謎な重版
今日は名古屋出張でした。
かなりいい感じの取材ができたと思います。
で、それはいいのですが、帰りの新幹線で某出版社さんのビジネス書を読み、
かなりビックリしました。
びっくりしたのは、奥付部分。
今年の2月23日に初版で、
1か月後の3月23日に27刷。
出版不況の今、すごく売れてるなあ、とびっくりしたわけではありません。
これはつまり、土日も含めほぼ毎日重版しないとできない刷数なわけで。
どれだけ頻繁に重版会議やっているの、というべきか、
1回あたりの重版部数、どんと大きくした方がいいのでは、というべきか。
冗談はさておき。
これ、おそらく、1000部を1刷ということにしているんじゃないかと思います。
つまり、現在2万7千部。
これはこれで評価すべき数字であり、売れていることは間違いないですが、
明らかに、出版業界のいわゆる重版とは異なる設定のようです。
この本の著者さん、周囲には「27刷になったよ」
と言っているのでしょうか。謎です。
こういう設定にしている出版社さんの理由が、正直、わかりません。
「27刷」という数字で、「すごいでしょ」と言いたいのかしら。
謎な重版であります。
« 自宅でひたすら読んでます | トップページ | 【本】『イニシエーション・ラブ』 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- シン・ウルトラマンの感想とネタバレの関係(2022.06.29)
- ホテル法華クラブにまた泊まろうと思ったきっかけは1個のグラス。(2022.06.28)
- 始めてしまうと意外に早い、という話です。(2022.06.24)
- 丸善丸の内本店さんで文庫1位に!(2022.06.22)
- 紀伊国屋書店の1階が新しくなっていた件。(2022.06.20)
コメント