【本】『不格好経営』
せんじつ、『不格好経営』を読みました。
かなり売れているみたいですね。
株式会社DeNAの創業社長、南場智子さんの本。
自社の「失敗」に焦点を当てていて、
非常に興味深かったです。
他人の成功より、失敗が気になるわけでして。
この本、南場さんが本当に書いているらしいですが、
たしかにそうだろうなあ、と思いました。
独特の文体と言いましょうか、クセがあって、
そこが面白いのですが、読みにくいと思う人もいるのではないか、と。
そして、こういう独特のクセって、
ライターさんが出すのは至難の業だと思うのです。
しかし、この本に関して一番印象的だったのは、
同じ職場の文芸チームの後輩。
「あ。南場さんの本、読んでるんですね。私も読みましたよ。
南場さんの本、絶対面白いはずだから、出たら読もうと思っていたんですよ。
なんで、今まで出てなかったんでしょうね」
…ビジネス書の編集者としましては、
実に耳の痛い一言でして。
なんで、今まで企画会議に出さなかったんだろう。
【本日のアマゾン】
・『人間にとって成熟とは何か』4位だ。今朝の朝日新聞の宣伝、目立ってたなあ。
・『不格好経営』43位。ロングで売れてます。
« 1404 ふっと思い出した電話の件 | トップページ | 忙中閑あり、と言いたいなあ »
「本の記録」カテゴリの記事
- 『すてきなおみせの包装紙レターブック』の素晴らしさを語りたい。(2022.05.27)
- 『すごいタイトル㊙︎法則』はタイトル会議の前日に復習すべき本。(2022.05.16)
- 『理系の仕事術』で時間管理について改めて考えてみた。(2022.05.09)
- 『もじモジ探偵団」はフォント好きにたまらない1冊。(2022.04.14)
- 『佐久間宣之のずるい仕事術』は自社の若手社員に読ませたい仕事本だった。(2022.04.12)
コメント