【本】『広告コピーっこう書くんだ!相談室』
ぶろぐ
ビジネス本編集者の多くが読んでいると思われるメールマガジン、
「ビジネスブックマラソン」。
そこで数年前、高評価だったのが『広告コピーってこう書くんだ!読本』
著者は、コピライター・谷口雅計さん
その続編が最近出まして、これもまた高評価。
というわけで、読んでみました、『広告コピーってこう書くんだ!相談室』
谷口さんのコピー教室などでの生徒さんの質問に答える、
という形になってます。
「自分がつくり手のときは、受け手の目線で考え抜く」
「本業がうまくなるのは、本業をやるからだ」
「最初に自分がいいと思ったものが最高だなんて、絶対に思わないほうがいい」
「どんな立場の人間が考えたものであっても、いいものはいいと認めて取り入れたい」
「打ち合わせを“しのごう”としてはいけない。打ち合わせのことを“勝負”と思わなきゃいけないんです」
「広告制作の仕事は、基本的には自信過剰と自己嫌悪のくり返しです」
「受け手のアタマにちょっとだけ“汗をかかせる”ような言葉をつくる」
「コピーはある意思や方向性、ミッションなどを端的にあらわす矢印やベクトルのようなもの」
「それで世の中は動くのか」
といった印象的なフレーズがたくさん出て来るのですが、
特にインパクトがあったのは、最後の袋とじ。
谷口さんが東京ガスの「がスパッチョ」のコピーを生み出すまでのノートが、
そのまま収録されてます。(谷口さんの解説付きで)
これを見ると、膨大なコピー量に圧倒されます。
谷口さんがこれだけのことをやっているんだから、
私がさぼったらバチが当たる。
と思うのであります。
【本日のAmazon】
・『体の整え方』6位。
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