2012 【本】『細田守の世界』
会社の同僚が作っている本、読みたいのがいろいろあるのですが、
(そりゃまあ、そうですよね。企画会議の段階から知ってるわけですから)
他にも読まなくちゃいけない本があるので、なかなか読めないのが現実です。
そんな中、見本本をもらってすぐに読み始めたのが、
『細田守の世界』
弊社から発売中です。
細田守さんといえば、「おおかみこどもの雨と雪」や「サマーウォーズ」などで知られる、アニメ監督作品。
私自身が細田さんの作品が好きで、11日から始まる新作「バケモノの子」も、
当然見に行く気になってます。
その新作公開にあわせての新刊『細田守の世界』。
読まないわけにはいきません。
細田作品のガイドブック的な内容で、
いわば細田ワールドの初心者でも楽しめるようになってますが、
もちろん、細田さん大好きという人にも、楽しんでもらえる中身になってます。
この手の本というのは、細田作品なら細田作品をより深く楽しむための
「補助線」を提供するものだと思ってます。
その点で、「サマーウォーズ」における食事シーンの見方とか、
朝顔の使い方などなど、気にしなくてもいいけれど、
知っているとぐっと作品が楽しくなる、そういう補助線を提示してます。
そして、読み進めるうちに、細田作品そのものが現実社会をよりよく生きるための
補助線的意味合いを持っているのではないか、という気がしてきたのでした。
とりあえず、「時をかける少女」。
猛烈に再見したくなりました。
ところで。
本書のところどころに、アニメの1シーンが掲載されてます。
近くのお原稿とリンクしている内容のシーン。
これ、さり気なく入ってますが、編集的にはかなり大変な作業だったのではないか、と。
少なくとも、私だったら途中で「きいい」となっていたと思います。
細田作品が大好きな人はもちろんですが、毎日の生活になんとなく閉塞感を感じている人にも、何かしらのヒント1冊ではないか、と。
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