【本】『情熱の伝え方』
『情熱の伝え方』を読みました。
テレビ番組「情熱大陸」のプロデューサー、福岡元啓氏の本です。
人気テレビ番組のスタッフの本、というジャンルが定着しているようで、
それらは、確かに面白いです。
人気テレビ番組は、人気があるだけの理由があるわけで、
それをスタッフが分析してくれているのはとても興味深いし、
苦労話も迫力があります。
それらを読むのは仕事の参考になりますし、
なにより、テレビ番組の裏側をのぞき見る面白さがあります。
本書は、最初こそ「情熱大陸」のプロデューサーになるまでに学んだことが
今、どう活かされているか。
という時系列にそった話なのですが、
その後は、番組制作で学んだあれこれを内容別に説明していて、
その中で番組の裏話が語られます。
つまり、番組制作の時系列に沿ってないのです。
こういう並べ方もあるんだなあ、と勉強になったのでした。
印象的なフレーズが多かったですが、もっともグッと来たのは、
「とかくサラリーマンは、この仕事は別の部署の仕事、
ここだけ自分の領域の仕事、と、たらい回しにしがちですが、
もうそんなことは言ってられない時代です」
…そうかあ、テレビ業界もそうなのか。
出版業界もそうなのよ。
と思ったのでした。
【本術のアマゾン】
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『こうして、思考は現実になる』ちょっと気になる。
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