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2014年6月15日 (日)

【本】『そして、星の輝く夜がくる』



真山仁さんの最新小説『そして、星の輝く夜がくる』を読みました。
真山さんというと、テレビドラマにもなった『ハゲタカ』のような、
緻密な取材に基づくハードな内容の小説、
というイメージが強いのですが、
今回のはちょっと変わっています。

何しろ、主人公が小学校の先生で、
赴任先の学校でのクラスの子たちとの交流がメイン。
これだけ聞くと非常に心温まる話、という印象で、
真山さんらしからぬ雰囲気なんですが、
そしてたしかに新境地の作品だと思いますが、
読んでみると、やはり真山さんらしい1冊でした。

主人公の先生、阪神・淡路大震災で奥さんと娘を失っています。
そして、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の小学校に赴任します。

子供の視点で、原発事故やボランティア、記憶と忘却と言った問題が語られます。
語り口は優しいのですが、
語られていることはかなりハード。
おそらく、311以降の日本を描くにあたって、
真正面から描くのは重すぎるということで、
小学校を舞台にしたのではないでしょうか。

本作でも、これまでの真山さんの作品同様、
今の日本に対する怒りを感じました。

小学校を舞台にしても、
今の日本が抱える問題は浮き上がってくるのです。

というわけで、テンポよく読み進めたのですが、
ラストがちょっと唐突。
かつての教え子との関係も、あれでよかったのかなあ。
そして、主人公は結局、東北に残るのか否か。

もちろん、すべて読者にゆだねて終わる、
というのもアリではありますが。

ひょっとして、
続編の構想がおありなのかしら。

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