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2014年4月 7日 (月)

【本】『校閲ガール』



昨日は、夜、猛烈に眠くなり、
ブログを更新しないまま眠ってしまいました。
お酒も飲んでないのに。
昼、さいたまスーパーアリーナでHKT48のコンサートを見たのが、
疲れの原因なのでしょうか…。

それはさておき。
移動の合間に読んだのが、『校閲ガール』。
少し前に書店さんでチラシを見かけ、気になって購入していたのです。

出版社が舞台になっているドラマや小説、コミックって、
多くの場合、雑誌編集部が舞台になっているような気がします。
それだけに、辞書編集者を主人公にした『舟を編む』は非常に斬新だと思ったのですが、
今回はもっと地味な仕事と思われる、校閲部が舞台。

もちろん、エンターテインメントですから、地味にならないような工夫がしてあって、
主人公はファッション雑誌の編集者になりたい女性校閲部員・河野悦子。
河野の周囲で事件が起きて、それを河野が解決する。
という連作短編です。
これ、たぶん続編もできるんじゃないでしょうか。
主人公の恋愛話が、始まったところで終わっていて、
どうにも中途半端。もっと読みたい。

登場人物の描写がとても生き生きとしていて、
月並みな言い方ではありますが、
リアルです。
特に、河野の同期で文芸編集をしている女性が、
なかなかいい感じ。

ただ、大前提として、社内に校閲部のある出版社って、
どのくらいあるんでしょ?
岩波書店と新潮社は校閲部があることで有名ですが、
どちらもファッション雑誌は持ってないしなあ。
社内に校閲部がある会社って、
結構珍しい気がするんですが。
この本を読んだ読者が、校閲部の存在を普通のことと思うと、
ちょっと困るような…。

それから、細かいことながら、
「ジンクス」が「前兆」として使われてましたが、
本来は[悪い前兆』の意味じゃないかなあ。
これ、わかっていて使ったのかしら。

主人公の言葉遣いが荒っぽいのも
(理由は書いてありますが)
ちょっと気になりました。

それでも、
意に添わない環境で働いている人には、
とても励みになる本だと思います。
まさに、新年度の今、読みたい本。

ところで。
著者の宮木あや子さん、
『花宵道中』でデビューしていて、
女流官能の人と思っていんとですが
こういう作品もかけるんですねえ。

【本日のアマゾン】
・悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東 (幻冬舎新書)』ランクイン。

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