見本本、できました!
新刊、ようやく出来上がりました。
最近、他社さんでもバンバン出しているビジネスマン向けのコミックです。この手の本、弊社では初めてで、ノウハウもあまりなく、なんとか完成しました。
書店店頭に並ぶのは、来週後半になると思います。
弊社の往年の大ベストセラー、『梅干と日本刀』のコミック版です。
親本は、エッセイのような構成で特にストーリーがあるわけではないのですが、コミックということで主人公を設定し、筋を作り、その中に知識を入れ込み、、、もっとも、その作業はシナリオライターさんがしてくださったわけですが。寿司屋さんを舞台にしたストーリー、かなり面白いと思いますよ。
ネット書店アマゾンの紹介文、最初の2行をよく考えたほうがいい、と、元アマゾンの社員さんに先日教えていただいたので、今回のアマゾンの紹介文、いつもよりは考えました。
長くなりますけど、コピペしときます。
こんな感じ。
↓
「日本人論」のベストセラーにしてロングセラー、累計130万部の『梅干と日本刀』が、
漫画になって完全復活! 今回は「食」の話題をいいとこ取りしました。
ユネスコ無形文化遺産に選定!
世界が認めた「和食」
その本当の凄さを知ってますか?
例えば、「発酵食品」「共食信仰」「合理の不合理」とは?
この1冊ですべてわかります。
井沢元彦氏からも、
「不朽の名著のエッセンスを「食」のテーマに絞って巧みに漫画化した作品だ。
若い世代にもわかりやすく、樋口ワールドの入門編として、
ぜひ多くの方々に読んで頂きたい。」
と熱いお言葉をいただきました。
「米を食べるとバカになる」といった迷信が堂々と語られていた時代に、
「日の丸弁当は超合理的な食品である」と堂々と反論し注目を集めた名著です。
1974年11月の刊行当時、上智大学名誉教授・渡部昇一氏は、
「日本人は太古からこの住みよい列島で、緻密な観察と工夫で独自の文化を作り上げてきた。
また、大陸から新しい品物や動植物が渡来すると、たちまち改良し、
さらに工夫を加えてオリジナル以上のものを作り上げてきた。
このことを最も雄弁に、かつ、親しみやすい例をあげて説かれた名著が樋口清之先生の『梅干と日本刀』である」
作家・松本清張氏は、
「学術的な基盤に氏独自の発想があって、従来の説の盲点や不備を衝いている。
いまだかつて、このような興味深い比較文化史は書かれていない」
ソニー元会長・盛田昭夫氏は、
「樋口先生のものの見方にはいつも敬服する。おもしろく、楽しく読んでいるうちに、
知らず識らず日本を再認識してしまう」
と、それぞれ絶賛しています。
日本人の智恵とその素晴らしさがスッキリわかります。
日本食に憧れ、故郷のスコットランドで日本料理店を開業するのが夢というケリー・キャンベル。
偶然入った築地の寿司屋の美味しさに感動し、「日本の食を私に教えてください! 」と懇願するが、
若き寿司職人・英司に「学びたけれ独学で学べ。職人は忙しいんだ」と拒絶される。
諦めきれないケリーがとった大胆な行動とは……。
好奇心旺盛なケリーとともに、本書で学べるのは、例えばこんな事柄です。
●「日の丸弁当」は超合理的な食品
●五節句で健康管理をスケジュール
●400年以上前に、米を96種も品種改良した
●味の分類は、西洋四味、中国五味、日本は六味
●野菜の煮物は、日本文化の縮図
●雁もどきはコロッケをヒントに作られた
●何でも食べる悪食世界一の日本人
●飢饉用の食料として植えられた彼岸花
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