【本】『NISAにゅうもん』
山田真哉さんの新刊『NISAにゅうもん』を拝読しました。
平仮名表記のタイトル。そして表紙カバーにどんと描かれた脱力系のイラスト。
初心者向けのNISAの本であることが、一目瞭然であります。
しかし、1章を読み始めて、ちょっとのけぞります。
NISAは、一言でいうと「日本人改造計画」
え! という感じですが、読むと納得、「なるほど」です。
ここで、NISAの理論をまずガチッと説明し、
(だから、できることとできないことの説明が非常に明快)
そこから各論に入っていく。
私には、非常にわかりやすかったです。
そして、本書の最大の特徴は2章と3章だろうと思います。
2章は著者である山田さんご本人の、
3章は個人投資家10人の、
リアルな失敗談なのです。
失敗は、成功のための反面教師になる。
他人の失敗は面白い。
よくいわれることですが、
投資の本で、ここまでたくさんのリアルな失敗を語った本って
珍しいのでは。
それだけに、非常に参考になります。
これを読んで、私もNISAの口座を開設しようと思いました。
それにしても。
本書2章の失敗談だけで、
もう一冊作れたんじゃないですかね…。
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・『税務署は見ている。』ふむ。
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