【本】『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!
『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズが大ヒットしている
永井孝尚さんの新刊です。
今回はコーヒー業界です。コーラからコーヒーへ、という感じですが、
コーラシリーズ、実はあまりコーラの話は出てきません。
ソフト業界が舞台ですから。
それに対して、新刊はコーヒー業界が舞台。
スターバックスやマクドナルド、セブンイレブンなどなどの企業のコーヒー戦略
を通して、『最新ビジネス戦略」がバンバン出てきます。
実際に見聞きしたことのあるネタが多いので、
非常に面白く、ぐいぐい読めます。
しかし、本書でおそらくもっとも言いたかったことは、
「自社らしさとは何か」をどう考えればいいか、という点、だと思います。
後半はこのテーマが詳しく説明されます。
ポイントは製品の「中核」「実態」「付随機能」
ただ、これを前面に出すよりも、コーヒー業界の具体的実名の方が面白そうです。
そういう判断だからだと思いますが、
帯に出て来るのは上記の企業名、そしてそれに加えて
ブルーボトル、ドトール、ネスレ。
帯に入れる文章と、本のテーマとを微妙にずらしているのが、
興味深いです。
【本日のAmazon】
・『出版禁止』お。3位。
・『医者の嘘』気になる。
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