桜さんが書評で褒めたら、
なぜか師匠の談志が大激怒。
破門だ! ということになり、大慌てで謝りに行くものの、
なぜ激怒しているのかがわからない。

談志は、なぜ怒ったのか。
それが、中盤の大きなテーマでありまして、
このあたり、ぐいぐい読ませます。

で。ここから先はネタばれになってしまうので詳しくは書けませんが、
そしてはっきりこれが理由、と説明されるわけではないのですが、
たぶんこれだろう、という真相に談四桜さんは行きつきます。
そして、大いにショックを受けます。
かつて憧れていた師匠・談志が、
あの時のような人ではなくなった。
壊れてしまった。

つまり、『談志が死んだ』。
これが、タイトルの深い意味ではないか、
と思うのであります。

そしてそれだけに、帯のキャッチコピーは大いに謎です。

「チクショー、やりやがった」
42年前のあの日、談志は本気で嫉妬した。
三島由紀夫の派手な死に様に……。

という文章で、もちろん上記のシーンは出てきますが、
この本の中ではかなり枝葉の部分であり、
面白い箇所はもっとあると思うんだけどなあ…。


それはともかく。
落語好きな人間である私は大喜びで読んだのですが、
そうでない人にとってこの本、面白いのか、どうか。
微妙です。

ただ、師匠と弟子という独特の世界の一端はわかります。
それだけでも、読む価値があるかも、です。

ちなみにこの本、実は神保町の某飲み屋さんにて、
お店の人から貸してもらいました。

当然、近いうちに返却に行かなくてはいけないわけで。
その時に、またお酒を飲まなくてはいけないわけで。

ううむ。これは、商売としては上手かも。

【本日のアマゾン】
・『会社脳の鍛え方』1位。ふむふむ。
・『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』気になる。

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