【本】『キミに力をくれる言葉』
ひすいこたろうさんの最新刊です。
今回も、とても面白いです。
長嶋茂雄氏やカーネル・サンダースといった有名人の
知られざるエピソードを紹介しつつ、最後は元気をもらえる。
読後感の素晴らしい話が10本、入っています。
それだけでも十分に楽しいのですが、
編集者として興味深かったのは、あとがきです。
実はこの本、『心が折れそうなときキミを救うコトバ』の第2弾なのですが、
ひすいさん、続編ということでなかなかモチベーションが上がらない。
そんなひすいさんをその気にさせた編集者さんとのやり取りが
あとがきに紹介されていて、
興味深いのです。
こういう裏話って、なかなか読む機会がないですから。
詳しいことは現物を読んでいただくのが一番ですが、
猛烈にはしょって書くと、
担当編集者一人のために本を書こう、
そう思った瞬間に、ひすいさんにスイッチが入りました。
つまり、
この人のために本を書かせようと思わせる言動を、
担当編集さんが取ったということです。
本作りの基本って、
一人のために、なのかもしれません。
一人の読者のために。
【本日のアマゾン】
・『柔訳 老子の言葉』1位。ん?
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管理人様
初めてコメントさせていただきます。
この度は、弊社刊行物をお取り上げくださいまして、誠にありがとうございます。
今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。
SBクリエイティブ
学芸書籍編集部
担当者より。
投稿: | 2013年11月15日 (金) 18時04分