【本】『善き書店員』
先日、天狼院書店さんで購入した1冊。
ただいま、ゴリゴリと読んでいます。
書店員さん6人にじっくり話を聞いた本でして、
6人の仕事に対する考えや、
実際のお仕事ぶりが浮き上がってきます。
意識的に、だと思いますが、
本書には小見出しが出てきません。
ひたすら、書店員さんの話言葉だけで進みます。
静かなノンフィクション、という印象であります。
それでもぐいぐいと読み進められるんですから、
著者の木村さんの構成が、
よほどしっかりしているのだと思います。
先行きが決して薔薇色とは言えない出版業界。
その最先端で働いている人たちの話を読んでいると、
この業界のつらさと、その先のかすかな希望が見えてきて。
複雑な思いになります。
そして、ちょっと泣きそうになるところも。
私も仕事、頑張らなくては。
と切実に思います。
« 眞鍋かをりさんのサイン会、大阪で。 | トップページ | 婦人公論が売れている、らしいです。 »
「本の記録」カテゴリの記事
- 『すごいタイトル㊙︎法則』はタイトル会議の前日に復習すべき本。(2022.05.16)
- 『理系の仕事術』で時間管理について改めて考えてみた。(2022.05.09)
- 『もじモジ探偵団」はフォント好きにたまらない1冊。(2022.04.14)
- 『佐久間宣之のずるい仕事術』は自社の若手社員に読ませたい仕事本だった。(2022.04.12)
- 『落語家あるある」は勉強になる1冊でした。(2022.04.05)
コメント