1633 追悼集
昨夜、自宅に帰ったら、小さな荷物が届いてました。
あけてみたら、昨年お亡くなりになった弊社の先輩編集者の追悼集でした。
ちょうど1年前、4月3日に告別式がありました。
それから1年、高校時代の同級生の方たちが中心になってつくられたようですが、
中を見てビックリしました。
その先輩の薫陶を受けた弊社編集者、
その先輩が担当されていた作家さんたち、
その方たちの文章が載っていたのは、まあ、わかるのですが、
(それにしたって、忙しいなか、大変なことだと思いますが)
他社の編集者さんたちの文章も、ずらっと載っているのです。
文芸の編集者って、ノンフィクションの編集者と違って、
他社さんとの付き合いが結構あります。
私も大昔、文芸の担当だったのでなんとなくわかるのですが、
文学賞の受賞パーティで会うとか、
同じ担当作家さんの忘年会とか。
ただ、それにしても、これだけの他社編集者さんたちが、
追悼集に書いてくださるとは。
改めて、先輩編集者さんの人徳だなあ、
としみじみ思ったのでした。
人は、自分のことを覚えている人がみんな死んだときに第2の死を迎える。
という趣旨の文章をどこかで読んだ記憶がありますが、
であるならば、先輩編集者の第2の死は、
まだまだ先のようです。
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